株式会社KADOKAWA (9468) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
コンテンツECEdTech
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
E
収益性
業種 546/649位
B
安定性
業種 270/657位
D
成長性
業種 540/637位
D
効率性
業種 576/657位
E
CF健全性
業種 514/656位
売上高
2829億円
粗利率
34.2%
営業利益率
2.9%
純利益率
0.4%
ROE
0.5%
ROIC
2.2%
自己資本比率
62.1%
D/Eレシオ
0.04
有利子負債
109億円
ネットキャッシュ
798億円
NC/時価総額
14.1%
運転資本余剰*
-209億円
運転資本余剰/時価総額*
-3.7%
フリーCF
-176億円
FCFマージン
-6.2%
キャッシュ化率
2.68倍
PBR
2.31倍
EV/EBITDA
28.9倍
PER
436.1倍
想定株価
3798.1円
想定時価総額
5649億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2829億円 968億円 87億円 81億円 168億円 117億円 13億円
2025年3月期 2779億円 991億円 77億円 167億円 243億円 177億円 74億円
2024年3月期 2581億円 866億円 67億円 185億円 252億円 202億円 114億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 3949億円 2584億円 1116億円 65億円 2450億円
2025年3月期 4100億円 2724億円 1170億円 156億円 2498億円
2024年3月期 3403億円 2214億円 974億円 304億円 1906億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 908億円 419億円 760億円 109億円 306億円 59億円 -209億円
2025年3月期 1297億円 348億円 678億円 267億円 384億円 53億円 126億円
2024年3月期 798億円 305億円 610億円 253億円 292億円 17億円 -175億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 34億円 -210億円 -224億円 -176億円
2025年3月期 138億円 -84億円 441億円 54億円
2024年3月期 83億円 35億円 -658億円 118億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 8.7円 1667.0円 30.0円 344.4% 536.8円 436.1倍 3798.1円 5649億円 148,990,000株 252,400株
2025年3月期 53.9円 1704.5円 30.0円 55.7% 697.6円 66.0倍 3554.3円 5247億円 148,990,000株 1,358,500株
2024年3月期 83.4円 1417.6円 30.0円 36.0% 402.1円 31.8倍 2651.9円 3594億円 141,784,000株 6,255,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 0.5% 0.3% 2.2% 34.2% 2.9% 5.9% 0.4% -6.2% 62.1% 0.04
2025年3月期 3.0% 1.8% 4.2% 35.6% 6.0% 8.8% 2.7% 1.9% 60.9% 0.11
2024年3月期 6.0% 3.4% 6.0% 33.6% 7.1% 9.8% 4.4% 4.6% 56.0% 0.13

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 1.8% -51.3% -82.7% 3.5% 6.2% -32.1% -
2025年3月期 7.7% -9.8% -35.1% 7.9% 6.3% -3.5% 取締役 代表執行役社長CEO夏野剛
2024年3月期 1.1% -28.8% -10.2% 7.1% 4.3% 10.6% 取締役 代表執行役社長CEO夏野剛

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社KADOKAWA業種中央値
ROE0.5%11.2%
ROA0.3%6.6%
営業利益率2.9%8.6%
純利益率0.4%6.5%
自己資本比率62.1%62.0%
売上成長率1.8%9.2%
PER436.1倍17.2倍
PBR2.31倍2.29倍
EV/EBITDA28.9倍7.8倍
NC/時価総額14.1%20.5%
運転資本余剰/時価総額-3.7%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社フジ・メディア・ホールディングス (4676) 5808億円 5519億円
株式会社コーエーテクモホールディングス (3635) 5375億円 884億円
東映アニメーション株式会社 (4816) 5353億円 937億円
株式会社電通総研 (4812) 5352億円 1649億円
GMOペイメントゲートウェイ株式会社 (3769) 6352億円 825億円
ビジョナル株式会社 (4194) 4757億円 802億円
株式会社オービックビジネスコンサルタント (4733) 4696億円 514億円
日鉄ソリューションズ株式会社 (2327) 6691億円 3813億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

コンテンツEC
グローバル・メディアミックス with TechnologyIP LTV最大化ニコニコ動画カクヨムManga Spot

見通し: 2026年3月期は売上1.8%増も、新規IP創出・海外事業貢献も営業利益は51.3%減と大幅減益。2032年3月期に売上4000億円、営業利益380億円目標に向け、IP戦略と海外展開強化が急務。

強み: 6000タイトル超のIP創出能力と、出版・映像・ゲーム・Webサービス・教育と多角的なポートフォリオ。

懸念: Webサービス事業のニコニコ会員減少、アニメ・実写映像事業の減収減益、ゲーム事業のヒット作反動減、出版事業の利益率低下。

リスク: 1. 紙出版市場縮小と返品条件付販売制度による収益変動リスク。2. Webサービスにおける競合激化とユーザー離れ。3. IP創出・展開におけるスケジュールの遅延やヒットしないリスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、「世界の才能と、感動をつなぐ、クリエイティブプラットフォーマーへ」をコーポレートミッションに掲げ、IP(Intellectual Property)の創出・展開を中核事業としています。主要な事業セグメントは、出版・IP創出、アニメ・実写映像、ゲーム、Webサービス、教育・EdTech、その他多岐にわたります。これらの事業を横断的に連携させ、IPのライフタイムバリュー(LTV)最大化と、最新テクノロジーの活用によるグローバル展開、「グローバル・メディアミックス with Technology」を基本戦略として推進しています。出版・IP創出事業では、年間6,000タイトルを超える新規IPを創出し、国内外での書籍・雑誌の販売、電子書籍、Web広告、権利許諾などを手掛けています。アニメ・実写映像事業では、アニメおよび実写映像の企画・製作・配給、映像配信権の許諾、パッケージ販売を行っています。ゲーム事業では、国内外でのゲームソフトウエア及びネットワークゲームの企画・開発・販売、権利許諾を展開しています。Webサービス事業は、動画コミュニティサービス運営やイベント企画・運営、モバイルコンテンツ配信などが中心です。教育・EdTech事業では、通信制高校や専門校の運営、教育コンテンツ・システムの提供を行っています。これらの多様な事業ポートフォリオを通じて、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結決算は、売上高が前期比1.8%増の2,829億円と微増収を達成しました。しかし、営業利益は前期比51.3%減の81億円、経常利益は同34.0%減の117億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同82.7%減の13億円と、大幅な減益となりました。特に、出版・IP創出事業では、国内紙書籍・電子書籍の減益や人件費増加により、セグメント利益が前期比51.6%減となりました。アニメ・実写映像事業も、新作アニメの構成比上昇による1タイトルあたりの売上縮小や、前年同期の大型作品からの反動減などにより、セグメント損失となりました。ゲーム事業も、前年同期の大型ヒット作からの反動減により減収減益となりました。一方、Webサービス事業は、サイバー攻撃の影響からの回復やイベント事業の好調により、大幅な増収増益を達成しました。教育・EdTech事業も、生徒数増加や新キャンパス開設などが寄与し、増収増益となりました。現金及び預金は前期比30.0%減の908億円となり、営業キャッシュフローも同75.3%減の34億円と、大幅な減少となりました。

強みと競争優位性

当社の強みは、多岐にわたる事業ポートフォリオを通じて、強力なIP(Intellectual Property)を安定的に創出し、そのLTV(Life Time Value)を最大化できる点にあります。出版・IP創出事業で蓄積された豊富な作品アーカイブは、アニメ・実写映像、ゲーム、Webサービス、教育といった他事業との連携の源泉となり、IPの多角的な展開を可能にしています。「グローバル・メディアミックス with Technology」戦略を基盤とし、最新テクノロジーを積極的に取り入れながら、IPを世界に展開する体制を構築しています。特に、国内の紙出版市場が縮小する一方で、海外での日本発コミック市場や、世界規模で成長を続ける映像配信市場における日本アニメの需要の高さは、当社のグローバル展開における大きな追い風となっています。また、Webサービス事業における「ニコニコ超会議」のような大規模ユーザー参加型イベントの企画・運営能力や、教育・EdTech事業におけるN高等学校、S高等学校などの先進的な教育モデルの展開も、他社にはないユニークな強みと言えます。さらに、AIを活用したデータ流通モデルの構築や、海外クリエイター支援プロジェクトの開始など、将来を見据えた先進的な取り組みも進めています。

リスク要因

当社グループを取り巻くリスクとして、まず社会環境の変化への対応が挙げられます。気候変動によるコスト増リスクや、コンプライアンス違反、特にフリーランス法違反による公正取引委員会からの勧告といった法的規制への対応が課題です。企業運営においては、ITインフラへの依存度上昇に伴うサイバー攻撃による情報漏洩リスクや、業務中断リスクも存在します。出版流通においては、著作物再販制度の廃止リスクや、返品条件付販売制度における返品見込額との乖離リスク、出版市場縮小に伴う業界内での信用力低下リスクが懸念されます。Webサービス事業では、動画コミュニティサービスにおける激しい競争環境と、それに伴うユーザー増加の鈍化リスクがあります。IP創出・展開においては、制作スケジュールの変動やコスト増加、市場ニーズとの不合致による売上未達リスク、外注先の倒産リスク、そして各国・地域での表現規制や対日感情の変化による海外展開リスクが潜在しています。これらのリスクに対して、当社はリスク管理体制の強化、コンプライアンス遵守の徹底、事業構造改革、海外展開の推進など、多岐にわたる対応策を講じていますが、これらのリスクが顕在化した場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

当社グループは、IP(Intellectual Property)を基軸とした「グローバル・メディアミックス with Technology」戦略を推進しており、テクノロジーの活用が重要な要素となっています。特に、AI(人工知能)の分野では、note株式会社との協業によるAIを基盤とした新たなデータ流通モデルの構築に関する実証・検討を進めており、将来的な事業展開への応用が期待されます。また、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の一環として、グループエンジニア人材を株式会社ドワンゴに集約し、Webサービス顧客体験の向上やグループ全体のDX化を強化しています。IP創出・展開においては、アニメやゲームといったコンテンツが、メタバースやWeb3といった新たなデジタルエンターテイメントの領域と親和性が高く、将来的なこれらの投資テーマとの関連性を深める可能性があります。さらに、教育・EdTech事業におけるオンライン教育システムの提供は、EdTech分野への投資テーマとも合致しています。グローバル展開、特に海外での日本発コミック市場の成長や、海外における日本アニメの需要拡大は、グローバルコンテンツ市場への投資テーマとの関連が深いと言えます。

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