日本甜菜製糖株式会社 (2108) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 食料品
再生可能エネルギー食料安全保障スマート農業健康食品ESG環境技術省エネスマートシティM&A
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 66/130位
A
安定性
業種 17/130位
C
成長性
業種 57/129位
C
効率性
業種 86/130位
B
CF健全性
業種 15/130位
売上高
687億円
粗利率
20.3%
営業利益率
0.1%
純利益率
7.3%
ROE
6.5%
ROIC
0.1%
自己資本比率
79.3%
D/Eレシオ
0.02
有利子負債
15億円
ネットキャッシュ
30億円
NC/時価総額
6.1%
運転資本余剰*
-68億円
運転資本余剰/時価総額*
-13.7%
フリーCF
57億円
FCFマージン
8.3%
キャッシュ化率
0.85倍
PBR
0.64倍
EV/EBITDA
19.7倍
PER
10.0倍
想定株価
4108.5円
想定時価総額
497億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 687億円 139億円 23億円 5200万円 24億円 8億円 50億円
2025年3月期 648億円 132億円 25億円 5億円 30億円 11億円 27億円
2024年3月期 693億円 138億円 26億円 9億円 35億円 18億円 18億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 977億円 477億円 114億円 88億円 775億円
2025年3月期 1012億円 513億円 164億円 109億円 738億円
2024年3月期 1030億円 509億円 196億円 109億円 725億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 46億円 302億円 79億円 15億円 243億円 - -68億円
2025年3月期 84億円 330億円 85億円 90億円 255億円 - -81億円
2024年3月期 129億円 288億円 84億円 109億円 250億円 - -67億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 43億円 14億円 -95億円 57億円
2025年3月期 -31億円 22億円 -36億円 -9億円
2024年3月期 130億円 -13億円 -95億円 117億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 410.9円 6412.6円 160.0円 38.9% 251.8円 10.0倍 4108.5円 497億円 12,810,089株 721,800株
2025年3月期 215.2円 5928.8円 80.0円 37.2% -54.9円 10.6倍 2280.6円 284億円 15,325,642株 2,872,800株
2024年3月期 138.5円 5647.6円 55.0円 39.7% 148.2円 15.0倍 2077.1円 267億円 15,325,642株 2,482,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 6.5% 5.1% 0.1% 20.3% 0.1% 3.4% 7.3% 8.3% 79.3% 0.02
2025年3月期 3.7% 2.7% 0.4% 20.4% 0.8% 4.7% 4.2% -1.4% 72.9% 0.12
2024年3月期 2.5% 1.8% 0.8% 19.9% 1.3% 5.1% 2.6% 16.9% 70.4% 0.15

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 6.0% -90.3% 86.2% 1.8% 4.6% -67.4% -
2025年3月期 -6.5% -41.2% 49.3% 3.5% 2.6% -37.9% 代表取締役社長 石栗秀
2024年3月期 6.6% -39.6% 43.7% 8.1% 3.6% -21.6% 代表取締役社長 石栗秀

業種比較(食料品、129社中央値)

指標日本甜菜製糖株式会社業種中央値
ROE6.5%7.0%
ROA5.1%3.9%
営業利益率0.1%4.4%
純利益率7.3%3.4%
自己資本比率79.3%57.8%
売上成長率6.0%3.5%
PER10.0倍17.5倍
PBR0.64倍1.14倍
EV/EBITDA19.7倍8.1倍
NC/時価総額6.1%-2.3%
運転資本余剰/時価総額-13.7%-15.3%
同業他社: 日本たばこ産業株式会社(2914)アサヒグループホールディングス株式会社(2502)キリンホールディングス株式会社(2503)サントリービバレッジ&フード株式会社(2587)味の素株式会社(2802)全130社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

食料品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社湖池屋 (2226) 497億円 612億円
中部飼料株式会社 (2053) 504億円 2118億円
株式会社meito (2207) 484億円 291億円
フィード・ワン株式会社 (2060) 455億円 2907億円
北海道コカ・コーラボトリング株式会社 (2573) 538億円 591億円
オリオンビール株式会社 (409A) 539億円 297億円
フジッコ株式会社 (2908) 453億円 555億円
丸大食品株式会社 (2288) 557億円 2384億円
食料品の企業一覧(全130社)→

異常検知フラグ

2021年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

再生可能エネルギー食料安全保障スマート農業
日甜アグリーン戦略てん菜産業への転換成長事業(飼料、農業資材、食品)の海外展開砂糖事業の収益構造改善持続可能な食料システム構築

見通し: 今期は売上増も、砂糖事業の販売価格下落等で営業利益は大幅減益。来期以降は「日甜アグリーン戦略」の下、てん菜産業への転換と成長事業拡大で収益改善を目指す。2028年3月期ROE8%目標。

強み: てん菜糖業を基盤に、バイオ技術や紙筒技術を活用し「てん菜産業」への多角化を推進。持続可能な食料システム構築を目指す。

懸念: 砂糖事業への依存度が高く、消費者の低甘味嗜好や代替甘味料増加による国内消費量減少リスク。原料てん菜の天候依存性も高い。

リスク: 砂糖事業への依存(売上約7割)による国内消費量減少リスク。国際経済協定や農業政策の変更による影響。気候変動による原料てん菜の生育不良と生産効率低下リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

同社グループは、北海道を基盤とし、ビート糖、精糖、イースト、オリゴ糖などの食品素材、配合飼料、紙筒、農業用機械器具などの製造販売、物流を主要事業として展開しています。これらに加え、不動産事業や石炭・石油類、自動車部品の販売、スポーツ施設の経営なども手掛けています。事業構造は、売上高の約7割を占める砂糖事業が中心であり、その多くが砂糖事業に付随または関連する事業で構成されています。具体的には、主力であるビート糖事業では、原料となるてん菜の栽培から砂糖の製造・販売まで一貫して手掛けており、一部は精糖委託や販売代理店、子会社を通じて行われています。食品事業では、イーストやオリゴ糖などを自社製造・販売し、飼料事業では、配合飼料を関連会社に製造委託し、ビートパルプは自社製造しています。農業資材事業では、紙筒や農業機材を製造販売しています。不動産事業は自社保有地での商業施設賃貸などが中心です。その他の事業では、貨物輸送、石炭・石油類販売、保険代理業、スポーツ施設運営などを子会社が担っています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結決算では、売上高は前期比6.0%増の687億円となりました。これは主に砂糖事業における販売数量の増加によるものです。しかし、営業利益は前期比90.3%減の1億円と大幅に減少しました。これは、砂糖事業における販売価格の下落や、増収に伴う保管費・運送費の増加が主な要因です。飼料事業、農業資材事業、その他の事業では増益を達成しましたが、砂糖事業の減益を補うには至りませんでした。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益の増加や減損損失の減少などにより、前期比86.2%増の50億円と大幅な増加となりました。ROEは6.7%を記録しました。営業キャッシュ・フローは、営業利益は低調だったものの、減価償却費の計上や棚卸資産の減少などにより、前期の支出から43億円の収入へと大きく改善しました。財務面では、自己資本比率が79.3%と高水準を維持し、財務基盤の安定性を示しています。

強みと競争優位性

同社グループの強みは、北海道の寒冷地農業を基盤としたビート糖事業における長年の経験と、それに伴う独自の技術基盤にあります。独自の紙筒技術や製糖副産物の利用技術、バイオ技術などを活用し、「てん菜産業」への発展を目指す「日甜アグリーン戦略」を推進しています。この戦略では、てん菜を核として、食品、畜産、紙筒、てん菜の4分野で新製品・新技術開発を進めており、持続可能な食料システム構築への貢献を目指しています。特に、てん菜由来のCO2吸収能力の高さや、有機農業への展開、林業事業への技術活用など、環境負荷低減やカーボンニュートラルへの取り組みは、ESG投資の観点からも注目されます。また、国内唯一の国産ドライイースト「とかち野酵母」や、オリゴ糖「DFAⅢ」といった独自性の高い製品を有していることも、食品事業における競争優位性となり得ます。さらに、飼料事業における付加価値の高い配合飼料や、農業資材事業における国内外で需要が拡大するそ菜用育苗資材「チェーンポット」と移植機「ひっぱりくん」といったシステム販売も、ニッチ市場における強みとして挙げられます。

リスク要因

同社グループの事業運営における主要なリスクとしては、まず砂糖事業への依存度の高さが挙げられます。売上高の約7割を占める砂糖事業は、消費者の低甘味嗜好や代替甘味料の増加による国内砂糖消費量の減少、国の農業政策や国際経済協定の動向、原料てん菜の生産状況(天候、糖度、品質)、燃料等製糖資材の海外調達リスク、輸入粗糖・穀物の価格変動、製品販売価格の変動といった、多岐にわたる外部要因の影響を受けやすい構造となっています。また、食品安全に関するリスク、大規模自然災害や感染症による生産停止リスク、気候変動による原料生育不良や規制強化に伴うコスト増加リスク、情報システムへのサイバー攻撃リスクなども経営に影響を与える可能性があります。これらのリスクに対し、同社はリスク管理体制の構築や、事業基盤の強化、経営の多角化を推進していますが、砂糖事業を取り巻く環境の厳しさは依然として続いており、収益性の悪化や作付面積の減少といった課題に直面しています。

投資テーマとの関連

同社グループは、その事業戦略において、持続可能性や環境負荷低減といった現代の重要な投資テーマと深く関連しています。特に「日甜アグリーン戦略」は、「アグリカルチャー」と「グリーン」を組み合わせた造語であり、農業を基盤とした持続可能な産業への転換を目指しています。てん菜を核とした製品開発や、CO2吸収能力の高い栽培方法、有機農業の推進、林業事業への技術活用などは、カーボンニュートラルやSDGsといったテーマに合致しています。また、飼料事業で展開するオリゴ糖「DFAⅢ」の海外展開は、食料安全保障やアニマルヘルスといったテーマにも関連します。農業資材事業における、海外展開も視野に入れた育苗資材や農業機械の提供は、スマート農業や食料供給網の強化といったテーマに貢献する可能性があります。これらの取り組みは、単なる伝統的な農産物加工業にとどまらず、環境・社会・ガバナンス(ESG)への関心が高い投資家にとって、魅力的な投資機会を提供する可能性があります。

本ページの情報はEDINET有価証券報告書から機械的に抽出・加工したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。 財務プロファイルは全収録企業中の相対的な位置を示すもので、特定の企業の評価や投資判断を推奨・助言するものではありません。 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。