株式会社文溪堂 (9471) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
EdTechDX
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 465/649位
A
安定性
業種 137/657位
D
成長性
業種 503/637位
D
効率性
業種 552/657位
D
CF健全性
業種 444/656位
売上高
121億円
粗利率
43.0%
営業利益率
6.4%
純利益率
4.5%
ROE
3.5%
ROIC
3.4%
自己資本比率
78.7%
D/Eレシオ
0.04
有利子負債
6億円
ネットキャッシュ
59億円
NC/時価総額
80.7%
運転資本余剰*
32億円
運転資本余剰/時価総額*
44.0%
フリーCF
-8922万円
FCFマージン
-0.7%
キャッシュ化率
0.64倍
PBR
0.47倍
EV/EBITDA
1.4倍
PER
13.3倍
想定株価
1156.2円
想定時価総額
74億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 121億円 52億円 2億円 8億円 10億円 9億円 6億円
2025年3月期 125億円 53億円 2億円 9億円 11億円 9億円 6億円
2024年3月期 129億円 53億円 2億円 10億円 12億円 10億円 7億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 199億円 132億円 33億円 9億円 156億円
2025年3月期 200億円 135億円 41億円 8億円 152億円
2024年3月期 198億円 135億円 41億円 8億円 148億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 66億円 44億円 12億円 6億円 18億円 - 32億円
2025年3月期 69億円 48億円 12億円 5億円 18億円 - 28億円
2024年3月期 64億円 46億円 13億円 4億円 15億円 - 23億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 4億円 -4億円 -2億円 -8922万円
2025年3月期 6億円 -3407万円 -1億円 6億円
2024年3月期 5億円 -4億円 -3億円 1億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 86.9円 2459.3円 39.3円 45.1% 933.3円 13.3倍 1156.2円 74億円 6,600,000株 239,200株
2025年3月期 95.0円 2394.1円 46.7円 49.2% 998.9円 11.9倍 1130.4円 72億円 6,600,000株 256,800株
2024年3月期 108.7円 2344.8円 47.5円 43.7% 952.1円 10.7倍 1163.4円 74億円 6,600,000株 273,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 3.5% 2.8% 3.4% 43.0% 6.4% 8.1% 4.5% -0.7% 78.7% 0.04
2025年3月期 4.0% 3.0% 3.8% 42.3% 6.9% 8.5% 4.8% 4.9% 75.9% 0.04
2024年3月期 4.6% 3.5% 4.5% 41.4% 7.7% 9.1% 5.3% 0.9% 74.9% 0.03

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -2.7% -9.0% -8.2% -1.6% -1.4% -9.9% -
2025年3月期 -3.1% -12.9% -12.4% -1.9% 0.1% -9.3% 代表取締役社長 水谷泰三
2024年3月期 0.9% -7.7% -2.4% -0.5% 1.5% 4.9% 代表取締役社長 水谷泰三

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社文溪堂業種中央値
ROE3.5%11.2%
ROA2.8%6.6%
営業利益率6.4%8.6%
純利益率4.5%6.5%
自己資本比率78.7%62.0%
売上成長率-2.7%9.2%
PER13.3倍17.2倍
PBR0.47倍2.29倍
EV/EBITDA1.4倍7.8倍
NC/時価総額80.7%20.4%
運転資本余剰/時価総額44.0%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社CRI・ミドルウェア (3698) 74億円 34億円
東海ソフト株式会社 (4430) 74億円 107億円
株式会社エックスネット (4762) 74億円 57億円
GMOコマース株式会社 (410A) 72億円 25億円
株式会社スタメン (4019) 72億円 38億円
株式会社クエスト (2332) 75億円 178億円
グロースエクスパートナーズ株式会社 (244A) 76億円 51億円
株式会社ビーグリー (3981) 70億円 167億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

EdTech
GIGAスクール構想NEXT GIGA対応ハイブリッド型教材開発教師支援ソフト開発教育現場ニーズ対応教材会社から教育総合サービス会社への転換

見通し: 少子化による市場縮小とデジタル教科書導入という構造的課題に直面。GIGAスクール構想NEXT GIGAに対応したハイブリッド教材や教師支援ソフト開発で収益回復を目指すが、当面は減収減益傾向が続く見通し。

強み: 小学校・中学校向け出版物・教材で長年の実績と現場ニーズへの対応力。紙とデジタルの融合による教育総合サービスへの転換。自己資本比率78.7%と財務基盤は堅固。

懸念: 少子化による市場縮小とデジタル教科書本格導入によるビジネスモデルの急激な変化。出版物の再販価格維持制度廃止のリスク。

リスク: 1.少子化による市場縮小: 主力顧客である小学校・中学校の児童生徒数減少は業績に直接的な影響を与える。2.デジタル教科書導入: 従来のビジネスモデルが急激に変化する可能性があり、対応が遅れると競争力を失うリスク。3.原材料価格高騰: 紙やプラスチックの価格上昇は利益率を圧迫する可能性がある。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

文溪堂は、小学校および中学校向けの教育図書、教材、教具の出版・製造・販売を主軸とする企業です。主力事業は出版部門で、小学校向けには当社が、中学校向けには子会社の学宝社がそれぞれ図書を製造販売しています。教材・教具部門では、当社が裁縫セットや家庭科布教材などを製造販売しており、製造および発送の一部を外部委託しています。売上高の約90%を小学校・中学校向け出版物、教材・教具の販売が占めており、教育現場のニーズに根差した商品開発を重視しています。企業理念として「21世紀の人づくりを通じて社会に貢献する教育と文化の創造企業」を掲げ、「現場第一主義」を貫きながら、多様化する教育現場のニーズに応える教材づくりに邁進しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結決算は、売上高が121億円となり、前期比2.7%減となりました。営業利益は8億円(前期比9.0%減)、経常利益は9億円(前期比8.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は6億円(前期比8.2%減)といずれも減益となりました。出版部門では、小学校図書教材における評価教材・習熟教材の売上が競合激化や採用ニーズの分散化により減少したこと、中学校教材も採用制限の影響を受け売上高が減少しました。教具部門でも、原材料費の高騰や授業での使用頻度減少、採用状況の変化などにより売上高が減少しました。キャッシュ・フロー面では、営業活動によるキャッシュ・フローが3.5億円となり、前期比で大幅な減少となりました。これは、税金等調整前当期純利益の減少や、棚卸資産の増加、仕入債務の減少などが主な要因です。

強みと競争優位性

文溪堂の強みは、長年にわたり培ってきた教育現場との密接な関係に基づいた商品開発力にあります。「現場第一主義」を掲げ、小学校・中学校の学習指導要領や教科書に準拠した質の高い教材を継続的に提供している点が、教育現場からの支持を得ている基盤となっています。特に、評価教材や習熟教材においては、紙面企画に加え、デジタル端末を活用した企画や教師の業務負担軽減を目的とした採点支援ツールなどを開発し、教育現場の多様なニーズに応えています。また、企業理念である「人づくり」を核とした社会貢献への意識は、顧客からの信頼獲得に繋がっています。さらに、約90%を占める小学校・中学校向け事業というニッチながらも安定した市場での地位確立、そして近年のGIGAスクール構想に対応したデジタル教材やハイブリッド型教材への取り組みは、将来の成長に向けた競争優位性となり得ます。

リスク要因

同社の事業運営における主要なリスクとして、まず少子化による市場規模の縮小が挙げられます。小学校・中学校を主要顧客とするビジネスモデルにおいて、児童・生徒数の減少は直接的な売上への影響となります。また、デジタル教科書の本格導入など、教育のICT化の進展が従来のビジネスモデルを急激に変化させる可能性も指摘されています。法的規制としては、出版物における再販売価格維持制度の廃止が業績に影響を与える可能性があります。さらに、全国の学校を対象とした事業展開のため、大規模な自然災害発生時には、協力会社や販売店の被災による製造・販売への支障が懸念されます。原材料価格の高騰、特にプラスチックや紙の価格上昇は、出版および教具部門の収益性を圧迫する要因となり得ます。加えて、事業活動におけるシステム利用や個人情報管理に伴うサイバー攻撃のリスクも存在します。

投資テーマとの関連

文溪堂は、教育分野におけるICT化、特に「GIGAスクール構想」の進展と「NEXT GIGA」への移行という大きな潮流の中に位置づけられます。同社は、紙とデジタルを融合させたハイブリッド型教材や、教師の業務負担を軽減するソフトウェアの開発・販売に注力しており、これは教育DX(デジタルトランスフォーメーション)という投資テーマと深く関連しています。1人1台端末の活用が加速する中で、同社が提供するデジタル学習基盤を活用した教材や支援ツールは、教育の質向上や教員の働き方改革に貢献する可能性を秘めています。この分野への継続的な投資と、教育現場のニーズに合致したソリューション提供能力が、将来的な成長ドライバーとして期待されます。

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