旭ダイヤモンド工業株式会社 (6140) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
半導体自動車部品パワー半導体
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 164/230位
A
安定性
業種 56/230位
D
成長性
業種 145/230位
D
効率性
業種 199/230位
B
CF健全性
業種 71/230位
売上高
420億円
粗利率
28.1%
営業利益率
5.7%
純利益率
4.8%
ROE
3.2%
ROIC
2.5%
自己資本比率
78.5%
D/Eレシオ
0.07
有利子負債
45億円
ネットキャッシュ
116億円
NC/時価総額
20.3%
運転資本余剰*
94億円
運転資本余剰/時価総額*
16.5%
フリーCF
33億円
FCFマージン
7.8%
キャッシュ化率
2.69倍
PBR
0.92倍
EV/EBITDA
7.8倍
PER
28.9倍
想定株価
1182.6円
想定時価総額
573億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 420億円 118億円 35億円 24億円 59億円 33億円 20億円
2025年3月期 410億円 113億円 33億円 23億円 56億円 31億円 25億円
2024年3月期 387億円 100億円 30億円 15億円 45億円 24億円 21億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 792億円 368億円 67億円 84億円 622億円
2025年3月期 764億円 345億円 66億円 61億円 617億円
2024年3月期 739億円 326億円 62億円 37億円 622億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 162億円 94億円 108億円 45億円 133億円 - 94億円
2025年3月期 148億円 88億円 100億円 22億円 108億円 - 82億円
2024年3月期 128億円 82億円 104億円 5億円 132億円 - 66億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 54億円 -21億円 -19億円 33億円
2025年3月期 58億円 -38億円 -2億円 19億円
2024年3月期 28億円 -35億円 -31億円 -7億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 40.9円 1292.3円 30.0円 73.3% 239.8円 28.9倍 1182.6円 573億円 48,430,000株 6,700株
2025年3月期 48.4円 1200.5円 30.0円 62.0% 243.5円 17.2倍 831.8円 430億円 51,888,600株 248,200株
2024年3月期 40.6円 1207.3円 30.0円 74.0% 236.6円 24.1倍 977.7円 507億円 51,888,600株 13,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 3.2% 2.5% 2.5% 28.1% 5.7% 14.0% 4.8% 7.8% 78.5% 0.07
2025年3月期 4.0% 3.3% 2.5% 27.6% 5.6% 13.8% 6.1% 4.7% 80.8% 0.04
2024年3月期 3.4% 2.9% 1.7% 25.9% 4.0% 11.6% 5.5% -1.7% 84.2% 0.01

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 2.4% 4.0% -19.4% 2.2% 6.9% -1.4% -
2025年3月期 6.1% 51.4% 18.2% 3.3% 3.0% -6.3% 代表取締役社長 片岡和喜
2024年3月期 -1.7% -39.1% -23.7% 8.6% -1.2% - 代表取締役社長 片岡和喜

業種比較(機械、229社中央値)

指標旭ダイヤモンド工業株式会社業種中央値
ROE3.2%7.1%
ROA2.5%4.4%
営業利益率5.7%8.3%
純利益率4.8%6.6%
自己資本比率78.5%65.2%
売上成長率2.4%3.1%
PER28.9倍13.2倍
PBR0.92倍0.91倍
EV/EBITDA7.8倍6.1倍
NC/時価総額20.3%13.1%
運転資本余剰/時価総額16.5%-2.1%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
アイダエンジニアリング株式会社 (6118) 582億円 786億円
株式会社イワキ (6237) 552億円 477億円
株式会社マースグループホールディングス (6419) 551億円 323億円
日本トムソン株式会社 (6480) 608億円 630億円
株式会社AIRMAN (6364) 531億円 556億円
荏原実業株式会社 (6328) 517億円 412億円
アネスト岩田株式会社 (6381) 630億円 559億円
木村工機株式会社 (6231) 500億円 179億円
機械の企業一覧(全230社)→

異常検知フラグ

2021年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

半導体自動車部品
中期経営計画2030電子・半導体分野ダイヤモンド工具グローバル展開AI活用

見通し: 2025年度は売上高2.4%増、営業利益4.0%増と微増収益益。電子・半導体、機械業界の好調が牽引する一方、輸送機器業界はEV販売鈍化の影響を受ける。中期経営計画2030では「世界のモノづくりを支えるグローバルニッチトップメーカー」を目指し、成長事業への集中投資と収益構造改革を推進する。

強み: ダイヤモンド工具の製造・販売で、電子・半導体、輸送機器、機械、石材・建設など多岐にわたる業界へ供給するニッチトップメーカーとしての地位を確立。

懸念: 主要取引先との長期契約がなく、受注確保が不安定になるリスク。また、天然・人工ダイヤモンドや金属などの原材料価格高騰や調達難がコストを圧迫する可能性。

リスク: 主要取引先からの受注が不安定になる可能性、原材料価格高騰や調達難によるコスト増、グローバル事業展開における政情不安や為替変動リスク、競合他社との激しい技術・価格競争による収益性低下のリスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当グループは、ダイヤモンド工具(CBN工具及び砥石を含む)の製造・販売を主たる事業とする単一セグメント企業です。主要な顧客層は電子・半導体業界、輸送機器業界、機械業界、石材・建設業界など多岐にわたります。国内のみならず、台湾、中国、その他アジア・オセアニア、欧州、北米地域といったグローバルな事業展開を行っており、連結売上高の約半分を海外向けが占めています。主要な原材料としては、天然・人工ダイヤモンド、金属、樹脂類を使用しています。研究開発は関連会社であるAAダイヤモンドテクノロジー株式会社が担い、グローバルな製造・販売ネットワークを通じて、世界中のモノづくり現場を支える製品を提供しています。経営理念は「モノづくりをもっと面白く」であり、「唯一無二」「永続的な成長」「働きがい」を目指し、5つの行動指針「Challenge」「Customer」「Cooperation」「Character」「Speed」を掲げています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、当グループは売上高420億円、前期比2.4%増収を達成しました。営業利益は24億円、同4.0%増益、経常利益は33億円、同9.0%増益と、収益面では堅調な推移を見せました。特に、電子・半導体業界向け工具はAI向け先端半導体加工用工具やメモリー需要の回復が寄与し、機械業界向け工具も半導体製造装置向けセラミックス・軸受用工具の販売が好調でした。しかしながら、親会社株主に帰属する当期純利益は20億円となり、前期比で19.4%の減益となりました。これは、有価証券報告書に記載された減損損失19.2億円や、投資有価証券売却損益△13.04億円などの一時的な要因が響いた結果と分析されます。純資産は536億円、同3.6%減少し、総資産は792億円、同3.7%増加しました。現金及び預金は162億円、同9.1%増加し、財務基盤の安定性を示唆しています。

強みと競争優位性

当グループの強みは、ダイヤモンド工具というニッチながらも不可欠な分野における長年の経験と技術力にあります。電子・半導体、輸送機器、機械、石材・建設といった幅広い産業分野に顧客基盤を有しており、特定の業界の景気変動に左右されにくい事業ポートフォリオを構築しています。特に、AIをはじめとする先端技術分野や、EV関連、航空機といった成長分野への対応力は、今後の収益拡大の鍵となります。グローバルな製造・販売ネットワークも、多様な顧客ニーズに迅速かつ的確に対応できる強みとなっています。また、「中期経営計画2030」では、「電子/半導体分野を中核とした成長事業の加速成長」を重点施策の一つとして掲げ、AI活用による開発スピード向上や、グローバル展開による売上・利益拡大を目指しており、将来的な競争優位性の強化を図っています。

リスク要因

当グループの事業運営には複数のリスク要因が存在します。主要取引先との長期契約がないため、受注の確保が不安定になる可能性があります。また、天然・人工ダイヤモンド、金属、樹脂類といった主要原材料の調達難や価格高騰は、生産コストの上昇や供給制約につながる恐れがあります。各産業界の景気変動は工具需要に直接影響を与えるため、受注の確保は常に重要な課題です。さらに、高品質化、短納期化、技術サービス充実化が求められる競争環境下で、他社との競争に遅れをとると収益性が低下するリスクがあります。海外事業展開においては、政情不安、法規制変更、為替変動といった地政学リスクや経済リスクに晒されています。加えて、品質問題による大規模クレーム発生、自然災害、感染症、情報セキュリティインシデントなども、財政状態や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

当グループの事業は、現代の主要な投資テーマである「AI」「半導体」と密接に関連しています。AI開発の基盤となる最先端半導体の製造プロセスにおいて、高精度な加工を可能にするダイヤモンド工具は不可欠です。当グループはAIをはじめとした先端半導体加工用工具の需要増加を捉えており、これが売上を牽引する要因の一つとなっています。また、将来的にはEV(電気自動車)市場の動向も、輸送機器業界向けの工具需要に影響を与える可能性があります。同グループはEV販売の鈍化によるパワー半導体用工具の停滞を経験しつつも、将来のEVで必要とされる工具の拡販に努めており、持続可能な社会の実現に貢献する技術分野との連携も進めています。これらの成長分野への注力は、投資テーマとの関連性を深め、企業価値向上に寄与すると期待されます。

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