株式会社アイティフォー (4743) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
フィンテッククラウドAI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 150/649位
A
安定性
業種 131/657位
C
成長性
業種 337/637位
B
効率性
業種 277/657位
B
CF健全性
業種 259/656位
売上高
231億円
粗利率
38.1%
営業利益率
16.7%
純利益率
11.9%
ROE
13.4%
ROIC
12.9%
自己資本比率
73.6%
D/Eレシオ
0.01
有利子負債
2億円
ネットキャッシュ
87億円
NC/時価総額
19.5%
運転資本余剰*
28億円
運転資本余剰/時価総額*
6.4%
フリーCF
15億円
FCFマージン
6.4%
キャッシュ化率
1.12倍
PBR
2.15倍
EV/EBITDA
8.3倍
PER
15.8倍
想定株価
1652.7円
想定時価総額
445億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 231億円 88億円 4億円 39億円 43億円 41億円 28億円
2025年3月期 206億円 79億円 3億円 35億円 39億円 37億円 29億円
2024年3月期 207億円 78億円 3億円 37億円 41億円 38億円 28億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 281億円 201億円 61億円 8億円 207億円
2025年3月期 240億円 185億円 45億円 4億円 190億円
2024年3月期 240億円 195億円 49億円 3億円 188億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 89億円 4億円 64億円 2億円 46億円 1億円 28億円
2025年3月期 89億円 6億円 47億円 - 30億円 - 44億円
2024年3月期 115億円 7億円 45億円 - 25億円 744万円 66億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 31億円 -16億円 -15億円 15億円
2025年3月期 26億円 -25億円 -27億円 1億円
2024年3月期 28億円 -5億円 -16億円 23億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 104.3円 780.5円 80.0円 76.7% 322.1円 15.8倍 1652.7円 445億円 27,911,900株 995,100株
2025年3月期 108.1円 720.8円 50.0円 46.3% 331.9円 13.7倍 1485.2円 400億円 27,911,900株 994,000株
2024年3月期 101.8円 695.8円 40.0円 39.3% 423.0円 13.4倍 1360.7円 370億円 28,611,900株 1,411,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 13.4% 9.8% 12.9% 38.1% 16.7% 18.6% 11.9% 6.4% 73.6% 0.01
2025年3月期 15.3% 12.2% 13.0% 38.3% 17.2% 18.9% 14.2% 0.5% 79.5% -
2024年3月期 14.7% 11.6% 13.9% 37.5% 18.1% 19.7% 13.4% 11.3% 78.5% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 12.4% 9.2% -5.4% 8.0% 7.2% 6.2% -
2025年3月期 -0.5% -5.5% 5.2% 6.5% 6.2% 5.2% 代表取締役社長 佐藤恒徳
2024年3月期 12.7% 16.2% 20.9% 8.2% 10.5% 19.6% 代表取締役社長 佐藤恒徳

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社アイティフォー業種中央値
ROE13.4%11.1%
ROA9.8%6.6%
営業利益率16.7%8.6%
純利益率11.9%6.5%
自己資本比率73.6%62.0%
売上成長率12.4%9.1%
PER15.8倍17.2倍
PBR2.15倍2.29倍
EV/EBITDA8.3倍7.8倍
NC/時価総額19.5%20.5%
運転資本余剰/時価総額6.4%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社学研ホールディングス (9470) 438億円 1991億円
TDCソフト株式会社 (4687) 436億円 484億円
株式会社ワンキャリア (4377) 460億円 76億円
コムチュア株式会社 (3844) 462億円 381億円
株式会社エムティーアイ (9438) 424億円 299億円
セーフィー株式会社 (4375) 469億円 190億円
株式会社アルファシステムズ (4719) 472億円 407億円
株式会社アイスタイル (3660) 472億円 688億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

フィンテッククラウドAI
AI実装による既存事業高度化次世代プロダクト投入による成長加速地域還流型ビジネス地方銀行向けシステム自治体情報システム標準化対応

見通し: 2025年度は売上高234億円、営業利益41億円を目標としていたものの、主要事業での減収等により未達。しかし、ITサービス業界の旺盛な投資意欲を背景に、AI実装や次世代プロダクト投入による既存事業の高度化、社会課題解決型サービスへの展開で持続的成長を目指す。

強み: 金融機関、地方自治体、流通小売業向けのシステム開発・販売に強み。AI実装による競争力強化、外部パートナーとのエコシステム構築で差別化。

懸念: 為替変動、資源価格高止まり、物価上昇によるコスト増。大手SIerや専業ベンダーとの厳しい競争。新規技術開発の遅延リスク。

リスク: 景気後退や地政学リスクによるIT投資の抑制。競合激化による価格競争や技術革新への対応遅れ。為替変動によるコスト増。情報流出やシステム障害による事業継続への影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

株式会社アイティフォーは、ソフトウェアの設計・開発・保守、システム機器販売、システムインフラ基盤の設置までを一貫して提供するITサービス企業です。また、公共分野向けのBPO(業務受託)サービスも展開しています。事業は「システム開発・販売」と「リカーリング」の2つのセグメントに分かれています。「システム開発・販売」では、金融機関や地方自治体向けの基幹システム開発、インフラ更改、各種支援システムの販売などが中心です。子会社である株式会社イーブがソフトウェア開発、株式会社アイセルがパッケージソフトのカスタマイズ、株式会社ファーストステップがシステムエンジニアリングサービス、ブレーン・アシスト株式会社がネットワーク・インフラ構築を担っています。「リカーリング」セグメントでは、ソフトウェア・ハードウェア保守運用、クラウドサービス、BPOサービスを提供しています。株式会社アイティフォー・ベックスがBPOサービス、株式会社シー・ヴィ・シーが信用調査業務、株式会社シディがデジタルサービスおよび決済代行を手掛けています。2026年3月期においては、売上高231億円、営業利益39億円を達成しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高231億円(前期比+12.4%)と堅調に成長しました。営業利益は39億円(前期比+9.2%)、経常利益は41億円(前期比+10.5%)と増益を達成しました。一方で、当期純利益は28億円(前期比-5.4%)と前期を下回りました。これは、前期に計上された特別利益の反動や、投資活動による支出の増加などが影響したと考えられます。自己資本は194億円(前期比+7.3%)となり、総資産は281億円(前期比+17.2%)と大きく増加しました。現金及び預金は89億円(前期比-0.3%)とほぼ横ばいでした。営業活動によるキャッシュ・フローは31億円(前期比+18.5%)と順調に増加しており、健全なキャッシュ創出能力を示しています。株主還元としては、1株配当を80円(前期比+60.0%)と大幅に増配しました。セグメント別では、「システム開発・販売」が売上高137億円(前期比+18.6%)と大きく伸長し、セグメント利益も19億円(前期比+15.0%)となりました。これは、金融機関向けシステムや公共分野の自治体標準化対応案件が好調だったことが寄与しています。「リカーリング」セグメントは売上高94億円(前期比+4.4%)、セグメント利益19億円(前期比+3.9%)と安定した成長を維持しました。

強みと競争優位性

アイティフォーの強みは、金融機関や地方自治体といった特定の業界に深く特化し、長年にわたって培ってきた専門知識と強固な顧客基盤にあります。特に地方銀行との関係性は深く、システム更新需要のみならず、系列会社への横展開や新たなソリューション提案を通じて、顧客との関係性を深化させています。また、AI実装による既存事業の高度化や、請求・決済自動化サービス「Payコレクト」、金融機関と法律事務所間の情報共有を効率化する「Agent Hub」といった次世代プロダクトの開発・投入により、顧客のDX推進や業務効率化ニーズに応えています。さらに、株式会社バカン、株式会社Payke、株式会社ZenTechなどへの戦略的投資を通じて、外部の先進技術を取り込み、迅速に新サービスを創出するエコシステム構築能力も、他社との差別化要因となっています。これらの取り組みにより、参入障壁の高いITサービス市場において、独自のポジションを確立しています。

リスク要因

同社を取り巻く事業環境は、少子高齢化に伴う労働人口減少、物価上昇による個人消費の減速懸念、クラウド活用やハードウェアからソフトウェアへの流れといった技術的変革など、変化への柔軟な対応が求められています。特に、主力事業である金融機関向けシステム分野では、地方銀行の再編・減少が進む中で、競争環境は厳しさを増しています。また、戦略商品であるキャッシュレス決済事業の拡大においては、加盟店の経営状況や半導体市場の動向、競合激化がリスクとなります。為替相場の変動も、仕入の約4割が輸入であり、為替予約でリスク軽減を図るものの、大幅な円安が続けばコストアップ要因となる可能性があります。システム開発・販売におけるライフサイクルの短縮や、独自開発システムの類似品・競合品出現のリスク、品質上のトラブル発生による追加コストや損害賠償のリスクも存在します。さらに、M&A案件における業績・財務面の問題や、AI、ブロックチェーンなどの新技術開発の遅延、競合他社に先行されるリスクも経営成績に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

アイティフォーは、AIやDX(デジタルトランスフォーメーション)といった、現代の主要な投資テーマと深く関連しています。特に、金融機関や地方自治体といった顧客基盤に対し、AI実装による既存事業の高度化や、業務プロセスの効率化に貢献するソリューションを提供しています。これは、企業の生産性向上や業務効率化を求めるDXの流れと合致しています。また、キャッシュレス決済事業の推進は、FinTech(フィンテック)やデジタル決済の普及といったテーマとも連動します。さらに、地方創生を経営理念に掲げ、地域経済の活性化に貢献する「地域還流型ビジネス」を目指している点は、地方創生や地域DXといったテーマへの貢献も期待させます。新技術への積極的な投資やM&A、CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)の検討も、将来の成長ドライバーとして、これらの投資テーマへの対応力を高めるものと考えられます。

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