トーカロ株式会社 (3433) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 金属製品
半導体AI半導体製造装置
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 2/94位
B
安定性
業種 25/94位
B
成長性
業種 15/94位
C
効率性
業種 12/94位
D
CF健全性
業種 81/94位
売上高
585億円
粗利率
38.6%
営業利益率
24.1%
純利益率
17.2%
ROE
15.1%
ROIC
13.3%
自己資本比率
74.8%
D/Eレシオ
0.11
有利子負債
76億円
ネットキャッシュ
69億円
NC/時価総額
4.6%
運転資本余剰*
42億円
運転資本余剰/時価総額*
2.8%
フリーCF
-22億円
FCFマージン
-3.8%
キャッシュ化率
0.77倍
PBR
2.23倍
EV/EBITDA
7.9倍
PER
14.8倍
想定株価
2504.0円
想定時価総額
1489億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 585億円 226億円 38億円 141億円 179億円 147億円 101億円
2025年3月期 542億円 202億円 33億円 123億円 156億円 126億円 81億円
2024年3月期 467億円 162億円 31億円 92億円 123億円 97億円 63億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 893億円 409億円 103億円 64億円 668億円
2025年3月期 817億円 400億円 135億円 24億円 606億円
2024年3月期 779億円 403億円 143億円 37億円 555億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 145億円 73億円 169億円 76億円 25億円 2億円 42億円
2025年3月期 176億円 62億円 148億円 39億円 23億円 3億円 41億円
2024年3月期 197億円 51億円 136億円 51億円 13億円 - 53億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 77億円 -100億円 -12億円 -22億円
2025年3月期 91億円 -62億円 -51億円 29億円
2024年3月期 79億円 -46億円 -32億円 32億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 169.2円 1122.6円 85.0円 50.2% 115.9円 14.8倍 2504.0円 1489億円 61,200,000株 1,731,300株
2025年3月期 135.4円 1020.0円 68.0円 50.2% 230.7円 12.3倍 1666.0円 991億円 61,200,000株 1,744,600株
2024年3月期 105.5円 933.1円 53.0円 50.2% 244.8円 17.0倍 1794.0円 1066億円 61,200,000株 1,762,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 15.1% 11.3% 13.3% 38.6% 24.1% 30.6% 17.2% -3.8% 74.8% 0.11
2025年3月期 13.3% 9.9% 13.3% 37.3% 22.6% 28.7% 14.8% 5.3% 74.3% 0.06
2024年3月期 11.4% 8.1% 10.6% 34.8% 19.7% 26.2% 13.5% 6.9% 71.2% 0.09

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 7.8% 14.9% 24.9% 6.7% 8.4% 10.1% -
2025年3月期 16.0% 33.4% 27.3% 7.4% 7.4% 6.2% 代表取締役 社長執行役員小林和也
2024年3月期 -2.9% -12.9% -13.9% 6.2% 3.4% 2.0% 代表取締役 社長執行役員小林和也

業種比較(金属製品、93社中央値)

指標トーカロ株式会社業種中央値
ROE15.1%5.2%
ROA11.3%3.4%
営業利益率24.1%5.3%
純利益率17.2%4.0%
自己資本比率74.8%59.9%
売上成長率7.8%1.6%
PER14.8倍11.2倍
PBR2.23倍0.62倍
EV/EBITDA7.9倍5.5倍
NC/時価総額4.6%7.2%
運転資本余剰/時価総額2.8%-15.9%
同業他社: 株式会社LIXIL(5938)東洋製罐グループホールディングス株式会社(5901)日本発條株式会社(5991)三和ホールディングス株式会社(5929)リンナイ株式会社(5947)全94社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

金属製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
文化シヤッター株式会社 (5930) 1340億円 2363億円
株式会社横河ブリッジホールディングス (5911) 1181億円 1439億円
東プレ株式会社 (5975) 1174億円 3788億円
株式会社RS Technologies (3445) 999億円 767億円
中央発條株式会社 (5992) 919億円 1109億円
株式会社ノーリツ (5943) 916億円 2020億円
株式会社ジーテクト (5970) 777億円 3334億円
株式会社長府製作所 (5946) 686億円 465億円
金属製品の企業一覧(全94社)→

AI分析(2026年3月期)

半導体AI
半導体・FPD製造装置生成AIデータセンター海外事業拡大表面改質加工

見通し: 今期は半導体・FPD分野、海外子会社の好調に牽引され、増収増益を達成。来期以降も半導体市場の成長と一般産業分野の取り込みで、中期経営計画通りの成長を目指す。

強み: 半導体・FPD製造装置分野における溶射加工技術が競争優位性の源泉。生成AI・データセンター需要増も追い風。

懸念: 東京エレクトロン等、特定の顧客への売上依存度が高く、その動向に業績が左右されるリスクがある。

リスク: 半導体・FPD市場の需要変動リスク、特定顧客への依存リスク、原材料調達リスク、競合との価格競争リスク、顧客の内製化リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

同社は、溶射加工を中核とする表面処理加工の専業メーカーとして、多岐にわたる産業分野に高機能皮膜を提供する企業です。主力事業である溶射加工は、半導体・FPD製造装置分野において、2001年3月期以降売上高が大きく伸長し、2026年3月期には連結総売上高の42.4%を占めるまでに成長しました。この分野は、生成AIやデータセンターの普及を背景に需要が旺盛であり、同社の収益を牽引する重要な柱となっています。その他、産業機械、自動車、航空機、医療、農業、インフラ、エネルギー分野など、幅広い産業の部品に対して、耐摩耗性、耐食性、絶縁性、導電性といった様々な機能を持つ表面改質加工を施しています。同社は、「技術とアイデア」「若さと情熱」「和と信頼」「グッド・サービス」を社是に掲げ、研究開発主導型企業として高品質な皮膜の追求と提供に努め、省資源化、省力化、環境負荷低減に貢献することで社会に貢献することを目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、同社は堅調な業績を達成しました。売上高は前期比7.9%増の584億90百万円となり、過去最高を更新しました。これは、半導体・FPD分野における旺盛な需要に加え、産業機械分野や海外子会社の好調な業績が牽引した結果です。営業利益は前期比15.0%増の141億2百万円、経常利益は同17.4%増の147億45百万円と、増収効果と高付加価値製品の販売拡大、生産効率の向上により大幅な増益を達成しました。特に、海外子会社は半導体・鉄鋼分野の受注拡大により、売上高が31.7%増、利益が48.2%増と目覚ましい成長を遂げました。純利益も同25.0%増の100億60百万円となり、ROEは15.8%と目標の15%を達成しました。一方で、営業活動によるキャッシュ・フローは前期比14.6%減の77億49百万円となり、投資活動によるキャッシュ・フローは99億63百万円の支出超過となりました。これは、半導体関連の旺盛な需要に対応するための積極的な設備投資(東京工場新棟の立ち上げなど)を実施したためです。

強みと競争優位性

同社の最大の強みは、半導体・FPD製造装置分野における高度な溶射加工技術と、それに裏打ちされた高い技術力です。この分野は、先端技術の集積であり、参入障壁が極めて高いですが、同社は長年の実績とノウハウを蓄積し、顧客からの信頼を得ています。特に、生成AIやデータセンター需要の拡大は、同社にとって追い風となっており、半導体製造装置分野への依存度を高めつつも、その成長を取り込むことで競争優位性を確立しています。また、顧客密着型の事業展開により、顧客のニーズを的確に把握し、迅速に対応できる「問題解決型企業」としての側面も強みと言えます。さらに、研究開発への積極的な投資姿勢は、常に高品質・高機能な皮膜を追求し、技術革新を続ける原動力となっています。中期経営計画「TOCALO2030」では、コア事業の深化と戦略的事業領域の拡大を掲げており、既存技術の応用や新技術開発を通じて、さらなる競争優位性の確立を目指しています。

リスク要因

同社は、半導体・FPD関連業界の需要変動リスクに直面しています。この分野の売上高比率が42.4%と高いため、市況悪化や競合企業との価格競争が激化した場合、受注減や値下げ圧力により業績に影響が出る可能性があります。また、半導体・FPD製造装置の構造が溶射を必要としないものへ変化するリスクも存在します。さらに、特定の取引先(東京エレクトロン株式会社グループ)への販売依存度が高い(26.6%)ことも、同社グループの業績に影響を与える要因となり得ます。自然災害、事故、新型感染症の発生も、生産活動の停止やサプライチェーンの混乱を通じて業績に影響を及ぼす可能性があります。加えて、顧客による表面改質加工の内製化や、主要顧客工場の海外移転リスク、原材料調達リスク、製造物責任、知的財産権、情報セキュリティ、国際的な事業活動、気候変動関連のリスクなど、多岐にわたる事業リスクが存在しており、これらへの対応が持続的な成長には不可欠です。

投資テーマとの関連

同社は、AIや半導体といった成長著しい投資テーマと密接に関連しています。特に、半導体製造装置分野は、生成AIやデータセンターの普及、高性能コンピューティングの需要拡大により、今後も長期的な成長が見込まれています。同社の溶射加工技術は、これらの最先端分野で不可欠な役割を果たしており、その需要増加の恩恵を直接的に受けることが期待されます。中期経営計画においても、半導体・FPD分野の飛躍をコア事業の深化の柱の一つに掲げ、2030年には同分野の売上高を450億円に倍増させる計画です。これは、同社が半導体関連市場の成長ポテンシャルを的確に捉え、事業拡大戦略を推進していることを示しています。また、環境・エネルギー分野への高機能皮膜開発も進めており、カーボンニュートラルといったサステナビリティ関連の投資テーマとも緩やかに繋がっています。これらの成長分野への注力が、今後の同社の企業価値向上に大きく寄与すると考えられます。

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