山洋電気株式会社 (6516) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
半導体製造装置ロボティクスAI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 90/248位
A
安定性
業種 59/249位
B
成長性
業種 35/247位
C
効率性
業種 135/249位
C
CF健全性
業種 129/249位
売上高
1073億円
粗利率
27.9%
営業利益率
10.1%
純利益率
8.1%
ROE
6.8%
ROIC
5.7%
自己資本比率
76.8%
D/Eレシオ
0.05
有利子負債
60億円
ネットキャッシュ
227億円
NC/時価総額
14.7%
運転資本余剰*
9億円
運転資本余剰/時価総額*
0.6%
フリーCF
32億円
FCFマージン
2.9%
キャッシュ化率
1.25倍
PBR
1.21倍
EV/EBITDA
11.2倍
PER
17.9倍
想定株価
4365.6円
想定時価総額
1550億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1073億円 300億円 9億円 109億円 118億円 117億円 87億円
2025年3月期 978億円 251億円 9億円 79億円 88億円 80億円 56億円
2024年3月期 1129億円 289億円 8億円 118億円 126億円 133億円 105億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1664億円 1073億円 279億円 107億円 1279億円
2025年3月期 1456億円 949億円 235億円 87億円 1133億円
2024年3月期 1507億円 970億円 301億円 102億円 1104億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 287億円 399億円 320億円 60億円 非該当 - 9億円
2025年3月期 289億円 342億円 291億円 73億円 非該当 - 54億円
2024年3月期 267億円 368億円 321億円 145億円 非該当 - -35億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 54億円 159億円
2025年3月期 16億円 118億円
2024年3月期 7億円 145億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 108億円 -77億円 -49億円 32億円
2025年3月期 158億円 -37億円 -97億円 121億円
2024年3月期 215億円 -65億円 -107億円 150億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 243.9円 3602.7円 103.3円 42.4% 639.9円 17.9倍 4365.6円 1550億円 38,916,561株 3,401,500株
2025年3月期 157.6円 3168.2円 55.0円 34.9% 603.9円 19.8倍 3120.4円 1117億円 38,916,561株 3,121,500株
2024年3月期 289.2円 3086.2円 48.3円 16.7% 339.8円 8.1倍 2342.3円 838億円 38,916,561株 3,137,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 6.8% 5.2% 5.7% 27.9% 10.1% 11.0% 8.1% 2.9% 76.8% 0.05
2025年3月期 5.0% 3.9% 4.6% 25.7% 8.1% 9.0% 5.8% 12.3% 77.8% 0.06
2024年3月期 9.5% 7.0% 6.6% 25.6% 10.5% 11.2% 9.3% 13.3% 73.2% 0.13

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 9.7% 37.2% 53.6% -3.9% 6.7% -6.7% -
2025年3月期 -13.3% -32.8% -46.2% -1.1% 6.7% -10.2% 代表取締役会長 山本茂生
2024年3月期 -6.5% -12.0% -8.2% 13.4% 5.9% 34.7% 代表取締役会長 山本茂生

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標山洋電気株式会社業種中央値
ROE6.8%7.0%
ROA5.2%4.2%
営業利益率10.1%6.8%
純利益率8.1%5.8%
自己資本比率76.8%61.0%
売上成長率9.7%3.9%
PER17.9倍15.0倍
PBR1.21倍1.04倍
EV/EBITDA11.2倍6.5倍
NC/時価総額14.7%8.5%
運転資本余剰/時価総額0.6%-3.4%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社JVCケンウッド (6632) 1550億円 3569億円
日本航空電子工業株式会社 (6807) 1520億円 2279億円
キヤノン電子株式会社 (7739) 1489億円 1044億円
日東工業株式会社 (6651) 1614億円 1958億円
PHCホールディングス株式会社 (6523) 1378億円 3644億円
山一電機株式会社 (6941) 1363億円 527億円
サン電子株式会社 (6736) 1739億円 99億円
株式会社三井ハイテック (6966) 1362億円 2183億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2026年3月期)

半導体製造装置ロボティクスAI
AI関連向け需要半導体製造装置向け需要ロボット向け需要社内カンパニー制導入グローバル供給体制強化

見通し: AI関連市場の堅調な需要とFA市場の回復を背景に、2027年3月期は売上収益1,288億円、営業利益162億円を目指す。中期経営計画「時間を力に」を推進し、時間軸でのナンバーワン製品開発・納期・業務品質を実現する。

強み: FA、ロボット、半導体製造装置向け製品で高い技術力と品質を誇る。AI関連需要への迅速な対応力と、グローバルな生産・販売体制が強み。

懸念: 景気変動の影響を受けやすい工作機械・ロボット・半導体製造装置業界が主たる販売市場であり、受注減少リスクがある。技術革新のスピードも速い。

リスク: 景気変動による受注減少リスク。急速な技術革新による製品陳腐化リスク。グローバル展開における地政学的・法規制リスク。サプライチェーン混乱やサイバー攻撃による事業中断リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社は、冷却ファン、電源機器、サーボアンプ、サーボモータといった電子部品およびFA(ファクトリーオートメーション)関連機器の開発、製造、販売を手掛ける企業です。製品群は「San Ace」ブランドの冷却ファン、「SANUPS」ブランドの電源機器、「SANMOTION」ブランドのサーボアンプ・サーボモータなどに分類されます。「San Ace」は主にネットワーク機器や生成AI関連機器向けに、制御機器として活用されています。「SANUPS」および「SANMOTION」は、情報通信、データセンター、社会インフラ、防衛システム、再生可能エネルギー関連、そして半導体製造装置やロボットといったFA市場で幅広く採用されています。生産拠点を日本とフィリピンに持ち、北米、ヨーロッパ、東アジア、東南アジアなどグローバルに販売網を展開しています。2026年3月期においては、売上収益1,073億円を記録し、売上高前期比9.7%増と堅調に成長しました。特に、AI関連市場の活況や半導体製造装置、ロボット市場の需要回復が業績を牽引しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結決算は、売上高1,073億円(前期比9.7%増)と好調でした。営業利益は109億円(前期比37.2%増)、経常利益は117億円(前期比46.8%増)、親会社の所有者に帰属する当期純利益は87億円(前期比53.6%増)といずれも大幅な増益を達成しました。これは、主要販売市場であるファクトリーオートメーション(FA)分野、特に通信装置、ロボット、半導体製造装置からの需要回復に加え、AI関連市場の堅調な需要が業績を後押ししたためです。セグメント別では、サンエースカンパニーがネットワーク機器や生成AI関連機器向け需要の堅調さから売上・利益ともに増加し、エレクトロニクスカンパニーおよびモーションカンパニーは、AI関連投資の本格化による半導体製造装置・ウェハ搬送ロボット向け需要の急増が利益を大きく押し上げました。受注高も前期比30.1%増の1,163億円、受注残高も前期比25.0%増の449億円と、将来の業績への期待感を示しています。

強みと競争優位性

当社の強みは、高品質・高性能・高信頼性を追求した製品開発力にあります。特に、冷却ファン、電源機器、サーボモータといった分野において、長年培ってきた技術力とノウハウを基盤に、顧客ニーズに応じた製品を提供し続けています。「San Ace」、「SANUPS」、「SANMOTION」といったブランドは、各市場で一定の認知度と信頼を獲得しています。また、グローバルな生産・販売体制も強みの一つです。日本とフィリピンの生産拠点に加え、世界各地に販売・サービス拠点を設けることで、地域ごとの需要変動に対応し、顧客への迅速な製品供給を可能にしています。さらに、2024年4月には社内カンパニー制を導入し、各カンパニーの独立性を高め、市場変化への迅速な対応と利益創出体制の強化を図っています。これにより、技術革新のスピードが速いエレクトロニクス分野において、競争優位性を維持・強化していく狙いです。

リスク要因

当社の事業は、景気変動の影響を受けやすいというリスクを抱えています。主要な販売市場である工作機械、ロボット、半導体製造装置業界は、国内外の景気低迷による設備投資抑制の影響を受けやすく、受注減少につながる可能性があります。また、急速な技術革新が求められる業界であるため、既存製品の陳腐化や競合他社に対する優位性の低下リスクも存在します。グローバル展開においては、地政学的要因、言語、習慣、法規制などの違いによるリスクも考慮する必要があります。さらに、情報システムへのサイバー攻撃や、自然災害による生産・物流の混乱、サプライチェーンの寸断といったリスクも潜在しています。これらのリスクに対して、事業構造の強化、販売市場の多様化、グローバル展開の推進、危機管理体制の構築など多角的な対策を講じていますが、これらのリスクが顕在化した場合、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

当社は、AI(人工知能)関連市場との関連性が高い企業と言えます。AIの進化に不可欠な高性能コンピューティングには、発熱を抑えるための高効率な冷却ファンや安定した電源供給が求められます。当社の「San Ace」ブランドの冷却ファンや「SANUPS」ブランドの電源機器は、AI関連機器向けに採用されており、AI市場の拡大は当社の業績にとって追い風となります。また、半導体製造装置分野への貢献も重要です。AIチップをはじめとする半導体の需要増加は、半導体製造装置への投資を加速させ、当社の「SANMOTION」ブランドのサーボモータや制御機器の需要を喚起します。さらに、ロボット市場もFA(ファクトリーオートメーション)化の進展や労働力不足への対応から成長が期待されており、当社の製品が活用される機会が増加しています。これらの成長分野への製品供給を通じて、当社はテクノロジーの進化と産業の発展に寄与しています。

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