株式会社京三製作所 (6742) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
インフラ老朽化スマートシティ
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 128/248位
D
安定性
業種 196/249位
C
成長性
業種 131/247位
C
効率性
業種 121/249位
C
CF健全性
業種 126/249位
売上高
931億円
粗利率
19.1%
営業利益率
4.8%
純利益率
5.4%
ROE
9.1%
ROIC
3.6%
自己資本比率
46.7%
D/Eレシオ
0.56
有利子負債
310億円
ネットキャッシュ
-241億円
NC/時価総額
-64.0%
運転資本余剰*
-413億円
運転資本余剰/時価総額*
-109.7%
フリーCF
29億円
FCFマージン
3.1%
キャッシュ化率
0.67倍
PBR
0.68倍
EV/EBITDA
9.7倍
PER
7.5倍
想定株価
610.3円
想定時価総額
376億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 931億円 178億円 19億円 45億円 64億円 52億円 50億円
2025年3月期 854億円 187億円 19億円 61億円 80億円 66億円 48億円
2024年3月期 705億円 143億円 19億円 25億円 44億円 33億円 34億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1192億円 842億円 482億円 154億円 557億円
2025年3月期 1260億円 928億円 584億円 159億円 517億円
2024年3月期 1296億円 949億円 676億円 124億円 496億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 69億円 314億円 246億円 310億円 124億円 - -413億円
2025年3月期 81億円 387億円 211億円 330億円 120億円 - -503億円
2024年3月期 92億円 401億円 201億円 360億円 139億円 - -584億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 34億円 -5億円 -42億円 29億円
2025年3月期 37億円 -3億円 -45億円 34億円
2024年3月期 -59億円 17億円 74億円 -42億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 81.4円 901.9円 25.0円 30.7% -390.9円 7.5倍 610.3円 376億円 62,844,000株 1,184,800株
2025年3月期 76.3円 824.5円 23.0円 30.1% -396.9円 6.4倍 488.2円 306億円 62,844,000株 190,000株
2024年3月期 54.8円 791.6円 20.0円 36.5% -428.0円 9.5倍 520.2円 326億円 62,844,000株 189,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 9.1% 4.2% 3.6% 19.1% 4.8% 6.9% 5.4% 3.1% 46.7% 0.56
2025年3月期 9.3% 3.8% 5.1% 21.9% 7.2% 9.4% 5.6% 4.0% 41.0% 0.64
2024年3月期 6.9% 2.6% 2.0% 20.3% 3.5% 6.2% 4.9% -5.9% 38.3% 0.73

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 9.1% -26.3% 5.4% 8.8% 8.4% 26.8% -
2025年3月期 21.1% 145.4% 39.3% 5.4% 3.2% 18.6% 代表取締役 社長執行役員國澤良治
2024年3月期 -2.5% 12.9% 65.9% 4.3% 0.4% 27.1% 代表取締役 社長執行役員國澤良治

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標株式会社京三製作所業種中央値
ROE9.1%6.9%
ROA4.2%4.3%
営業利益率4.8%6.9%
純利益率5.4%5.9%
自己資本比率46.7%61.2%
売上成長率9.1%3.9%
PER7.5倍15.0倍
PBR0.68倍1.04倍
EV/EBITDA9.7倍6.5倍
NC/時価総額-64.0%8.7%
運転資本余剰/時価総額-109.7%-3.2%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
スミダコーポレーション株式会社 (6817) 380億円 1472億円
日本シイエムケイ株式会社 (6958) 382億円 1002億円
株式会社遠藤照明 (6932) 369億円 555億円
JALCOホールディングス株式会社 (6625) 395億円 170億円
日本ケミコン株式会社 (6997) 351億円 1368億円
株式会社日本トリム (6788) 342億円 242億円
リオン株式会社 (6823) 335億円 285億円
アイコム株式会社 (6820) 424億円 370億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2026年3月期)

インフラ老朽化インフラ老朽化インフラ老朽化インフラ老朽化インフラ老朽化
信号システム事業の海外展開強化パワーエレクトロニクス事業の構造改革ERP導入による基幹システム刷新自動運転・スマートシティ関連製品開発半導体製造装置用電源装置のシェア拡大

見通し: 今期は信号システム事業の好調が業績を牽引し、売上高は過去最高を更新。しかし、パワーエレクトロニクス事業での棚卸資産評価損等が響き、営業利益は減益。来期以降はパワーエレクトロニクス事業の構造改革とキャッシュフロー改善が課題。

強み: 鉄道信号・道路交通システムで培った高い信頼性と技術力。海外展開も進展しており、成長ドライバーとして期待。

懸念: パワーエレクトロニクス事業における棚卸資産の評価損計上。市況変動の影響を受けやすく、利益を圧迫する要因となっている。

リスク: 1. 信号システム業界の需要変動:顧客の設備投資計画に左右され、売上・利益の変動リスク。2. 半導体・FPD業界の需要変動:パワーエレクトロニクス事業の主力市場であり、需給サイクルや技術革新の影響大。3. 海外事業展開リスク:カントリーリスク、為替変動、法規制等、グローバル展開に伴う多様なリスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

京三製作所は、信号システム事業とパワーエレクトロニクス事業の2つを主軸とする企業集団です。信号システム事業では、鉄道信号システムや道路交通管制システムの製造・販売を手掛けており、社会インフラの安全・安定運行に不可欠な製品を提供しています。特に、鉄道分野では自動列車制御装置(ATC)やホーム柵システム、道路分野では交通信号制御機や交通信号灯器などが主力製品です。パワーエレクトロニクス事業では、産業機器用電源装置や鉄道信号用電源装置などを製造・販売しており、半導体・FPD製造装置用電源装置も手掛けています。当連結会計年度(2026年3月期)における売上高は931億円で、前期比9.1%増と堅調に推移しました。これは、信号システム事業が堅調に推移したこと、およびパワーエレクトロニクス事業においても一部需要の回復が見られたことによるものです。事業全体として、人々の安全・安心・快適な暮らしと社会の持続的発展に貢献することを目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は931億円となり、前期比9.1%増と増加しました。しかし、営業利益は45億円と前期比26.3%減、経常利益は52億円と前期比21.7%減となりました。これは、パワーエレクトロニクス事業において、需要見込みに基づく先行調達した部材の評価損および廃棄損を計上したことや、人件費・販売費及び一般管理費の増加が利益を圧迫したことが主な要因です。一方で、当期純利益は50億円と前期比5.4%増となり、こちらは投資有価証券の売却等による特別利益の計上が寄与しました。セグメント別では、信号システム事業は受注・売上・利益ともに前期を上回り、好調を維持しました。特に鉄道信号システムにおいては、顧客の設備投資活発化やインド貨物専用鉄道向けの大型案件などが売上を牽引しました。一方、パワーエレクトロニクス事業は、フラットパネルディスプレイ製造装置用電源装置の投資計画延期などの影響を受け、売上・利益ともに前期を下回りました。

強みと競争優位性

京三製作所の強みは、長年にわたり培ってきた鉄道信号システムおよび道路交通システム分野における高い技術力と信頼性です。これらの分野は、公共性の高さから参入障壁が相対的に高く、一度構築された顧客基盤との関係は強固なものとなります。特に、安全・安定運行が最重要視される鉄道インフラにおいては、同社の製品に対する信頼は揺るぎないものがあります。また、信号システム事業における豊富な受注残高は、安定した収益基盤を支えています。パワーエレクトロニクス事業においても、半導体・FPD製造装置用電源装置など、高付加価値製品の開発を進めており、技術革新への対応力も有しています。さらに、中期経営計画「KYOSAN Next Step 2028」のもと、生産効率化や部品共通化、海外市場での受注拡大、AI・IoT技術を活用した製品開発など、継続的な事業強化と成長戦略を推進しており、これが将来的な競争優位性に繋がると考えられます。

リスク要因

同社の事業運営におけるリスク要因は多岐にわたります。まず、信号システム業界や半導体・FPD業界といった主要事業分野の需要動向に業績が左右される可能性があります。特に、顧客の設備投資計画や年度予算との兼ね合いから、売上が期末に集中する傾向や、半導体・FPD業界の短期的な需給サイクルは、収益の変動要因となり得ます。また、鉄道信号システムのような公共性の高い製品においては、品質問題が発生した場合、その影響は甚大となる可能性があります。原材料価格の上昇や調達難も、利益率低下や生産遅延のリスクとなります。海外事業展開においては、カントリーリスクや為替変動、現地の法規制や商慣習への適応が課題となります。さらに、自然災害や大規模感染症の発生、情報セキュリティインシデントも、事業継続に影響を及ぼす潜在的リスクとして挙げられます。これらのリスクに対して、同社は事業継続計画(BCP)の策定・見直しやサプライチェーンの分散化、情報セキュリティ対策の強化などを講じています。

投資テーマとの関連

京三製作所は、社会インフラの整備・高度化という観点から、いくつかの投資テーマと関連があります。信号システム事業は、インフラ老朽化対策や都市再開発、さらには自動運転技術の進展に伴う信号システムの高度化といったテーマと強く結びついています。特に、AI・IoTや高速通信技術を活用した道路交通システム開発への取り組みは、スマートシティ関連の投資テーマとの親和性が高いと言えます。また、鉄道分野におけるGOA2.5自動運転や無線式列車制御システム(CBTC)の開発・普及は、鉄道の安全性向上や効率化に貢献し、インフラ投資や交通DXといったテーマで注目される可能性があります。パワーエレクトロニクス事業で手掛ける半導体製造装置用電源装置は、半導体産業の設備投資動向と連動しますが、これはAIやEVといった先端技術の根幹を支えるため、間接的ながらもこれらのテーマと関連性があります。持続可能な社会の実現に向けた取り組みは、ESG投資の観点からも評価されるでしょう。

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