日本化学産業株式会社 (4094) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
リサイクル金属資源電池材料EV環境技術DX電子材料自動車部品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 81/215位
A
安定性
業種 27/215位
C
成長性
業種 70/214位
D
効率性
業種 175/215位
A
CF健全性
業種 1/215位
売上高
280億円
粗利率
24.7%
営業利益率
12.1%
純利益率
8.1%
ROE
4.5%
ROIC
4.7%
自己資本比率
82.4%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
158億円
NC/時価総額
33.5%
運転資本余剰*
88億円
運転資本余剰/時価総額*
18.7%
フリーCF
75億円
FCFマージン
26.8%
キャッシュ化率
1.49倍
PBR
0.93倍
EV/EBITDA
6.9倍
PER
20.3倍
想定株価
2381.3円
想定時価総額
470億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 280億円 69億円 11億円 34億円 45億円 38億円 23億円
2025年3月期 254億円 61億円 11億円 29億円 39億円 32億円 24億円
2024年3月期 224億円 53億円 11億円 22億円 33億円 26億円 17億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 617億円 350億円 70億円 39億円 508億円
2025年3月期 543億円 285億円 57億円 22億円 465億円
2024年3月期 529億円 323億円 49億円 24億円 457億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 158億円 52億円 66億円 - 136億円 - 88億円
2025年3月期 102億円 50億円 60億円 3億円 89億円 - 46億円
2024年3月期 195億円 47億円 57億円 4億円 99億円 - 146億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 34億円 41億円 -20億円 75億円
2025年3月期 33億円 -115億円 -13億円 -81億円
2024年3月期 31億円 -13億円 -10億円 18億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 117.3円 2611.7円 90.0円 76.8% 798.7円 20.3倍 2381.3円 470億円 20,280,000株 523,100株
2025年3月期 121.2円 2388.4円 75.0円 61.9% 503.8円 12.8倍 1548.5円 306億円 20,280,000株 523,100株
2024年3月期 88.8円 2348.3円 46.0円 51.8% 979.5円 16.4倍 1453.8円 284億円 20,280,000株 767,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 4.5% 3.7% 4.7% 24.7% 12.1% 16.1% 8.1% 26.8% 82.4% -
2025年3月期 5.1% 4.3% 4.3% 24.1% 11.3% 15.5% 9.3% -32.0% 85.6% 0.01
2024年3月期 3.8% 3.3% 3.3% 23.4% 9.7% 14.6% 7.8% 7.9% 86.3% 0.01

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 10.2% 19.0% -3.2% 5.2% 7.4% 5.5% -
2025年3月期 13.4% 31.4% 35.3% 2.4% 3.4% -12.2% 代表取締役社長 角谷博樹
2024年3月期 -6.7% -24.9% -22.0% 4.5% -1.3% -3.0% 代表取締役社長 角谷博樹

業種比較(化学、214社中央値)

指標日本化学産業株式会社業種中央値
ROE4.5%6.5%
ROA3.7%4.0%
営業利益率12.1%7.3%
純利益率8.1%5.2%
自己資本比率82.4%64.2%
売上成長率10.2%2.1%
PER20.3倍13.1倍
PBR0.93倍0.85倍
EV/EBITDA6.9倍6.2倍
NC/時価総額33.5%4.4%
運転資本余剰/時価総額18.7%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日本特殊塗料株式会社 (4619) 465億円 619億円
新日本製薬株式会社 (4931) 484億円 411億円
北興化学工業株式会社 (4992) 420億円 491億円
日本精化株式会社 (4362) 527億円 338億円
堺化学工業株式会社 (4078) 529億円 814億円
保土谷化学工業株式会社 (4112) 403億円 480億円
未来工業株式会社 (7931) 545億円 457億円
ダイキョーニシカワ株式会社 (4246) 546億円 1657億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

リサイクル金属資源電池材料
リチウムイオン電池リサイクル工業薬品建材製品海外展開強化(タイ子会社)顧客との共創による高機能製品開発

見通し: 今期は薬品・建材事業ともに増収となり、売上高10.2%増、営業利益19.0%増と堅調な業績見通し。リチウムイオン電池リサイクル事業の進捗も寄与。来期以降も成長戦略に基づき、事業基盤強化と海外展開強化で持続的成長を目指す。

強み: 工業薬品と建材の二本柱による事業リスク分散。多品種少量供給体制と多様な納入先が強み。金属加工技術と薬品製造技術の融合も独自性。

懸念: 原材料価格の変動リスク、特に非鉄金属・石油関連。為替変動や地政学リスクの影響も受ける。建材事業は住宅着工戸数減少の影響も。

リスク: 原材料価格の急騰・急落リスク、為替変動、地政学リスクによるコスト転嫁困難や供給障害。納入メーカーの事業戦略変更による製品納入中止リスク。新製品・新技術開発投資における成果不確実性。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E00786は、工業薬品と住宅向け建材製品の二つの主要事業を展開する企業です。工業薬品事業では、表面処理用薬品、触媒用薬品、電池・電子部品用薬品、セラミックス・ガラス用薬品など、無機・有機金属薬品を多品種、多用途に製造販売しています。これらの製品はエレクトロニクス、自動車・船舶、石油化学、塗料・インキ、ゴム・プラスチック、エネルギーといった幅広い産業分野に供給されており、特定分野への過度な集中を避けることで景気変動リスクの分散を図っています。海外展開も進めており、タイに製造・販売拠点を持ち、車載関連製品の生産も行っています。建材事業では、アルミよろい戸をはじめ、防火、通気、防水機能を有する住宅建材製品を開発・製造・販売しています。両事業を通じて、長年培ってきたノウハウ、開発力、生産技術力、金属加工技術力を追求し、持続的な成長と財務体質の強化を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、E00786は売上高280億3,200万円(前期比10.2%増)を達成し、堅調な成長を示しました。営業利益は34億400万円(前期比19.0%増)と大きく伸長し、利益率の改善が見られました。経常利益も38億1,800万円(前期比18.8%増)と好調でした。しかしながら、当期純利益は22億8,100万円(前期比3.2%減)と微減となりました。これは、リチウムイオン電池正極材の製造受託に関連する減損損失の計上が影響したためです。セグメント別では、薬品事業が電子工業分野の回復や非鉄金属相場の高騰、海外需要の拡大により、売上高241億3,600万円(前期比11.1%増)、セグメント利益38億6,700万円(前期比22.0%増)と大幅な増収増益を記録しました。一方、建材事業は住宅着工戸数の減少という厳しい事業環境下で、新規顧客開拓や新製品拡販により売上高38億9,500万円(前期比4.6%増)と増収を確保したものの、労務費や物流コストの増加によりセグメント利益は5億7,500万円(前期比4.1%減)と減益となりました。総資産は616億9,300万円(前期比13.6%増)に増加し、純資産は508億2,400万円(前期比8.3%増)となりました。現金及び預金は157億7,900万円(前期比54.4%増)と大幅に増加し、財務基盤の安定性を示唆しています。

強みと競争優位性

E00786の強みは、多岐にわたる産業分野へ製品を供給する工業薬品事業と、独自の製品開発力を持つ建材事業という、二つの異なる事業ポートフォリオを有している点にあります。これにより、特定の市場環境の変動リスクを分散し、安定した収益基盤を構築しています。工業薬品事業においては、長年にわたり蓄積されたノウハウと高度な製造技術力が、多様な顧客ニーズに応える高品質な製品供給を可能にしています。特に、電子工業分野における需要回復や、リチウムイオン電池リサイクルといったサステナビリティに貢献する新規事業への取り組みは、将来的な成長ポテンシャルを示唆しています。また、タイに拠点を置く海外子会社は、グローバル市場での競争力強化に貢献しており、地域経済の活性化にも寄与しています。建材事業においても、独自性の高い製品開発力は、厳しい市場環境下でも競争優位性を保つ源泉となっています。これらの技術力と市場対応力は、参入障壁の構築にも繋がっています。

リスク要因

E00786が直面するリスク要因としては、まず原材料価格の変動が挙げられます。非鉄金属や石油関連原料など、一部の調達コストが中東情勢や世界的な需給バランス、投機資金の動向によって急騰・急落する可能性があり、これが売価への転嫁の遅れや相場下落による影響を受けるリスクとなります。また、原料の生産国が偏在しているため、地政学リスクや自然災害による供給障害のリスクも存在します。さらに、納入先メーカーの事業戦略変更による製品納入中止のリスクや、新製品・新技術開発への投資が必ずしも期待通りの成果に結びつかない可能性も考慮されます。海外拠点においては、進出先の法規制変更、テロ、戦争といった予期せぬ事態による生産・販売阻害リスクも存在します。加えて、工業薬品の一部には劇毒物・危険物も含まれるため、その管理体制には万全を期していますが、不測の事態による環境汚染や人身事故のリスク、製造物責任を問われる可能性も否定できません。品質トラブル発生による企業評価の低下リスクや、知的財産権侵害のリスク、さらには想定を超える大規模災害や感染症拡大による事業継続への影響も懸念されます。

投資テーマとの関連

E00786は、複数の重要な投資テーマとの関連性を有しています。特に、リチウムイオン電池リサイクルパイロットプラントの建設を進めている点は、EV(電気自動車)の普及に伴うバッテリーリサイクル市場の成長という、喫緊の環境・エネルギー関連テーマに合致しています。これは、サーキュラーエコノミー(循環型経済)や脱炭素社会の構築といった、持続可能な社会の実現に向けた取り組みとも連動しており、企業の社会的責任(CSR)やESG投資の観点からも注目される可能性があります。また、同社の工業薬品事業は、エレクトロニクス分野や半導体製造プロセスで使用される精密化学品などを扱っている可能性があり、AIや半導体産業の成長とも間接的ながら関連が見られます。車載関連製品をタイ子会社で生産していることは、自動車産業、特に電動化の進展との関連を示唆しています。これらのテーマへの取り組みは、同社の将来的な成長ドライバーとなり得ると考えられます。

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