クラシル株式会社 (299A) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaSAI生成AIEC広告フィンテック
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 80/649位
A
安定性
業種 116/657位
A
成長性
業種 95/637位
B
効率性
業種 154/657位
A
CF健全性
業種 105/656位
売上高
170億円
粗利率
47.4%
営業利益率
20.4%
純利益率
14.5%
ROE
18.6%
ROIC
18.3%
自己資本比率
78.3%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
116億円
NC/時価総額
29.0%
運転資本余剰*
79億円
運転資本余剰/時価総額*
19.8%
フリーCF
25億円
FCFマージン
14.8%
キャッシュ化率
1.17倍
PBR
3.02倍
EV/EBITDA
8.1倍
PER
16.0倍
想定株価
938.7円
想定時価総額
400億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 170億円 81億円 4310万円 35億円 35億円 35億円 25億円
2025年3月期 131億円 65億円 3458万円 27億円 27億円 26億円 17億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 169億円 144億円 37億円 636万円 132億円
2025年3月期 132億円 110億円 26億円 258万円 106億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 116億円 - 24億円 - 3億円 6億円 79億円
2025年3月期 89億円 - 19億円 - 2億円 6億円 63億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 29億円 -4億円 2億円 25億円
2025年3月期 21億円 -3億円 90万円 18億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 58.7円 310.7円 - - 272.2円 16.0倍 938.7円 400億円 42,618,560株 -
2025年3月期 40.9円 256.2円 - - 215.1円 23.8倍 974.4円 403億円 41,316,100株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 18.6% 14.5% 18.3% 47.4% 20.4% 20.6% 14.5% 14.8% 78.3% -
2025年3月期 16.0% 12.9% 17.6% 49.6% 20.3% 20.6% 12.9% 13.7% 80.5% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 29.8% 30.1% 45.5% - - - -
2025年3月期 - - - - - - 代表取締役 堀江裕介

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標クラシル株式会社業種中央値
ROE18.6%11.1%
ROA14.5%6.6%
営業利益率20.4%8.6%
純利益率14.5%6.5%
自己資本比率78.3%62.0%
売上成長率29.8%9.1%
PER16.0倍17.2倍
PBR3.02倍2.29倍
EV/EBITDA8.1倍7.8倍
NC/時価総額29.0%20.4%
運転資本余剰/時価総額19.8%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
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同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社eWeLL (5038) 399億円 34億円
株式会社じげん (3679) 405億円 292億円
株式会社アカツキ (3932) 392億円 259億円
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株式会社電算システムホールディングス (4072) 389億円 681億円
株式会社プレイド (4165) 416億円 134億円
株式会社ソリトンシステムズ (3040) 382億円 198億円
株式会社エムティーアイ (9438) 424億円 299億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

SaaSAI生成AIEC
購買領域(リワード型マーケティング)バーティカルAI Agent事業(AI Supply Chain OS)「クラシル」「レシチャレ」ユーザー基盤拡大AI技術活用による生産性向上VTuber事業の譲受

見通し: 広告市場の変化に対応し、購買領域・AI Agent領域へ事業重心を移す。MAU拡大とAI Supply Chain OSの顧客基盤拡大で中長期的な成長を目指す。2026年3月期は売上高170億円、Non-GAAP営業利益36.2億円の見込み。

強み: 料理レシピ動画アプリ「クラシル」等で約700万MAU(Web含む約3,500万)という強固なユーザー基盤と高いブランド認知度。

懸念: グローバルプラットフォームによる広告市場の変化、AI技術の急速な進展に伴う競争激化・知的財産権リスク・法規制対応。

リスク: 1. 広告市場の変化:グローバルプラットフォームの台頭による広告費集中で、広告収益への依存度低減が急務。2. AI技術の進展:競争優位性低下、コンテンツの正確性・安全性、知的財産権侵害リスク。3. 外部プラットフォーム依存:LIVEwith事業がTikTok LIVE等に依存しており、契約解消・条件変更リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E40236は、人々の生活を豊かにするサービスを生み出すことをビジョンに掲げ、主に3つの事業領域でサービスを展開しています。「メディア」領域では、レシピ動画サービス「クラシル」や女性向けメディア「TRILL」などを運営し、コンテンツ制作や広告配信を行っています。「購買」領域では、リワード型マーケティングを通じて食品・飲料メーカーや小売企業の販売促進を支援する「レシチャレ」を展開しており、昨年度は購買事業の売上高比率が35.5%に達するなど、事業の重心が移りつつあります。また、2026年3月期には「AI Supply Chain OS」といったバーティカルAI Agent事業も開始しました。「その他」領域では、クリエイターマネジメントサービス「LIVEwith」などを提供しています。2026年3月期にはVTuber事業の譲受も完了し、事業領域の拡大を進めています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は前期比29.8%増の170億円と大幅な成長を遂げました。営業利益は同30.1%増の35億円、経常利益は同34.5%増の35億円、当期純利益は同45.5%増の25億円と、増収効果に加え、利益面も大きく伸長しました。特に、購買事業におけるリテールパートナーの拡大と既存取引先との案件拡大が売上高を牽引しました。メディア事業も内製コンテンツ制作や内部回遊施策の強化により好調を維持しました。純資産は同24.9%増の132億円、総資産は同28.6%増の169億円と、事業拡大に伴い資産規模も拡大しています。現金及び預金は同30.5%増の116億円と潤沢な資金を確保しており、営業キャッシュ・フローも同35.7%増の29億円と堅調でした。EPSは同43.3%増の58.67円となり、株主価値の向上も示唆されています。

強みと競争優位性

同社の強みは、まず「クラシル」を中心とした強固で広範なユーザー基盤にあります。特に「クラシル」は女性からの認知度が高く、アプリとWebを合わせたMAUは約3,500万、SNSフォロワー数は合計1,200万に達しており、メディア領域における影響力の大きさを物語っています。また、食品・飲料メーカーの約93%をカバーするクライアント基盤と、3.5万店舗をカバーする小売企業ネットワークも重要な資産です。これらの基盤を活かし、リワード型マーケティングやAI Agent事業へと展開している点が競争優位性につながっています。さらに、5件のM&A実績に裏打ちされたPMI(Post Merger Integration)ノウハウも、事業成長を加速させるための強みと言えるでしょう。購買データ、レシピデータ、ユーザー移動データといった独自データと業界コンテキストを掛け合わせたバーティカルAI Agent事業は、今後の成長ドライバーとして期待されます。

リスク要因

同社が抱えるリスクとしては、まずインターネット広告市場の動向変化が挙げられます。景気変動や競合他社との競争激化により、広告出稿予算の増減や顧客の流出、コスト増加のリスクがあります。また、AppleやGoogleといったプラットフォーム事業者の方針変更も事業展開に影響を与える可能性があります。さらに、AI・生成AI技術の急速な進展は、新たな競合サービスの出現や、AI生成コンテンツの品質・安全性確保、知的財産権に関するリスク、法規制の動向といった側面で事業に影響を及ぼす可能性があります。外部ライブ配信プラットフォームへの依存も、プラットフォーム側の業績動向や契約解消リスクを内包しています。システムトラブルや、ユーザー投稿コンテンツの安全性・健全性維持、広告掲載内容の瑕疵なども、事業継続上のリスクとなり得ます。

投資テーマとの関連

同社は、AI・生成AI技術の進展という投資テーマに積極的に取り組んでいます。2026年3月期に開始した「AI Supply Chain OS」などのバーティカルAI Agent事業は、まさにこのテーマに直結するものです。少子高齢化による労働力不足や人件費高騰といった課題に対し、AI Agentによる業務自動化ソリューションを提供することで、新たな市場を開拓しようとしています。また、既存のメディア事業においてもAI技術を活用したコンテンツ制作の効率化やユーザー体験向上を推進しており、AI技術の活用は事業成長の重要な柱となっています。さらに、購買領域におけるリワード型マーケティングや、食品・飲料メーカー、小売企業との連携強化も、デジタル化やデータ活用といった広範な投資テーマと関連しています。M&Aによる事業強化も、成長戦略の一環として投資テーマとの連携を深める可能性があります。

本ページの情報はEDINET有価証券報告書から機械的に抽出・加工したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。 財務プロファイルは全収録企業中の相対的な位置を示すもので、特定の企業の評価や投資判断を推奨・助言するものではありません。 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。