株式会社昭和真空 (6384) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
半導体自動車部品AI5GEVVR/AR
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 81/230位
A
安定性
業種 48/230位
B
成長性
業種 23/230位
C
効率性
業種 100/230位
A
CF健全性
業種 21/230位
売上高
93億円
粗利率
32.8%
営業利益率
11.9%
純利益率
9.3%
ROE
7.1%
ROIC
6.1%
自己資本比率
80.2%
D/Eレシオ
0.05
有利子負債
6億円
ネットキャッシュ
55億円
NC/時価総額
53.1%
運転資本余剰*
34億円
運転資本余剰/時価総額*
33.5%
フリーCF
16億円
FCFマージン
17.0%
キャッシュ化率
2.37倍
PBR
0.85倍
EV/EBITDA
3.5倍
PER
11.8倍
想定株価
1652.4円
想定時価総額
103億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 93億円 31億円 3億円 11億円 14億円 12億円 9億円
2025年3月期 85億円 27億円 2億円 8億円 10億円 8億円 6億円
2024年3月期 75億円 20億円 3億円 2億円 5億円 2億円 2億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 152億円 113億円 26億円 4億円 122億円
2025年3月期 155億円 117億円 29億円 10億円 116億円
2024年3月期 143億円 106億円 19億円 11億円 114億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 60億円 19億円 27億円 6億円 3億円 - 34億円
2025年3月期 48億円 25億円 35億円 6億円 2億円 - 19億円
2024年3月期 53億円 21億円 24億円 6億円 4億円 - 34億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 21億円 -5億円 -4億円 16億円
2025年3月期 2億円 -3億円 -4億円 -2億円
2024年3月期 11億円 -1億円 -5億円 10億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 140.5円 1970.9円 70.0円 49.8% 877.0円 11.8倍 1652.4円 103億円 6,499,000株 262,600株
2025年3月期 91.2円 1880.0円 70.0円 76.8% 681.5円 14.7倍 1337.5円 83億円 6,499,000株 270,600株
2024年3月期 26.7円 1849.7円 70.0円 262.5% 757.1円 53.2倍 1419.1円 88億円 6,499,000株 270,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 7.1% 5.7% 6.1% 32.8% 11.9% 14.6% 9.3% 17.0% 80.2% 0.05
2025年3月期 4.9% 3.6% 4.6% 31.6% 9.3% 11.5% 6.6% -1.8% 75.0% 0.05
2024年3月期 1.4% 1.1% 1.1% 27.3% 2.6% 6.5% 2.2% 13.1% 79.5% 0.05

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 10.0% 40.4% 54.4% -2.7% -2.8% 3.0% -
2025年3月期 13.6% 304.5% 242.0% -10.8% -5.0% -22.0% 代表取締役執行役員社長 田中彰一
2024年3月期 -26.3% -80.8% -78.9% -11.4% -5.6% -48.2% 代表取締役執行役員社長 小俣邦正

業種比較(機械、229社中央値)

指標株式会社昭和真空業種中央値
ROE7.1%7.1%
ROA5.7%4.3%
営業利益率11.9%8.2%
純利益率9.3%6.5%
自己資本比率80.2%65.2%
売上成長率10.0%3.0%
PER11.8倍13.4倍
PBR0.85倍0.91倍
EV/EBITDA3.5倍6.2倍
NC/時価総額53.1%13.1%
運転資本余剰/時価総額33.5%-2.1%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社エスティック (6161) 103億円 80億円
株式会社宮入バルブ製作所 (6495) 100億円 70億円
油研工業株式会社 (6393) 107億円 329億円
株式会社タクミナ (6322) 108億円 112億円
SANEI株式会社 (6230) 98億円 290億円
靜甲株式会社 (6286) 96億円 449億円
株式会社ナガオカ (6239) 95億円 89億円
日本エアーテック株式会社 (6291) 116億円 142億円
機械の企業一覧(全230社)→

AI分析(2026年3月期)

半導体自動車部品AI5GEV
真空技術応用装置水晶デバイス装置光学装置電子部品装置AI・データセンター・5G・EV関連需要

見通し: AI・データセンター、5G、XR、EV・自動運転等による高精度電子部品需要の増加を見込み、成長分野への次期戦略装置提供を目指す。ROE10%以上を目標とし、収益基盤強化と株主還元継続を図る。

強み: 真空技術をキーテクノロジーとし、水晶・光学・電子部品分野でカスタムメイドの真空装置を提供。アルバックグループとの連携も強み。

懸念: デバイスメーカの設備投資動向、顧客ニーズの高度化・短期化、販売価格低下圧力、資材調達難、個別受注・個別仕様によるリスク、海外事業リスク、知的財産権、為替変動、災害・感染症、情報セキュリティ、環境規制強化。

リスク: デバイスメーカの設備投資動向に業績が左右される。顧客ニーズの高度化・短期化や競争激化による価格低下圧力も懸念。資材調達難や海外事業リスクも抱える。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

昭和真空は、真空技術を基盤とした薄膜形成装置の開発・製造・販売を中核事業とする企業です。主な製品は、真空中で基板に薄膜を形成させる真空蒸着装置やスパッタリング装置であり、これらは水晶デバイス、光学デバイス、電子部品などの製造に不可欠な生産設備として、顧客であるデバイスメーカーに提供されています。事業は「真空技術応用装置」と、その構成部品・付属品の販売、改造、修理を行う「サービス」の2部門で構成されています。同社は、東京証券取引所プライム市場上場企業である株式会社アルバックを中心とするアルバックグループの一員であり、真空機器事業において、特に水晶デバイス、光学デバイス、電子部品製造分野に特化した装置を提供しています。アルバックグループ内では、アルバック社が主に半導体やFPD製造装置を扱うのに対し、昭和真空はSAWフィルタや抵抗器などに用いられる装置に強みを持っています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が前期比10.0%増の93億円と堅調に推移しました。特に営業利益は同40.4%増の11億円、経常利益は同39.9%増の12億円、当期純利益は同54.3%増の9億円と、利益面で大幅な伸びを達成しました。これは、水晶デバイス装置事業において、スマートフォン市場の回復や生成AI需要拡大に伴うデータセンター向け水晶デバイス需要の増加を背景に、前期受注分の納入が順調に進んだことが大きく寄与したためです。一方、光学装置事業では、市場全体の設備投資の低調さから受注は大幅に減少しましたが、前期受注分の納入により売上高は維持されました。電子部品装置・その他装置事業では、新規顧客獲得や共同開発への取り組みが奏功し、受注高は増加しました。キャッシュ・フロー面では、営業活動によるキャッシュ・フローが前期の1億78百万円から20億52百万円へと劇的に増加しており、これは売上債権や棚卸資産の減少が大きく貢献した結果です。

強みと競争優位性

昭和真空の強みは、長年培ってきた真空技術を応用した薄膜形成装置における高度な専門性と、顧客のニーズに合わせたカスタムメイド対応力にあります。特に、水晶デバイスや光学デバイス、一部の電子部品製造分野においては、その技術力と製品品質で高い評価を得ています。また、アルバックグループの一員であることで、グループ全体の技術開発力や販売網、調達力を享受できる点も競争優位性となっています。グループ内での棲み分けにより、重複する分野であっても、納入先、ロット数、価格帯、必要な技術などが異なるため、直接的な競合を避けつつ、それぞれの強みを活かした事業展開が可能です。さらに、顧客との緊密な連携を通じて、サンプル作製依頼や共同開発に積極的に取り組む姿勢は、顧客からの信頼を得て、将来の受注に繋がる基盤となっています。

リスク要因

同社の事業は、デバイスメーカーの設備投資動向に大きく左右されるリスクを抱えています。スマートフォンやデジタル家電といった最終製品の需要変動は、デバイスメーカーの設備投資計画に影響を与え、それが当社の受注に直結します。また、顧客ニーズの高度化・多様化や、技術革新のスピード加速に対応するための継続的な研究開発投資の必要性も、業績に影響を与える可能性があります。さらに、電子部品市場における激しい価格競争や、アジア地域のメーカー台頭による販売価格の低下圧力、資材調達における価格変動や調達難のリスクも存在します。為替変動リスクも無視できません。海外売上比率が約47.9%と高く、海外子会社も保有しているため、円高・円安の変動が収益に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

昭和真空の事業は、AI(人工知能)、データセンター、5G、XR(クロス・リアリティ)、自動車の電動化・自動運転といった、現代の主要な技術革新トレンドと密接に関連しています。AIやデータセンターの需要拡大は、高性能な水晶デバイスの需要を押し上げ、これが当社の水晶デバイス装置事業に追い風となります。また、自動車の電装化や高度運転支援システムの進展は、車載用電子部品の需要を増加させ、関連する薄膜形成装置の需要にも繋がります。XR市場の拡大も、高精度な光学デバイスの需要を高める要因となるでしょう。これらの成長分野への対応は、当社のキーテクノロジーである真空技術の応用範囲を拡大し、持続的な成長を支える重要な要素となります。今後、これらの分野における次世代戦略装置の提供が、同社の成長ドライバーとなる可能性があります。

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