株式会社エムティーアイ (9438) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AIEdTech
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 176/649位
B
安定性
業種 353/657位
B
成長性
業種 174/637位
B
効率性
業種 235/657位
A
CF健全性
業種 130/656位
売上高
299億円
粗利率
74.3%
営業利益率
9.8%
純利益率
11.4%
ROE
18.5%
ROIC
10.3%
自己資本比率
55.2%
D/Eレシオ
0.09
有利子負債
17億円
ネットキャッシュ
161億円
NC/時価総額
38.0%
運転資本余剰*
97億円
運転資本余剰/時価総額*
23.0%
フリーCF
40億円
FCFマージン
13.2%
キャッシュ化率
1.66倍
PBR
2.30倍
EV/EBITDA
6.2倍
PER
12.5倍
想定株価
770.3円
想定時価総額
424億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年9月期 299億円 222億円 13億円 29億円 43億円 30億円 34億円
2024年9月期 277億円 204億円 15億円 24億円 39億円 28億円 24億円
2023年9月期 268億円 184億円 14億円 3億円 17億円 5億円 8億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年9月期 333億円 232億円 81億円 28億円 184億円
2024年9月期 297億円 202億円 70億円 36億円 154億円
2023年9月期 292億円 189億円 73億円 42億円 140億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年9月期 178億円 - 41億円 17億円 47億円 6179万円 97億円
2024年9月期 148億円 - 42億円 24億円 45億円 2714万円 79億円
2023年9月期 137億円 - 42億円 32億円 41億円 2億円 64億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年9月期 57億円 -17億円 -9億円 40億円
2024年9月期 41億円 -14億円 -16億円 28億円
2023年9月期 48億円 -13億円 -18億円 34億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年9月期 61.6円 331.9円 19.0円 30.8% 293.1円 12.5倍 770.3円 424億円 60,435,200株 5,420,100株
2024年9月期 43.0円 280.5円 17.0円 39.5% 227.1円 26.9倍 1158.0円 632億円 61,429,600株 6,834,000株
2023年9月期 13.7円 254.4円 16.0円 116.5% 193.8円 44.5倍 611.0円 332億円 61,264,600株 6,878,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年9月期 18.5% 10.2% 10.3% 74.3% 9.8% 14.2% 11.4% 13.2% 55.2% 0.09
2024年9月期 15.3% 8.0% 9.4% 73.8% 8.6% 14.2% 8.5% 10.0% 52.0% 0.16
2023年9月期 5.4% 2.6% 1.2% 68.6% 1.1% 6.4% 2.8% 12.7% 47.9% 0.23

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年9月期 8.1% 23.1% 44.0% 4.2% 2.8% 50.1% 代表取締役社長 前多俊宏
2024年9月期 3.3% 702.3% 213.8% 2.4% 0.4% 7.4% 代表取締役社長 前多俊宏
2023年9月期 1.2% -65.7% -19.1% 0.9% -1.6% -50.8% 代表取締役社長 前多俊宏

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社エムティーアイ業種中央値
ROE18.5%11.1%
ROA10.2%6.6%
営業利益率9.8%8.6%
純利益率11.4%6.5%
自己資本比率55.2%62.0%
売上成長率8.1%9.2%
PER12.5倍17.2倍
PBR2.30倍2.29倍
EV/EBITDA6.2倍7.8倍
NC/時価総額38.0%20.4%
運転資本余剰/時価総額23.0%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社プレイド (4165) 416億円 134億円
TDCソフト株式会社 (4687) 436億円 484億円
株式会社ソラコム (147A) 410億円 124億円
株式会社学研ホールディングス (9470) 438億円 1991億円
株式会社じげん (3679) 405億円 292億円
株式会社アイティフォー (4743) 445億円 231億円
クラシル株式会社 (299A) 400億円 170億円
株式会社eWeLL (5038) 399億円 34億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2021年9月期: 売上3年連続減少
2020年9月期: 売上3年連続減少
2019年9月期: 売上3年連続減少

AI分析(2025年9月期)

AIEdTech
ヘルスケア事業学校DX事業AI技術活用コンテンツ事業DX推進

見通し: ヘルスケア事業と学校DX事業への先行投資が奏功し、増収増益基調が継続。コンテンツ事業の収益維持を図りつつ、AI技術活用で各事業の付加価値向上とDX推進により持続的成長を目指す。

強み: コンテンツ事業で培った顧客基盤とAI技術力。ヘルスケア・学校DX分野への注力と先行投資が競争優位性を構築。

懸念: コンテンツ事業の収益低減傾向。AI・セキュリティ人材の獲得競争激化と育成が課題。

リスク: 技術革新への対応遅れや、競合との差別化不足によるサービス陳腐化・顧客離れ。自然災害やサイバー攻撃によるシステム障害で事業中断のリスク。コンテンツ事業における主要チャネル(携帯キャリア)への依存度が高い。

AI詳細分析(2025年9月期)

事業概要

株式会社エムティーアイ(以下、同社)は、ITを活用した多様なサービスをエンドユーザー、自治体、病院、調剤薬局、法人等に提供する企業である。事業は「コンテンツ事業」「ヘルスケア事業」「学校DX事業」「その他事業」の4つのセグメントで構成されている。コンテンツ事業では、音楽、書籍、コミック、天気・地図情報、セキュリティ関連アプリ等の月額課金サービスに加え、コミック配信事業者向けにオリジナルコミック作品を提供する。ヘルスケア事業は、女性向けヘルスケアサービス「ルナルナ」や医師相談サービス「カラダメディカ」といったBtoCサービスに加え、クラウド薬歴、母子手帳アプリ、子育てDXサービス、オンライン診療、電子カルテ等のBtoB、BtoBtoCサービスを展開し、医療機関や自治体等を支援する。学校DX事業では、連結子会社のモチベーションワークス株式会社を通じて、学校法人向けにクラウド型校務支援システム「BLEND」等のサービスを提供する。その他事業では、AI事業や法人向けDX支援事業、ソリューション事業を展開している。同社は、コンテンツ事業で得た収益を、成長ポテンシャルが高いヘルスケア事業および学校DX事業への先行投資に振り向け、安定的な収益源を複数育成することを目指している。

直近決算ハイライト

2025年9月期連結決算において、同社は売上高299億1000万円(前期比8.1%増)と増収を達成した。これは主にヘルスケア事業および学校DX事業の売上伸張が牽引した結果である。売上総利益も222億2300万円(同8.9%増)と増加した。営業利益は広告宣伝費の増加等で販売費及び一般管理費が増加したものの、売上総利益の増益がこれを吸収し、29億4600万円(同23.1%増)と大幅な増益となった。経常利益は、前期に持分法による投資利益が大きく計上された反動もあり、30億2700万円(同7.1%増)の増加に留まった。親会社株主に帰属する当期純利益は、還付消費税等による特別利益の増加や法人税等調整額の減少が寄与し、34億400万円(同44.0%増)と大幅な増益で着地した。セグメント別では、コンテンツ事業は有料会員数微増も広告宣伝費増で営業利益微減、ヘルスケア事業はクラウド薬歴の売上拡大も開発費増で営業損失となった。学校DX事業はシステム導入校数の増加により大幅増収・増益を達成し、その他事業もDX支援事業の堅調な受注と不採算事業の縮小による販管費削減で大幅増益となった。期末自己資本比率は55.2%(前年同期比3.2ポイント増)、ROEは20.1%(同4.0ポイント増)といずれも改善している。

強みと競争優位性

同社の強みは、長年培ってきたコンテンツ事業における顧客基盤と、それを活用したヘルスケア事業や学校DX事業への戦略的な事業転換と先行投資にある。特に、女性向けヘルスケアサービス「ルナルナ」で築き上げたブランド力とユーザーとの信頼関係は、ヘルスケア領域におけるBtoC・BtoBサービス展開の強力なアドバンテージとなっている。また、クラウド薬歴や母子手帳アプリ等のBtoB、BtoBtoCサービスにおいては、医療機関や自治体といった顧客との長期的な関係構築が見込まれるストック型ビジネスモデルへの転換を進めており、これが安定的な収益基盤となる可能性を秘めている。学校DX事業においても、クラウド型校務支援システム「BLEND」の導入校数を着実に伸ばしており、教育現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進という追い風も受けている。さらに、AI事業を展開する子会社Automagi株式会社を擁しており、AI技術の活用をDXサービスに組み込むことで、顧客への提供価値を高める潜在力を持つ。これらの複数の事業領域におけるシナジー創出と、先進技術への積極的な投資が、同社の持続的な成長と競争優位性の源泉となっている。

リスク要因

同社が抱えるリスク要因は多岐にわたる。まず、事業環境の変化への対応が挙げられる。IT技術の急速な進展に対し、技術革新へのキャッチアップが遅れた場合、サービスの陳腐化や開発コストの増大を招く可能性がある。また、激化する競合との価格競争や顧客獲得競争において、差別化が図れず収益を確保できないリスクも存在する。情報ネットワークへの依存は、自然災害やサイバー攻撃によるシステム障害、クラウドサービス提供者の障害発生時等に、事業中断や信用の失墜に繋がる可能性がある。コンテンツ事業においては、コンテンツホルダーや携帯キャリアへの依存度が高く、契約継続が困難になった場合、業績に影響を与える。ヘルスケア事業や学校DX事業は成長分野として期待されるものの、市場の変化や予期せぬ事態により、先行投資に見合う収益を上げられないリスクがある。さらに、個人情報漏洩や知的財産権侵害といった法的リスク、代表者への依存、優秀な人材の確保・維持、内部管理体制の整備遅延も経営に影響を及ぼす可能性がある。新規事業やM&Aにおける投資回収リスクや、自然災害等による事業継続への影響も考慮すべき点である。

投資テーマとの関連

同社は、現代の主要な投資テーマであるデジタルトランスフォーメーション(DX)および人工知能(AI)分野において、その事業活動を通じて深く関わっている。特に、ヘルスケア事業における医療機関や自治体向けDXサービス、学校DX事業における教育機関向けDXサービスは、それぞれの分野におけるDX推進の最前線にあると言える。これらの事業は、業務効率化やサービス提供の高度化に貢献するものであり、社会的なニーズも高い。また、AI事業を展開する子会社Automagi株式会社の存在は、AI技術の活用を積極的に進めていることを示唆している。生成AIの急速な普及という現状を踏まえ、AIエージェント機能などの応用技術を取り入れ、顧客への提供価値を最大化しようとする姿勢は、AI関連テーマへの貢献度を示している。さらに、AI・セキュリティ人材の採用・教育への投資を強化していることは、AI技術の進化とそのリスクに対応しようとする戦略的な取り組みであり、今後のAI関連技術の発展において、同社が果たす役割の可能性を示唆している。これらのことから、同社はDXおよびAIといった成長テーマへの投資妙味を持つ企業として位置づけられる。

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