南海化学株式会社 (4040) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
機能性化学電力
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 21/215位
C
安定性
業種 142/215位
B
成長性
業種 50/214位
B
効率性
業種 7/215位
A
CF健全性
業種 25/215位
売上高
211億円
粗利率
28.4%
営業利益率
8.1%
純利益率
13.2%
ROE
25.1%
ROIC
8.1%
自己資本比率
56.8%
D/Eレシオ
0.33
有利子負債
37億円
ネットキャッシュ
-16億円
NC/時価総額
-24.0%
運転資本余剰*
-29億円
運転資本余剰/時価総額*
-42.9%
フリーCF
26億円
FCFマージン
12.4%
キャッシュ化率
-0.09倍
PBR
0.62倍
EV/EBITDA
2.9倍
PER
2.3倍
想定株価
3163.8円
想定時価総額
68億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 211億円 60億円 12億円 17億円 29億円 18億円 28億円
2025年3月期 209億円 55億円 11億円 13億円 24億円 15億円 10億円
2024年3月期 200億円 55億円 10億円 16億円 26億円 18億円 12億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 195億円 98億円 50億円 33億円 111億円
2025年3月期 225億円 95億円 98億円 41億円 84億円
2024年3月期 203億円 91億円 80億円 48億円 74億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 20億円 27億円 43億円 37億円 5億円 - -29億円
2025年3月期 17億円 31億円 35億円 56億円 4億円 - -81億円
2024年3月期 17億円 28億円 34億円 52億円 5億円 - -63億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 -3億円 29億円 -23億円 26億円
2025年3月期 2億円 -5億円 2億円 -3億円
2024年3月期 27億円 -19億円 -3億円 7億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 1375.6円 5541.9円 60.0円 4.4% -759.7円 2.3倍 3163.8円 68億円 2,330,330株 175,600株
2025年3月期 505.8円 4173.7円 55.0円 10.9% -1802.9円 5.2倍 2630.1円 57億円 2,330,330株 147,200株
2024年3月期 586.7円 3715.1円 50.0円 8.5% -1607.2円 8.3倍 4869.7円 106億円 2,330,330株 152,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 25.1% 14.3% 8.1% 28.4% 8.1% 13.9% 13.2% 12.4% 56.8% 0.33
2025年3月期 12.1% 4.5% 6.5% 26.4% 6.3% 11.7% 4.9% -1.5% 37.4% 0.67
2024年3月期 15.6% 5.7% 8.7% 27.5% 7.8% 12.9% 5.8% 3.5% 36.6% 0.70

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 0.8% 30.2% 173.5% 2.4% - 28.8% -
2025年3月期 4.6% -16.5% -12.3% - - - 代表取締役社長執行役員 杉岡 伸也
2024年3月期 2.0% 96.5% 129.8% - - - 代表取締役社長執行役員 杉岡 伸也

業種比較(化学、214社中央値)

指標南海化学株式会社業種中央値
ROE25.1%6.4%
ROA14.3%3.9%
営業利益率8.1%7.3%
純利益率13.2%5.2%
自己資本比率56.8%64.4%
売上成長率0.8%2.2%
PER2.3倍13.2倍
PBR0.62倍0.85倍
EV/EBITDA2.9倍6.2倍
NC/時価総額-24.0%4.9%
運転資本余剰/時価総額-42.9%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
イサム塗料株式会社 (4624) 69億円 84億円
日本デコラックス株式会社 (7950) 69億円 62億円
株式会社サンエー化研 (4234) 71億円 304億円
株式会社ハーバー研究所 (4925) 64億円 121億円
株式会社アサヒペン (4623) 64億円 168億円
株式会社アルマード (4932) 74億円 101億円
新日本理化株式会社 (4406) 75億円 321億円
プレミアアンチエイジング株式会社 (4934) 75億円 162億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

機能性化学電力
環境リサイクル事業拡大基礎化学品・機能化学品の高付加価値化マーケットイン型への転換サステナブル経営推進各種塩事業(凍結防止剤・食品用途)

見通し: 前期比173.5%増と大幅な純利益増加を達成。今期は売上高217億円、経常利益23.4億円、ROE12.5%を目標に、収益基盤強化、環境リサイクル事業拡大、サステナブル経営推進で更なる成長を目指す。

強み: 基礎化学品、機能化学品、アグリ、環境リサイクル、各種塩の5事業を展開。顧客ニーズに応えるマーケットイン型への転換と、地域立脚・コスト競争力が強み。

懸念: 化学品市場における国際的な競争激化、原材料価格の変動、天候による需要変動、南海トラフ地震等の自然災害リスク。

リスク: 原材料調達難や価格高騰リスク、製品の品質トラブルによる信用低下リスク、国内外経済情勢や需要変動、競争激化による業績悪化リスク。自然災害による生産停止リスクも抱える。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社は1906年創業の化学品メーカーであり、「化学品事業を通じて地球環境と豊かな社会の創生に貢献する」を企業理念に掲げています。事業は「基礎化学品」「機能化学品」「アグリ」「環境リサイクル」「各種塩」の5つに分類されます。基礎化学品事業では、苛性ソーダや次亜塩素酸ソーダといったクロール・アルカリ製品、水処理剤などを製造・販売しています。機能化学品事業では、食品添加物や健康食品原料、医療機器用洗浄剤などを手掛けています。アグリ事業では、土壌殺菌剤であるクロルピクリンの製造・販売を行っており、独自の固形化技術による錠剤タイプの普及に注力しています。環境リサイクル事業では、廃硫酸のリサイクルを中心に事業を展開し、持続可能な社会への貢献を目指しています。各種塩事業では、輸入原塩を加工し、食品用や道路凍結防止用などの塩製品を製造・販売しています。2013年の独立以降、マーケットイン型の企業体質へと転換し、顧客ニーズに合わせた商品開発と、立地と自社原料製造によるコスト競争力を強みとしています。2026年3月期においては、売上高211億円、営業利益17億円を計上しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は211億円となり、前期比0.8%の微増となりました。営業利益は17億円(前期比+30.2%)、経常利益は18億円(前期比+20.9%)と、利益面で大幅な改善が見られました。特に当期純利益は28億円(前期比+173.5%)と、大幅な増加を記録しました。これは、連結子会社であった富士アミドケミカル株式会社の不動産譲渡に伴う特別利益の計上が大きく寄与した結果です。セグメント別では、化学品事業が売上高169億円(前期比3.9%増)、セグメント利益24億円(前期比17.3%増)と堅調に推移しました。基礎化学品事業では、採算性重視の販売や価格是正が奏功しました。一方、各種塩事業は暖冬の影響で凍結防止剤の出荷が減少したことにより、売上高40億円(前期比10.3%減)、セグメント利益3億円(前期比14.2%減)と減収減益となりました。総資産は195億円(前期比-13.4%)と減少しましたが、これは主に不動産譲渡による固定資産の減少が要因です。純資産は107億円(前期比+31.6%)と増加し、財務体質の強化が進んでいます。

強みと競争優位性

当社の強みは、100年以上の歴史を持つ化学品メーカーとしての確固たる基盤と、5つの多角的な事業ポートフォリオにあります。特に、基礎化学品事業で自社製造できる苛性ソーダや塩素、水素といった原料は、コスト競争力に貢献しています。また、顧客のニーズを捉え、商品開発を行うマーケットイン型の企業体質への転換は、顧客との関係強化に繋がっています。和歌山県や高知県といった地域に根差した工場立地は、物流コストの最適化や地域経済との連携を深める上で有利に働きます。機能化学品事業における食品添加物や健康食品原料、アグリ事業のクロルピクリン、そして環境リサイクル事業における廃硫酸リサイクルといったニッチながらも社会的に重要な分野での事業展開は、独自の市場を確立しています。さらに、2023年4月に東京証券取引所スタンダード市場に上場したことで、ガバナンス強化とコンプライアンス徹底が進み、企業としての信頼性が向上しています。これらの要素が複合的に作用し、競争優位性を形成しています。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスクとして、まず国内外の経済情勢や需要変動、競争環境の影響が挙げられます。市場の縮小や市況の下落、競合他社による攻勢は、収益性を圧迫する可能性があります。また、原材料の調達難や価格の急激な変動は、生産コストに直接影響を及ぼします。製品の品質トラブル発生時には、顧客からの信用低下や損害賠償リスクが伴います。化学物質を取り扱う企業として、環境規制や法規制の動向も注視すべき点であり、これらに対応するためのコスト増加や事業活動への制約が生じる可能性があります。さらに、地震や台風といった自然災害のリスクは、製造拠点がある和歌山県、高知県において特に意識すべき要因です。情報セキュリティやサイバー攻撃による事業中断、重要情報の漏洩リスクも無視できません。加えて、金利変動リスクは、借入金に依存する資金調達構造において、利益を圧迫する可能性があります。これらのリスクに対し、当社は回避策や軽減策を講じていますが、予期せぬ事態の発生は避けられない可能性も残されています。

投資テーマとの関連

当社は、化学品事業を通じて持続可能な社会の実現に貢献することを目指しており、特に環境リサイクル事業は「環境・サステナビリティ」という投資テーマと強く関連しています。廃硫酸リサイクル事業の拡大や、新規リサイクル事業の創出は、SDGs達成への貢献という観点からも注目されます。また、機能化学品事業で展開する食品添加物や健康食品原料は、「食の安全・健康」といったテーマに合致する可能性があります。アグリ事業における土壌殺菌剤は、食料生産の効率化や安定化に寄与し、食料安全保障の観点からも意義を持つと考えられます。基礎化学品事業で用いる塩水の電気分解から得られる水素は、将来的なクリーンエネルギー分野での活用も期待できるかもしれません。ただし、AI、半導体、EVといった最先端技術分野との直接的な関連性は現時点では薄いと考えられます。しかし、化学品はあらゆる産業の基盤を支える素材であり、間接的ながらも広範な産業の発展に貢献していると言えます。今後は、環境負荷低減に繋がる技術開発や、高機能化学品の開発を通じて、新たな投資テーマとの関連性を深めていくことが期待されます。

本ページの情報はEDINET有価証券報告書から機械的に抽出・加工したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。 財務プロファイルは全収録企業中の相対的な位置を示すもので、特定の企業の評価や投資判断を推奨・助言するものではありません。 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。