タツモ株式会社 (6266) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
半導体半導体製造装置AIDX
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 31/230位
C
安定性
業種 158/230位
D
成長性
業種 176/230位
C
効率性
業種 51/230位
A
CF健全性
業種 20/230位
売上高
354億円
粗利率
30.4%
営業利益率
13.5%
純利益率
10.0%
ROE
13.3%
ROIC
9.7%
自己資本比率
56.6%
D/Eレシオ
0.30
有利子負債
79億円
ネットキャッシュ
60億円
NC/時価総額
20.0%
運転資本余剰*
-4億円
運転資本余剰/時価総額*
-1.5%
フリーCF
62億円
FCFマージン
17.6%
キャッシュ化率
2.66倍
PBR
1.13倍
EV/EBITDA
4.2倍
PER
8.4倍
想定株価
2052.1円
想定時価総額
300億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 354億円 108億円 10億円 48億円 57億円 50億円 35億円
2024年12月期 359億円 119億円 9億円 59億円 68億円 60億円 42億円
2023年12月期 282億円 86億円 8億円 37億円 44億円 39億円 24億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 469億円 378億円 144億円 55億円 265億円
2024年12月期 492億円 407億円 177億円 69億円 242億円
2023年12月期 474億円 394億円 214億円 60億円 198億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 139億円 154億円 30億円 79億円 2392万円 - -4億円
2024年12月期 97億円 203億円 57億円 88億円 2627万円 - -80億円
2023年12月期 68億円 222億円 57億円 115億円 6692万円 - -146億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 94億円 -32億円 -20億円 62億円
2024年12月期 75億円 -17億円 -32億円 58億円
2023年12月期 -4億円 -13億円 32億円 -16億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 244.3円 1834.0円 34.0円 13.9% 411.2円 8.4倍 2052.1円 300億円 14,842,354株 200,700株
2024年12月期 289.9円 1649.4円 33.0円 11.4% 61.9円 7.3倍 2116.6円 314億円 14,842,354株 1,800株
2023年12月期 161.3円 1350.2円 24.0円 14.9% -320.3円 17.2倍 2775.1円 412億円 14,836,691株 1,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 13.3% 7.5% 9.7% 30.4% 13.5% 16.2% 10.0% 17.6% 56.6% 0.30
2024年12月期 17.6% 8.6% 12.6% 33.1% 16.5% 19.1% 11.8% 16.2% 49.1% 0.36
2023年12月期 11.9% 5.0% 8.2% 30.4% 13.0% 15.7% 8.4% -5.7% 41.7% 0.58

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 -1.2% -19.4% -16.6% 13.3% 12.7% 19.3% 代表取締役社長 佐藤泰之
2024年12月期 27.4% 61.9% 80.2% 17.7% 14.5% 41.4% 代表取締役社長 佐藤泰之
2023年12月期 15.6% 30.2% 4.1% 13.0% 8.2% 24.6% 代表取締役社長 佐藤泰之

業種比較(機械、229社中央値)

指標タツモ株式会社業種中央値
ROE13.3%7.1%
ROA7.5%4.3%
営業利益率13.5%8.2%
純利益率10.0%6.5%
自己資本比率56.6%65.2%
売上成長率-1.2%3.1%
PER8.4倍13.4倍
PBR1.13倍0.91倍
EV/EBITDA4.2倍6.2倍
NC/時価総額20.0%13.1%
運転資本余剰/時価総額-1.5%-2.1%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日工株式会社 (6306) 301億円 494億円
株式会社島精機製作所 (6222) 302億円 335億円
日東工器株式会社 (6151) 304億円 273億円
木村化工機株式会社 (6378) 313億円 280億円
前澤給装工業株式会社 (6485) 317億円 317億円
前澤工業株式会社 (6489) 278億円 375億円
日本金銭機械株式会社 (6418) 277億円 316億円
フリュー株式会社 (6238) 327億円 448億円
機械の企業一覧(全230社)→

異常検知フラグ

2016年12月期: dividend_corrected:15.0->1.47

AI分析(2025年12月期)

半導体半導体製造装置
半導体製造装置アドバンスドパッケージプリント基板製造装置AI関連需要受注生産

見通し: 2025年12月期は売上高横ばいの355億円、経常利益は35億円目標。半導体市況の回復とAI関連需要を取り込み、成長を目指す。

強み: 半導体・液晶製造装置、表面処理用機器における技術力。特にアドバンスドパッケージ向け装置やプリント基板製造装置に強み。

懸念: 半導体業界の景気変動リスク。パワー半導体需要の鈍化や、主要顧客である台湾積体電路製造(TSMC)への依存度が高い点。

リスク: 1.半導体業界の循環的な市況変動や技術革新の速さによる業績への影響。2.主要顧客であるTSMCへの依存度が高く、同社の設備投資計画変動が業績に直結するリスク。3.主要工場が岡山県井原市に集中しており、自然災害・事故発生時の生産停止リスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

タツモ株式会社は、半導体・液晶製造装置関連のプロセス機器事業を主力とし、精密金型・樹脂成形事業、表面処理用機器事業を展開する精密機器メーカーです。プロセス機器事業においては、半導体製造工程で用いられる塗布装置、現像装置、先端パッケージ向け装置、ウェーハ搬送用産業用ロボット、枚葉式洗浄装置、そしてTFTカラー液晶ディスプレイ向けのカラーフィルター製造装置などを開発・製造・販売・メンテナンスしています。特に、半導体装置部門は、ウェーハ・サポート・システムを主力とし、国内外の半導体メーカーや研究機関に販売しています。搬送装置部門は、米国の連結子会社TAZMO INC.が販売・メンテナンスを、ベトナムのTAZMO VIETNAM CO., LTD.が設計・組立・販売を担っています。金型・樹脂成形事業では、電子機器向けコネクター類やエンボスキャリアテープなどを製造・販売し、子会社のプレテック株式会社が製造を担っています。表面処理用機器事業では、プリント基板製造装置、特にメッキ処理装置や回路形成装置を製造・販売しており、海外子会社を通じてグローバルに展開しています。これらの事業は、いずれも受注生産を基本とし、顧客の高度な要求に応える製品開発と品質管理が求められる分野です。

直近決算ハイライト

2025年12月期(連結)の業績は、売上高が354億28百万円で前年同期比1.2%減となりました。これは、一部部門での売上減少が影響した結果です。利益面では、営業利益が47億68百万円(前年同期比19.4%減)、経常利益が50億9百万円(前年同期比16.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益が35億41百万円(前年同期比16.6%減)と、減収幅を上回る減益となりました。セグメント別では、プロセス機器事業の売上高は274億75百万円(同4.4%減)、営業利益は40億89百万円(同25.4%減)でした。このうち半導体装置部門は172億12百万円(同39.7%増)と大幅に増加しましたが、搬送装置、洗浄装置、コーター部門の売上が減少しました。金型・樹脂成形事業は、売上高11億98百万円(同53.8%増)、営業利益56百万円(前年は営業損失)と大幅に改善しました。表面処理用機器事業は、売上高67億54百万円(同6.3%増)、営業利益6億2百万円(同4.1%増)と増収増益となりました。キャッシュ・フローの状況としては、営業活動によるキャッシュ・フローは94億25百万円(同25.6%増)と増加しましたが、投資活動によるキャッシュ・フローは31億81百万円(同86.0%増)と使用額が増加しました。

強みと競争優位性

タツモの強みは、長年にわたり培ってきた半導体・液晶製造装置分野における高度な技術力と、顧客ニーズにきめ細かく対応する開発・製造体制にあります。特に、半導体製造装置の先端パッケージ向け装置やウェーハ・サポート・システム、そして液晶ディスプレイ製造装置においては、独自の技術を活かした製品を提供しています。また、受注生産を基本とするビジネスモデルは、顧客ごとの仕様に合わせたカスタマイズを可能にし、高い付加価値を生み出しています。これにより、参入障壁の高い分野で一定の地位を確立しています。さらに、国内だけでなく、ベトナムや米国などに生産・販売拠点を設けることで、グローバルな供給体制を構築し、顧客への迅速な対応とサポートを実現しています。近年では、AI関連需要の拡大を背景に、アドバンスドパッケージ向け装置の引き合いが強い状況にあり、こうした市場の動向を捉え、戦略的な製品開発を進めることで競争優位性を維持・強化しています。

リスク要因

同社が直面する主要なリスク要因として、まず半導体・液晶業界特有の景気変動リスクが挙げられます。これらの市場は市況変動が大きく、技術革新も速いため、需要の波や価格競争の激化は業績に直接的な影響を与えます。また、研究開発リスクも無視できません。激しい技術革新に対応するため、継続的な研究開発投資が必要ですが、その成果が常に保証されるわけではなく、経営資源を投入したにも関わらず期待通りの成果が得られない可能性も存在します。為替変動リスクも、海外事業の拡大に伴い無視できない要因です。アジアや北米での事業展開において、為替の急激な変動は受注価格や収益性に影響を及ぼす可能性があります。さらに、主要工場が岡山県井原市に集中していることから、自然災害や事故による生産停止リスクも存在します。これら以外にも、調達リスク、知的財産リスク、品質リスク、情報漏洩リスク、法的リスク、海外事業活動リスク、検収売上時期の変動、仕様変更に伴う追加コスト、減損損失、繰延税金資産の回収可能性、企業買収リスク、配当政策、そして人材の採用・育成リスクなど、多岐にわたるリスク要因が連結会社の財政状態や経営成績に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

タツモは、AI・半導体関連の投資テーマと深い関連を持っています。特に、生成AIの普及に伴うデータセンター投資の拡大は、アドバンスドパッケージ向け半導体装置の需要を牽引しており、同社の主力事業であるプロセス機器事業、中でも半導体装置部門にとって追い風となっています。AIチップの性能向上には、高度なパッケージング技術が不可欠であり、同社が提供する先端パッケージ向け装置は、この分野の進化を支える重要な役割を担っています。また、パワー半導体や電気自動車(EV)向けの半導体需要の拡大も、中長期的な市場成長に寄与すると期待されています。同社は、これらの成長分野への対応を強化しており、独自性のある装置開発を通じて、今後も半導体産業の発展に貢献していくことが期待されます。ただし、半導体市場のサイクルや技術動向には常に注意が必要です。

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