荏原実業株式会社 (6328) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
水処理インフラ老朽化
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 17/230位
B
安定性
業種 111/230位
B
成長性
業種 27/230位
B
効率性
業種 21/230位
C
CF健全性
業種 134/230位
売上高
412億円
粗利率
33.8%
営業利益率
14.8%
純利益率
10.6%
ROE
15.7%
ROIC
14.5%
自己資本比率
57.8%
D/Eレシオ
0.05
有利子負債
15億円
ネットキャッシュ
130億円
NC/時価総額
25.1%
運転資本余剰*
-29億円
運転資本余剰/時価総額*
-5.5%
フリーCF
12億円
FCFマージン
2.9%
キャッシュ化率
0.32倍
PBR
1.85倍
EV/EBITDA
6.1倍
PER
11.7倍
想定株価
2148.2円
想定時価総額
517億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 412億円 139億円 2億円 61億円 64億円 63億円 44億円
2024年12月期 375億円 117億円 3億円 43億円 45億円 44億円 32億円
2023年12月期 363億円 111億円 3億円 40億円 43億円 42億円 31億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 484億円 352億円 174億円 31億円 279億円
2024年12月期 430億円 320億円 175億円 20億円 235億円
2023年12月期 419億円 314億円 190億円 19億円 210億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 145億円 25億円 171億円 15億円 84億円 - -29億円
2024年12月期 141億円 26億円 139億円 10億円 64億円 - -34億円
2023年12月期 139億円 23億円 143億円 11億円 59億円 - -51億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 14億円 -2億円 -8億円 12億円
2024年12月期 20億円 -2億円 -16億円 18億円
2023年12月期 47億円 -1億円 -17億円 46億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 184.2円 1172.6円 120.0円 65.1% 540.3円 11.7倍 2148.2円 517億円 25,860,000株 1,795,800株
2024年12月期 132.1円 983.9円 47.5円 35.9% 1095.1円 14.8倍 1957.9円 233億円 12,930,000株 1,005,700株
2023年12月期 263.1円 1761.9円 85.0円 32.3% 1066.8円 11.2倍 2954.8円 354億円 12,930,000株 965,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 15.7% 9.1% 14.5% 33.8% 14.8% 15.4% 10.6% 2.9% 57.8% 0.05
2024年12月期 13.5% 7.3% 12.2% 31.3% 11.3% 12.0% 8.4% 4.8% 54.6% 0.04
2023年12月期 14.9% 7.5% 12.7% 30.7% 11.1% 11.8% 8.7% 12.6% 50.2% 0.05

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 9.9% 44.0% 38.9% 10.9% 6.4% 30.5% 代表取締役社長執行役員兼COO 石井孝
2024年12月期 3.4% 5.6% 0.5% 4.9% 5.7% 2.2% 代表取締役社長執行役員兼COO 石井孝
2023年12月期 20.0% 46.0% 44.8% 6.3% 4.4% 7.8% 代表取締役社長執行役員兼COO 石井孝

業種比較(機械、229社中央値)

指標荏原実業株式会社業種中央値
ROE15.7%7.1%
ROA9.1%4.3%
営業利益率14.8%8.2%
純利益率10.6%6.5%
自己資本比率57.8%65.2%
売上成長率9.9%3.0%
PER11.7倍13.4倍
PBR1.85倍0.91倍
EV/EBITDA6.1倍6.2倍
NC/時価総額25.1%13.1%
運転資本余剰/時価総額-5.5%-1.9%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
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機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社AIRMAN (6364) 531億円 556億円
木村工機株式会社 (6231) 500億円 179億円
株式会社ソディック (6143) 487億円 806億円
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株式会社イワキ (6237) 552億円 477億円
巴工業株式会社 (6309) 475億円 594億円
旭ダイヤモンド工業株式会社 (6140) 573億円 420億円
株式会社 放電精密加工研究所 (6469) 454億円 143億円
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AI分析(2025年12月期)

水処理インフラ老朽化
中期経営計画「EJ2027」トータル環境ソリューションカンパニー防災・減災水インフラ設備官民連携

見通し: 中期経営計画「EJ2027」に基づき、既存事業強化と新領域開拓で成長を目指す。2027年度売上高450億円、営業利益55億円の目標達成に注力し、長期ビジョンである2030年度売上高600億円、営業利益80億円(営業利益率13.0%)の達成を目指す。

強み: 環境問題への早期着目と蓄積されたノウハウ。老朽化インフラ更新や防災・減災需要を背景に、エンジニアリング事業の成長が期待される。

懸念: 売上高の67%が官公庁依存。公共投資予算の変動やコスト縮減策が業績に影響を与えるリスクがある。

リスク: 官公庁依存度が高く、公共投資の変動が業績に影響するリスク。荏原製作所との取引関係が縮小した場合、業績への影響が懸念される。ファブレス経営のため、製造委託先の確保や品質管理に課題。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

同社グループは、環境関連機器・装置の製造・販売、水処理施設などの各種プラント類の設計・施工、風水力冷熱機器などの仕入・販売を主な事業内容としている。事業は「メーカー事業」「エンジニアリング事業」「商社事業」の3つに分かれている。メーカー事業では、自社開発したオゾン関連機器や蓄電システムなどを外部委託生産・販売する。エンジニアリング事業では、官公庁などから直接受注し、荏原製作所などから調達した機器を用いて設計・施工を行う。商社事業では、荏原製作所から調達した機器材料などを活用し、設計・施工や商品販売を行う。特に、荏原製作所とは販売代理店契約を結び、同社製品の販売や、プラント施工における機器材料の調達など、緊密な事業関係を有している。2030年度の長期ビジョンとして「売上高600億円、営業利益80億円」を掲げ、中期経営計画「EJ2027」では2027年度までに「売上高450億円、営業利益55億円」の達成を目指している。

直近決算ハイライト

2025年12月期は、受注高が前年同期比9.5%増の43,598百万円、売上高は同9.9%増の41,211百万円と、堅調な成長を遂げた。特にエンジニアリング事業が公共水インフラ設備の更新・整備需要や防災・減災需要の拡大を背景に、受注高18.8%増、売上高19.0%増と大きく伸長したことが牽引した。営業利益は同44.0%増の6,121百万円と大幅な増益を達成し、売上総利益率も33.8%と高水準を維持した。親会社株主に帰属する当期純利益も同38.8%増の4,384百万円となった。財政状態も、売上高増加に伴う受取手形・売掛金・契約資産の増加や、保有株式の時価上昇による投資有価証券の増加により、資産合計は前連結会計年度末比5,388百万円増の48,385百万円となった。自己資本比率も57.7%と安定している。

強みと競争優位性

同社グループの強みは、環境問題への長年の取り組みで培われたノウハウと、多様な環境課題に対応できるソリューション提供能力にある。特に、公共分野における水インフラ設備の更新・整備需要や、国土強靭化基本計画に基づく防災・減災需要は、同社グループのエンジニアリング事業にとって追い風となっている。また、半導体業界向けの需要回復や、民間設備投資の堅調さも事業拡大の要因となっている。荏原製作所との緊密な事業関係は、製品調達や販売チャネルにおいて安定した基盤を提供しており、参入障壁となっている。さらに、ファブレス経営により研究開発へのリソース集中が可能であり、環境法規制の強化に対応した製品開発力も競争優位性につながっている。中期経営計画「EJ2027」では、既存事業の強化に加え、新領域の探索やサステナビリティ戦略を推進し、持続的な成長を目指している点も評価できる。

リスク要因

同社グループが抱える主なリスクは、官公庁への受注依存度が高い点である。2025年12月期においては、受注高・売上高の官公庁比率が67.3%に達しており、公共投資予算の抑制や公共工事コストの縮減策が業績に影響を与える可能性がある。また、荏原製作所との取引関係もリスク要因となり得る。販売代理店契約の不更新や取引関係の大幅な縮小は、業績に影響を及ぼす可能性がある。さらに、ファブレス企業であるため、製造委託先の確保が困難になった場合や、品質問題が発生した場合、製品供給に支障をきたすリスクがある。市場環境の変化、新規参入業者増加による価格競争の激化、原材料価格の変動も業績に影響を与える可能性がある。研究開発の成果不確実性や新規事業展開における投資回収リスクも無視できない。

投資テーマとの関連

同社グループは、環境関連機器・装置の製造・販売、水処理施設などの設計・施工を主軸としており、「環境・インフラ」「防災」といった投資テーマとの関連性が高い。特に、老朽化した水インフラ設備の更新・整備需要や、国土強靭化基本計画に基づく防災・減災需要の拡大は、同社のエンジニアリング事業にとって直接的な追い風となる。また、家庭用蓄電システムをはじめとするZEB・ZEH関連商品の開発・販売は、再生可能エネルギーや省エネルギーといったテーマとも連動する。中期経営計画「EJ2027」で「防災・減災」「蓄電池」を注力領域として掲げていることは、これらの投資テーマへの積極的な姿勢を示している。気候変動対策やSDGsへの関心の高まりは、同社グループの事業成長にとって中長期的な追い風となる可能性を秘めている。

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