株式会社フルヤ金属 (7826) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: その他製品
半導体再生可能エネルギー電子材料レアメタル
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 13/119位
C
安定性
業種 81/119位
C
成長性
業種 54/119位
D
効率性
業種 83/119位
E
CF健全性
業種 103/119位
売上高
574億円
粗利率
24.7%
営業利益率
16.6%
純利益率
11.3%
ROE
10.0%
ROIC
7.1%
自己資本比率
52.0%
D/Eレシオ
0.45
有利子負債
292億円
ネットキャッシュ
-161億円
NC/時価総額
-26.0%
運転資本余剰*
-335億円
運転資本余剰/時価総額*
-54.0%
フリーCF
-40億円
FCFマージン
-7.0%
キャッシュ化率
0.14倍
PBR
0.96倍
EV/EBITDA
7.2倍
PER
9.6倍
想定株価
2524.9円
想定時価総額
621億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年6月期 574億円 142億円 13億円 95億円 108億円 94億円 65億円
2024年6月期 475億円 147億円 13億円 98億円 111億円 107億円 74億円
2023年6月期 481億円 154億円 9億円 115億円 124億円 124億円 94億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年6月期 1239億円 997億円 466億円 127億円 644億円
2024年6月期 1127億円 914億円 449億円 73億円 603億円
2023年6月期 875億円 672億円 358億円 74億円 441億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年6月期 130億円 824億円 35億円 292億円 5200万円 - -335億円
2024年6月期 123億円 702億円 61億円 221億円 4400万円 - -327億円
2023年6月期 31億円 561億円 47億円 221億円 2000万円 - -327億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年6月期 9億円 -49億円 48億円 -40億円
2024年6月期 32億円 -22億円 81億円 10億円
2023年6月期 -5億円 -23億円 20億円 -28億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年6月期 263.3円 2622.1円 96.0円 36.5% -657.0円 9.6倍 2524.9円 621億円 25,389,636株 813,500株
2024年6月期 322.5円 2455.4円 286.0円 88.7% -397.3円 13.6倍 4369.5円 1073億円 25,389,636株 836,100株
2023年6月期 449.2円 2107.2円 85.0円 18.9% -905.2円 8.8倍 3970.7円 832億円 21,795,636株 850,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年6月期 10.0% 5.2% 7.1% 24.7% 16.6% 18.9% 11.3% -7.0% 52.0% 0.45
2024年6月期 12.3% 6.6% 8.3% 30.9% 20.6% 23.3% 15.6% 2.1% 53.5% 0.37
2023年6月期 21.3% 10.8% 12.1% 32.0% 23.9% 25.8% 19.6% -5.8% 50.4% 0.50

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年6月期 20.7% -2.8% -12.7% 8.2% 20.2% -9.9% 代表取締役社長 古屋堯民
2024年6月期 -1.2% -14.6% -21.2% 12.0% 17.3% -2.1% 代表取締役社長 古屋堯民
2023年6月期 6.2% -12.0% 2.9% 28.2% 17.8% 46.2% 代表取締役社長 古屋堯民

業種比較(その他製品、118社中央値)

指標株式会社フルヤ金属業種中央値
ROE10.0%6.8%
ROA5.2%3.7%
営業利益率16.6%5.4%
純利益率11.3%4.2%
自己資本比率52.0%59.3%
売上成長率20.7%2.7%
PER9.6倍13.1倍
PBR0.96倍0.85倍
EV/EBITDA7.2倍6.4倍
NC/時価総額-26.0%8.8%
運転資本余剰/時価総額-54.0%-7.7%
同業他社: 任天堂株式会社(7974)TOPPANホールディングス株式会社(7911)大日本印刷株式会社(7912)株式会社バンダイナムコホールディングス(7832)株式会社アシックス(7936)全119社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

その他製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
NISSHA株式会社 (7915) 601億円 1949億円
株式会社トランザクション (7818) 700億円 275億円
株式会社広済堂ホールディングス (7868) 720億円 362億円
三井松島ホールディングス株式会社 (1518) 504億円 655億円
小松ウオール工業株式会社 (7949) 464億円 467億円
株式会社ツツミ (7937) 458億円 352億円
共同印刷株式会社 (7914) 456億円 982億円
グローブライド株式会社 (7990) 455億円 1270億円
その他製品の企業一覧(全119社)→

AI分析(2025年6月期)

半導体再生可能エネルギー電子材料レアメタル
プラチナグループメタル(PGM)事業工業用貴金属製品貴金属リサイクル・精製デジタル・グリーン社会向け素材中期経営計画「KFKビジョン2030」

見通し: 中長期経営計画「KFKビジョン2030」に基づき、稼ぐ力強化と新事業の柱創出を目指す。デジタル・グリーン社会の進展を捉え、売上1,500億円、経常利益200億円(2030年6月期目標)達成に向け、貴金属素材・製品の高付加価値化と回収・精製技術の強化を進める。

強み: プラチナグループメタル(PGM)に特化し、電子・薄膜・サーマル・ファインケミカル・リサイクル分野で高付加価値製品を提供。田中貴金属工業との資本業務提携による安定調達力も強み。

懸念: 主要原材料である貴金属の価格変動リスク、稀少金属の調達リスク、同業他社との価格競争、開発・品質問題による信頼性低下リスク。

リスク: 貴金属価格変動・調達リスク:イリジウム・ルテニウム等の稀少金属の価格変動や供給不安が業績に影響。為替変動リスク:輸出入取引や海外子会社での為替変動が収益・財務に影響。生産拠点集約リスク:自然災害等によるつくば工場での生産停止が業績に影響。

AI詳細分析(2025年6月期)

事業概要

フルヤ金属は、プラチナグループメタル(PGM)を中心とした工業用貴金属製品の製造・販売を主軸とする企業です。その優れた耐熱性、化学的安定性、触媒活性といった特性を活かし、エレクトロニクス、光学ガラス、クリーンエネルギー、環境、医療など、多岐にわたる先端産業分野に不可欠な素材を提供しています。事業は「電子」「薄膜」「サーマル」「ファインケミカル・リサイクル」「サプライチェーン支援」の5つのセグメントに大別されます。電子分野では、携帯電話や通信機器、医療機器などに使用される酸化物単結晶育成用ルツボや光学ガラス溶解用貴金属製品を、薄膜分野ではHDDや次世代半導体向けのスパッタリングターゲットを製造・販売しています。サーマル分野では、高温工程での温度測定・制御に不可欠な熱電対などを、ファインケミカル・リサイクル分野では各種触媒や有機EL材料向け貴金属化合物、そして貴金属のリサイクル・精製サービスを展開しています。サプライチェーン支援では、製品受注に直接紐づかない貴金属原材料の販売も行っています。これらの製品群は、現代社会の技術革新と持続可能性の追求に貢献する基盤技術を支えています。

直近決算ハイライト

2025年6月期(連結)の業績は、売上高が前期比20.7%増の57,379百万円と増加したものの、売上総利益は同3.3%減の14,188百万円、営業利益は同2.8%減の9,538百万円、経常利益は同12.2%減の9,389百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同12.7%減の6,468百万円となりました。売上総利益率は24.7%と、前期から6.1ポイント低下しました。これは、主要貴金属価格の高止まりや緩やかな下落が業績に影響したこと、また、電子、サーマルといった一部セグメントでの受注回復の遅れが響いたためと考えられます。一方で、薄膜分野やファインケミカル・リサイクル分野、サプライチェーン支援分野は増加しており、特に薄膜分野ではデータセンター投資の活況や新製品の販売開始が貢献しました。営業外収益では為替差益が2,173百万円増加したものの、デリバティブ評価損が1,719百万円増加したこともあり、経常利益、純利益の減少につながりました。

強みと競争優位性

フルヤ金属の最大の強みは、プラチナグループメタル(PGM)に特化した高度な加工技術と、長年にわたり培ってきた専門知識、そして多様な産業分野への応用力にあります。特に、イリジウムやルテニウムといった希少金属の取り扱いにおいて、独自の精製・加工技術を有しており、これが高付加価値製品の提供を可能にしています。また、顧客のニーズに合わせた提案型営業を重視し、単なる製品供給に留まらず、顧客の課題解決に貢献するソリューションを提供することで、強固な顧客基盤を構築しています。さらに、田中貴金属工業株式会社との資本業務提携は、原材料の安定調達や販売ルートの多様化といった面で、同社の競争優位性をさらに高めています。貴金属リサイクル事業においても、資源循環型社会への貢献とともに、安定的な収益源を確保できる体制を構築している点も、他社との差別化要因となっています。

リスク要因

同社の業績は、携帯電話、半導体、電子部品、液晶ディスプレイなどの電子機器メーカーや、関連業界の設備投資動向に大きく左右される傾向があります。これらの業界の景気後退や設備投資の抑制は、業績に直接的な悪影響を及ぼす可能性があります。また、製品の主要原材料である貴金属、特にプラチナグループメタル(PGM)の価格変動は、売上高だけでなく利益にも大きな影響を与えます。イリジウムやルテニウムといった希少金属の調達リスクも存在し、産出国での政治・経済情勢の変化や需給逼迫は、供給体制に影響を与える可能性があります。為替変動リスクも無視できず、外貨建て取引や海外子会社の財務諸表換算を通じて、業績や財務状態に影響を与える可能性があります。さらに、同業他社との激しい価格競争や、新製品開発の遅延、品質問題によるクレーム発生なども、業績を下振れさせる要因となり得ます。

投資テーマとの関連

フルヤ金属は、その事業内容から複数の重要な投資テーマとの関連性が深いです。まず、半導体製造装置や電子部品(SAWフィルター、光アイソレーターなど)向けの高純度貴金属材料の供給は、「半導体」および「先端エレクトロニクス」といったテーマに直結します。データセンター向け記憶媒体であるHDD用スパッタリングターゲットや、次世代通信(BAW)用ターゲット材の供給は、デジタル化の進展を支える基盤技術として、これらのテーマとの関連性が高いと言えます。また、グリーン社会の実現に向けた触媒や、省エネルギー関連技術への貴金属化合物の提供は、「クリーンエネルギー」や「環境技術」といったテーマに貢献しています。さらに、貴金属のリサイクル・精製事業は、資源循環型社会の構築に貢献する「サステナビリティ」や「SDGs」といったテーマとも関連が深いです。これらのテーマは、長期的な成長が見込まれており、同社はその恩恵を受ける可能性があります。

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