イーグル工業株式会社 (6486) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
自動車部品半導体EV
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 126/230位
C
安定性
業種 154/230位
B
成長性
業種 26/230位
C
効率性
業種 88/230位
B
CF健全性
業種 77/230位
売上高
1775億円
粗利率
25.8%
営業利益率
7.6%
純利益率
5.5%
ROE
7.4%
ROIC
5.5%
自己資本比率
58.2%
D/Eレシオ
0.30
有利子負債
396億円
ネットキャッシュ
-74億円
NC/時価総額
-5.7%
運転資本余剰*
-196億円
運転資本余剰/時価総額*
-14.9%
フリーCF
133億円
FCFマージン
7.5%
キャッシュ化率
2.24倍
PBR
0.99倍
EV/EBITDA
5.8倍
PER
13.1倍
想定株価
2843.8円
想定時価総額
1315億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1775億円 457億円 107億円 135億円 241億円 172億円 98億円
2025年3月期 1682億円 396億円 105億円 85億円 190億円 120億円 49億円
2024年3月期 1670億円 377億円 106億円 81億円 187億円 138億円 75億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2286億円 1255億円 517億円 342億円 1331億円
2025年3月期 2035億円 1114億円 471億円 338億円 1138億円
2024年3月期 2099億円 1160億円 470億円 373億円 1168億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 322億円 399億円 355億円 396億円 221億円 5100万円 -196億円
2025年3月期 249億円 363億円 337億円 404億円 182億円 2億円 -223億円
2024年3月期 311億円 358億円 330億円 406億円 183億円 4億円 -159億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 220億円 -88億円 -83億円 133億円
2025年3月期 137億円 -104億円 -83億円 33億円
2024年3月期 177億円 -120億円 -64億円 57億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 216.8円 2927.8円 125.0円 57.7% -160.6円 13.1倍 2843.8円 1315億円 49,757,000株 3,506,500株
2025年3月期 107.5円 2517.5円 100.0円 93.0% -335.2円 18.2倍 1957.8円 906億円 49,757,000株 3,504,600株
2024年3月期 160.8円 2570.1円 80.0円 49.7% -203.6円 11.4倍 1832.0円 857億円 49,757,000株 3,001,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 7.4% 4.3% 5.5% 25.8% 7.6% 13.6% 5.5% 7.5% 58.2% 0.30
2025年3月期 4.3% 2.4% 3.9% 23.6% 5.1% 11.3% 2.9% 1.9% 55.9% 0.35
2024年3月期 6.4% 3.6% 3.6% 22.5% 4.9% 11.2% 4.5% 3.4% 55.6% 0.35

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 5.5% 58.6% 101.5% 4.1% 6.3% 13.3% -
2025年3月期 0.7% 4.8% -34.9% 6.1% 3.4% 4.0% 代表取締役社長 鶴鉄二
2024年3月期 6.1% -12.5% 10.2% 8.6% 2.3% 11.8% 代表取締役社長 鶴鉄二

業種比較(機械、229社中央値)

指標イーグル工業株式会社業種中央値
ROE7.4%7.1%
ROA4.3%4.4%
営業利益率7.6%8.3%
純利益率5.5%6.6%
自己資本比率58.2%65.2%
売上成長率5.5%3.0%
PER13.1倍13.4倍
PBR0.99倍0.91倍
EV/EBITDA5.8倍6.2倍
NC/時価総額-5.7%13.1%
運転資本余剰/時価総額-14.9%-1.9%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社タダノ (6395) 1352億円 3495億円
ガリレイ株式会社 (6420) 1403億円 1386億円
株式会社やまびこ (6250) 1219億円 1740億円
野村マイクロ・サイエンス株式会社 (6254) 1160億円 562億円
ユニオンツール株式会社 (6278) 1486億円 402億円
株式会社ツガミ (6101) 1489億円 1291億円
株式会社キッツ (6498) 1519億円 1767億円
日精エー・エス・ビー機械株式会社 (6284) 1076億円 437億円
機械の企業一覧(全230社)→

異常検知フラグ

2021年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

自動車部品半導体EV
EV向けサスペンション用ソレノイドバルブ半導体製造装置向けシールNOK株式会社との経営統合次世代モビリティ・次世代エネルギー市場向け製品開発グローバル生産体制の構築

見通し: 今期は自動車・建設機械、半導体業界向け事業の好調に牽引され、売上高・利益ともに過去最高を更新。来期以降もEV向け製品や半導体関連製品の需要拡大、NOK社との経営統合によるシナジー創出で更なる成長を見込む。

強み: 回転・固定・往復動の密封技術を基盤とした独自性と、EVや次世代エネルギー市場をターゲットとした新製品開発力。NOK社との経営統合によるシナジー効果にも期待。

懸念: 自動車業界への依存度が高く、EVシフトによる内燃機関向け製品の減少リスク。また、地政学リスクや為替変動、原材料価格高騰の影響も懸念される。

リスク: 自動車業界への過度な依存。EVシフトによる既存製品の代替リスク。地政学リスク、為替変動、原材料価格高騰によるサプライチェーンやコストへの影響。品質問題発生時のリコール費用や信用低下リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

イーグル工業株式会社(EKK)は、メカニカルシール、特殊バルブ、その他の密封装置関連製品の製造・販売を主軸とする企業です。その事業は、自動車・建設機械、一般産業機械、半導体、舶用、航空宇宙という5つの主要セグメントに分かれています。自動車・建設機械向け事業では、メカニカルシールや特殊バルブが主力製品であり、建設機械や自動車の駆動部分、制御システムなどに不可欠な部品を提供しています。一般産業機械向け事業では、石油精製や石油化学プラントで使用されるメカニカルシールに強みを持っています。半導体業界向け事業では、半導体製造装置に用いられる精密なシールや、電子機器・精密機器向けの精密ベローズを展開しています。舶用業界向け事業では、船舶のスクリュー部分を密封する船尾管シールで高い市場シェアを誇り、航空宇宙業界向け事業では、航空機やロケットエンジンのシール、圧力センサーなどを手掛けています。これらの製品は、過酷な環境下での高い信頼性と耐久性が求められる分野で、同社グループの長年にわたる技術蓄積とノウハウによって支えられています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、EKKグループは堅調な業績を達成しました。売上高は1,775億円となり、前期比5.5%の増加を記録しました。特に、営業利益は135億円(前期比58.6%増)、経常利益は172億円(前期比42.8%増)と大幅な増益を達成し、当期純利益も98億円(前期比101.5%増)と倍増しました。この顕著な利益改善は、主力である自動車・建設機械業界向け事業がEV向け製品の販売好調と内燃機関向け製品の堅調な推移に支えられたこと、そして半導体業界向け事業の回復が大きく貢献したことが要因です。セグメント別では、自動車・建設機械向け事業は売上高932億円(前期比6.5%増)、営業利益30億円(前期比451.0%増)と目覚ましい成長を遂げました。半導体業界向け事業は営業損失が大幅に縮小し、回復基調を示しました。一方で、一般産業機械業界向け事業は売上高394億円(前期比3.3%減)と微減でしたが、営業利益は堅調に推移しました。船舶業界向け事業は売上高194億円(前期比7.9%増)と増加しましたが、営業利益はプロダクトミックスの影響で微減しました。航空宇宙業界向け事業は、衛星関連商品の販売減などにより売上高・営業利益ともに減少しました。当期純利益の倍増は、売上増加に加え、コスト管理の徹底や高付加価値製品へのシフトが奏功した結果と言えます。

強みと競争優位性

EKKの強みは、多岐にわたる産業分野で培われた高度な密封技術と、それらを基盤とした幅広い製品ラインナップにあります。特に、回転・固定・往復動といった様々な運動形態に対応できる密封技術は、同社の競争力の源泉です。自動車・建設機械業界向け事業では、EV向け製品の拡販に成功しており、将来の自動車産業の変化にも柔軟に対応できる体制を構築しつつあります。また、半導体業界向け事業においては、生成AI関連分野で需要が回復し、高付加価値メモリ向け製品の需要拡大を背景に、当社の製品需要も回復基調にあります。これにより、半導体製造装置メーカーや大手ファウンドリーへの拡販を通じた黒字回復を目指しています。舶用業界向け事業では、中大型船の船尾管シールにおいて約6割という高いマーケットシェアを有しており、新造船納入後のアフターサービスで安定した収益基盤を築いています。さらに、2026年10月にはNOK株式会社との共同株式移転による経営統合を予定しており、これにより両社の経営資源の最適化や事業運営の効率化によるシナジー創出が期待されます。これは、単独では難しい規模の経済や技術開発力の強化につながり、中長期的には企業価値向上に貢献すると考えられます。

リスク要因

EKKの事業運営における主要なリスク要因として、まず自動車業界への依存度が約5割と高く、同業界の生産・販売動向や、EV、燃料電池自動車といった次世代技術へのシフトによる影響が挙げられます。内燃機関向け製品の需要減少は、同社の収益に直接的な影響を与える可能性があります。また、各産業分野で進行する技術革新への対応が遅れた場合や、保有技術の陳腐化も事業展開に影響を及ぼすリスクです。製品の品質問題に関しても、大規模なリコールや製造物責任につながる不具合が発生した場合、多大なコスト負担や社会的信用の低下を招く恐れがあります。さらに、グローバルな事業展開に伴う海外情勢の変動、為替変動リスク、そして地政学リスクの高まりや国際物流の停滞による原材料・部品の調達難や価格高騰も、業績に悪影響を与える可能性があります。情報セキュリティ体制の不備による機密情報や個人情報の漏洩、サイバー攻撃のリスクも無視できません。これらのリスクに対して、同社はサプライヤーの複数化やBCM(事業継続マネジメント)の構築、情報セキュリティ対策の強化など、様々な対策を講じていますが、予期せぬ事態への対応は常に課題となります。

投資テーマとの関連

EKKは、その事業内容を通じていくつかの重要な投資テーマと関連しています。特に、半導体業界向け事業は、生成AIやデータセンター向けの高付加価値メモリ需要の拡大に支えられており、AI・半導体といった成長テーマとの関連が深まっています。EV向け製品の販売好調は、EVシフトというメガトレンドへの貢献を示唆しており、クリーンエネルギーや持続可能なモビリティといったテーマにも関連します。また、航空宇宙業界向け事業は、防衛関連を含む航空機向け製品や衛星関連商品、さらには民間宇宙開発への対応も視野に入れており、防衛・宇宙といったテーマへの関与も示唆されます。NOK株式会社との経営統合は、単なる規模拡大に留まらず、両社の持つ技術やノウハウを融合させることで、次世代モビリティや高度な産業インフラに不可欠な最先端の密封技術・製品開発を加速させる可能性があります。これらのテーマとの関連性は、同社の将来的な成長ポテンシャルを評価する上で重要な視点となります。

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