株式会社サンエー化研 (4234) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
自動車部品電子材料
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 179/215位
C
安定性
業種 131/215位
B
成長性
業種 16/214位
D
効率性
業種 148/215位
C
CF健全性
業種 128/215位
売上高
304億円
粗利率
13.8%
営業利益率
2.8%
純利益率
3.1%
ROE
4.3%
ROIC
2.1%
自己資本比率
57.4%
D/Eレシオ
0.22
有利子負債
49億円
ネットキャッシュ
10億円
NC/時価総額
14.7%
運転資本余剰*
-60億円
運転資本余剰/時価総額*
-84.8%
フリーCF
10億円
FCFマージン
3.3%
キャッシュ化率
1.74倍
PBR
0.32倍
EV/EBITDA
3.6倍
PER
7.4倍
想定株価
733.2円
想定時価総額
71億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 304億円 42億円 9億円 8億円 17億円 10億円 10億円
2025年3月期 294億円 34億円 8億円 -3439万円 7億円 8898万円 2億円
2024年3月期 275億円 29億円 7億円 -2億円 5億円 3558万円 3億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 388億円 217億円 119億円 37億円 223億円
2025年3月期 378億円 226億円 133億円 35億円 201億円
2024年3月期 374億円 230億円 127億円 31億円 206億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 59億円 50億円 59億円 49億円 73億円 4億円 -60億円
2025年3月期 63億円 50億円 59億円 61億円 56億円 7億円 -70億円
2024年3月期 72億円 48億円 57億円 49億円 59億円 - -55億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 17億円 -7億円 -14億円 10億円
2025年3月期 -3億円 -11億円 5億円 -14億円
2024年3月期 13億円 6億円 -8億円 19億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 99.6円 2314.7円 18.0円 18.1% 107.5円 7.4倍 733.2円 71億円 11,320,000株 1,688,000株
2025年3月期 23.1円 2084.8円 18.0円 77.8% 25.4円 - - - 11,320,000株 1,679,800株
2024年3月期 32.9円 1955.4円 18.0円 54.8% 222.6円 - - - 11,320,000株 774,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 4.3% 2.5% 2.1% 13.8% 2.8% 5.6% 3.1% 3.3% 57.4% 0.22
2025年3月期 1.2% 0.6% -0.1% 11.4% -0.1% 2.4% 0.8% -4.9% 53.2% 0.30
2024年3月期 1.7% 0.9% -0.5% 10.4% -0.7% 1.8% 1.3% 6.9% 55.1% 0.24

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 3.1% 2334.7% 303.9% 2.9% 0.3% - -
2025年3月期 6.9% -117.6% -31.9% 0.9% -0.2% - 代表取締役社長 櫻田武志
2024年3月期 -1.3% -141.6% 75.5% -2.8% -2.5% - 代表取締役社長 櫻田武志

業種比較(化学、214社中央値)

指標株式会社サンエー化研業種中央値
ROE4.3%6.5%
ROA2.5%4.0%
営業利益率2.8%7.3%
純利益率3.1%5.2%
自己資本比率57.4%64.4%
売上成長率3.1%2.1%
PER7.4倍13.2倍
PBR0.32倍0.85倍
EV/EBITDA3.6倍6.2倍
NC/時価総額14.7%4.4%
運転資本余剰/時価総額-84.8%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日本デコラックス株式会社 (7950) 69億円 62億円
イサム塗料株式会社 (4624) 69億円 84億円
南海化学株式会社 (4040) 68億円 211億円
株式会社アルマード (4932) 74億円 101億円
新日本理化株式会社 (4406) 75億円 321億円
プレミアアンチエイジング株式会社 (4934) 75億円 162億円
株式会社ハーバー研究所 (4925) 64億円 121億円
株式会社アサヒペン (4623) 64億円 168億円
化学の企業一覧(全215社)→

異常検知フラグ

2024年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

自動車部品電子材料
機能性材料(表面保護フィルム)軽包装材料(電子レンジ対応食品包材)産業資材(粘着テープ用基材、剥離紙)コア技術(ラミネート、コーティング、フィルム多層押出)環境対応製品(モノマテリアル化、紙包材)

見通し: 機能性材料部門の堅調な成長と、軽包装材料・産業資材部門の回復により、売上高は3.2%増の304億円、営業利益は8億円を見込む。今後も高付加価値製品開発とコスト削減で収益基盤強化を目指す。

強み: ラミネート、コーティング、フィルム多層押出技術がコア。顧客密着型の開発体制で高付加価値製品を生み出す。

懸念: 主力製品の表面保護フィルムは、FPD市場の技術革新による仕様変更・代替リスクがある。原材料価格高騰も収益を圧迫する可能性がある。

リスク: 機能性材料部門のFPD市場における技術革新・代替リスク。石油化学製品価格変動や地政学リスクによる原材料調達・価格変動リスク。南海トラフ地震等による生産拠点への物理的リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

サンエー化研は、創業以来培ってきたラミネート技術、コーティング技術、フィルム多層押出し技術といったコア・テクノロジーを基盤に、多様な市場ニーズに応える製品群を展開しています。事業は主に「軽包装材料」「産業資材」「機能性材料」の3つのセグメントで構成されています。軽包装材料部門では、食品用、医薬品・医療用、日用品用の包材などを製造・販売しており、国内市場を中心に、高齢化に伴う医薬品・医療包材や介護食ニーズの増加、サステナビリティへの対応といった変化に対応しています。産業資材部門では、粘着テープ用基材やラベル用剥離紙などを主力とし、国内市場の成熟化や海外製品との競争という課題に直面しながらも、一部用途での需要増加も見られます。機能性材料部門では、主にFPD(フラットパネルディスプレイ)向けの表面保護フィルムなどを製造・販売しており、スマートフォンやタブレット端末といった最終製品の高性能化・高機能化に対応した製品開発が求められています。これらの事業を通じて、社会に必要とされる製品を供給し、健全な成長を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、サンエー化研は売上高303億58百万円(前期比3.2%増)を達成し、増収となりました。特に、前期に譲り受けた保護フィルム事業の本格稼働が寄与し、機能性材料セグメントが19.6%増と大きく伸長しました。営業利益は8億37百万円(前期は営業損失32百万円)と大幅な黒字転換を果たし、経常利益も10億21百万円(前期は90百万円)と大幅な増加となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は9億57百万円(前期比299.4%増)と、大幅な増益を記録しています。セグメント別では、軽包装材料部門が1.9%減となったものの、産業資材部門が0.5%増、機能性材料部門が19.6%増と、全体として堅調な業績推移を示しました。収益性の改善は、機能性材料セグメントの稼働率上昇に加え、産業資材部門における長年の課題であった収益構造の改善に向けた取り組みが成果を上げていることを示唆しています。

強みと競争優位性

サンエー化研の最大の強みは、創業以来80年以上にわたり培われてきた「ラミネート技術」「コーティング技術」「フィルム多層押出し技術」という3つのコア・テクノロジーにあります。これらの基盤技術を複合的に活用することで、紙、プラスチック、金属箔など、異なる素材の特性を最大限に引き出した高機能な製品を生み出すことが可能です。この技術力は、顧客の多様なニーズに応じたカスタマイズ製品の開発や、高度な品質要求に応えるための参入障壁となり、競争優位性を確立しています。特に、機能性材料部門におけるFPD向け保護フィルム事業では、技術革新の速い市場において、継続的な技術開発と高付加価値製品の提供が求められますが、同社の持つ技術力と顧客密着型の開発体制が、この市場での競争を勝ち抜くための鍵となります。また、軽包装材料部門においては、医薬品・医療包材のような高い品質基準が求められる分野での実績が、同社の信頼性を高めています。

リスク要因

サンエー化研が認識している主要なリスク要因として、まず機能性材料部門における市場変動と技術変化が挙げられます。主力製品であるFPD向け表面保護フィルムは、最終製品であるスマートフォン等の設計変更や部材構成の変更により、需要が変動するリスクがあります。また、原材料価格の変動・調達リスクも存在します。石油化学製品を主原料とするため、ナフサ価格の変動が収益に影響を与える可能性があり、地政学リスクや国際物流の混乱による供給不足や価格急変のリスクも内包しています。さらに、製品の品質に関するリスクも無視できません。特にディスプレイ関連部材など高度な品質が要求される分野では、不具合発生時の返品、補償費用、顧客信用低下に繋がる可能性があります。生産拠点においては、南海トラフ地震のような大規模地震のリスクが懸念される静岡県内に複数の工場が立地している点や、設備集約による特定拠点への依存度増加のリスクも存在します。環境関連法規制の強化も、対応コストの増加を通じて業績に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

サンエー化研の事業は、直接的にAIや半導体、EVといった最先端の成長テーマに特化しているわけではありませんが、間接的な関連性が見られます。機能性材料部門で手掛けるFPD(フラットパネルディスプレイ)用表面保護フィルムは、スマートフォン、タブレット端末、さらには将来的なAR/VRデバイスなど、先進的な電子機器の製造に不可欠な部材です。これらの電子機器の高性能化・高機能化の進展は、より高度な機能を持つ保護フィルムへの需要を生み出す可能性があります。また、産業資材部門における粘着テープ用基材などは、自動車産業、特にEV化の進展に伴う新しい素材や工法への対応が求められる分野とも関連する可能性があります。さらに、環境対応製品への注力は、サステナビリティや脱炭素といった、現代の主要な投資テーマとも合致しており、環境規制強化の流れの中で、リサイクルしやすい素材やプラスチック使用量削減に繋がる製品開発は、長期的な成長ドライバーとなり得ます。

本ページの情報はEDINET有価証券報告書から機械的に抽出・加工したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。 財務プロファイルは全収録企業中の相対的な位置を示すもので、特定の企業の評価や投資判断を推奨・助言するものではありません。 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。