日本航空電子工業株式会社 (6807) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
自動車部品防衛宇宙EVAI5G
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 176/248位
C
安定性
業種 144/249位
D
成長性
業種 194/247位
C
効率性
業種 110/249位
D
CF健全性
業種 202/249位
売上高
2279億円
粗利率
16.0%
営業利益率
3.9%
純利益率
3.1%
ROE
4.9%
ROIC
3.4%
自己資本比率
62.1%
D/Eレシオ
0.29
有利子負債
418億円
ネットキャッシュ
67億円
NC/時価総額
4.4%
運転資本余剰*
-44億円
運転資本余剰/時価総額*
-2.9%
フリーCF
-74億円
FCFマージン
-3.3%
キャッシュ化率
2.40倍
PBR
1.05倍
EV/EBITDA
5.1倍
PER
21.5倍
想定株価
2254.7円
想定時価総額
1520億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2279億円 364億円 197億円 89億円 287億円 82億円 71億円
2025年3月期 2216億円 421億円 209億円 156億円 365億円 148億円 116億円
2024年3月期 2258億円 398億円 206億円 144億円 351億円 148億円 122億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2321億円 1307億円 529億円 349億円 1442億円
2025年3月期 2154億円 1253億円 489億円 328億円 1336億円
2024年3月期 2360億円 1445億円 532億円 561億円 1267億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 485億円 328億円 389億円 418億円 33億円 - -44億円
2025年3月期 529億円 292億円 377億円 370億円 37億円 - 40億円
2024年3月期 683億円 283億円 415億円 645億円 41億円 - 151億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 170億円 -244億円 5億円 -74億円
2025年3月期 363億円 -192億円 -316億円 171億円
2024年3月期 349億円 -203億円 -119億円 145億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 104.9円 2138.7円 60.0円 57.2% 100.1円 21.5倍 2254.7円 1520億円 70,302,608株 2,874,300株
2025年3月期 172.1円 1981.5円 60.0円 34.9% 235.5円 15.2倍 2615.2円 1763億円 70,302,608株 2,901,700株
2024年3月期 137.1円 1881.0円 55.0円 40.1% 56.4円 18.1倍 2481.0円 1671億円 92,302,608株 24,950,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 4.9% 3.0% 3.4% 16.0% 3.9% 12.6% 3.1% -3.3% 62.1% 0.29
2025年3月期 8.7% 5.4% 6.4% 19.0% 7.0% 16.5% 5.2% 7.7% 62.0% 0.28
2024年3月期 9.7% 5.2% 5.3% 17.6% 6.4% 15.5% 5.4% 6.4% 53.7% 0.51

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 2.8% -42.8% -39.0% -1.1% 1.7% -20.2% -
2025年3月期 -1.8% 8.3% -5.3% -0.5% 1.3% -4.7% 社 長 村 木 正 行
2024年3月期 -4.3% -17.9% -16.4% 2.5% 0.3% 18.3% 社 長 村 木 正 行

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標日本航空電子工業株式会社業種中央値
ROE4.9%7.0%
ROA3.0%4.3%
営業利益率3.9%6.9%
純利益率3.1%5.9%
自己資本比率62.1%61.0%
売上成長率2.8%4.0%
PER21.5倍15.0倍
PBR1.05倍1.04倍
EV/EBITDA5.1倍6.6倍
NC/時価総額4.4%8.7%
運転資本余剰/時価総額-2.9%-3.4%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社JVCケンウッド (6632) 1550億円 3569億円
山洋電気株式会社 (6516) 1550億円 1073億円
キヤノン電子株式会社 (7739) 1489億円 1044億円
日東工業株式会社 (6651) 1614億円 1958億円
PHCホールディングス株式会社 (6523) 1378億円 3644億円
山一電機株式会社 (6941) 1363億円 527億円
株式会社三井ハイテック (6966) 1362億円 2183億円
株式会社MCJ (6670) 1335億円 2072億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2026年3月期)

自動車部品防衛宇宙
コネクタ事業インターフェース・ソリューション事業航機事業ポートフォリオ変革事業基盤強化

見通し: 2026年度よりインターフェース・ソリューション事業をコネクタ事業に統合し、経営資源の集約とシナジー最大化を図る。2028年度には売上高2,600億円、営業利益180億円、ROE8%達成を目指す。

強み: 創業以来培ってきた高い技術力・開発力を背景に、コネクタ、インターフェース・ソリューション、航機事業をグローバルに展開。顧客のイノベーション実現を支援。

懸念: 主要原材料価格の高騰と、新製品立ち上げに伴うコスト増により、利益面で想定以上のコスト増が発生。これが業績の重しとなっている。

リスク: 環境課題への対応遅延による事業活動・業績への影響。自然災害・疫病による生産活動の縮小・停止リスク。経済・金融・為替変動及び地政学リスクによる調達コストやサプライチェーンへの影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当期決算期である2026年3月期において、当社グループはコネクタ事業、インターフェース・ソリューション事業、航機事業を主軸に、グローバルに事業を展開しています。コネクタ事業では、スマートフォンなどの携帯機器向け、自動車(ADAS、ボディ・パワートレイン)、FA・工作機械、通信ネットワーク機器などの産機・インフラ向けに多種多様なコネクタを製造・販売しています。インターフェース・ソリューション事業では、車載用静電タッチパネルや産業機器・医療機器向けのタッチ入力モニタ、操作パネルなどを手掛けています。航機事業では、防衛・宇宙用電子機器(飛行制御装置、慣性航法装置など)に加え、産機・インフラ向け製品(半導体製造装置向け機器、油田掘削用センサーパッケージなど)を提供しています。これらの事業を通じて、創業以来培ってきた「開拓・創造・実践」の企業理念と「Technology to Inspire Innovation」というスローガンのもと、顧客のイノベーション実現を加速する技術開発とものづくりに注力しています。2027年3月期からは、インターフェース・ソリューション事業をコネクタ事業に統合し、報告セグメントの変更を行う計画です。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高が前期比2.8%増の2,279億円と増加したものの、利益面では大幅な減少となりました。営業利益は前期比42.8%減の89億円、経常利益は同44.4%減の82億円、当期純利益は同39.0%減の71億円となりました。この利益の減少は、主力のコネクタ事業において、金や銅といった主要原材料価格が期後半にかけて急騰した影響に加え、自動車市場や携帯機器市場における将来の成長を担う新製品の立ち上げに伴うコストが発生したことが主な要因です。セグメント別に見ると、コネクタ事業は売上高が前期比3%増の1,992億円となったものの、原材料価格の高騰、販売価格の下落、製品ミックスの悪化、新製品立ち上げコストなどが響き、セグメント利益は同33%減の118億円となりました。インターフェース・ソリューション事業は売上高が同14%減の76億円、セグメント利益は同55%減の1億円にとどまりました。航機事業は売上高が同6%増の204億円となりましたが、セグメント利益は同14%減の21億円となりました。総資産は前期比7.8%増の2,321億円、純資産は同3.7%増の1,190億円と、財政状態は堅調を維持しました。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年にわたり培ってきた独自の革新的かつ創造性に富んだ高い技術・開発力にあります。特に、コネクタ事業においては、携帯機器、自動車、産機・インフラといった幅広い市場で多様なニーズに応える製品ラインナップを有しており、グローバルに事業を展開しています。2025年10月には京セラ株式会社との資本業務提携を開始し、同社の持つ海外販売網や生産拠点、設計リソースを活用することで、コネクタ事業の成長加速と競争力強化を図る体制を構築しました。また、航機事業においては、航空・宇宙市場、特に防衛分野での需要が堅調であり、次世代装備品開発などに向けた技術優位性を活かした事業展開を進めています。さらに、「品質・ものづくりの革新」を経営の基本方針として掲げ、高品質な製品とサービスを提供することで、顧客からの高い信頼を獲得している点も競争優位性の一つと言えます。こうした技術力とグローバルな事業基盤、そして提携によるシナジー効果を活かすことで、激しい市場競争の中で優位性を維持しています。

リスク要因

当社グループが認識している主要なリスク要因は多岐にわたります。まず、環境課題への対応遅延は、脱炭素社会の実現や資源循環型社会への転換が求められる中で、事業活動や業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。また、自然災害や疫病の蔓延は、国内外の生産・販売拠点の活動に支障をきたし、業績に影響を与えるリスクがあります。経済・金融・為替の変動や地政学リスクも、グローバル展開を行う当社グループにとって無視できない要因であり、調達コストやサプライチェーンに影響を与える可能性があります。原材料や部品の調達・サプライチェーンに関するリスク、特に主要原材料価格の変動や調達難、電力価格の高騰も業績に影響を及ぼす可能性があります。さらに、市場・競争環境においては、価格低下や急速な技術革新によるシェア低下や利益率悪化のリスク、製品・技術・研究開発における市場ニーズへの不適合や開発遅延のリスクも存在します。品質問題やコンプライアンス違反、人材獲得・流出、知的財産権に関する係争、情報セキュリティインシデントなども、業績や信用に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

当社の事業は、複数の重要な投資テーマと関連があります。まず、自動車市場における「EV化」や「自動運転」の進展は、ADAS関連製品など、当社のコネクタ事業にとって大きな成長機会となります。また、「デジタル化の加速」や「AIの進化」は、スマートフォンをはじめとする携帯機器市場や、データセンター、FA・工作機械などの産機・インフラ市場における高速・高密度コネクタへの需要を高めており、当社の事業拡大に寄与します。さらに、「防衛産業の強化」や「宇宙開発」といったテーマは、航機事業における防衛向け電子機器や宇宙関連製品の需要増につながる可能性があります。これらのテーマは、社会構造や産業構造の変化を反映しており、当社の技術開発力とグローバルな事業展開が、これらのテーマを背景とした市場の成長を取り込むための重要な鍵となります。京セラグループとの資本業務提携も、こうした成長分野へのリソース集中と市場開拓を加速させる上で、ポジティブな影響が期待されます。

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