株式会社カヤック (3904) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
ゲームeスポーツコンテンツDXM&A
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 419/649位
D
安定性
業種 514/657位
A
成長性
業種 19/637位
B
効率性
業種 209/657位
B
CF健全性
業種 310/656位
売上高
201億円
粗利率
54.3%
営業利益率
5.3%
純利益率
3.4%
ROE
11.9%
ROIC
8.3%
自己資本比率
42.5%
D/Eレシオ
0.56
有利子負債
32億円
ネットキャッシュ
20億円
NC/時価総額
26.1%
運転資本余剰*
-1億円
運転資本余剰/時価総額*
-1.6%
フリーCF
10億円
FCFマージン
5.1%
キャッシュ化率
1.36倍
PBR
1.35倍
EV/EBITDA
4.5倍
PER
11.8倍
想定株価
503.0円
想定時価総額
78億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 201億円 109億円 2億円 11億円 13億円 9億円 7億円
2024年12月期 167億円 90億円 2億円 4億円 6億円 4億円 1億円
2023年12月期 175億円 92億円 2億円 10億円 12億円 10億円 5億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 136億円 100億円 54億円 19億円 58億円
2024年12月期 129億円 89億円 48億円 21億円 55億円
2023年12月期 117億円 84億円 44億円 13億円 54億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 53億円 1億円 37億円 32億円 2億円 5億円 -1億円
2024年12月期 48億円 2億円 33億円 33億円 6億円 9億円 769万円
2023年12月期 50億円 6473万円 28億円 21億円 3億円 7億円 6億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 9億円 8724万円 -6億円 10億円
2024年12月期 -2億円 -10億円 9億円 -12億円
2023年12月期 11億円 -4億円 -3563万円 8億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 42.6円 373.8円 3.9円 9.2% 131.1円 11.8倍 503.0円 78億円 16,108,800株 700,200株
2024年12月期 9.3円 342.6円 3.9円 42.2% 93.9円 49.1倍 454.2円 73億円 16,108,800株 200株
2023年12月期 32.0円 335.5円 3.9円 12.2% 179.0円 21.5倍 687.4円 111億円 16,108,800株 100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 11.9% 5.0% 8.3% 54.3% 5.3% 6.3% 3.4% 5.1% 42.5% 0.56
2024年12月期 2.7% 1.2% 2.9% 54.0% 2.1% 3.3% 0.9% -7.0% 42.9% 0.59
2023年12月期 9.4% 4.4% 9.5% 52.8% 5.9% 7.0% 2.9% 4.4% 46.3% 0.39

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 20.1% 199.2% 358.8% 6.8% 18.1% -4.0% 代表取締役CEO 柳澤大輔
2024年12月期 -4.2% -65.0% -70.8% 10.0% 21.3% -32.1% 代表取締役CEO 柳澤大輔
2023年12月期 5.9% -15.7% -34.7% 25.9% 24.6% 11.1% 代表取締役CEO 柳澤大輔

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社カヤック業種中央値
ROE11.9%11.1%
ROA5.0%6.6%
営業利益率5.3%8.6%
純利益率3.4%6.5%
自己資本比率42.5%62.0%
売上成長率20.1%9.1%
PER11.8倍17.2倍
PBR1.35倍2.29倍
EV/EBITDA4.5倍7.8倍
NC/時価総額26.1%20.4%
運転資本余剰/時価総額-1.6%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
PRONI株式会社 (479A) 78億円 32億円
S&J株式会社 (5599) 78億円 23億円
株式会社IC (4769) 79億円 101億円
株式会社モバイルファクトリー (3912) 79億円 34億円
グロースエクスパートナーズ株式会社 (244A) 76億円 51億円
バルテス・ホールディングス株式会社 (4442) 80億円 119億円
Zenken株式会社 (7371) 80億円 55億円
株式会社クエスト (2332) 75億円 178億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2020年12月期: dividend_corrected:3.9->0.0

AI分析(2025年12月期)

ゲームeスポーツコンテンツ
面白法人クリエイターエコノミー生成AI活用eスポーツ市場拡大ちいき資本主義

見通し: 売上高20.1%増、営業利益199.2%増と大幅な増収増益を達成。特にゲームエンタメ、ちいき資本主義セグメントが好調。今後もデジタル広告、eスポーツ市場の成長を取り込み、複数事業のシナジーを追求し持続的成長を目指す。

強み: 「面白法人」を標榜し、ユニークな企業文化とクリエイターを重視する経営姿勢。多様な事業ポートフォリオとシナジー創出能力。

懸念: ハイパーカジュアルゲーム事業はタイトルごとの収益寿命が短く、継続的なタイトル投入体制への依存度が高い。また、広告プラットフォーマーのポリシー変更リスク。

リスク: デジタルコンテンツ市場の競争激化、ユーザー嗜好の変化への対応遅れ。技術革新への追随遅延や、新規事業・サービスの不確実性。個人情報漏洩やシステム障害による信頼性低下リスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

カヤック(証券コード:3935)は、「面白法人」を標榜し、「つくる人を増やす」という経営理念のもと、デジタルコンテンツの企画・開発・運営を主軸に事業を展開する企業です。その事業は多岐にわたり、主に「ゲームエンタメ」、「面白プロデュース」、「eスポーツ」、「ちいき資本主義」の4つのセグメントで構成されています。ゲームエンタメ領域では、カジュアルゲーム、特にハイパーカジュアルゲームの開発・運営や、子会社におけるソーシャルゲームの受託開発を手掛けています。面白プロデュースは、企業のマーケティング・ブランディングを支援する広告コンテンツ制作や、新製品開発支援など、企画力と技術力を活かした高付加価値なサービスを提供します。eスポーツ分野では、コミュニティサービス、大会プラットフォーム「Tonamel」、eスポーツスクール運営などを展開し、急速に拡大する市場を取り込みます。ちいき資本主義は、移住プラットフォーム「スマウト」や地域通貨「まちのコイン」などを通じ、地方創生や地域課題解決に貢献するサービスを提供しており、その導入自治体数とユーザー数は順調に拡大しています。その他、ブライダルプラットフォーム「プラコレWedding」や出版事業なども手掛けており、多様な事業ポートフォリオを構築しています。

直近決算ハイライト

2025年2月期(連結)の業績は、売上高が前期比20.1%増の200億9468万6千円と大幅な増収を達成しました。特に、ゲームエンタメ事業が新作タイトルの良好な推移と既存タイトルの好調さに支えられ、ダウンロード数が過去最高を記録したことが牽引しました。また、ちいき資本主義事業も、「スマウト」の導入地域数・登録ユーザー数、「まちのコイン」の登録ユーザー数が順調に拡大したことにより、同事業の売上高は前期比61.3%増と大きく伸長しました。その他サービスも43.9%増と堅調でした。利益面では、売上総利益の増加に加え、営業外収益の増加もあり、営業利益は同199.2%増の10億7117万6千円、経常利益は同111.6%増の8億5028万2千円、親会社株主に帰属する当期純利益は同358.8%増の6億8392万4千円と、大幅な増益を達成しました。これは、積極的な良質コンテンツ提供とシナジー効果を追求した結果であり、堅調な事業環境を捉え、収益基盤を強化したことを示しています。

強みと競争優位性

カヤックの強みは、創業以来培ってきた「面白法人」というユニークな企業文化と、それを支えるクリエイティブな人材基盤にあります。これにより、既存の枠にとらわれない独創的なアイデアと先端テクノロジーを融合させたコンテンツ開発能力を有しています。特に、ユーザー嗜好の変化に素早く対応し、満足度の高いサービスを提供するための新規コンテンツ開発ラインの維持や、コンテンツライフサイクルの最適化といった戦略は、競争の激しいデジタルコンテンツ市場において優位性を保つ要因となっています。また、ゲームエンタメ、面白プロデュース、eスポーツ、ちいき資本主義といった多様な事業セグメントが相互にシナジーを生み出すことで、単一事業への依存リスクを低減し、持続的な成長基盤を構築しています。特に、地域課題解決に貢献する「ちいき資本主義」事業は、社会的な意義も高く、他社との差別化要因となっています。さらに、クリエイター比率90%超の組織体制と、クリエイターリソースを一元管理し状況に応じて配分を変更するアサインシステムは、市場環境の変化に柔軟かつ迅速に対応できる強力なオペレーション能力を支えています。

リスク要因

カヤックが直面するリスク要因は多岐にわたります。まず、デジタルコンテンツ市場はユーザー嗜好の変化が激しく、多数の競合が存在するため、常に新規コンテンツ開発とライフサイクル管理を適切に行わないと、競争優位性を失う可能性があります。また、海外展開においては、現地のユーザー嗜好や法令への対応が遅れると、事業展開が想定通りに進まないリスクがあります。急速な技術革新、特にAI技術の進化への対応が遅れた場合、競争力が低下する可能性も指摘されています。さらに、個人情報保護法をはじめとする各種法規制への対応は不可欠であり、違反した場合や法規制が強化・改正された場合には、事業運営に影響を及ぼす可能性があります。広告プラットフォームのポリシー変更や、システム障害、サイバー攻撃による情報漏洩なども、事業継続における重要なリスクです。また、M&Aによる事業拡大は、偶発債務の発生や未認識債務の判明といったリスクを伴います。新株予約権の行使による株式価値の希薄化も、既存株主にとって留意すべき点です。人材獲得競争の激化や、経営の特定人物への依存も、組織運営上の潜在的なリスクとして挙げられます。

投資テーマとの関連

カヤックは、複数の投資テーマとの関連性を有していますが、特に「デジタル化の進展」と「地方創生・DX」というテーマで注目されます。同社の中核事業であるゲームエンタメや面白プロデュースは、インターネット広告市場の拡大、SNSの浸透といったデジタル化の潮流に直接的に乗るものです。特に、生成AIをはじめとする人工知能技術の進化は、コンテンツ企画・制作・配信・分析といったビジネスプロセス全体を高度化させる可能性があり、カヤックが新技術への対応を重要な経営課題としている点は、AI関連テーマとの関連を示唆します。また、「ちいき資本主義」事業は、地域経済の活性化、SDGsへの貢献、移住促進などを目的としており、政府が進めるDX(デジタルトランスフォーメーション)や地方創生政策とも連携するテーマです。eスポーツ事業も、市場規模の拡大が見込まれる成長分野であり、デジタルエンターテインメントの一翼を担っています。これらのテーマとの関連性は、カヤックの将来的な成長ポテンシャルを示唆する要素と言えるでしょう。

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