アニコム ホールディングス株式会社 (8715) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 保険業
ヘルスケアIT医療機器
ℹ 金融業のため一部指標(営業利益率・ROIC・D/Eレシオ等)は対象外です
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 11/18位
D
安定性
業種 6/19位
B
成長性
業種 6/17位
D
効率性
業種 7/19位
E
CF健全性
業種 17/19位
売上高
738億円
粗利率
-
営業利益率
-
純利益率
-
ROE
7.2%
ROIC
-
自己資本比率
40.0%
D/Eレシオ
-
有利子負債
50億円
ネットキャッシュ
-
NC/時価総額
-
運転資本余剰*
-
運転資本余剰/時価総額*
-
フリーCF
-118億円
FCFマージン
-
キャッシュ化率
-
PBR
3.30倍
EV/EBITDA
-
PER
46.2倍
想定株価
1375.4円
想定時価総額
1013億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 738億円 - 12億円 20億円 33億円 35億円 22億円
2025年3月期 677億円 - 8億円 10億円 18億円 49億円 32億円
2024年3月期 604億円 - 7億円 39億円 46億円 42億円 27億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 767億円 非該当 非該当 非該当 307億円
2025年3月期 725億円 非該当 非該当 非該当 301億円
2024年3月期 664億円 非該当 非該当 非該当 311億円

※一部項目はデータ取得不可のため合計が一致しない場合があります

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 91億円 - 非該当 50億円 非該当 22億円 -
2025年3月期 226億円 - 非該当 100億円 - 24億円 -
2024年3月期 210億円 - 非該当 50億円 - 25億円 -

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 48億円 -167億円 -17億円 -118億円
2025年3月期 64億円 -51億円 3億円 13億円
2024年3月期 57億円 -111億円 -13億円 -55億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 29.8円 395.1円 9.0円 30.2% - 46.2倍 1375.4円 1013億円 74,939,160株 1,300,700株
2025年3月期 42.0円 376.5円 8.5円 20.3% - 12.7倍 533.1円 400億円 74,939,160株 4,200株
2024年3月期 34.0円 375.2円 5.5円 16.2% - 17.0倍 578.3円 461億円 81,309,160株 1,628,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 7.2% 2.9% - - - - - - 40.0% -
2025年3月期 10.8% 4.5% - - - - - - 41.6% -
2024年3月期 8.8% 4.1% - - - - - - 46.9% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 9.1% 105.2% -32.1% 9.3% 9.0% 17.7% -
2025年3月期 12.0% -74.3% 18.9% 8.5% 10.3% 76.3% 代表取締役 小森伸昭
2024年3月期 6.9% 208.8% 19.5% 8.0% 11.0% 158.2% 代表取締役 小森伸昭

業種比較(保険業、18社中央値)

指標アニコム ホールディングス株式会社業種中央値
ROE7.2%8.0%
ROA2.9%1.4%
自己資本比率40.0%24.4%
売上成長率9.1%11.0%
PER46.2倍16.9倍
PBR3.30倍1.60倍
同業他社: 東京海上ホールディングス株式会社(8766)株式会社第一ライフグループ(8750)MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社(8725)SOMPOホールディングス株式会社(8630)株式会社T&Dホールディングス(8795)全19社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

保険業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社FPパートナー (7388) 518億円 321億円
SBIインシュアランスグループ株式会社 (7326) 487億円 503億円
ライフネット生命保険株式会社 (7157) 1616億円 512億円
株式会社アドバンテッジリスクマネジメント (8769) 73億円 99億円
株式会社アイリックコーポレーション (7325) 59億円 94億円
株式会社エージェントIGホールディングス (377A) 38億円 131億円
株式会社かんぽ生命保険 (7181) 5682億円 2.2兆円
ソニーフィナンシャルグループ株式会社 (8729) 9651億円 2.0兆円
保険業の企業一覧(全19社)→

AI分析(2026年3月期)

ヘルスケアIT
ペット保険事業の収益力向上予防型保険の差別化健康イノベーション事業の拡大データ活用による疾病予防・健康延伸サービス動物医療ネットワークの拡充

見通し: ペット保険事業の堅調な成長と、健康イノベーション事業の拡大により、売上高は前期比9.1%増の738億円と過去最高を更新。営業利益は大幅増益だが、経常利益・純利益は減少。2026年度はシナジー創出事業拡大と予防型保険の差別化で利益成長を目指す。

強み: ペット保険事業で培った膨大なデータと、それらを活用した予防医療・健康増進サービスへの展開力。国内最大級のブリーダーマッチングサイトも強み。

懸念: ペット保険市場の競争激化による保険引受減少リスク、および動物医療の高度化・インフレによる損害率上昇リスク。コンバインド・レシオは95.0%と悪化傾向。

リスク: ペット保険事業への過度な依存(売上約90%)による市場縮小リスク。競争激化と損害率上昇は収益性を圧迫。資産運用リスクも存在し、市場変動が業績に影響する可能性。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

アニコムグループは、ペット保険事業を中核とし、ペットとその家族の「ありがとう」を世界中に拡大することを目指しています。主要事業は損害保険事業(ペット保険)であり、グループ全体の売上の約90%を占めています。このペット保険事業で培った膨大な診療データや動物医療ネットワーク、遺伝子解析技術を基盤に、事業領域を拡大しています。川上においては、適正な繁殖・流通支援や、どうぶつと家族とのマッチングサポート、川中においては、予防・未病領域を含む健康維持サービスや各種ケア商材の提供、川下においては、一次診療から高度医療までを含む動物医療の提供へと事業を広げています。これらの事業は相互にシナジーを生み出し、有機的なポートフォリオを形成しています。2026年3月期における売上高は738億円で、前期比9.1%増と堅調な成長を維持しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結決算は、売上高が738億円(前期比9.1%増)と過去最高を記録し、事業の拡大を示しました。しかし、営業利益は20億円(前期比105.2%増)と大幅に増加したものの、経常利益は35億円(前期比28.3%減)、当期純利益は22億円(前期比32.1%減)と減益となりました。これは、保険引受費用や営業費及び一般管理費の増加が利益を圧迫したことが要因です。特に、損害保険事業におけるE/I損害率はペットの長寿化や医療費上昇の影響で62.2%(前期比1.6pt上昇)となり、事業費率も他社からの契約移管コスト等により32.8%(前期比0.5pt上昇)となりました。その結果、コンバインド・レシオは95.0%(前期比2.1pt上昇)と悪化しています。一方で、ペット向けインターネットサービス事業、動物病院運営事業、健康イノベーション事業、その他の事業といったシナジー創出事業が堅調に伸長し、経常収益の増加に貢献しました。

強みと競争優位性

アニコムグループの最大の強みは、ペット保険事業で蓄積された膨大な診療データと、それを活用した予防型保険の確立への注力です。139万頭超の加入動物と日々1万件以上の診療情報から得られるデータ分析に基づき、遺伝的脆弱性をカバーするための腸内細菌叢の多様性や口腔内ケアの重要性を特定し、研究開発を進めています。これにより、他社との差別化を図り、顧客の健康増進と疾病予防に貢献しています。また、事業領域を保険事業にとどまらず、川上の繁殖・流通支援から川下の高度医療までをカバーする有機的なポートフォリオを構築している点も強みです。これにより、ペットのライフステージ全体をサポートする包括的なサービス提供が可能となり、顧客ロイヤルティの向上と事業全体の安定化に寄与しています。さらに、日本最大級のブリーダーマッチングサイト「みんなのブリーダー」を運営しており、ペット保険契約件数の増加やブリーダーサポートサービスの拡大に繋がる強力なプラットフォームを有しています。

リスク要因

アニコムグループの主要なリスクとしては、まずペット保険事業における競争激化が挙げられます。大手損害保険会社や他業種からの参入により、商品・サービス・価格競争が激化し、契約件数や保険料単価の低下に繋がる可能性があります。また、ペットの長寿化や動物医療の高度化、インフレによる医療費上昇が損害率の上昇を招き、収益性を圧迫するリスクがあります。さらに、国内のペット業界が衰退するリスクも無視できません。法改正によるペットショップの減少や、経済環境の変化、人獣共通感染症の発生懸念により、ペットの飼育頭数が減少した場合、ペット保険を中心としたビジネスモデルが成り立たなくなる可能性があります。加えて、大規模自然災害やサイバー攻撃による事業中断、情報漏洩、システム障害のリスクも潜在しています。これらのリスクに対して、ERM(統合的リスク管理)を推進し、リスク管理体制の強化に努めていますが、事業環境の変化への対応が継続的な課題となります。

投資テーマとの関連

アニコムグループは、ペットの「家族化」の進展や、孤独・不安を癒す存在としてのペット需要の高まりを背景に、成長分野であるペット関連市場に深く関わっています。特に、ペット保険市場は、同社の中心事業であり、健康意識の高まりとともに今後も堅調な成長が見込まれます。同社が注力する「予防型ペット保険」や、データ分析に基づいた健康増進サービスは、健康寿命の延伸やQOL(Quality of Life)向上といった、ヘルスケア分野における投資テーマとも親和性があります。また、動物医療の高度化や再生医療への取り組みは、バイオテクノロジーや医療技術の進化といったテーマとの関連も示唆されます。さらに、同社が保有する膨大なペット関連データは、AIを活用した分析による新たなサービス開発や、ペットテック分野への展開といった、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連の投資テーマにも貢献する可能性があります。

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