株式会社キッツ (6498) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
半導体データセンターDXESG環境技術
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 93/230位
C
安定性
業種 144/230位
C
成長性
業種 122/230位
B
効率性
業種 32/230位
C
CF健全性
業種 154/230位
売上高
1767億円
粗利率
26.6%
営業利益率
8.8%
純利益率
6.5%
ROE
9.7%
ROIC
7.0%
自己資本比率
64.1%
D/Eレシオ
0.31
有利子負債
363億円
ネットキャッシュ
-83億円
NC/時価総額
-5.4%
運転資本余剰*
8億円
運転資本余剰/時価総額*
0.5%
フリーCF
33億円
FCFマージン
1.9%
キャッシュ化率
1.19倍
PBR
1.29倍
EV/EBITDA
7.1倍
PER
13.2倍
想定株価
1740.4円
想定時価総額
1519億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 1767億円 470億円 70億円 155億円 225億円 161億円 115億円
2024年12月期 1720億円 450億円 70億円 142億円 212億円 153億円 118億円
2023年12月期 1669億円 435億円 73億円 137億円 210億円 145億円 106億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 1843億円 1103億円 272億円 373億円 1182億円
2024年12月期 1724億円 1064億円 354億円 272億円 1084億円
2023年12月期 1667億円 1039億円 265億円 380億円 1009億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 281億円 420億円 241億円 363億円 57億円 - 8億円
2024年12月期 304億円 373億円 224億円 348億円 55億円 9900万円 -50億円
2023年12月期 284億円 370億円 224億円 366億円 69億円 2億円 19億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 136億円 -103億円 -61億円 33億円
2024年12月期 186億円 -78億円 -99億円 107億円
2023年12月期 160億円 -74億円 -52億円 86億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 131.8円 1358.6円 53.0円 40.2% -94.5円 13.2倍 1740.4円 1519億円 87,565,611株 296,600株
2024年12月期 132.6円 1246.2円 46.0円 34.7% -49.7円 8.6倍 1140.7円 996億円 87,565,611株 292,500株
2023年12月期 118.1円 1124.4円 41.0円 34.7% -90.6円 10.2倍 1204.3円 1085億円 90,396,511株 285,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 9.7% 6.2% 7.0% 26.6% 8.8% 12.7% 6.5% 1.9% 64.1% 0.31
2024年12月期 10.9% 6.9% 7.0% 26.1% 8.3% 12.3% 6.9% 6.2% 62.9% 0.32
2023年12月期 10.5% 6.3% 7.0% 26.1% 8.2% 12.6% 6.3% 5.1% 60.5% 0.36

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 2.7% 8.7% -3.0% 3.4% 16.0% 11.8% 代表執行役社長 河野誠
2024年12月期 3.1% 3.9% 11.6% 8.2% 6.2% 16.5% 代表執行役社長 河野誠
2023年12月期 4.4% 23.8% 23.9% 25.6% 4.1% 53.9% 代表執行役社長 河野誠

業種比較(機械、229社中央値)

指標株式会社キッツ業種中央値
ROE9.7%7.1%
ROA6.2%4.3%
営業利益率8.8%8.2%
純利益率6.5%6.6%
自己資本比率64.1%65.2%
売上成長率2.7%3.1%
PER13.2倍13.4倍
PBR1.29倍0.91倍
EV/EBITDA7.1倍6.1倍
NC/時価総額-5.4%13.1%
運転資本余剰/時価総額0.5%-2.1%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ツガミ (6101) 1489億円 1291億円
ユニオンツール株式会社 (6278) 1486億円 402億円
株式会社PILLAR (6490) 1600億円 595億円
ガリレイ株式会社 (6420) 1403億円 1386億円
TOWA株式会社 (6315) 1666億円 544億円
株式会社タダノ (6395) 1352億円 3495億円
カナデビア株式会社 (7004) 1696億円 6452億円
イーグル工業株式会社 (6486) 1315億円 1775億円
機械の企業一覧(全230社)→

AI分析(2025年12月期)

半導体データセンター
市場別ビジネスユニット制(BU制)データセンター需要脱炭素社会半導体市場流体制御機器

見通し: 2025年度を初年度とする第2期中期経営計画「SHIN Global 2027」に基づき、コア事業の強化と成長分野への投資を加速。2027年度には売上高2000億円、営業利益200億円、ROE11%以上を目指す。データセンター需要や脱炭素化を背景とした成長分野での事業拡大が牽引役となる見込み。

強み: 流体制御技術と材料開発を基盤とし、グローバルに多様な製品を展開。市場別ビジネスユニット制への再編で顧客対応力と事業遂行力を強化。

懸念: 半導体市況の変動、海外バルブ市場での価格競争激化、原材料価格の高騰、地政学リスクによるサプライチェーンの不安定化リスク。

リスク: 大規模自然災害(特に南海トラフ巨大地震)による主要拠点への影響。サイバー攻撃や情報漏洩による事業継続への支障と信用低下。海外事業活動におけるカントリーリスクや政治・経済情勢の変動。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

キッツは、流体制御機器のリーディングカンパニーとして、バルブ事業と伸銅品事業を二本柱にグローバルに事業を展開しています。バルブ事業では、青銅、黄銅、ステンレス鋼、鋳鉄、鋳鋼など多様な材質と形状の製品ラインナップを誇り、建築設備、機械、工場、プラントといった幅広い産業分野や、私たちの生活空間に不可欠な水やエネルギーの安定供給を支えています。この事業は、水、ガス、石油化学、半導体製造装置など多岐にわたる市場をターゲットとし、グローバルな販売・サービス網を通じて製品を提供しています。伸銅品事業では、主に黄銅棒とその加工品(切削品、鍛造品)を製造・販売し、各種機械、建築資材、自動車部品などの素材として活用されています。近年では、組織再編により、従来の機能別組織から8つの市場を軸とした市場別ビジネスユニット(BU)制へ移行し、顧客志向を強化し、市場ニーズへの迅速な対応と事業戦略の加速を目指しています。2026年1月からは、伸銅品事業の名称を「メタルソリューション事業」に変更し、事業の進化を図っています。

直近決算ハイライト

2025年度(参考値)の売上高は1,767億円、営業利益は155億円を記録しました。これは、第2期中期経営計画「SHIN Global 2027」の初年度として、バルブ事業が堅調に推移したこと、また、データセンター需要の高まりを背景とした米国販売拠点の拡張投資やタイ生産拠点の能力増強といった戦略的な投資が奏功した結果と考えられます。バルブ事業は1,414億円の売上高と189億円のセグメント利益を計上し、会社全体の収益を牽引しました。一方、伸銅品事業は325億円の売上高と8.7億円のセグメント利益にとどまりました。これは、銅相場に連動する販売価格の変動や、建設関連市場の動向などが影響している可能性があります。ROEは10.1%と、中期経営計画で掲げる目標値にはまだ達していませんが、着実に改善傾向にあります。2026年度、2027年度に向けては、売上高、営業利益ともに増加を見込んでおり、特にバルブ事業におけるグロース市場への投資拡大や、メタルソリューション事業における高付加価値製品へのシフトにより、更なる収益性向上が期待されます。

強みと競争優位性

キッツの最大の強みは、流体制御技術における長年の実績と、それに裏打ちされた幅広い製品ラインナップとグローバルな販売・サービス網です。バルブ事業においては、多様な材質、形状、用途に対応できる総合バルブメーカーとしての地位を確立しており、これが参入障壁となっています。特に、品質と信頼性に対する高い評価は、顧客からの厚い信頼に繋がっています。また、グローバルに展開する生産・販売拠点は、地域ごとの需要変動に対応し、サプライチェーンの最適化を可能にしています。近年注力しているDX(デジタルトランスフォーメーション)は、業務効率化だけでなく、データドリブン経営による意思決定の高度化や、顧客接点の強化に貢献しており、競争優位性をさらに高める要因となっています。さらに、サステナビリティ経営を経営戦略の中核に据え、環境配慮型製品の開発や、持続可能なサプライチェーンの構築を推進していることも、企業価値向上に寄与する重要な要素です。これらの強みを活かし、データセンター市場や水素サプライチェーンといった成長分野への積極的なリソース投入を進めています。

リスク要因

キッツを取り巻くリスクとしては、まず、自然災害、戦争・テロ、感染症拡大といった地政学リスクやグローバルな事業活動に内在するリスクが挙げられます。特に、主要製造拠点が特定の地域に集中している場合、大規模地震などの自然災害が発生した場合の影響は無視できません。また、サイバー攻撃や内部不正による情報セキュリティ・個人情報保護に関するリスクも、事業継続に重大な影響を及ぼす可能性があります。製品の品質問題や表示類の正確性に関するリスクは、企業の社会的信用やブランドイメージを大きく損なう恐れがあります。経済状況の変動、為替相場の変動、資金調達環境の変化なども、業績に影響を与える要因となります。さらに、バルブ事業における非金属製バルブへの置き換え、建設市場の縮小、伸銅品事業における代替製品の出現といった市場構造の変化や、国内外の競合他社との激しい競争も、持続的な成長に向けた課題です。これらのリスクに対して、事業継続計画(BCP)の強化、情報セキュリティ対策の高度化、品質管理体制の徹底、グローバル調達ネットワークの構築など、多岐にわたる対応策を講じていますが、リスクの完全な排除は困難です。

投資テーマとの関連

キッツは、その事業内容を通じて、複数の重要な投資テーマとの関連性を持っています。まず、デジタル社会の発展への貢献というテーマにおいては、半導体製造装置向けのバルブ供給や、データセンター市場の需要を取り込む戦略が挙げられます。AIやDXの進展に伴う半導体需要の活況は、同社のバルブ事業にとって追い風となる可能性があります。次に、地球環境の保全への貢献というテーマでは、脱炭素化社会の実現に向けた水素サプライチェーンへの参入や、鉛レス銅合金、環境対応製品の開発・拡充といった取り組みが該当します。これらの分野への積極的な投資は、ESG(環境・社会・ガバナンス)重視の投資家にとって魅力的な要素となり得ます。また、社会インフラを支える企業としての側面も持ち合わせており、水やエネルギーの安定供給に不可欠なバルブを提供することで、持続可能な社会の基盤を支える役割を担っています。これらの投資テーマとの関連性は、同社の長期的な成長戦略と合致しており、今後の企業価値向上に寄与するものと考えられます。

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