株式会社メルカリ (4385) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
ECフィンテックAIサーキュラーエコノミー
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 87/649位
E
安定性
業種 628/657位
B
成長性
業種 164/637位
D
効率性
業種 530/657位
E
CF健全性
業種 596/656位
売上高
1926億円
粗利率
71.8%
営業利益率
14.4%
純利益率
13.6%
ROE
26.3%
ROIC
6.5%
自己資本比率
18.3%
D/Eレシオ
2.01
有利子負債
1994億円
ネットキャッシュ
-523億円
NC/時価総額
-11.9%
運転資本余剰*
-1725億円
運転資本余剰/時価総額*
-39.2%
フリーCF
-433億円
FCFマージン
-22.5%
キャッシュ化率
-0.46倍
PBR
4.43倍
EV/EBITDA
17.1倍
PER
16.8倍
想定株価
2673.6円
想定時価総額
4399億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年6月期 1926億円 1383億円 10億円 278億円 289億円 291億円 261億円
2024年6月期 1874億円 1297億円 20億円 175億円 195億円 182億円 135億円
2023年6月期 1721億円 1144億円 - 170億円 - 174億円 131億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年6月期 5438億円 4202億円 3195億円 1246億円 993億円
2024年6月期 5018億円 4020億円 3025億円 1271億円 718億円
2023年6月期 4153億円 3406億円 2736億円 865億円 536億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年6月期 1470億円 - 2547億円 1994億円 非該当 - -1725億円
2024年6月期 1920億円 - 1954億円 1933億円 非該当 - -1105億円
2023年6月期 2020億円 - 64億円 1575億円 7800万円 - -716億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2025年6月期 12億円 356億円
2024年6月期 15億円 33億円
2023年6月期 - -

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年6月期 -119億円 -314億円 5億円 -433億円
2024年6月期 -448億円 -9億円 334億円 -456億円
2023年6月期 -369億円 -6億円 268億円 -375億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年6月期 159.1円 603.3円 - - -318.1円 16.8倍 2673.6円 4399億円 164,548,524株 200株
2024年6月期 82.5円 438.3円 - - -8.0円 24.2倍 1997.7円 3274億円 163,889,610株 100株
2023年6月期 81.0円 329.8円 - - 274.0円 41.5倍 3358.7円 5457億円 162,465,598株 100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年6月期 26.3% 4.8% 6.5% 71.8% 14.4% 15.0% 13.6% -22.5% 18.3% 2.01
2024年6月期 18.7% 2.7% 4.6% 69.2% 9.3% 10.4% 7.2% -24.3% 14.3% 2.69
2023年6月期 24.4% 3.1% 5.6% 66.5% 9.9% - 7.6% -21.8% 12.9% 2.94

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年6月期 2.8% 59.2% 94.0% 9.4% 20.4% - 代表執行役 CEO(社長) 山田 進太郎
2024年6月期 8.9% 2.7% 3.0% 20.9% 29.4% 50.0% 代表執行役 CEO(社長) 山田 進太郎
2023年6月期 17.0% 358.2% 72.7% 31.1% 36.9% - 代表執行役 CEO(社長) 山田 進太郎

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社メルカリ業種中央値
ROE26.3%11.1%
ROA4.8%6.6%
営業利益率14.4%8.6%
純利益率13.6%6.5%
自己資本比率18.3%62.0%
売上成長率2.8%9.2%
PER16.8倍17.2倍
PBR4.43倍2.29倍
EV/EBITDA17.1倍7.8倍
NC/時価総額-11.9%20.5%
運転資本余剰/時価総額-39.2%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
BIPROGY株式会社 (8056) 4462億円 4337億円
株式会社インターネットイニシアティブ (3774) 4331億円 3454億円
株式会社オービックビジネスコンサルタント (4733) 4696億円 514億円
株式会社SHIFT (3697) 4078億円 1298億円
ビジョナル株式会社 (4194) 4757億円 802億円
GMOインターネットグループ株式会社 (9449) 3923億円 2853億円
東映株式会社 (9605) 3847億円 1853億円
株式会社U-NEXT HOLDINGS (9418) 3764億円 3904億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2020年6月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2019年6月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2018年6月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)

AI分析(2025年6月期)

ECフィンテックAIサーキュラーエコノミー
AI技術活用CtoCマーケットプレイスFintechサービス越境取引グループシナジー

見通し: 2026年6月期は、AI-Native Companyへの変革を軸に、プロダクト強化とグループシナジーで力強い成長を目指す。連結売上収益2,000-2,100億円、コア営業利益280-320億円を計画。MarketplaceはGMV +3-5%、Fintechはコア営業利益50-75億円、USはGMVプラス成長を見込む。

強み: CtoCマーケットプレイスのパイオニアとして築いた強固なユーザー基盤と、それに基づくデータ活用・ネットワーク効果。高い顧客ロイヤルティも強み。

懸念: AI技術導入・活用の遅れによる競争力低下リスク。高度専門人材の確保・育成不足やデータ管理の不備も懸念。AI倫理・セキュリティリスクへの対応も課題。

リスク: 1. サービスの安全性・健全性維持:偽造品排除やトラブル対応に万全を期すが、想定外の補償支出や紛争発生リスク。2. システムダウン・不正利用:システム障害やサイバー攻撃によるサービス停止、不正利用による信用の低下。3. 法規制・当局対応:変化する法規制への適時適切な対応が遅れた場合、事業活動に制約が生じる可能性。

AI詳細分析(2025年6月期)

事業概要

メルカリ(Mercari)は、個人間で不要品を売買できるCtoCマーケットプレイス「メルカリ」を主軸に事業を展開する企業です。スマートフォンアプリを通じて、誰もが簡単かつ安全にモノを売買できるプラットフォームを提供し、中古品市場の活性化に貢献しています。近年では、その強固な顧客基盤とネットワーク効果を活かし、フィンテック領域へも積極的に進出しています。具体的には、スマホ決済サービス「メルペイ」やクレジットカードサービス「メルカード」を提供し、キャッシュレス決済市場の拡大を取り込んでいます。さらに、暗号資産取引サービスを提供する株式会社メルコインや、スキマ時間を活用できる求人プラットフォーム「メルカリ ハロ」の運営も手掛けるなど、多角的な事業展開を進めています。これらの事業は、メルカリIDで統合されたエコシステムを構築し、物理的なモノだけでなく、信用やデジタルアセット、時間やスキルなど、あらゆる価値の循環を目指すことで、顧客体験の進化と社会への貢献を追求しています。

直近決算ハイライト

2025年6月期通期決算では、売上収益は192,633百万円となりました。これは、Marketplace事業および米国事業の成長率鈍化の影響を受けましたが、コア営業利益は27,574百万円と、連結業績予想の上限を大きく上回る結果となりました。Marketplace事業では、CtoC取引が堅調に推移し、越境取引やBtoC、そして新規事業である「メルカリ ハロ」が売上を牽引しました。通期GMV(流通取引総額)は前年同期比4%増の11,209億円を記録し、調整後コア営業利益率は38%と高い収益性を維持しました。「メルカリ ハロ」への投資はあったものの、効率的な運営によりクルー登録者数、パートナー拠点数ともに伸長しています。Fintech事業では、債権残高が2,481億円に達し、売上収益は前年同期比15%増と高成長を継続しました。「定額払い」債権の成長が牽引し、コア営業利益は45億円を計上しました。独自のAI与信による厳格な与信管理により、債権回収率は99.3%と高い水準を維持しており、成長とリスク管理の両立を実現しています。Japan Region全体では、売上収益が前年同期比8.5%増の149,807百万円、セグメント利益が同13.7%増の34,860百万円と、増収増益で着地しました。

強みと競争優位性

メルカリの最大の強みは、CtoCマーケットプレイスのパイオニアとして築き上げた、エンゲージメントの高いユーザー基盤と、それによって生まれる強力なネットワーク効果です。MAU(月間アクティブユーザー数)は約2,300万人(2025年6月期第4四半期時点)に達しており、膨大な取引情報やユーザー評価といった高付加価値データを蓄積しています。このデータとAI技術の活用により、ユーザー体験の向上や新規サービスの開発につなげています。また、CtoC特有のネットワーク効果は、出品者と購入者の増加が更なる取引の活性化を促すという好循環を生み出し、高いロイヤルティと継続的な取引を促進しています。これにより、競合サービスへのユーザー流出を抑制する効果も発揮しています。さらに、同社は「メルペイ」や「メルカード」といったフィンテック事業の成長を通じて、収益基盤の強化を進めており、Marketplace事業に続く第二の収益の柱として確立しつつあります。これらの強みを背景に、中古品市場の拡大やキャッシュレス決済市場の成長といった追い風を捉え、持続的な成長を目指しています。

リスク要因

メルカリが抱えるリスク要因としては、まず、中古品市場やEコマース、スポットワーク市場といった事業環境の変動が挙げられます。法規制の変更、景気動向、個人の嗜好の変化などにより、市場の成長が鈍化したり、ユーザー離れが生じたりする可能性があります。また、CtoCマーケットプレイスやフィンテック、スポットワーク市場といった各分野において、多数の競合企業が存在し、競争環境は厳しさを増しています。競争力の低下や、より魅力的なサービスを提供する競合の出現は、ユーザー離れや手数料水準の低下につながる可能性があります。さらに、プラットフォームの安全性・健全性の維持も重要な課題です。偽造品や出品禁止物の排除、不正利用の防止に努めていますが、これらが不十分な場合、信頼性の低下やユーザー離れを招くリスクがあります。また、ITシステムへの依存度が高いため、システム障害やサイバー攻撃のリスクも存在します。海外展開における、言語、法規制、文化の違いといったリスクや、AI技術の導入・運用における技術的・倫理的リスクも考慮すべき点です。

投資テーマとの関連

メルカリは、複数の現代的な投資テーマと関連が深いです。まず、CtoCマーケットプレイス事業は、「サーキュラーエコノミー」や「サステナビリティ」といったテーマと強く結びついています。不要品の再流通を促進することで、資源の有効活用や廃棄物の削減に貢献しており、持続可能な社会の実現に貢献する企業として評価されます。また、フィンテック事業への進出は、「キャッシュレス決済」や「デジタル金融」といったテーマとの関連が深いです。「メルペイ」や「メルカード」は、これらの市場の成長を取り込み、収益拡大の源泉となっています。さらに、AI技術の積極的な活用は、「AI(人工知能)」というテーマに直結します。AIを活用したUI/UXの刷新や、不正検知、与信判断など、事業の効率化やサービス向上にAI技術を積極的に取り入れている点は、今後の成長を支える重要な要素となり得ます。これらのテーマとの関連性から、メルカリは多様な投資家の関心を集める可能性を秘めています。

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