カンロ株式会社 (2216) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 食料品
DXEC
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 7/130位
B
安定性
業種 46/130位
C
成長性
業種 43/129位
B
効率性
業種 15/130位
D
CF健全性
業種 96/130位
売上高
348億円
粗利率
42.3%
営業利益率
13.5%
純利益率
9.7%
ROE
17.8%
ROIC
16.4%
自己資本比率
56.5%
D/Eレシオ
0.06
有利子負債
11億円
ネットキャッシュ
32億円
NC/時価総額
4.5%
運転資本余剰*
-80億円
運転資本余剰/時価総額*
-11.2%
フリーCF
-2億円
FCFマージン
-0.6%
キャッシュ化率
1.50倍
PBR
3.77倍
EV/EBITDA
10.9倍
PER
20.7倍
想定株価
1659.7円
想定時価総額
717億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 348億円 147億円 16億円 47億円 63億円 47億円 34億円
2024年12月期 318億円 132億円 15億円 43億円 58億円 43億円 33億円
2023年12月期 290億円 117億円 12億円 34億円 46億円 34億円 25億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 336億円 170億円 123億円 24億円 190億円
2024年12月期 291億円 159億円 96億円 27億円 168億円
2023年12月期 258億円 139億円 86億円 27億円 145億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 43億円 20億円 102億円 11億円 2億円 - -80億円
2024年12月期 50億円 16億円 90億円 1億円 2億円 - -46億円
2023年12月期 38億円 14億円 86億円 2億円 2億円 - -49億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 51億円 -52億円 -5億円 -2億円
2024年12月期 44億円 -22億円 -10億円 22億円
2023年12月期 39億円 -18億円 -6億円 21億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 80.2円 450.5円 32.0円 39.9% 73.8円 20.7倍 1659.7円 717億円 45,946,812株 2,768,900株
2024年12月期 77.5円 399.4円 31.0円 40.0% 112.6円 15.3倍 1186.1円 512億円 45,946,812株 2,767,800株
2023年12月期 59.0円 348.0円 19.3円 32.8% 83.3円 11.7倍 690.6円 298億円 45,946,812株 2,767,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 17.8% 10.1% 16.4% 42.3% 13.5% 18.1% 9.7% -0.6% 56.5% 0.06
2024年12月期 19.4% 11.2% 17.7% 41.5% 13.5% 18.2% 10.3% 7.0% 57.8% 0.01
2023年12月期 16.9% 9.5% 16.1% 40.5% 11.7% 15.9% 8.5% 7.2% 56.3% 0.01

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 9.4% 9.5% 3.6% 11.5% 8.3% 34.4% 代表取締役社長 村田哲也
2024年12月期 9.5% 26.4% 32.4% 7.4% 5.7% 50.4% 代表取締役社長 村田哲也
2023年12月期 15.5% 75.3% 82.9% 7.5% 4.8% 59.4% 代表取締役社長 村田哲也

業種比較(食料品、129社中央値)

指標カンロ株式会社業種中央値
ROE17.8%7.0%
ROA10.1%3.9%
営業利益率13.5%4.3%
純利益率9.7%3.4%
自己資本比率56.5%59.2%
売上成長率9.4%3.5%
PER20.7倍17.4倍
PBR3.77倍1.13倍
EV/EBITDA10.9倍8.1倍
NC/時価総額4.5%-2.3%
運転資本余剰/時価総額-11.2%-15.3%
同業他社: 日本たばこ産業株式会社(2914)アサヒグループホールディングス株式会社(2502)キリンホールディングス株式会社(2503)サントリービバレッジ&フード株式会社(2587)味の素株式会社(2802)全130社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

食料品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社J-オイルミルズ (2613) 675億円 2266億円
株式会社ブルボン (2208) 778億円 1203億円
株式会社不二家 (2211) 650億円 1196億円
株式会社ライフドリンク カンパニー (2585) 638億円 527億円
株式会社プレミアムウォーターホールディングス (2588) 802億円 803億円
わらべや日洋ホールディングス株式会社 (2918) 606億円 2338億円
株式会社オカムラ食品工業 (2938) 604億円 353億円
理研ビタミン株式会社 (4526) 847億円 963億円
食料品の企業一覧(全130社)→

AI分析(2025年12月期)

国内グミ・キャンディ事業グローバル事業展開(米国・中華圏)デジタルプラットフォーム「Kanro POCKeT」新グミライン工場建設人的資本経営・DX推進

見通し: 2026年度は売上高365億円、営業利益49億円を目指す。国内グミ事業の成長と、米国・中華圏での輸出拡大、デジタルプラットフォーム活用による新収益モデル構築が成長ドライバー。

強み: 国内キャンディ市場トップシェアを維持。主力ブランド「ピュレグミ」のグローバル展開、デジタルプラットフォーム「Kanro POCKeT」による顧客接点強化が強み。

懸念: 国内キャンディ市場の競争激化による収益性低下リスク。原材料価格やエネルギー価格の上昇による原価増も懸念される。

リスク: 市場環境変化:消費者ニーズへの対応遅れ、競争激化による主力商品販売減少。サプライチェーンリスク:原材料調達価格変動、供給不安定化。情報システムリスク:システム障害、サイバーテロによる事業停止や情報漏洩。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

カンロ株式会社は、主に菓子食品事業を展開する企業であり、キャンディとグミの製造販売を中核としています。同社は「Sweeten the Future 心がひとつぶ、大きくなる。」という企業パーパスを掲げ、「Sweetな瞬間を創り続けることで人々と社会に笑顔を。」というビジョン実現を目指しています。「Kanro Vision 2.0」を新たな経営の羅針盤とし、2025年12月期から2030年12月期までの「中期経営計画2030」を推進しています。この計画では、国内グミ事業を中心とした成長に加え、持続的成長のための事業領域拡大とビジネスモデル拡張を推進することを戦略としています。主要な製品カテゴリーとしては、のど飴やグルメカテゴリーを牽引する「飴」と、主力ブランド「ピュレグミ」や高付加価値商品「グミッツェル」を展開する「グミ」があります。また、直営店舗「ヒトツブカンロ」やデジタルプラットフォーム「Kanro POCKeT」を通じた顧客接点の強化、新たな収益モデルの構築も進めています。2025年12月期においては、売上高は347億71百万円を記録し、キャンディ市場におけるトップシェアを維持しながら、グミカテゴリーの伸長も目覚ましい状況です。

直近決算ハイライト

2025年12月期の連結決算において、カンロ株式会社は売上高347億71百万円を達成し、前期比ではプラス9.4%の成長を見せました。営業利益は46億91百万円、経常利益は47億46百万円となり、それぞれ前期比で+9.5%、+10.0%と堅調に増加しました。これは、飴カテゴリーにおける「健康のど飴」や「ノンシュガーのど飴」シリーズ、グルメカテゴリーの「じゅるる」シリーズの好調に加え、グミカテゴリーにおける主力ブランド「ピュレグミ」の販売増、そして「グミッツェル」の供給量増加が大きく貢献した結果です。売上総利益は146億97百万円となり、松本工場グミ棟拡張に伴う償却費増加や労務費上昇を増収効果で吸収しました。一方で、一般管理費については、企業広告宣伝費の増加、人員増加や賃上げに伴う人件費増、新基幹システム稼働関連経費、米国進出等にかかる経費増加がありましたが、これらも増収効果で吸収し、営業利益の成長を支えました。親会社株主に帰属する当期純利益は33億78百万円と、前期比+3.6%の増加に留まりましたが、これは減損損失等の特別損失を計上した一方で、政策保有株式の縮減による特別利益や賃上げ促進税制の適用があったためです。

強みと競争優位性

カンロ株式会社の強みは、長年にわたり培ってきたキャンディ市場におけるトップシェアと、そのブランド力にあります。特に「ピュレグミ」に代表されるグミカテゴリーにおいては、激化する競争環境下でも販売を伸ばしており、顧客からの高い支持を得ています。また、「グミッツェル」のような高付加価値商品の開発力と、直営店舗「ヒトツブカンロ」やデジタルプラットフォーム「Kanro POCKeT」を通じた顧客との直接的な接点強化は、ブランドロイヤリティの向上と新たな顧客体験の創出に繋がっています。さらに、2025年10月に着工した朝日工場新グミラインの導入(2027年7月稼働予定)など、生産体制への計画的な投資は、将来的な供給能力の強化と製品品質の維持・向上に寄与し、競争優位性を確固たるものにします。デジタル戦略としては、「Kanro POCKeT」やファンコミュニティ「Kanro POCKeT X(クロス)」を活用し、顧客エンゲージメントを高め、新たな収益モデルを構築しようとしており、これは変化の激しい市場環境への適応力を高める要素となります。

リスク要因

同社の事業運営におけるリスクとして、まず国内市場における消費動向の変化や多様化する消費者ニーズへの対応遅れが挙げられます。競合他社との競争激化による主力ブランド商品の販売減少や、リベート増加による収益性低下の可能性も懸念されます。また、少子高齢化や人口減少といった構造的な課題は、国内キャンディ市場の縮小に繋がる可能性があります。食の安全・安心への要求の高まりは、製品の品質管理体制に常に高い水準を求め、不備が生じた場合には顧客からの信頼低下や風評被害に繋がるリスクがあります。サプライチェーンにおいては、原材料価格の変動や調達先の供給不安、エネルギー価格の上昇が原価上昇や収益性低下の要因となり得ます。自然災害や感染症の蔓延は、企業活動の停止や遅延を引き起こす可能性があり、事業継続計画(BCP)の重要性が高まっています。情報システム関連では、サイバーテロや不正アクセスによる情報漏洩、システム障害のリスクが存在し、セキュリティ対策の強化が不可欠です。

投資テーマとの関連

カンロ株式会社は、菓子食品業界に属し、直接的にAI、半導体、EV、防衛といった先端技術や社会インフラ関連の投資テーマとは関連性が低いと見られます。しかしながら、同社が推進するデジタルプラットフォーム「Kanro POCKeT」やファンコミュニティ「Kanro POCKeT X(クロス)」の活用、ならびに生成AIを含むデジタルツールの業務効率化への導入は、DX(デジタルトランスフォーメーション)という広範な投資テーマとの接点となり得ます。また、サステナビリティ推進への取り組みは、ESG投資の観点から注目される可能性があります。具体的には、環境負荷削減やフードロス削減に向けた製品開発、包装資材の環境配慮型素材への変更といった活動は、持続可能な社会の実現に貢献する企業としての評価に繋がるでしょう。今後は、これらのデジタル技術やサステナビリティへの取り組みが、新たな成長ドライバーとして、投資テーマとの関連性を深めていく可能性を秘めています。

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