山一電機株式会社 (6941) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
半導体自動車部品データセンターAI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 7/248位
B
安定性
業種 85/249位
A
成長性
業種 21/247位
B
効率性
業種 19/249位
A
CF健全性
業種 36/249位
売上高
527億円
粗利率
40.6%
営業利益率
21.9%
純利益率
17.2%
ROE
19.5%
ROIC
15.4%
自己資本比率
73.6%
D/Eレシオ
0.13
有利子負債
60億円
ネットキャッシュ
113億円
NC/時価総額
8.3%
運転資本余剰*
40億円
運転資本余剰/時価総額*
2.9%
フリーCF
66億円
FCFマージン
12.5%
キャッシュ化率
1.11倍
PBR
2.93倍
EV/EBITDA
8.4倍
PER
15.0倍
想定株価
7383.8円
想定時価総額
1363億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 527億円 214億円 33億円 116億円 148億円 121億円 91億円
2025年3月期 453億円 175億円 32億円 82億円 115億円 77億円 52億円
2024年3月期 364億円 111億円 28億円 29億円 57億円 29億円 21億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 633億円 405億円 133億円 33億円 465億円
2025年3月期 534億円 321億円 104億円 33億円 395億円
2024年3月期 511億円 297億円 92億円 36億円 381億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 172億円 98億円 92億円 60億円 7140万円 - 40億円
2025年3月期 128億円 74億円 70億円 63億円 6504万円 - 24億円
2024年3月期 131億円 69億円 70億円 59億円 6770万円 - 38億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 101億円 -35億円 -27億円 66億円
2025年3月期 90億円 -37億円 -55億円 53億円
2024年3月期 32億円 -42億円 -34億円 -10億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 492.3円 2522.0円 148.0円 30.1% 609.8円 15.0倍 7383.8円 1363億円 21,829,775株 3,372,800株
2025年3月期 259.5円 2037.6円 89.0円 34.3% 334.6円 8.0倍 2075.8円 403億円 21,829,775株 2,427,900株
2024年3月期 100.4円 1862.4円 31.0円 30.9% 350.2円 24.8倍 2490.7円 509億円 21,829,775株 1,386,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 19.5% 14.3% 15.4% 40.6% 21.9% 28.1% 17.2% 12.5% 73.6% 0.13
2025年3月期 13.3% 9.8% 12.6% 38.6% 18.2% 25.3% 11.6% 11.8% 74.1% 0.16
2024年3月期 5.4% 4.0% 4.7% 30.5% 8.1% 15.7% 5.7% -2.7% 74.6% 0.16

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 16.3% 40.5% 73.1% 3.9% 13.8% 8.2% -
2025年3月期 24.4% 180.4% 154.4% 4.6% 10.9% -0.6% 代表取締役社長 亀谷淳一
2024年3月期 -22.5% -67.9% -71.4% 9.6% 6.7% -2.8% 代表取締役社長 亀谷淳一

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標山一電機株式会社業種中央値
ROE19.5%6.9%
ROA14.3%4.2%
営業利益率21.9%6.8%
純利益率17.2%5.8%
自己資本比率73.6%61.0%
売上成長率16.3%3.9%
PER15.0倍15.0倍
PBR2.93倍1.04倍
EV/EBITDA8.4倍6.5倍
NC/時価総額8.3%8.7%
運転資本余剰/時価総額2.9%-3.4%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社三井ハイテック (6966) 1362億円 2183億円
PHCホールディングス株式会社 (6523) 1378億円 3644億円
株式会社MCJ (6670) 1335億円 2072億円
エレコム株式会社 (6750) 1285億円 1321億円
ホシデン株式会社 (6804) 1255億円 4483億円
キヤノン電子株式会社 (7739) 1489億円 1044億円
日本航空電子工業株式会社 (6807) 1520億円 2279億円
株式会社JVCケンウッド (6632) 1550億円 3569億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2026年3月期)

半導体自動車部品データセンターAI
AIサーバー・データセンター向け製品車載ADAS/ADS向け製品次世代高速伝送コネクタ半導体検査・製造装置向け部品光関連製品(UVIRカット、ARコート等)

見通し: AI・データセンター投資拡大、自動車の電動化・知能化等を背景に、高信頼・高性能な接続機構部品及び高機能光学部材への需要は中長期的に拡大。第5次中期経営計画では2030年、2035年に向けた利益成長を見据え、事業・組織強化と成長投資を進める。

強み: テストソリューション、コネクタソリューション、光関連事業の3本柱。特にコネクタソリューション事業は売上・利益ともに過去最高を更新。グローバルニッチ製品に強み。

懸念: 為替レートの変動リスク、気候変動リスク、価格競争の激化、海外事業展開のリスク、量産拠点がフィリピン等に集中しており、不測の事態発生時の影響が大きい。

リスク: 1. 為替変動リスク:海外生産・販売における為替レートの変動は、コスト増や収入減となり業績に悪影響を与える可能性がある。2. 事業環境変動リスク:グローバル経済、地政学リスク、感染症流行等による需要変動の影響を受けやすい。3. 生産拠点集中リスク:フィリピン等、一部地域への生産拠点集中は、自然災害や紛争等により事業継続が困難になるリスクがある。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、電子機器の心臓部とも言えるICソケットやコネクタといった機構部品の製造・販売を主力事業とする企業です。具体的には、「テストソリューション事業」、「コネクタソリューション事業」、「光関連事業」の3つのセグメントで事業を展開しています。テストソリューション事業では、半導体検査工程に不可欠なバーンインソケットやテストソケット、関連サービスを提供し、スマートフォン、PC、車載機器、ネットワーク機器といった幅広い分野の需要に対応しています。コネクタソリューション事業では、高速伝送用コネクタやカードコネクタ、基板コネクタなど、多様な電子機器に用いられるコネクタ製品群を展開し、特にデータセンターや車載分野、EV向け製品に注力しています。光関連事業では、RGBフィルタやUV/IRカットフィルタといった光学部品を、主にスマートフォンや医療機器、データセンター向けに提供しています。これらの製品群は、技術革新が目覚ましいエレクトロニクス業界において、高性能化・高機能化が進む製品群を支える基盤技術として、重要な役割を担っています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は前期比16.3%増の527億円に達し、好調な業績を記録しました。特に、営業利益は同40.5%増の116億円、経常利益は同57.7%増の121億円、当期純利益は同73.1%増の91億円と、利益面で大幅な伸びを見せました。この力強い成長は、AI・データセンター投資の拡大やモバイル端末の高機能化、自動車の電動化・知能化といった市場トレンドを捉え、各事業セグメントが貢献した結果と言えます。テストソリューション事業は5.2%増収と堅調に推移しましたが、営業利益は微減となりました。一方、コネクタソリューション事業は30.6%増収、263.2%増益と目覚ましい成長を遂げ、事業全体で過去最高を記録しました。光関連事業も23.9%増収、大幅な営業利益改善を実現しました。ROEは15.4%増の424億円(純資産ベース)と、資本効率も向上しており、株主還元についても1株配当は66.3%増の148円と、積極的な姿勢が見られます。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年にわたり培ってきた高度な技術力と、多岐にわたる産業分野への製品供給実績にあります。特に、テストソリューション事業におけるICソケットや、コネクタソリューション事業における高密度・高速伝送対応コネクタなど、ニッチながらも高付加価値な製品群においては、グローバル市場でも高い競争力を有しています。国内外に生産・販売拠点を展開し、グローバルな顧客ニーズに迅速に対応できる体制も強みの一つです。また、主要顧客であるQualcomm Technologies Inc.との長年にわたる取引実績は、当社の信頼性と技術力の高さを物語っています。さらに、AIサーバー、データセンター、車載分野といった成長市場への注力や、新製品開発への積極的な投資は、将来的な競争優位性をさらに強化する要因となるでしょう。第5次中期経営計画では、2030年および2035年に向けた利益成長基盤の確立を目指しており、事業・組織両面からの強化が計画されています。

リスク要因

当社の事業運営には、いくつかのリスク要因が存在します。まず、グローバルな事業展開を行っているため、為替レートの変動は収益に直接的な影響を与える可能性があります。特に、日本円の価値下落は収入減につながる一方、生産拠点の現地通貨高は製造コストを押し上げる要因となります。また、半導体需給や世界経済の動向、米中貿易摩擦のような地政学リスク、感染症の流行といった外部環境の変動は、半導体関連製品の需要に大きく影響を及ぼす可能性があります。価格競争の激化や、原材料価格の変動も利益率を圧迫する要因となり得ます。さらに、製品の微細化・高機能化が進む中で、品質問題やリコールの発生リスク、知的財産権の保護や侵害のリスクも無視できません。生産拠点が一部地域に集中していることも、自然災害や予期せぬ事態発生時の事業継続性に関するリスクとなります。これらのリスクに対し、為替ヘッジやサプライヤーとの連携強化、品質管理体制の維持・向上といった対応を進めていますが、リスクが顕在化した場合、業績に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

当社は、現代の主要な投資テーマである「AI・データセンター」、「自動車の電動化・知能化(EV・ADAS)」、「半導体」といった分野と深く関連しています。AIサーバーやデータセンター向けの高性能なICソケットやコネクタは、データ処理能力の向上に不可欠であり、需要の拡大が見込まれます。自動車分野では、EV化の進展やADAS(先進運転支援システム)の普及に伴い、車載用コネクタや高信頼性ICソケットへの需要が増加しています。半導体検査用ソケットは、半導体製造プロセスの根幹を支える製品であり、半導体市場の動向と密接に連動します。これらの成長分野への積極的な製品開発や販売強化は、当社の将来的な成長ドライバーとなると考えられます。特に、第5次中期経営計画においては、これらの分野向けの製品開発・販売を重点施策としており、中長期的な企業価値向上への貢献が期待されます。

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