アサヒグループホールディングス株式会社 (2502) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 食料品
飲料
財務プロファイル(全4168社中の相対位置)
C
収益性
業種 63/130位
D
安定性
業種 97/130位
D
成長性
業種 118/129位
E
効率性
業種 125/130位
D
CF健全性
業種 107/130位
売上高
2.9兆円
粗利率
37.8%
営業利益率
6.4%
純利益率
4.2%
ROE
4.0%
ROIC
2.8%
自己資本比率
49.8%
D/Eレシオ
0.55
有利子負債
1.6兆円
ネットキャッシュ
-1.5兆円
NC/時価総額
-61.9%
運転資本余剰*
-1.6兆円
運転資本余剰/時価総額*
-68.5%
フリーCF
-957億円
FCFマージン
-3.3%
キャッシュ化率
0.86倍
PBR
0.80倍
EV/EBITDA
14.2倍
PER
20.2倍
想定株価
1642.1円
想定時価総額
2.4兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 2.9兆円 1.1兆円 876億円 1859億円 2735億円 1793億円 1216億円
2024年12月期 2.9兆円 1.1兆円 832億円 2691億円 3523億円 2670億円 1921億円
2023年12月期 2.8兆円 9989億円 753億円 2450億円 3203億円 2419億円 1641億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 6.0兆円 1.0兆円 1.8兆円 1.2兆円 3.0兆円
2024年12月期 5.4兆円 8579億円 1.5兆円 1.2兆円 2.7兆円
2023年12月期 5.3兆円 8470億円 1.4兆円 1.4兆円 2.5兆円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 1564億円 3032億円 5020億円 1.6兆円 非該当 2.4兆円 -1.6兆円
2024年12月期 840億円 2714億円 4403億円 1.3兆円 非該当 2.2兆円 -1.4兆円
2023年12月期 599億円 2673億円 4656億円 1.4兆円 非該当 2.1兆円 -1.3兆円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2025年12月期 171億円 1899億円
2024年12月期 171億円 1435億円
2023年12月期 105億円 1512億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 1048億円 -2005億円 1259億円 -957億円
2024年12月期 4037億円 -1187億円 -2728億円 2851億円
2023年12月期 3475億円 -1177億円 -2267億円 2298億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 81.3円 2053.2円 52.0円 64.0% -1017.1円 20.2倍 1642.1円 2.4兆円 1,521,010,000株 58,171,300株
2024年12月期 126.7円 1775.8円 49.0円 38.7% -795.1円 13.1倍 1659.3円 2.5兆円 1,521,010,000株 17,788,700株
2023年12月期 107.9円 1618.7円 40.3円 37.4% -888.5円 16.2倍 1748.6円 2.7兆円 1,521,009,000株 602,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 4.0% 2.0% 2.8% 37.8% 6.4% 9.4% 4.2% -3.3% 49.8% 0.55
2024年12月期 7.2% 3.5% 4.8% 37.3% 9.2% 12.0% 6.5% 9.7% 49.4% 0.48
2023年12月期 6.7% 3.1% 4.4% 36.1% 8.8% 11.6% 5.9% 8.3% 46.6% 0.57

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 -1.5% -30.9% -36.7% 4.9% 7.4% -5.0% -
2024年12月期 6.2% 9.8% 17.1% 9.5% 7.1% 8.3% 取締役 兼代表執行役社長GroupCEO勝木敦志
2023年12月期 10.3% 12.9% 8.3% 10.9% 5.5% 21.9% 代表取締役社長 兼GroupCEO勝木敦志

業種比較(食料品、129社中央値)

指標アサヒグループホールディングス株式会社業種中央値
ROE4.0%7.0%
ROA2.0%3.9%
営業利益率6.4%4.3%
純利益率4.2%3.4%
自己資本比率49.8%59.2%
売上成長率-1.5%3.5%
PER20.2倍17.4倍
PBR0.80倍1.14倍
EV/EBITDA14.2倍8.1倍
NC/時価総額-61.9%-1.5%
運転資本余剰/時価総額-68.5%-15.1%
同業他社: 日本たばこ産業株式会社(2914)キリンホールディングス株式会社(2503)サントリービバレッジ&フード株式会社(2587)味の素株式会社(2802)日本ハム株式会社(2282)全130社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

食料品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
キリンホールディングス株式会社 (2503) 1.9兆円 2.4兆円
サントリービバレッジ&フード株式会社 (2587) 1.5兆円 1.7兆円
キッコーマン株式会社 (2801) 1.3兆円 7455億円
東洋水産株式会社 (2875) 1.1兆円 5366億円
明治ホールディングス株式会社 (2269) 1.0兆円 1.2兆円
日清食品ホールディングス株式会社 (2897) 8641億円 7881億円
株式会社ヤクルト本社 (2267) 7708億円 4864億円
日本ハム株式会社 (2282) 6626億円 1.5兆円
食料品の企業一覧(全130社)→

AI分析(2025年12月期)

飲料
Well-beingへの対応DX戦略(BX)サステナビリティ戦略グローバルブランド戦略人的資本の高度化

見通し: 2025年度はサイバー攻撃の影響でEPS・ROE・ROICがガイドラインを下回った。今後は事業ポートフォリオ強化と資本効率向上、株主還元拡充により中長期的な企業価値向上を目指す。収益性改善と成長投資の両立が鍵。

強み: グローバルな事業基盤と「Asahi Super Dry」等の有力ブランド。酵母・乳酸菌技術やDX推進による新領域開拓力。

懸念: 日本事業の約45%を占めるビール類への依存。消費者の嗜好変化や人口減少が業績に与える影響。サイバー攻撃によるシステム障害からの回復と再発防止。

リスク: ①中長期的な気候変動リスク:原材料調達・品質、生産・物流への影響。②事業買収に伴うのれん・無形資産の減損リスク。③アルコール摂取に対する社会価値観の変化や規制強化による需要縮小。

AI詳細分析(2024年12月期)

事業概要

アサヒグループホールディングス株式会社は、日本、欧州、オセアニア、東南アジアを主要な事業基盤とし、酒類、飲料、食品事業をグローバルに展開する純粋持株会社である。グループ理念「Asahi Group Philosophy(AGP)」に基づき、「おいしさと楽しさで“変化するWell-being”に応え、持続可能な社会の実現に貢献する」ことを長期戦略のコンセプトに掲げている。事業ポートフォリオは、ビールを中心とした既存事業の持続的成長と、ビール隣接カテゴリー(BAC:Beer Adjacent Categories)や新商材・新サービスといった新規領域の拡大を両輪として推進している。具体的には、『Asahi Super Dry』や『Peroni Nastro Azzurro』といったグローバルブランドの価値向上、ノンアルコール・低アルコール飲料の拡充、そして酵母・乳酸菌技術やデジタル技術を活用した新サービスの開発などに注力している。2024年12月期決算における地域別売上収益比率は、日本が約46.4%、欧州、オセアニア、東南アジアが合わせて約53.2%を占めている。

直近決算ハイライト

2024年12月期決算において、アサヒグループは堅調な業績を達成した。売上収益は前期比6.2%増の2兆9,394億2千2百万円となり、グローバルでのプレミアム戦略推進や事業ポートフォリオの強靭化が奏功した。利益面では、事業利益が前期比8.1%増の2,851億2千1百万円、営業利益が同9.8%増の2,690億5千2百万円と、増収効果とコスト管理により増益を確保した。親会社の所有者に帰属する当期純利益は同17.1%増の1,920億8千万円、調整後当期純利益は同10.5%増の1,829億7千7百万円と、特に純利益の伸びが顕著であった。これは、事業利益の増加に加え、一時的な要因の影響が調整後利益に反映された結果と考えられる。地域別では、日本国内で物価高の影響を受けつつも個人消費の回復が見られ、欧州でもインフレ圧力緩和と景気持ち直しが見られたことが、グローバルな業績を後押しした。

強みと競争優位性

アサヒグループの強みは、長年培ってきたビール事業における強固なブランド力と、グローバルに広がる事業基盤にある。『Asahi Super Dry』や『Peroni Nastro Azzurro』といった世界的なブランドに加え、各地域で高いシェアを持つローカルブランドも保有しており、これらを活用したプレミアム戦略が奏功している。また、単なる酒類事業に留まらず、飲料、食品分野への展開や、ノンアルコール・低アルコール飲料(BAC)といった周辺領域への積極的な投資は、消費者の健康志向や多様なライフスタイルへの対応力を高めている。さらに、酵母・乳酸菌技術や、DX(デジタル・トランスフォーメーション)への投資を通じて、新たなビジネスモデルの創出やオペレーション効率化を図っており、技術革新への対応力も競争優位性となっている。M&Aによる事業拡大の経験も豊富であり、戦略的な経営資源の獲得能力も強みと言える。

リスク要因

アサヒグループが直面する主要なリスクとしては、まず事業環境の変化が挙げられる。日本国内においては人口減少や少子高齢化による酒類・飲料・食品の消費量減少、原材料・エネルギー価格の高騰によるコスト増加と競争激化が業績に影響を与える可能性がある。特に、売上収益の約46.4%を占める日本市場、そしてその中でもビール類への依存度は高く、消費者の嗜好変化は大きなリスクとなり得る。海外市場においても、各国の景気動向、競争環境の激化、消費者の嗜好変化は売上や利益率の悪化を招く可能性がある。また、アルコール摂取に対する社会的な価値観の変化や、WHOによる規制強化の可能性は、酒類事業の根幹に関わるリスクである。さらに、積極的なM&A戦略に伴う統合リスクや、買収によって生じた多額ののれん及び無形資産の減損リスクも、業績に大きな影響を与える可能性がある。

投資テーマとの関連

アサヒグループは、現代の主要な投資テーマである「Well-being」や「サステナビリティ」と深く関連している。同社は、「おいしさと楽しさで“変化するWell-being”に応え、持続可能な社会の実現に貢献する」という中長期経営方針を掲げ、消費者の健康志向や多様なライフスタイルに対応した商品開発、例えばノンアルコール・低アルコール飲料(BAC)の拡充に注力している。これは、健康志向の高まりという投資テーマに合致する。また、サステナビリティ戦略を経営の中核に据え、環境負荷低減、資源循環、容器包装の環境負荷低減などの取り組みを推進しており、ESG投資の観点からも注目される。さらに、DX(デジタル・トランスフォーメーション)を「BX(ビジネス・トランスフォーメーション)」と捉え、AI活用による業務効率化や、デジタル技術を用いた新たなビジネスモデルの創出を目指しており、テクノロジーへの投資という側面も持ち合わせている。

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