株式会社朝日ネット (3834) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaS
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 244/649位
A
安定性
業種 14/657位
D
成長性
業種 495/637位
B
効率性
業種 241/657位
D
CF健全性
業種 466/656位
売上高
135億円
粗利率
30.4%
営業利益率
13.3%
純利益率
9.6%
ROE
9.9%
ROIC
9.6%
自己資本比率
90.3%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
25億円
NC/時価総額
14.8%
運転資本余剰*
11億円
運転資本余剰/時価総額*
6.4%
フリーCF
-3億円
FCFマージン
-2.4%
キャッシュ化率
1.48倍
PBR
1.28倍
EV/EBITDA
4.7倍
PER
13.0倍
想定株価
645.5円
想定時価総額
167億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 135億円 41億円 13億円 18億円 31億円 18億円 13億円
2025年3月期 131億円 44億円 10億円 23億円 33億円 24億円 18億円
2024年3月期 122億円 38億円 9億円 20億円 28億円 20億円 13億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 145億円 69億円 14億円 0円 131億円
2025年3月期 148億円 89億円 17億円 0円 131億円
2024年3月期 143億円 93億円 18億円 0円 125億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 25億円 - 1300万円 - 5億円 - 11億円
2025年3月期 42億円 - 2200万円 - 4億円 - 25億円
2024年3月期 35億円 - 2700万円 - 4億円 - 17億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 19億円 -22億円 -14億円 -3億円
2025年3月期 25億円 -6億円 -12億円 19億円
2024年3月期 25億円 -18億円 -8億円 7億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 49.6円 505.9円 25.0円 50.3% 95.5円 13.0倍 645.5円 167億円 32,000,000株 6,089,000株
2025年3月期 65.0円 487.6円 24.5円 37.7% 155.0円 10.4倍 675.9円 181億円 32,000,000株 5,152,900株
2024年3月期 46.5円 451.0円 23.0円 49.5% 126.5円 13.9倍 645.8円 179億円 32,000,000株 4,266,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 9.9% 8.9% 9.6% 30.4% 13.3% 22.6% 9.6% -2.4% 90.3% -
2025年3月期 13.4% 11.8% 12.5% 33.9% 17.9% 25.4% 13.4% 14.5% 88.5% -
2024年3月期 10.3% 9.0% 11.0% 31.1% 16.1% 23.3% 10.5% 5.7% 87.6% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 3.4% -23.6% -26.2% 3.6% 3.5% -0.9% -
2025年3月期 7.0% 19.3% 35.9% 4.2% 5.0% 8.5% 代表取締役 社長執行役員土方次郎
2024年3月期 0.4% 6.7% 0.3% 2.5% 4.6% 5.1% 代表取締役 社長執行役員土方次郎

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社朝日ネット業種中央値
ROE9.9%11.2%
ROA8.9%6.6%
営業利益率13.3%8.6%
純利益率9.6%6.5%
自己資本比率90.3%62.0%
売上成長率3.4%9.2%
PER13.0倍17.2倍
PBR1.28倍2.29倍
EV/EBITDA4.7倍7.8倍
NC/時価総額14.8%20.5%
運転資本余剰/時価総額6.4%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ネットスターズ (5590) 169億円 48億円
日本BS放送株式会社 (9414) 164億円 118億円
ジェイフロンティア株式会社 (2934) 170億円 215億円
株式会社Sun Asterisk (4053) 171億円 148億円
株式会社BSNメディアホールディングス (9408) 163億円 258億円
株式会社電算 (3640) 172億円 280億円
株式会社IDホールディングス (4709) 161億円 394億円
株式会社kubell (4448) 161億円 95億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

SaaS
ASAHIネットISP事業強化v6コネクト拡販manaba教育支援サービスフレッツ光25G対応新経営体制

見通し: 2027年3月期は売上高140億円、営業利益18億円を見込む。ISP事業の堅調な成長と「v6コネクト」「manaba」の拡販が牽引。設備投資は25億円を予定。

強み: 12年連続受賞のISP顧客満足度No.1。安定した通信品質とサポート体制で高いブランド力を維持。

懸念: ISP契約数は堅調だが、法人顧客の退会増が成長を一時的に押し下げ。教育支援サービス「manaba」の契約ID数・導入校数が減少。

リスク: FTTH市場の成熟による契約数伸び率低下リスク。競争激化による価格競争や顧客獲得コスト増加。AI活用や技術革新への対応遅れによる競争力低下。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社は、インターネット接続サービスを主軸に、VNE(Virtual Network Enabler)事業、および教育支援サービス「manaba」の提供を行う企業です。主力のISP事業「ASAHIネット」では、FTTH(Fiber to the Home)接続サービスやモバイル接続サービスを展開し、NTT東西をはじめとする提携電気通信事業者からアクセス回線の提供を受けています。特に、光コラボレーションモデルである「AsahiNet 光」や、NTT東西と協業する「マンション全戸加入プラン」などを通じて、顧客基盤の拡大を図っています。VNE事業「v6 コネクト」では、IPv6接続サービスを他の電気通信事業者にローミング提供し、増大するインターネットトラフィックに対応するためのソリューションを提供しています。教育支援サービス「manaba」は、大学などの教育機関向けに、教育DX化を支援するLMS(Learning Management System)やポートフォリオ機能を提供し、教育の質保証やIR(Institutional Research)の実現に貢献しています。これらの事業を通じて、社会インフラとしてのインターネット接続サービスの提供と、教育分野におけるIT活用の促進を目指しています。2026年3月期においては、インターネット接続サービスが売上全体の約90%を占める構造となっています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が前期比3.4%増の135億円と増加したものの、営業利益は同23.6%減の18億円、経常利益は同23.0%減の18億円、当期純利益は同26.2%減の13億円と、利益面では大幅な減少となりました。これは、FTTH接続サービスの契約数増加に伴う回線仕入等の原価増加に加え、基幹システム更改に伴う減価償却費や業務委託費の増加、さらに原材料費や賃金の上昇が影響したためです。販売費及び一般管理費においても、ISP事業の会員獲得に向けたプロモーション活動の強化がコスト増につながりました。ISP事業「ASAHIネット」では、FTTH接続サービス契約数は増加しましたが、法人顧客の退会増加が一部影響しました。一方、VNE事業「v6 コネクト」は、提携事業者数の増加とトラフィック量の増大により、売上高が11.8%増の24億円と好調でした。教育支援サービス「manaba」は、契約ID数および全学導入校数が減少したことにより、売上高が前期比2.9%減の5.6億円となりました。

強みと競争優位性

当社の強みは、ISP事業「ASAHIネット」において12年連続で「RBB TODAY ブロードバンドアワード」プロバイダ部門(総合)最優秀を受賞するなど、長年にわたり高い顧客満足度を維持している点にあります。これは、ネイティブ方式によるIPv6接続サービスの提供や、通信トラフィック増加に対応するための継続的な設備投資、きめ細やかなサポート体制によるものと考えられます。また、NTT東西との協業による「マンション全戸加入プラン」や、光コラボレーションモデル「AsahiNet 光」は、顧客獲得における有力なチャネルとなっています。さらに、教育支援サービス「manaba」においては、大学のDX化推進という追い風もあり、教育の質保証やIR実現に貢献するサービスとして、既存顧客の維持と新規受注拡大を目指しています。VNE事業「v6 コネクト」は、NTT東西のNGN網と相互接続したIPv6ネットワークを活用し、通信量増加に対応しながらもコストコントロールを両立できるサービスとして、電気通信事業者からの需要を取り込んでいます。これらの事業ポートフォリオと、長年培ってきた顧客基盤およびブランド力が競争優位性となっています。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスク要因として、まず、インターネット接続サービスの会員獲得が計画通りに進まない場合、契約数の伸び率低下や収益拡大の遅延につながる可能性があります。特に、FTTH市場の成熟に伴う会員数伸び率の低下は、継続的な課題です。また、大手通信キャリアなど、より大きな資本力や販売力を持つ競合他社との競争激化は、価格設定や営業方針によって業績に影響を与える可能性があります。収益構造においては、新規会員獲得に伴う販売促進費や、トラフィック増加による通信回線使用料の増加が、一時的に収益を圧迫する要因となり得ます。さらに、地政学リスクや円安に伴うエネルギー価格・原材料費の高騰、システム維持・開発に関する業務委託費や賃金の上昇も、収益性を悪化させる可能性があります。技術革新への対応遅れは、競争力の低下や設備投資の陳腐化を招くリスクがあります。加えて、システム障害や自然災害、サイバー攻撃によるサービス中断は、信用毀損や業績への悪影響につながる可能性があります。個人情報漏洩や知的財産権侵害のリスクも、潜在的な課題として挙げられます。

投資テーマとの関連

当社は、デジタル社会の基盤となるインターネットインフラを提供する企業として、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進という大きな投資テーマと関連があります。特に、教育支援サービス「manaba」は、文部科学省が推進する「教育DX」の具現化に貢献するサービスであり、教育現場のデジタイゼーションや学習分析を通じた教育の質保証といった、教育分野におけるDXの進展と密接に結びついています。また、ISP事業における高速・大容量通信サービスの拡充(25Gbps対応など)は、高精細動画コンテンツの普及やAI活用によるデータ通信量の爆発的増加といった、通信インフラの高度化ニーズに応えるものであり、これも広義のDX推進を支える基盤となります。VNE事業「v6 コネクト」も、増大するインターネットトラフィックに対応するためのネットワークソリューションを提供することで、社会全体のデジタル化を支える役割を担っています。AIやIoT、5Gといった先端技術の発展には、安定した大容量通信が不可欠であり、当社はこれらの技術進化の恩恵を受ける可能性のあるインフラ提供者としての側面を持っています。

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