日精エー・エス・ビー機械株式会社 (6284) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
プラスチック代替リサイクル省エネMaaS
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 9/230位
B
安定性
業種 70/230位
B
成長性
業種 21/230位
C
効率性
業種 65/230位
A
CF健全性
業種 22/230位
売上高
437億円
粗利率
47.1%
営業利益率
24.4%
純利益率
17.7%
ROE
13.1%
ROIC
11.5%
自己資本比率
75.1%
D/Eレシオ
0.10
有利子負債
61億円
ネットキャッシュ
264億円
NC/時価総額
24.5%
運転資本余剰*
196億円
運転資本余剰/時価総額*
18.2%
フリーCF
74億円
FCFマージン
16.9%
キャッシュ化率
1.08倍
PBR
1.83倍
EV/EBITDA
6.5倍
PER
13.9倍
想定株価
7177.4円
想定時価総額
1076億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年9月期 437億円 206億円 19億円 106億円 125億円 109億円 77億円
2024年9月期 368億円 174億円 19億円 79億円 98億円 80億円 58億円
2023年9月期 348億円 156億円 18億円 72億円 89億円 70億円 51億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年9月期 784億円 615億円 129億円 65億円 589億円
2024年9月期 728億円 551億円 119億円 81億円 528億円
2023年9月期 702億円 507億円 103億円 95億円 503億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年9月期 325億円 177億円 91億円 61億円 8億円 - 196億円
2024年9月期 284億円 182億円 70億円 76億円 4億円 - 166億円
2023年9月期 236億円 185億円 69億円 91億円 5億円 - 133億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年9月期 84億円 -10億円 -39億円 74億円
2024年9月期 96億円 -8億円 -34億円 88億円
2023年9月期 79億円 -7億円 -34億円 72億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年9月期 516.4円 3928.3円 200.0円 38.7% 1757.8円 13.9倍 7177.4円 1076億円 14,991,108株 -
2024年9月期 385.5円 3522.3円 150.0円 38.9% 1389.3円 12.4倍 4780.4円 717億円 15,348,720株 357,500株
2023年9月期 339.2円 3358.2円 120.0円 35.4% 965.5円 13.4倍 4545.7円 681億円 15,348,720株 357,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年9月期 13.1% 9.9% 11.5% 47.1% 24.4% 28.6% 17.7% 16.9% 75.1% 0.10
2024年9月期 10.9% 7.9% 9.2% 47.3% 21.5% 26.6% 15.7% 24.0% 72.6% 0.14
2023年9月期 10.1% 7.2% 8.4% 45.0% 20.6% 25.6% 14.6% 20.7% 71.7% 0.18

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年9月期 18.7% 34.6% 33.9% 13.0% 9.9% 24.2% 代表取締役社長 藤原誠
2024年9月期 5.7% 10.3% 13.7% 0.8% 7.1% -3.3% 代表取締役社長 藤原誠
2023年9月期 14.9% 29.0% -17.1% 8.5% 4.6% 13.9% 代表取締役社長 藤原誠

業種比較(機械、229社中央値)

指標日精エー・エス・ビー機械株式会社業種中央値
ROE13.1%7.1%
ROA9.9%4.3%
営業利益率24.4%8.2%
純利益率17.7%6.5%
自己資本比率75.1%65.2%
売上成長率18.7%3.0%
PER13.9倍13.2倍
PBR1.83倍0.91倍
EV/EBITDA6.5倍6.1倍
NC/時価総額24.5%13.1%
運転資本余剰/時価総額18.2%-2.1%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
月島ホールディングス株式会社 (6332) 1064億円 1490億円
リケンNPR株式会社 (6209) 996億円 1631億円
野村マイクロ・サイエンス株式会社 (6254) 1160億円 562億円
株式会社鶴見製作所 (6351) 983億円 772億円
株式会社やまびこ (6250) 1219億円 1740億円
澁谷工業株式会社 (6340) 893億円 1290億円
芝浦機械株式会社 (6104) 889億円 1328億円
株式会社不二越 (6474) 874億円 2359億円
機械の企業一覧(全230社)→

AI分析(2025年9月期)

プラスチック代替リサイクル省エネMaaS
ストレッチブロー成形機1ステップ方式ゼロ・クーリングシステム環境対応容器新興国市場開拓

見通し: PETボトル容器需要は底堅く、環境対応技術への期待から需要拡大が見込まれる。中南米・アジア・アフリカの新興国市場開拓や、飲料容器分野でのリユース・リターナブルボトル対応技術強化により、今後も事業規模拡大を目指す。

強み: 「1ステップ方式」と独自の「4ステーション方式」による多品種・高難易度容器の少量生産能力。ゼロ・クーリングシステムによる生産性・品質向上。

懸念: 単一事業への依存リスク。PETボトルに代わる新素材・新技術開発による需要変動の可能性。海外政治・経済情勢や為替変動の影響。

リスク: PETボトル容器需要の低迷や代替素材開発による単一事業リスク。海外売上比率約9割のため、海外政治・経済情勢や為替変動リスク。材料価格高騰によるコストアップと顧客投資意欲減退リスク。

AI詳細分析(2025年9月期)

事業概要

日精エー・エス・ビー機械株式会社は、PETボトルをはじめとする各種プラスチック容器を製造するためのストレッチブロー成形機、専用金型、付属機器、部品の製造販売を主力事業としています。同社は単一事業セグメントに注力しており、その地域別セグメントは米州、欧州、南・西アジア、東アジアに区分されています。同社の強みは、プリフォーム成形とブロー成形を1台で行う「1ステップ方式」にあり、特に独自の「4ステーション方式」と、容器形状の制約なく多様な形状成形を可能にする温度調整機能が特徴です。近年では、生産性、物性強度、外観品質、軽量化を同時に向上させる「ゼロ・クーリングシステム」という新技術も実用化しています。この1ステップ機は、省エネ・省スペース・省人化に優れ、衛生面でも利点があり、特に食品、日用品、化粧品などの非飲料容器の中小ロット生産に適しています。同社は、単に機械を製造するだけでなく、顧客が最終的に求める「容器」の品質に満足するまで、技術者が直接顧客のもとへ赴き、機械・金型・成形技術の「三位一体の技術力」で徹底した成形支援を行うことをモットーとしており、これが顧客満足度向上と技術蓄積に繋がっています。

直近決算ハイライト

2025年度(2024年10月1日~2025年9月30日)の業績は、プラスチック容器需要の堅調さに支えられ、過去最高を記録しました。受注高は431億72百万円(前期比105.0%)と過去最高を更新し、受注残高も172億81百万円(前期末比93.6%)と高水準を維持しました。売上高は436億54百万円(前期比118.7%)とこちらも過去最高を達成し、主力の中小型機に加え、大型機(日本向けPF36シリーズ)の販売が伸びたことが寄与しました。利益面では、増収効果を主因として、売上総利益は205億81百万円(前期比118.4%)、営業利益は106億41百万円(前期比134.6%)と大幅な増益を達成しました。経常利益も109億12百万円(前期比136.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益は77億40百万円(前期比133.9%)といずれも過去最高を記録しました。製品別では、ストレッチブロー成形機は受注が微減したものの、大型機の出荷増により売上高は過去最高を記録しました。金型および部品・その他も、旺盛な需要に支えられ、受注高・売上高ともに過去最高となりました。地域別では、米州、欧州、南・西アジアで受注・売上高ともに過去最高を記録し、東アジアは大型案件の剥落により受注は減少しましたが、売上高は過去最高となりました。

強みと競争優位性

同社の最大の強みは、1ステップ方式のストレッチブロー成形機、特に独自の「4ステーション方式」における高度な技術力にあります。この方式は、プリフォーム成形とブロー成形を1台の機械で同時に行うことで、省スペース、省エネルギー、省人化を実現し、衛生面でも優位性があります。また、容器形状の制約が少なく、複雑で多様な形状の容器を中小ロットで効率的に生産できるため、商品差別化や高付加価値化が求められる食品、日用品、化粧品分野での需要が高いです。さらに、近年開発した「ゼロ・クーリングシステム」は、生産性、物性強度、外観品質、軽量化を同時に向上させ、廃プラスチック問題への対策としても有効であり、環境配慮型容器の需要増加に対応できる技術的優位性を持っています。加えて、機械メーカーでありながら、顧客が求める「容器」の品質実現のため、技術者が顧客の現場に入り込み、機械、金型、成形技術の「三位一体の技術力」で徹底したサポートを行う姿勢は、高い顧客満足度と技術蓄積に繋がり、他社にはない競争優位性を確立しています。グローバルな販売・サポート体制も、世界中の顧客ニーズに迅速に対応できる強みとなっています。

リスク要因

同社は単一事業であるストレッチブロー成形機の製造販売に特化しているため、PETボトルなどのプラスチック容器の需要が低迷した場合や、代替となる新たな包装容器が開発された場合には、業績に大きな影響を受けるリスクがあります。海外売上高比率が約9割と高いため、海外の政治・経済情勢の変動、為替変動リスクも無視できません。特に円高は、価格競争力や材料コストにマイナスの影響を与える可能性があります。また、競合他社との激しい価格競争に直面する市場や製品分野も存在し、これが経営成績を圧迫する要因となる可能性があります。原材料である原油や樹脂価格の高騰は、材料費の増加や顧客の設備投資意欲減退に繋がるリスクがあります。さらに、主要な生産拠点が本社工場、千曲川工場、インド工場に集中しているため、自然災害等が発生した場合、生産に支障をきたし、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。在庫品についても、市場の著しい変化により過剰在庫が発生し、評価損や処分損を計上するリスクが潜在しています。

投資テーマとの関連

同社は、持続可能な社会の実現に貢献する企業として、ESG経営を推進しており、特に環境(E)への取り組みが投資テーマとして注目されます。具体的には、「ゼロ・クーリングシステム」がプラスチック材料の使用量削減に貢献し、廃プラスチック問題への対策としても有効である点は、サーキュラーエコノミーや環境負荷低減といったテーマに合致しています。また、リサイクル樹脂や生分解性樹脂に対応した環境容器対応の強化、PETボトルリユースを可能とする耐熱技術の開発は、環境意識の高まりを背景とした需要を取り込むポテンシャルを秘めています。さらに、自動化・省人化に貢献する同社の成形機は、産業DXやインダストリー4.0といったテーマとの関連性も考えられます。グローバルな生産・販売体制は、新興国市場の成長を取り込むテーマとも連動します。ただし、AIや半導体、EVといった直接的なテーマとの関連性は薄く、同社の投資テーマとしての位置づけは、環境・サステナビリティ関連が中心となります。

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