戸田工業株式会社 (4100) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
AIEV水素機能性化学自動車部品再生可能エネルギーレアメタル電子材料
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
E
収益性
業種 205/215位
E
安定性
業種 214/215位
D
成長性
業種 179/214位
E
効率性
業種 209/215位
B
CF健全性
業種 48/215位
売上高
280億円
粗利率
24.0%
営業利益率
3.1%
純利益率
-12.3%
ROE
-38.2%
ROIC
1.8%
自己資本比率
18.9%
D/Eレシオ
2.77
有利子負債
251億円
ネットキャッシュ
-178億円
NC/時価総額
-
運転資本余剰*
-148億円
運転資本余剰/時価総額*
-
フリーCF
23億円
FCFマージン
8.3%
キャッシュ化率
-
PBR
-
EV/EBITDA
-
PER
-
想定株価
-
想定時価総額
-

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 280億円 67億円 6億円 9億円 14億円 -7700万円 -35億円
2025年3月期 317億円 56億円 5億円 -6億円 -1億円 -14億円 -36億円
2024年3月期 262億円 59億円 8億円 1億円 9億円 12億円 -36億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 479億円 224億円 220億円 161億円 90億円
2025年3月期 507億円 258億円 202億円 187億円 110億円
2024年3月期 537億円 303億円 216億円 176億円 139億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 72億円 73億円 71億円 251億円 43億円 24億円 -148億円
2025年3月期 78億円 80億円 83億円 278億円 34億円 27億円 -123億円
2024年3月期 79億円 119億円 87億円 273億円 33億円 25億円 -137億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 33億円 -10億円 -32億円 23億円
2025年3月期 38億円 -19億円 -21億円 19億円
2024年3月期 -6億円 -14億円 12億円 -21億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 -597.4円 1561.3円 - - -3081.8円 - - - 6,099,000株 311,800株
2025年3月期 -616.4円 1905.0円 - - -3446.9円 - - - 6,099,000株 317,900株
2024年3月期 -620.0円 2399.2円 - - -3353.2円 - - - 6,099,000株 321,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 -38.2% -7.2% 1.8% 24.0% 3.1% 5.0% -12.3% 8.3% 18.9% 2.77
2025年3月期 -32.4% -7.0% -1.2% 17.8% -2.1% -0.5% -11.3% 6.1% 21.7% 2.52
2024年3月期 -25.8% -6.7% 0.2% 22.4% 0.4% 3.5% -13.7% -7.9% 25.8% 1.97

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -11.5% 33.0% -197.0% -7.1% -0.7% -14.2% -
2025年3月期 20.7% -653.9% -199.5% -3.6% -0.9% - 代表取締役 久保恒晃
2024年3月期 -24.9% -91.4% -209.6% -3.3% -5.3% 119.9% 代表取締役 久保恒晃

業種比較(化学、214社中央値)

指標戸田工業株式会社業種中央値
ROE-38.2%6.5%
ROA-7.2%4.0%
営業利益率3.1%7.3%
純利益率-12.3%5.2%
自己資本比率18.9%64.4%
売上成長率-11.5%2.2%
PER-13.2倍
PBR-0.85倍
EV/EBITDA-6.2倍
NC/時価総額-4.8%
運転資本余剰/時価総額--9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日本化学産業株式会社 (4094) 470億円 280億円
Aiロボティクス株式会社 (247A) 778億円 294億円
株式会社JCU (4975) 1306億円 297億円
ムトー精工株式会社 (7927) 137億円 297億円
株式会社サンエー化研 (4234) 71億円 304億円
株式会社ソフト99コーポレーション (4464) 784億円 312億円
群栄化学工業株式会社 (4229) 349億円 313億円
前澤化成工業株式会社 (7925) 274億円 242億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

AIEV水素機能性化学
事業ポートフォリオマネジメント磁石材料誘電体材料CO2分離回収材料CO2フリー水素・CNT製造技術

見通し: 今期は売上高11.5%減と苦戦したが、営業利益は大幅に改善。来期は「Vision2026」最終年度として、成長事業への投資と収益性改善で持続的成長を目指す。

強み: 酸化鉄で培った微粒子合成技術を核に、モビリティ・AI・環境分野へ多角化。顧客ニーズに応える材料開発力。

懸念: 中国市場での競争激化による磁石材料・軟磁性材料の減収。EV市場減速によるLIB関連事業からの撤退。

リスク: グローバル事業展開に伴う政治・経済情勢の急変、サプライチェーン断絶リスク。技術革新や競合による陳腐化、訴訟リスク。気候変動による移行・物理的リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E00842は、酸化鉄を基盤とした微粒子合成技術を核に、多岐にわたる素材・材料事業を展開する企業です。主要な事業セグメントは「機能性顔料」と「電子素材」に分かれます。機能性顔料事業では、着色材料やトナー用材料、触媒などを手掛けており、長年の経験と技術を活かしています。電子素材事業は、磁石材料、誘電体材料、軟磁性材料、リチウムイオン電池(LIB)用材料、環境関連材料など、より広範な先端材料を扱っています。特に、磁石材料や誘電体材料は、自動車やICT機器といった成長分野での需要拡大を取り込んでいます。同社は、これらの事業を通じて、社会や産業に不可欠な価値を提供することを目指しており、「Vision2026」という中期経営計画のもと、事業ポートフォリオマネジメントの強化、選択と集中による収益構造の改善、そして持続的な成長基盤の構築を推進しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期におけるE00842の業績は、売上高が280億円と前期比で11.5%減少しました。しかし、営業利益は9億円を計上し、前期の営業損失から大幅に改善しました。これは、コスト削減策や価格是正活動の効果が奏功したことを示唆しています。経常利益は1億円の損失でしたが、前期の損失額からは大幅な改善が見られました。親会社株主に帰属する当期純利益は35億円の損失となりましたが、前期比ではわずかな改善に留まっています。純資産は29億円と前期比で54.1%の大幅な減少となり、財務体質には一層の改善が求められます。営業キャッシュ・フローは33億円と前期比で13.0%減少しましたが、依然としてプラスを維持しており、事業活動から現金を創出する能力は健在です。セグメント別では、機能性顔料事業の売上高は微減ながら利益は48.4%増加し、電子素材事業はAIサーバー向け需要に支えられ過去最高の売上高を記録したものの、全体では磁石材料や軟磁性材料の競争激化などにより売上高は減少し、セグメント利益は77.5%増となりました。

強みと競争優位性

E00842の主要な強みは、酸化鉄メーカーとして長年培ってきた微粒子合成技術にあります。特に湿式合成法を用いた独自の技術は、誘電体材料であるチタン酸バリウムなどの微粒子製品開発において、高い競争優位性を確立しています。この技術力は、AIサーバー向け積層セラミックコンデンサなどの高まる需要に応えるための小型化・高性能化ニーズに合致しており、顧客からの評価も高いです。また、磁石材料分野では、希土類磁石の課題である腐食に対して独自の表面処理技術で対応し、さらに調達リスクの高い重希土類に依存しない材料開発を進めることで、供給安定性とコスト競争力を両立させています。グローバルな生産体制の構築や、川下領域への事業基盤強化も進めており、変化の激しい市場環境においても顧客ニーズに対応できる体制を整えつつあります。環境分野では、CO₂分離回収材料やCO₂フリー水素・CNT製造技術の開発など、将来的な成長が見込まれる分野への投資も行っており、持続的な事業成長に向けた布石を打っています。

リスク要因

E00842は、グローバルな事業展開に伴う予期せぬ事業環境の急変リスクに晒されています。政治・経済情勢の悪化、貿易摩擦、パンデミックといった要因は、サプライチェーンの分断や収益悪化に繋がる可能性があります。また、自動車市場やICT機器市場の動向、特に中国市場における競争激化は、磁石材料や軟磁性材料といった事業に直接的な影響を与え、減収減益のリスクとなります。製品品質に関するリスクも重要であり、規制の変化や顧客要求水準の高まりの中で、品質上の欠陥が発生した場合、信用失墜や財務への影響が懸念されます。原燃料の調達リスクも無視できません。一部原材料の特定国・供給者への依存、価格高騰、供給中断のリスクは、製造コストの増大に繋がり、転嫁が困難な場合は収益を圧迫する要因となります。さらに、固定資産の減損リスクや、情報セキュリティ、訴訟、コンプライアンス違反、災害、為替・金利変動、カントリーリスクなども、経営成績に重大な影響を与える可能性のある要因として挙げられます。

投資テーマとの関連

E00842は、現代の主要な投資テーマである「AI」「EV(モビリティ)」「環境」といった分野に直接的に関連しています。AI分野では、AIサーバー向けの積層セラミックコンデンサに使用される誘電体材料(チタン酸バリウム)を供給しており、AIの進化と普及に伴う需要拡大の恩恵を受ける可能性があります。EV(モビリティ)分野では、自動車の省エネルギー化に不可欠な磁石材料(特にモーター用)や、各種電子部品に用いられる誘電体材料、軟磁性材料などを提供しています。自動車の電動化・高機能化が進む中で、これらの素材への需要は今後も堅調に推移すると予想されます。環境分野では、CO₂分離回収材料やCO₂フリー水素・CNT製造技術の開発に注力しており、脱炭素社会の実現に向けた技術革新という大きな潮流に乗ろうとしています。これらのテーマとの関連性の深さは、同社の将来的な成長ポテンシャルを示唆していますが、各分野の競争環境や技術革新のスピード、市場の変動リスクには注意が必要です。

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