株式会社タダノ (6395) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
EVDXAIM&A環境技術
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 133/230位
D
安定性
業種 199/230位
B
成長性
業種 47/230位
C
効率性
業種 104/230位
D
CF健全性
業種 181/230位
売上高
3495億円
粗利率
26.7%
営業利益率
5.3%
純利益率
5.2%
ROE
8.9%
ROIC
3.7%
自己資本比率
44.9%
D/Eレシオ
0.71
有利子負債
1460億円
ネットキャッシュ
-650億円
NC/時価総額
-48.1%
運転資本余剰*
-770億円
運転資本余剰/時価総額*
-57.0%
フリーCF
-31億円
FCFマージン
-0.9%
キャッシュ化率
-0.13倍
PBR
0.66倍
EV/EBITDA
7.4倍
PER
7.3倍
想定株価
1061.2円
想定時価総額
1352億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 3495億円 932億円 85億円 186億円 271億円 151億円 183億円
2024年12月期 2915億円 845億円 67億円 238億円 305億円 211億円 66億円
2023年12月期 2803億円 753億円 60億円 183億円 244億円 164億円 78億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 4585億円 3253億円 1580億円 946億円 2059億円
2024年12月期 4034億円 2924億円 1384億円 762億円 1888億円
2023年12月期 3652億円 2782億円 1250億円 589億円 1810億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 810億円 1567億円 561億円 1460億円 116億円 179億円 -770億円
2024年12月期 926億円 1380億円 383億円 1225億円 114億円 - -458億円
2023年12月期 941億円 1223億円 369億円 913億円 105億円 - -309億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 -24億円 -6億円 -21億円 -31億円
2024年12月期 2600万円 -251億円 216億円 -251億円
2023年12月期 101億円 -40億円 -133億円 61億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 144.8円 1629.2円 44.0円 30.4% -510.1円 7.3倍 1061.2円 1352億円 129,500,000株 2,104,200株
2024年12月期 52.3円 1484.9円 23.0円 44.0% -235.2円 22.0倍 1148.3円 1460億円 129,500,000株 2,361,700株
2023年12月期 61.3円 1426.4円 19.0円 31.0% 22.1円 19.3倍 1179.3円 1497億円 129,500,000株 2,588,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 8.9% 4.0% 3.7% 26.7% 5.3% 7.8% 5.2% -0.9% 44.9% 0.71
2024年12月期 3.5% 1.7% 5.3% 29.0% 8.2% 10.5% 2.3% -8.6% 46.8% 0.65
2023年12月期 4.3% 2.1% 4.7% 26.9% 6.6% 8.7% 2.8% 2.2% 49.6% 0.50

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 19.9% -22.0% 175.5% 21.9% 13.4% 37.1% 代表取締役社長 氏家俊明
2024年12月期 4.0% 29.6% -14.5% 12.3% 5.0% 65.4% 代表取締役社長 氏家俊明
2023年12月期 45.3% 155.2% 251.7% 14.6% 8.3% - 代表取締役社長 氏家俊明

業種比較(機械、229社中央値)

指標株式会社タダノ業種中央値
ROE8.9%7.1%
ROA4.0%4.4%
営業利益率5.3%8.3%
純利益率5.2%6.6%
自己資本比率44.9%65.2%
売上成長率19.9%3.0%
PER7.3倍13.4倍
PBR0.66倍0.91倍
EV/EBITDA7.4倍6.1倍
NC/時価総額-48.1%13.1%
運転資本余剰/時価総額-57.0%-1.9%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
イーグル工業株式会社 (6486) 1315億円 1775億円
ガリレイ株式会社 (6420) 1403億円 1386億円
株式会社やまびこ (6250) 1219億円 1740億円
ユニオンツール株式会社 (6278) 1486億円 402億円
株式会社ツガミ (6101) 1489億円 1291億円
株式会社キッツ (6498) 1519億円 1767億円
野村マイクロ・サイエンス株式会社 (6254) 1160億円 562億円
株式会社PILLAR (6490) 1600億円 595億円
機械の企業一覧(全230社)→

AI分析(2025年12月期)

EV
フル電動ラフテレーンクレーン、フル電動高所作業車タダノユーティリティ、マニテックス、タダノインフラソリューションズ買収タダノ・デマーグGmbHバラシャイド工場閉鎖と生産移管移動式クレーン遠隔操作システム「CRANET」信託型従業員持株インセンティブ・プラン(E-Ship®)導入

見通し: 2025年度は、欧州経済の回復遅れや中東の停滞懸念があるものの、海外需要の増加と買収した新事業・新製品の成長加速により、売上高15,970百万円(前年比100%)、営業利益300億円(同162%)を目指す。脱炭素化製品の拡充も推進。

強み: 「LE世界No.1」を目指すグローバル展開力。電動クレーン開発やM&Aによる製品ラインナップ拡充、製造拠点再編によるコスト競争力向上。

懸念: 移動式LEの需要は景気変動の影響を受けやすく、欧州・中東市場の先行き不透明感。M&Aによる買収関連費用やシナジー未達リスク。

リスク: 世界経済の不透明感と地政学的リスクの高まりが事業環境を悪化させる可能性。主要製品の建設用クレーン需要は地域差が大きく、欧州・中東の需要停滞が業績に影響。原材料価格高騰や調達難がコスト増加を招き、利益を圧迫するリスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

タダノは、建設用クレーン、車両搭載型クレーン、高所作業車、そして近年では運搬機械(IHI運搬機械株式会社の運搬システム事業買収による)などを主力製品とする、世界有数の「Lifting Equipment(LE)」メーカーです。そのビジネスモデルは、グローバルな販売・サービスネットワークを通じて、世界中の建設、インフラ、産業分野の顧客ニーズに応えることにあります。特に、移動式クレーンは耐久性が高く長寿命である一方、景気変動の影響を受けやすい特性を持っています。定置式クレーンは受注生産が中心であり、大型案件では入念な原価精査が行われています。研究開発にも注力し、IoTやAIといった先端技術を取り込みながら、持続的な商品競争力の維持・強化を図っています。サプライチェーンにおいては、原材料の価格変動や供給不足、取引先の供給能力不足などがリスク要因となり得ますが、SVE(Super Value Engineering)活動などを通じてコストダウンと生産性向上を推進しています。

直近決算ハイライト

2025年度の連結決算では、総売上高が前期比19.9%増の3,494億7千7百万円に達し、海外売上高比率は64.1%となりました。これは、欧米を中心とした海外需要の増加に加え、Manitex社およびIHI運搬機械株式会社の運搬システム事業(現:タダノインフラソリューションズ)の買収が大きく貢献した結果です。しかし、売上増加の一方で、米国通商政策の影響や買収関連費用が重しとなり、営業利益は前期比22.0%減の185億5千2百万円、経常利益は同28.4%減の150億9千6百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、固定資産売却益を計上したことにより、前期比175.5%増の182億9千8百万円と大幅な増加を見せましたが、これは一時的な要因によるものです。セグメント別では、日本事業は建設用クレーンが減少したものの、高所作業車や買収した運搬機械事業の貢献で売上は伸長しました。欧州事業は、Manitex社買収により大幅な売上増となったものの、営業損失は縮小しました。米州事業も買収効果で売上・利益ともに伸長しています。

強みと競争優位性

タダノの強みは、グローバルに展開する販売・サービスネットワークと、長年にわたり培ってきた建設機械、特にクレーン技術における高い信頼性にあります。世界各地に開発・製造拠点を持ち、地域ごとの市場ニーズに合わせた製品開発・供給体制を構築している点が競争優位性となっています。また、「LE世界No.1」を目指す中期経営計画に基づき、脱炭素化への対応としてフル電動クレーンや高所作業車といった環境対応製品の開発・投入を加速させており、これが将来の成長ドライバーとなる可能性があります。近年では、M&Aを通じて車両搭載型クレーンや定置式クレーンといった新たな事業領域を獲得し、製品ラインナップの拡充と海外展開を加速させている点も、競争力を高める要因です。さらに、日本国内での生産機能集約による効率化や、ドイツ工場での生産移管によるコスト競争力・品質向上といった「ものづくり改革」も、持続的な競争優位性の源泉となるでしょう。

リスク要因

タダノの事業は、世界経済の動向、特に建設・インフラ投資の変動に大きく影響を受けやすいというリスクを抱えています。移動式クレーンは景気変動の影響を受けやすく、需要の振幅が大きくなる可能性があります。また、原材料価格の高騰や品不足、サプライヤーの供給能力不足、さらには自社保有のバージ船が利用できなくなるリスクなど、サプライチェーンにおける不確実性も存在します。為替レートの変動も海外事業の収益に影響を与える要因です。研究開発の遅延や市場ニーズとの不一致、法規制の変更なども業績に影響を及ぼす可能性があります。加えて、不正・不祥事、情報セキュリティインシデント、リコール・製造物責任、自然災害といった、企業活動全般に関わるリスクも潜在しています。これらのリスクに対し、同社はリスク管理体制を構築し、対応策を講じていますが、予測を超える事態が発生した場合には、業績や財務状況に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

タダノは、脱炭素化という世界的な投資テーマと強く関連しています。同社は、業界に先駆けてフル電動ラフテレーンクレーンやフル電動高所作業車を開発・販売しており、「Tadano Green Solutions」として環境対応製品ラインナップを拡充しています。これは、地球温暖化対策や持続可能な社会の実現に向けた動きと合致し、環境規制の強化や顧客からの環境性能への要求が高まる中で、同社の競争優位性を高める要因となり得ます。また、IoTやAIといった先進技術の活用も進めており、遠隔操作システムや教育用シミュレーターなどの開発・実証は、建設現場の安全性・効率性向上に貢献する可能性があり、スマートインフラやDXといったテーマとも関連性があります。近年積極的に行っているM&Aによる事業領域拡大は、新たな成長機会の創出に繋がる可能性があり、インフラ投資の活発化といったテーマとも連動する可能性があります。

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