株式会社フェニックスバイオ (6190) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: サービス業
バイオテクノロジー創薬医療機器
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 318/610位
B
安定性
業種 238/614位
D
成長性
業種 504/599位
C
効率性
業種 377/614位
C
CF健全性
業種 292/613位
売上高
16億円
粗利率
76.7%
営業利益率
5.3%
純利益率
8.0%
ROE
8.1%
ROIC
2.9%
自己資本比率
70.2%
D/Eレシオ
0.32
有利子負債
5億円
ネットキャッシュ
7億円
NC/時価総額
36.9%
運転資本余剰*
8億円
運転資本余剰/時価総額*
43.2%
フリーCF
5511万円
FCFマージン
3.5%
キャッシュ化率
0.55倍
PBR
1.16倍
EV/EBITDA
9.7倍
PER
14.3倍
想定株価
440.0円
想定時価総額
18億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 16億円 12億円 3375万円 8277万円 1億円 1億円 1億円
2025年3月期 15億円 11億円 2820万円 -1億円 -1億円 -2億円 -4億円
2024年3月期 17億円 12億円 2523万円 1106万円 3629万円 4353万円 2638万円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 22億円 16億円 4億円 3億円 15億円
2025年3月期 23億円 17億円 6億円 4億円 14億円
2024年3月期 27億円 21億円 4億円 5億円 18億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 11億円 3億円 - 5億円 1002万円 - 8億円
2025年3月期 11億円 3億円 - 6億円 940万円 - 6億円
2024年3月期 14億円 5億円 - 7億円 949万円 - 10億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 6886万円 -1375万円 -8801万円 5511万円
2025年3月期 -7300万円 -2799万円 -1億円 -1億円
2024年3月期 -7931万円 1億円 -2億円 3605万円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 30.8円 377.9円 - - 162.3円 14.3倍 440.0円 18億円 4,076,933株 6,700株
2025年3月期 -111.0円 333.5円 - - 144.2円 - - - 4,057,233株 6,700株
2024年3月期 7.0円 442.6円 - - 164.1円 69.1倍 482.3円 19億円 4,028,133株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.1% 5.7% 2.9% 76.7% 5.3% 7.4% 8.0% 3.5% 70.2% 0.32
2025年3月期 -33.2% -19.6% -5.2% 72.5% -9.2% -7.4% -29.1% -6.6% 59.1% 0.42
2024年3月期 1.5% 1.0% 0.3% 69.7% 0.6% 2.1% 1.5% 2.1% 65.7% 0.41

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 1.6% -41.7% -72.1% -9.7% 9.1% -45.4% -
2025年3月期 -10.1% -1384.3% -1801.9% 5.2% 3.3% - 代表取締役 島田卓
2024年3月期 -19.2% -97.8% -94.7% 19.2% 6.9% - 代表取締役 島田卓

業種比較(サービス業、613社中央値)

指標株式会社フェニックスバイオ業種中央値
ROE8.1%10.3%
ROA5.7%5.1%
営業利益率5.3%7.4%
純利益率8.0%4.9%
自己資本比率70.2%53.6%
売上成長率1.6%7.3%
PER14.3倍15.2倍
PBR1.16倍1.69倍
EV/EBITDA9.7倍7.0倍
NC/時価総額36.9%13.8%
運転資本余剰/時価総額43.2%2.5%
同業他社: 日本郵政株式会社(6178)株式会社リクルートホールディングス(6098)楽天グループ株式会社(4755)パーソルホールディングス株式会社(2181)株式会社電通グループ(4324)全614社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

サービス業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社CaSy (9215) 18億円 19億円
アトラグループ株式会社 (6029) 18億円 39億円
株式会社ジェイテック (2479) 19億円 34億円
Recovery International株式会社 (9214) 19億円 27億円
株式会社キタック (4707) 19億円 35億円
CRGホールディングス株式会社 (7041) 19億円 164億円
株式会社ジンジブ (142A) 19億円 27億円
株式会社MS&Consulting (6555) 19億円 26億円
サービス業の企業一覧(全614社)→

AI分析(2026年3月期)

バイオテクノロジー創薬医療機器
PXBマウスヒト肝細胞安全性等分野製品販売in vitro分野

見通し: 今期は大幅な増収増益で営業黒字化を達成。国内販売の伸びと海外生産子会社清算によるコスト削減が奏功。今後は安全性等分野での製品販売拡大とin vitro分野への展開が成長ドライバーとなる見込み。

強み: ヒト肝細胞キメラマウス「PXBマウス」という、医薬品開発におけるニッチかつ高付加価値な技術を保有。海外売上比率が高い。

懸念: 単一事業「PXBマウス事業」への依存度が高く、主要顧客であるAlnylam Pharmaceuticals, Inc.(売上高の約38%)への依存も大きい。為替変動リスクも抱える。

リスク: 1. PXBマウス事業への依存: 競合激化や技術陳腐化による売上減少リスク。2. 特定顧客・市場への依存: 主要顧客や米国市場の動向変化による業績影響。3. ヒト肝細胞の入手困難: 仕入価格高騰や法規制により生産制約が発生するリスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E32153は、ヒト肝細胞キメラマウス(PXBマウス)を用いた医薬品開発支援サービスを主軸とするバイオベンチャー企業です。主要事業は、PXBマウスを介した医薬品候補物質の薬物動態・安全性試験(DMPK/Tox試験)の受託、およびB型・C型肝炎ウイルス関連の研究開発に貢献する薬効評価試験の提供です。さらに、PXBマウスから分離された新鮮ヒト肝細胞であるPXB-cellsの販売も手掛けており、こちらはin vitroハイスループットスクリーニングにおけるヒト肝細胞の代替として、創薬研究における評価の効率化と精度向上に貢献しています。同社は、マウス肝臓の70%以上をヒト肝細胞が占めるPXBマウスの作製・維持技術、およびヒト肝細胞を非凍結のまま提供する技術において高い専門性を有しており、これらの技術を基盤に、医薬品開発の初期段階である前臨床試験における重要なツールとして、国内外の製薬企業や研究機関にサービスを提供しています。単一セグメント事業であり、「PXBマウス事業」として展開しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、E32153は売上高16億円、前期比1.6%増を達成しました。特筆すべきは利益面の大幅な改善であり、営業利益は1億円(前期比158.3%増)、経常利益は1億円(前期比184.6%増)、当期純利益は1億円(前期比127.9%増)と、いずれも大幅な黒字転換・伸長を遂げました。これは、海外生産施設であった子会社の清算による売上原価の減少や、PXBマウス製造単価の低減による販売費及び一般管理費の圧縮が寄与した結果です。また、円安傾向が続いたことも為替差益を生み、利益を押し上げる要因となりました。現金及び預金は11億円で、前期比0.2%減とほぼ横ばいですが、営業活動によるキャッシュ・フローは1億円(前期比194.3%増)と大きく改善しており、事業の健全性が高まっていることを示唆しています。純資産は15億円(前期比10.0%増)と着実に増加しており、財務体質も強化されています。

強みと競争優位性

E32153の最大の強みは、ヒト肝細胞キメラマウス(PXBマウス)とその関連技術における高い専門性と、それに裏打ちされた参入障壁の高さです。マウス肝臓の70%以上をヒト肝細胞に置換する技術は独自のものであり、国内外で商標登録もされています。このPXBマウスは、ヒトの代謝をより正確に予測できるため、新薬開発における前臨床試験、特にDMPK/Tox試験や肝炎ウイルス関連の薬効評価において、従来の動物モデルでは得られない高度なデータを提供できます。また、PXBマウスから分離される新鮮ヒト肝細胞(PXB-cells)は、凍結細胞に比べて本来の機能が保持されているため、in vitro評価における信頼性を高めます。これらの独自技術と、国内外の大学や製薬企業との共同研究、提携を通じて蓄積されたノウハウ、そしてAlnylam Pharmaceuticals, Inc.のような主要顧客との取引実績が、同社の競争優位性を確立しています。経営戦略として、PXBマウス事業の海外展開を加速しており、特に北米市場でのプレゼンス向上に注力しています。

リスク要因

E32153の事業運営には、いくつかの重要なリスク要因が存在します。第一に、PXBマウス事業への単一事業依存度が高いことです。この事業の競争環境の変化や需要の減少は、業績に直接的な影響を与えます。第二に、特定の顧客および市場への依存です。2026年3月期において、Alnylam Pharmaceuticals, Inc.への売上高が約38%を占め、米国市場への依存度も約54%と高い状況にあります。これらの顧客や市場の事業方針変更、政策変更は業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、大学等の公的研究機関が公的補助金に依存しているため、補助金の削減や制度変更もリスクとなります。さらに、ヒト肝細胞の輸入への依存、生産設備の事故・故障、感染症の発生、小規模組織であるがゆえの人員確保・育成の難しさ、技術者の個人依存度、そして研究開発投資の成果が期待通りに得られない可能性も指摘されています。為替変動リスクや、競合技術の出現による優位性の低下、遺伝子組換え生物等を取り扱う上での法的規制遵守も重要なリスク要素です。

投資テーマとの関連

E32153は、医薬品開発支援という領域で、いくつかの重要な投資テーマと関連があります。特に、AIやバイオテクノロジー分野の進化は、同社のPXBマウスおよびPXB-cellsが提供する高度なデータ解析基盤の価値を高めます。核酸医薬や遺伝子治療といった新しい創薬モダリティ(治療薬の形態)の開発が活発化する中で、これらの次世代医薬品・治療法の安全性や有効性を評価するためのツールとしての需要は増加傾向にあります。同社が注力する「安全性等分野」は、これらの新しい医薬品開発ニーズを捉えており、市場規模の拡大が期待されます。また、動物実験の代替手段としてin vitro試験の重要性が高まる中、PXB-cellsはMicrophysiological System(MPS)等の新規デバイスとの連携も視野に入れており、バイオ医薬開発における効率化・高度化という大きな流れに乗っています。これらのテーマとの関連は、同社の将来的な成長ポテンシャルを示すものと言えます。

本ページの情報はEDINET有価証券報告書から機械的に抽出・加工したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。 財務プロファイルは全収録企業中の相対的な位置を示すもので、特定の企業の評価や投資判断を推奨・助言するものではありません。 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。