日本特殊塗料株式会社 (4619) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
自動車部品DX
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 80/215位
B
安定性
業種 65/215位
D
成長性
業種 172/214位
C
効率性
業種 66/215位
C
CF健全性
業種 150/215位
売上高
619億円
粗利率
23.6%
営業利益率
6.5%
純利益率
8.5%
ROE
8.7%
ROIC
4.4%
自己資本比率
70.5%
D/Eレシオ
0.05
有利子負債
29億円
ネットキャッシュ
97億円
NC/時価総額
20.9%
運転資本余剰*
-13億円
運転資本余剰/時価総額*
-2.8%
フリーCF
12億円
FCFマージン
2.0%
キャッシュ化率
1.22倍
PBR
0.77倍
EV/EBITDA
5.4倍
PER
9.0倍
想定株価
2181.5円
想定時価総額
465億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 619億円 146億円 28億円 40億円 68億円 68億円 52億円
2025年3月期 661億円 145億円 30億円 45億円 74億円 67億円 49億円
2024年3月期 647億円 140億円 31億円 39億円 70億円 60億円 39億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 854億円 374億円 139億円 45億円 602億円
2025年3月期 852億円 383億円 161億円 50億円 575億円
2024年3月期 875億円 386億円 214億円 65億円 534億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 126億円 52億円 99億円 29億円 233億円 - -13億円
2025年3月期 160億円 50億円 103億円 35億円 221億円 - -9800万円
2024年3月期 159億円 45億円 110億円 40億円 232億円 - -55億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 64億円 -52億円 -48億円 12億円
2025年3月期 31億円 -12億円 -20億円 19億円
2024年3月期 93億円 5億円 -51億円 99億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 242.4円 2828.8円 125.0円 51.6% 456.7円 9.0倍 2181.5円 465億円 23,611,200株 2,296,900株
2025年3月期 227.2円 2641.5円 90.0円 39.6% 578.5円 6.5倍 1477.1円 319億円 23,611,200株 2,017,100株
2024年3月期 181.6円 2455.6円 46.0円 25.3% 551.2円 8.1倍 1470.7円 318億円 23,611,200株 2,019,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.7% 6.1% 4.4% 23.6% 6.5% 11.0% 8.5% 2.0% 70.5% 0.05
2025年3月期 8.6% 5.8% 5.1% 21.9% 6.8% 11.2% 7.5% 2.9% 67.4% 0.06
2024年3月期 7.4% 4.5% 4.8% 21.6% 6.0% 10.8% 6.1% 15.2% 61.1% 0.07

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -6.3% -10.1% 6.1% 0.6% 5.2% 34.9% -
2025年3月期 2.1% 14.1% 25.2% 6.4% 2.9% 44.3% 代表取締役社長 社長執行役員遠田比呂志
2024年3月期 6.5% 139.4% 87.7% 10.5% 1.7% 65.7% 代表取締役社長 社長執行役員遠田比呂志

業種比較(化学、214社中央値)

指標日本特殊塗料株式会社業種中央値
ROE8.7%6.4%
ROA6.1%3.9%
営業利益率6.5%7.3%
純利益率8.5%5.2%
自己資本比率70.5%64.2%
売上成長率-6.3%2.2%
PER9.0倍13.2倍
PBR0.77倍0.85倍
EV/EBITDA5.4倍6.2倍
NC/時価総額20.9%4.4%
運転資本余剰/時価総額-2.8%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日本化学産業株式会社 (4094) 470億円 280億円
新日本製薬株式会社 (4931) 484億円 411億円
北興化学工業株式会社 (4992) 420億円 491億円
保土谷化学工業株式会社 (4112) 403億円 480億円
日本精化株式会社 (4362) 527億円 338億円
堺化学工業株式会社 (4078) 529億円 814億円
コタ株式会社 (4923) 392億円 94億円
未来工業株式会社 (7931) 545億円 457億円
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AI分析(2026年3月期)

自動車部品
環境対応型塗料・省エネ塗料自動車部品軽量化・快適性向上EV・自動運転対応グローバル生産体制強化カーボンニュートラル推進

見通し: 塗料事業は縮小傾向だが、自動車部品事業はEV化や自動運転に対応し、グローバル展開で収益力強化を目指す。2030年売上高800億円、ROE10%以上を目標とする。

強み: 航空機用塗料で培った技術力。環境対応型塗料や省エネ塗料の開発力。自動車部品では軽量化・快適性向上ニーズに応える技術。

懸念: 塗料事業における国内市場の縮小と激しい競争。原材料・エネルギー価格の高騰や物流費・労務費の上昇。為替変動リスク。

リスク: 共同事業におけるパートナーとの連携不備。大規模災害や感染症蔓延による操業停止。気候変動対応の遅れによる事業制限やコスト増。サイバー攻撃による事業停止や信用低下。為替変動による業績悪化。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、塗料関連事業と自動車製品関連事業を主軸に事業を展開しています。塗料関連事業では、塗料の製造・販売および工事請負を行っており、特に航空機用塗料で培った高い技術力を活かした環境対応型塗料や省エネ塗料の開発に注力しています。販売ネットワークの強化や、原材料価格変動に対応した価格見直し、原価改善活動により安定的な収益基盤の構築を目指しています。自動車製品関連事業では、自動車用防音材(制振材、吸・遮音材)や防錆塗料などの自動車部品の製造・販売、関連研究開発を行っています。100年に一度と言われる自動車業界の変革期において、部品軽量化や車室内の快適性向上といった新たなニーズに応える新技術・製品の提供に注力しています。グローバルでの収益力強化も図り、サプライチェーンの構築や「もの作り」の改善を継続的に推進しています。2026年3月期における売上高は619億円で、前期比6.3%の減少となりました。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比6.3%減の619億円となりました。これは、主に塗料関連事業における集合住宅大規模改修工事の大型物件の反動減が響いたことが要因です。損益面では、営業利益が前期比10.1%減の40億円となりました。一方で、経常利益は持分法による投資利益の増加などにより、前期比1.9%増の68億円を計上しました。親会社株主に帰属する当期純利益は、固定資産売却益や投資有価証券売却益の計上もあり、前期比6.1%増の52億円と増加しました。セグメント別では、塗料関連事業の売上高は同18.6%減、セグメント利益は同40.6%減となりました。自動車製品関連事業は、中国を中心としたアジア地域での自動車販売不振の影響が一部見られたものの、北米・日本市場が底堅く推移したことから、売上高は同0.6%増となりました。しかし、研究開発費や生産体制効率化への投資により、セグメント利益は同1.8%減となりました。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年にわたり培ってきた「創意工夫」を社是とする企業文化と、それを支える独自の技術力にあります。特に、塗料関連事業における航空機用塗料で培われた高い技術力は、環境対応型塗料や省エネ塗料といった高付加価値製品の開発において、競合他社との差別化要因となっています。また、自動車製品関連事業においては、自動車業界の技術革新の波に対応し、部品軽量化や車室内快適性向上といった顧客ニーズに応える新技術・製品を研究開発段階から連携して提供できる体制が強みです。グローバルな生産体制も、変化する自動車メーカーの生産体制に機動的に対応し、効率的なサプライチェーンを構築する上で有利に働きます。これらの技術力とグローバル対応力は、参入障壁となり、持続的な競争優位性を確立しています。さらに、株主還元の強化と戦略的成長投資を両立させる財務資本戦略や、ESG経営への注力といった経営基盤戦略も、企業価値向上に向けた重要な要素です。

リスク要因

当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性のあるリスクとして、まず、技術提携や合弁事業におけるパートナーとの歩調の不一致が挙げられます。共同事業の連携強化に努めているものの、方針の齟齬が生じた場合、事業に悪影響を与える可能性があります。また、大規模災害や重度感染症の発生・蔓延は、生産活動の困難化を招き、経営成績や財政状態に影響を及ぼすリスクがあります。気候変動への対応も重要であり、温室効果ガス排出量増加による気候変動や、それに対する政府・地域行政の政策・施策は、市場環境や顧客ニーズに変化をもたらし、事業戦略に影響を与える可能性があります。品質管理体制はISO9001認証を取得し厳格な管理を徹底していますが、製造物責任(PL)による損失が保険で十分に填補できないリスクも存在します。さらに、サイバー攻撃による情報漏洩や、労働人口減少に伴う人財確保の困難化、海外事業展開における法規制、経済、インフラ、治安等のリスク、為替や金利の変動リスク、有価証券投資の価格変動リスクなども、潜在的なリスク要因として認識されています。

投資テーマとの関連

当社グループは、環境問題への対応を経営戦略の柱の一つとしており、特に「気候変動に関するもの」として、2050年カーボンニュートラルの実現を目指す中期経営計画を掲げています。具体的には、温室効果ガス削減に資する環境対応型製品(自動車用防音材による軽量化・燃費低減、遮熱塗料など)の開発・拡販に注力しており、これはサステナビリティやGX(グリーン・トランスフォーメーション)といった投資テーマとの関連が深いです。また、自動車産業がEV(電気自動車)化や自動運転、コネクテッドといった大変革期を迎える中で、自動車製品関連事業は、これらの技術トレンドに対応した製品開発を進めており、EV関連や次世代自動車といったテーマへの貢献が期待されます。ただし、AIや半導体、防衛といった最先端の投資テーマに直接的に関わる事業内容は現時点では見られず、その関連性は限定的と言えます。持続可能な社会の実現に向けた取り組みや、自動車産業の構造変化への対応力が、今後の投資テーマとの関連性を深める鍵となるでしょう。

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