株式会社かんぽ生命保険 (7181) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 保険業
AIフィンテック
ℹ 金融業のため一部指標(営業利益率・ROIC・D/Eレシオ等)は対象外です
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 16/18位
E
安定性
業種 16/19位
D
成長性
業種 13/17位
E
効率性
業種 15/19位
E
CF健全性
業種 14/19位
売上高
2.2兆円
粗利率
-
営業利益率
-
純利益率
-
ROE
4.1%
ROIC
-
自己資本比率
7.1%
D/Eレシオ
-
有利子負債
5000億円
ネットキャッシュ
-
NC/時価総額
-
運転資本余剰*
-
運転資本余剰/時価総額*
-
フリーCF
-989億円
FCFマージン
-
キャッシュ化率
-
PBR
0.14倍
EV/EBITDA
-
PER
10.3倍
想定株価
1571.3円
想定時価総額
5682億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2.2兆円 - 385億円 - - 2719億円 1688億円
2025年3月期 3.2兆円 - 391億円 - - 1703億円 1235億円
2024年3月期 2.5兆円 - 412億円 - - 1612億円 871億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 58.4兆円 - - - 4.2兆円
2025年3月期 59.6兆円 - - - 3.2兆円
2024年3月期 60.9兆円 - - - 3.4兆円

※一部項目はデータ取得不可のため合計が一致しない場合があります

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 1.8兆円 - - 5000億円 - - -
2025年3月期 2.0兆円 - - 5000億円 - - -
2024年3月期 1.2兆円 - - 4000億円 - - -

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 -1.9兆円 1.8兆円 -1242億円 -989億円
2025年3月期 -1.6兆円 2.4兆円 601億円 7586億円
2024年3月期 -3.1兆円 2.7兆円 622億円 -3414億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 152.6円 3833.1円 124.0円 81.3% - 10.3倍 1571.3円 5682億円 371,822,000株 10,228,000株
2025年3月期 322.6円 8468.0円 104.0円 32.2% - 9.4倍 3032.2円 1.2兆円 383,192,000株 11,200株
2024年3月期 227.4円 8871.6円 94.0円 41.3% - 12.8倍 2911.4円 1.1兆円 383,192,000株 11,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 4.1% 0.3% - - - - - - 7.1% -
2025年3月期 3.8% 0.2% - - - - - - 5.4% -
2024年3月期 2.6% 0.1% - - - - - - 5.6% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -30.6% - 36.7% -0.2% -4.1% - -
2025年3月期 27.0% - 41.8% 9.3% -0.6% - 取締役兼代表執行役社長 谷垣邦夫
2024年3月期 12.9% - -10.8% -2.7% -8.9% - 取締役兼代表執行役社長 谷垣邦夫

業種比較(保険業、18社中央値)

指標株式会社かんぽ生命保険業種中央値
ROE4.1%8.0%
ROA0.3%1.6%
自己資本比率7.1%26.2%
売上成長率-30.6%12.6%
PER10.3倍18.0倍
PBR0.14倍1.69倍
同業他社: 東京海上ホールディングス株式会社(8766)株式会社第一ライフグループ(8750)MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社(8725)SOMPOホールディングス株式会社(8630)株式会社T&Dホールディングス(8795)全19社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

保険業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ソニーフィナンシャルグループ株式会社 (8729) 9651億円 2.0兆円
ライフネット生命保険株式会社 (7157) 1616億円 512億円
アニコム ホールディングス株式会社 (8715) 1013億円 738億円
株式会社FPパートナー (7388) 518億円 321億円
SBIインシュアランスグループ株式会社 (7326) 487億円 503億円
株式会社アドバンテッジリスクマネジメント (8769) 73億円 99億円
株式会社アイリックコーポレーション (7325) 59億円 94億円
株式会社エージェントIGホールディングス (377A) 38億円 131億円
保険業の企業一覧(全19社)→

異常検知フラグ

2023年3月期: 売上3年連続減少
2022年3月期: 売上3年連続減少
2021年3月期: 売上3年連続減少
2020年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

AI
かんぽ価値提供モデルAI・デジタル投資資産運用強化インオーガニック成長人的資本経営

見通し: 売上高は前期比-30.6%と大幅減収だが、経常利益は+59.7%と大幅増益。これは、一時払終身保険販売減少による新契約件数減少(46.1%減)で売上は落ち込んだものの、資産運用環境の好転(長期金利上昇、株高)が運用益を押し上げ、利益を確保したと推察される。中期経営計画ではAI・デジタル投資による変革、資産運用強化、インオーガニック成長を掲げており、持続的な収益力強化を目指す。

強み: 全国に広がる郵便局網を基盤とした独自のビジネスモデルと、中高齢層・女性中心の強固な顧客基盤。簡易で小口な商品の提供実績。

懸念: 少子高齢化による国内生命保険市場の縮小と、それに伴う伝統的死亡保障ニーズの低下。AI・デジタル投資が想定通りに進まないリスク。

リスク: 1.サイバー攻撃・情報漏洩リスク:AI活用やデジタル化推進に伴い、コンプライアンス・倫理面のリスク増大。2.経済環境変動リスク:国内経済の低迷や金融市場の悪化が運用益や保険料採算を圧迫。3.人材獲得・定着リスク:DX推進や海外業務に必要な人材確保が困難化し、競争力低下に繋がる懸念。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当期決算期(2026年3月期)における当社の主要事業は、生命保険の引き受け、保険料の収納、保険金・給付金等の支払いを中核とする生命保険業です。全国に広がる郵便局ネットワークを基盤とした独自のビジネスモデルを展開し、特に簡易で小口な養老保険や終身保険といった貯蓄性商品の提供に強みを持っています。顧客基盤は中高齢層や女性の比率が高い傾向にありますが、昨今の社会情勢や顧客ニーズの変化に対応するため、学資保険や一時払終身保険など、幅広い世代の多様なニーズに応える商品ラインアップの拡充にも注力しています。また、資産運用事業も展開しており、運用環境の変化を捉えながら、社会課題解決に貢献する資産運用や次世代産業構造を支える企業への投資も推進しています。中期経営計画では、「かんぽ価値提供モデル」の確立、資産運用と社会課題解決の両立、AI・デジタル等を活用した事業変革による提供価値拡大を3つの重要戦略として掲げ、持続的な成長を目指しています。

直近決算ハイライト

当期決算期(2026年3月期)の業績は、売上高が21,887億円となり、前期比-30.6%と大幅な減少となりました。一方で、経常利益は2,719億円と前期比+59.7%と大きく増加し、当期純利益も1,688億円と前期比+36.7%となりました。利益率が大きく改善した背景には、一時払終身保険の販売減少など、収益構造の変化が影響していると考えられます。純資産は17,535億円で前期比+2.7%と微増でしたが、総資産は584,422億円で前期比-1.9%と減少しました。現金及び預金は17,530億円で前期比-11.3%と減少しています。営業キャッシュ・フローは-18,849億円と前期比-15.8%とマイナス幅が拡大しており、事業活動からのキャッシュ創出力に課題が見られます。一株当たり当期純利益(EPS)は152.55円と前期比-52.7%と大幅に低下しましたが、一株配当は124.00円と前期比+19.2%と増配を実施しており、株主還元への意欲を示しています。

強みと競争優位性

当社の最大の強みは、全国に張り巡らされた郵便局ネットワークを活用した広範な顧客基盤と、長年にわたり培われてきた顧客からの信頼です。この独自の販売チャネルは、他社にはない圧倒的なリーチを可能にし、特に地方や高齢層へのアクセスにおいて優位性を持っています。また、簡易で分かりやすい商品ラインアップは、生命保険に馴染みの薄い層や、簡便な手続きを求める顧客層からの支持を得ています。「かんぽ生命保険」というブランド力も、安心感と信頼性の源泉となっています。さらに、中期経営計画で推進しているAI・デジタル技術の活用や「かんぽ価値提供モデル」の確立は、変化する顧客ニーズや市場環境への適応力を高め、将来的な競争優位性の源泉となり得ます。資産運用分野においても、国内金利上昇の環境を捉え、ポートフォリオの再構築やオルタナティブ資産への投資など、収益源の多様化と拡大を図っている点も注目されます。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスク要因として、まず、経済環境の変動が挙げられます。国内の経済物価情勢、家計所得の動向、貯蓄・投資スタンスの変化は、保険商品の販売や資産運用に直接的な影響を与えます。特に、消費者物価の高騰が続けば、事業費の高騰や保険料採算の悪化、人材確保の困難化につながる可能性があります。また、サイバー攻撃や情報漏洩のリスクも、事業運営の基盤となるシステムへの脅威として認識されています。さらに、少子高齢化に伴う国内人口の減少は、伝統的な死亡保障へのニーズ縮小という構造的な課題をもたらし、顧客基盤の維持・拡大に影響を与える可能性があります。商品・顧客構成のリスクとしても、中高齢層・女性比率の高さが挙げられます。競合他社との競争も激化しており、商品内容、販売チャネル、保険料水準などで優位に立つ他社との競争に直面しています。AI技術の急速な進展や規制環境の変化への対応遅れも、事業展開に悪影響を及ぼすリスクとして挙げられています。

投資テーマとの関連

当社の事業は、直接的にはAIや半導体といった先端技術テーマに深く関連しているわけではありません。しかし、中期経営計画においてAI・デジタル投資を積極的に推進し、「AI・デジタル等を駆使した事業変革」を掲げている点は、AI活用による業務効率化や顧客体験価値向上を目指す動きとして、AI投資テーマとの間接的な関連性を示唆しています。また、「資産運用と社会課題の解決」を戦略の一つに据え、インパクト投資の推進や次世代産業構造を支える企業への投資に言及している点は、ESG(環境・社会・ガバナンス)やサステナビリティといった投資テーマとの関連性が見られます。特に、運用環境の変化を捉え、社会課題解決に貢献する資産運用を推進する姿勢は、持続可能な社会の実現に貢献する企業への投資関心を高める可能性があります。しかし、現時点では、これらのテーマとの直接的な事業収益への貢献度は限定的であり、今後の戦略実行の進捗が注目されます。

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