株式会社オービックビジネスコンサルタント (4733) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaSAIクラウドフィンテック
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 107/649位
A
安定性
業種 143/657位
C
成長性
業種 309/637位
C
効率性
業種 466/657位
E
CF健全性
業種 642/656位
売上高
514億円
粗利率
84.6%
営業利益率
45.9%
純利益率
35.3%
ROE
10.7%
ROIC
9.8%
自己資本比率
76.7%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
1163億円
NC/時価総額
24.8%
運転資本余剰*
715億円
運転資本余剰/時価総額*
15.2%
フリーCF
-371億円
FCFマージン
-72.1%
キャッシュ化率
0.96倍
PBR
2.77倍
EV/EBITDA
14.6倍
PER
25.9倍
想定株価
6247.1円
想定時価総額
4696億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 514億円 435億円 7億円 236億円 242億円 252億円 181億円
2025年3月期 470億円 393億円 5億円 217億円 223億円 230億円 162億円
2024年3月期 420億円 343億円 5億円 187億円 193億円 199億円 138億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2208億円 1321億円 447億円 67億円 1694億円
2025年3月期 2086億円 1737億円 427億円 69億円 1590億円
2024年3月期 1978億円 1648億円 425億円 64億円 1489億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 1163億円 6330万円 111億円 - 343億円 - 715億円
2025年3月期 1610億円 7325万円 90億円 - 314億円 - 1183億円
2024年3月期 1516億円 1億円 91億円 - 296億円 - 1091億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 174億円 -544億円 -77億円 -371億円
2025年3月期 177億円 -11億円 -71億円 166億円
2024年3月期 233億円 -9億円 -53億円 224億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 241.2円 2253.1円 111.0円 46.0% 1546.4円 25.9倍 6247.1円 4696億円 75,404,000株 227,200株
2025年3月期 215.3円 2114.9円 100.0円 46.5% 2142.3円 33.7倍 7254.6円 5454億円 75,404,000株 228,200株
2024年3月期 184.1円 1980.7円 80.0円 43.5% 2016.5円 40.1倍 7383.6円 5551億円 75,404,000株 230,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 10.7% 8.2% 9.8% 84.6% 45.9% 47.2% 35.3% -72.1% 76.7% -
2025年3月期 10.2% 7.8% 9.6% 83.7% 46.3% 47.4% 34.4% 35.3% 76.2% -
2024年3月期 9.3% 7.0% 8.8% 81.8% 44.7% 46.0% 33.0% 53.4% 75.3% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 9.4% 8.5% 12.0% 15.1% 11.9% 17.0% -
2025年3月期 12.0% 16.0% 16.9% 10.6% 9.3% 10.0% 代表取締役社長 和田成史
2024年3月期 24.5% 27.5% 25.4% 12.8% 7.3% 13.2% 代表取締役社長 和田成史

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社オービックビジネスコンサルタント業種中央値
ROE10.7%11.2%
ROA8.2%6.6%
営業利益率45.9%8.6%
純利益率35.3%6.5%
自己資本比率76.7%62.0%
売上成長率9.4%9.1%
PER25.9倍17.2倍
PBR2.77倍2.29倍
EV/EBITDA14.6倍7.8倍
NC/時価総額24.8%20.4%
運転資本余剰/時価総額15.2%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ビジョナル株式会社 (4194) 4757億円 802億円
BIPROGY株式会社 (8056) 4462億円 4337億円
株式会社メルカリ (4385) 4399億円 1926億円
株式会社インターネットイニシアティブ (3774) 4331億円 3454億円
株式会社SHIFT (3697) 4078億円 1298億円
株式会社電通総研 (4812) 5352億円 1649億円
東映アニメーション株式会社 (4816) 5353億円 937億円
株式会社コーエーテクモホールディングス (3635) 5375億円 884億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2026年3月期: 極端なFCFマージン
2025年3月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2024年3月期: 極端なFCFマージン現金過多 (現金/総資産>70%)
2023年3月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2022年3月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2021年3月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2020年3月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2018年3月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2017年3月期: 極端なFCFマージン

AI分析(2026年3月期)

SaaSAI
奉行クラウドAI技術活用AX(AIトランスフォーメーション)支援Microsoft AzureISMAP登録

見通し: 今期は売上高9.4%増、利益も同程度伸長。クラウドサービス収益の安定成長と新規顧客獲得が牽引。AI技術強化や行政市場への展開も寄与し、来期も堅調な成長が期待される。

強み: 「奉行シリーズ」を中心とした基幹業務システムで確立された顧客基盤。Microsoft Azureへのフォーカスと「顧客第一主義」による高い顧客満足度。

懸念: Microsoftプロダクトのライフサイクルや、法制度・会計基準改正への対応遅延リスク。クラウドサービス特有の売上計上タイミングの遅れによる経営判断への影響。

リスク: Microsoftプラットフォームへの依存リスク。パートナー経由の営業展開への依存。法制度改正への対応遅延による開発コスト増加やリリース遅延。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当期決算期(2026年3月期)の売上高は514億円、前期比9.4%増となりました。当社の主力事業は、企業の基幹業務を支えるビジネスソフトウェアおよび業務サービスの提供であり、「奉行シリーズ」として展開しています。このシリーズは、会計、人事、給与計算といったコア業務から、より周辺的な業務プロセスを効率化する「奉行クラウドEdge」まで幅広くカバーしています。ビジネスモデルは、オンプレミス製品とクラウドサービスのハイブリッド提供が特徴ですが、近年は「奉行クラウド」を中心としたサービスへのシフトが進んでいます。特に、Microsoft Azureプラットフォームを活用したクラウドサービスは、セキュリティと最新環境の提供において強みとしています。売上構成としては、「プロダクト」が71.6%を占め、その内訳はソリューションテクノロジーが大部分を占め、関連製品も堅調に推移しました。一方、「サービス」売上は3.5%減少しましたが、これはオンプレミス保守売上の減少が主な要因であり、クラウドサービスへの移行という構造変化を示唆しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高514億円(前期比9.4%増)、営業利益236億円(前期比8.4%増)、経常利益252億円(前期比9.4%増)、当期純利益181億円(前期比12.0%増)と、増収増益を達成しました。特に、クラウドサービス収益の安定的な増加と、新規顧客獲得に向けた積極的な営業活動が業績を牽引しました。売上高総利益率は49.1%と前期の49.0%から微増しており、収益性の高さが維持されています。セグメント別では、「プロダクト」の売上高が368億円(前期比15.5%増)と大幅に伸び、特にクラウド関連が20.8%増と貢献しました。一方で、「サービス」売上は146億円(前期比3.5%減)となりましたが、これはオンプレミス製品からの移行に伴う保守売上の減少が主因であり、事業構造の変化を示しています。営業キャッシュフローは174億円となり、法人税等の支払い増加などが影響しましたが、前事業年度末に比べ現金及び預金は27.8%減の1,163億円となりました。これは、投資活動における定期預金の預け入れが主因であり、潤沢な手元資金を運用している状況を示しています。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年にわたり中堅・中小企業を中心に築き上げてきた「顧客第一主義」に基づく強固な顧客基盤と、基幹業務システムにおける深い知見です。特に、会計、人事、給与といった企業の根幹をなす業務領域において、法改正への迅速かつ正確な対応力は、他社に対する優位性となっています。Microsoft Azureプラットフォームにフォーカスした開発戦略も、世界最高水準のセキュリティと最新環境でのサービス提供を可能にし、参入障壁を形成しています。また、AI技術の活用に積極的に取り組んでおり、AIアシスタントやAIエージェントといったサービスを開発・提供することで、顧客のDX(デジタルトランスフォーメーション)支援を強化しています。これは、急速に進化する技術トレンドへの適応能力を示しており、将来的な競争優位性の源泉となり得ます。「奉行シリーズ」というブランド力と、パートナー企業との連携による販売網も、安定的な収益基盤の構築に貢献しています。

リスク要因

当社の事業運営には、いくつかのリスク要因が存在します。まず、Microsoftプロダクトのライフサイクルへの依存リスクが挙げられます。Microsoftプラットフォームにフォーカスした製品開発を行っているため、Microsoft側の製品戦略や提供方針の変更は、当社の開発計画やサービス提供に影響を及ぼす可能性があります。また、クラウドサービス販売における売上計上の正確性確保や、異常取引の検知に関するリスクも指摘されています。ソフトウェア資産の性質上、期間按分による売上計上は、異常発生時の早期発見を難しくする可能性があります。さらに、会計基準や税法などの制度改正に迅速に対応できなければ、開発コストの増加や製品提供の遅延につながるリスクがあります。急速な技術革新や競争環境の激化も、開発体制への影響や、パートナーシップ選択の誤りが生じた場合の業績への悪影響が懸念されます。情報セキュリティインシデント発生時の信用低下や、災害による生産・出荷への影響も潜在的なリスクとして考慮すべき点です。

投資テーマとの関連

当社の事業は、現代の主要な投資テーマであるDX(デジタルトランスフォーメーション)とAI(人工知能)と深く関連しています。主力製品である「奉行クラウド」シリーズは、企業の業務効率化と生産性向上を支援するDX推進の中核を担っています。「奉行AIエージェントサービス」をはじめとするAI技術の活用は、顧客のAIトランスフォーメーション(AX)実現を支援するものであり、AIという投資テーマに直接的に合致しています。また、ISMAP(政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)の登録や、サイバーリスクへの対応強化は、クラウドサービスのセキュリティを重視する投資家の関心を引きつける要素です。行政市場への展開も視野に入れており、これは政府によるIT投資やセキュリティ強化の流れに乗るものです。さらに、「健康経営銘柄2026」に選定されたことは、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。これらのテーマとの関連性の深さは、今後の企業価値向上に寄与すると考えられます。

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