株式会社ソシオネクスト (6526) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
半導体AIデータセンター車載半導体
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 144/248位
A
安定性
業種 39/249位
D
成長性
業種 178/247位
B
効率性
業種 29/249位
E
CF健全性
業種 215/249位
売上高
2008億円
粗利率
44.7%
営業利益率
6.2%
純利益率
4.3%
ROE
6.6%
ROIC
6.5%
自己資本比率
79.4%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
445億円
NC/時価総額
13.5%
運転資本余剰*
120億円
運転資本余剰/時価総額*
3.6%
フリーCF
-152億円
FCFマージン
-7.6%
キャッシュ化率
0.88倍
PBR
2.48倍
EV/EBITDA
9.8倍
PER
37.6倍
想定株価
1869.2円
想定時価総額
3299億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2008億円 898億円 169億円 124億円 293億円 118億円 87億円
2025年3月期 1885億円 1039億円 162億円 250億円 412億円 251億円 196億円
2024年3月期 2212億円 1100億円 134億円 355億円 489億円 371億円 261億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1676億円 1228億円 325億円 20億円 1331億円
2025年3月期 1703億円 1263億円 313億円 20億円 1370億円
2024年3月期 1868億円 1389億円 531億円 27億円 1310億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 445億円 311億円 369億円 - 0円 - 120億円
2025年3月期 728億円 170億円 316億円 13億円 0円 - 416億円
2024年3月期 697億円 255億円 353億円 20億円 0円 - 166億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 77億円 -229億円 -142億円 -152億円
2025年3月期 319億円 -146億円 -138億円 173億円
2024年3月期 529億円 -232億円 -66億円 297億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 49.7円 759.1円 50.0円 100.5% 252.4円 37.6倍 1869.2円 3299億円 179,968,630株 3,476,800株
2025年3月期 109.8円 770.8円 50.0円 45.6% 402.5円 16.3倍 1785.0円 3173億円 179,756,405株 2,017,400株
2024年3月期 148.4円 732.8円 - - 378.9円 28.6倍 4239.5円 7575億円 178,687,405株 700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 6.6% 5.2% 6.5% 44.7% 6.2% 14.6% 4.3% -7.6% 79.4% -
2025年3月期 14.3% 11.5% 12.7% 55.1% 13.3% 21.9% 10.4% 9.2% 80.5% 0.01
2024年3月期 20.0% 14.0% 18.7% 49.7% 16.1% 22.1% 11.8% 13.4% 70.1% 0.02

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 6.5% -50.6% -55.4% 1.4% - -17.1% -
2025年3月期 -14.8% -29.6% -25.0% - - - 代表取締役会長兼社長兼CEO 肥塚 雅博
2024年3月期 14.8% 63.6% 32.2% - - - 代表取締役会長兼社長兼CEO 肥塚 雅博

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標株式会社ソシオネクスト業種中央値
ROE6.6%7.0%
ROA5.2%4.2%
営業利益率6.2%6.9%
純利益率4.3%5.9%
自己資本比率79.4%61.0%
売上成長率6.5%3.9%
PER37.6倍15.0倍
PBR2.48倍1.04倍
EV/EBITDA9.8倍6.5倍
NC/時価総額13.5%8.5%
運転資本余剰/時価総額3.6%-3.4%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社明電舎 (6508) 3402億円 3262億円
カシオ計算機株式会社 (6952) 3150億円 2763億円
アンリツ株式会社 (6754) 3512億円 1175億円
スタンレー電気株式会社 (6923) 3518億円 5185億円
マブチモーター株式会社 (6592) 3556億円 2004億円
シンフォニアテクノロジー株式会社 (6507) 2945億円 1282億円
株式会社フェローテック (6890) 2942億円 2889億円
シャープ株式会社 (6753) 3747億円 1.9兆円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2026年3月期)

半導体AIデータセンター
Solution SoCビジネスモデルカスタムSoC開発AI需要拡大データセンター向けインフラ第二の変革(質的変化)

見通し: 今期は営業利益・経常利益・純利益ともに前期比で大幅減益となる見通し。AI需要拡大を背景としたデータセンター向けインフラ投資拡大は追い風だが、製造委託費の高騰や円安進行によるコスト増が利益を圧迫する。

強み: 顧客のニーズに合わせたSoCを開発・提供する「Solution SoC」ビジネスモデル。先端分野への注力とグローバルな開発体制構築が強み。

懸念: 主要製造委託先(TSMC)への依存度が高く、供給能力や方針の影響を受けやすい。また、NRE売上比率が19%と低く、開発中止リスクが利益に直結する。

リスク: 製造委託先の限定性による供給リスク、NRE売上依存による開発中止リスク、主要顧客への依存度、地政学リスク、為替変動リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当企業は、ファブレスという事業形態を採用し、半導体設計・開発に特化した事業を展開しています。顧客のニーズに応じたカスタムSoC(System on Chip)を開発・提供する「Solution SoC」ビジネスモデルを核としており、特に「オートモーティブ」「データセンター/ネットワーク」「スマートデバイス」「インダストリアル」といった先端分野を注力領域としています。設計・開発から量産まで、顧客の要求仕様を満たすSoCを、最先端の技術とエコシステムを連携させながら提供することで、顧客の製品差別化とイノベーションを支援しています。このビジネスモデルは、大量の生産設備投資を必要としないため、経営資源を設計・開発能力の強化に集中させることが可能です。NRE(Non-Recurring Engineering)売上として開発費用の大半を段階的に受領し、その後、量産段階での製品売上へと繋げることで収益を確保する構造となっています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高が2,008億円で前期比6.5%増と増収を達成したものの、営業利益は124億円で前期比50.6%減、経常利益は118億円で前期比53.2%減、当期純利益は87億円で前期比55.4%減と、大幅な減益となりました。EPS(1株当たり利益)も49.74円と前期比で大きく落ち込んでいます。この業績悪化の背景には、半導体業界特有の急速な技術革新、市場環境の変化、そして原材料価格の高騰や製造委託費の上昇などが影響していると考えられます。一方で、1株配当は50.00円と前期比で据え置かれています。純資産は1,303億円で前期比3.6%減、総資産は1,676億円で前期比1.6%減となりました。現金及び預金は445億円と前期比で38.8%減少しており、営業キャッシュフローも77億円と前期比で75.9%減少するなど、キャッシュ創出力にも低下が見られます。

強みと競争優位性

当企業の最大の強みは、独自の「Solution SoC」ビジネスモデルにあります。これは、顧客固有のニーズに最適化されたカスタムSoCを、半導体エコシステム全体を活用しながら開発・提供するものであり、汎用的な半導体製品では対応できない高度な差別化を求める顧客にとって不可欠な存在となっています。特に、最先端技術が求められるオートモーティブやデータセンター/ネットワーク分野において、技術力と開発能力は高い競争優位性を有しています。ファブレス経営により、設計・開発に経営資源を集中できる点も、技術革新の速い半導体業界において迅速な製品開発を可能にする要因です。また、顧客との長期的なパートナーシップ構築を通じて、信頼性の高いサプライヤーとしての地位を確立していることも、参入障壁の高さに繋がっています。グローバルな顧客基盤と、地域バランスを考慮した事業展開も、安定的な成長を支える基盤となっています。

リスク要因

当企業が直面するリスクは多岐にわたります。まず、ファブレス事業形態ゆえの製造委託先への依存度が高いことが挙げられます。特に最先端技術製品においては、TSMCのような限定的な製造委託先に依存する傾向があり、委託先の製造能力や方針の変更、あるいは技術革新の遅延が供給リスクに直結します。また、製造委託費の値上げが製品価格に十分に転嫁できない場合、利益率の低下を招く可能性があります。製品の品質問題や歩留まり低下も、顧客からの損害賠償請求やブランドイメージ低下に繋がるリスクです。さらに、カスタムSoCの開発には長期間を要するため、その間に市場環境や顧客戦略が変化し、プロジェクトが延伸・中止されるリスクも存在します。主要顧客への依存度が高いことも、顧客の製品投入延期や採用中止によって業績が大きく変動する要因となり得ます。地政学リスクや為替変動、急速な技術革新への対応遅れも、事業継続における重要なリスク要因です。

投資テーマとの関連

当企業は、AI、データセンター、自動運転(オートモーティブ)、IoT(スマートデバイス、インダストリアル)といった、現代の主要なテクノロジートレンドに深く関連しています。AIやデータセンター分野では、高性能かつ低消費電力なカスタムSoCへの需要が急速に高まっており、同社の技術力はこれらの成長分野において不可欠な役割を果たします。自動運転技術の進化にも、高度なSoCが求められており、オートモーティブ分野での強みは、このテーマとの関連性をさらに深めています。IoTデバイスの普及に伴うスマートデバイスやインダストリアル分野におけるカスタムSoCの需要増加も、同社の事業機会を拡大させる要因です。これらの成長テーマにおける技術革新と市場拡大は、同社にとって大きな事業機会をもたらす一方、技術開発競争の激化やサプライチェーンのリスクといった、テーマ特有の課題にも直面することになります。

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