日本精化株式会社 (4362) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
機能性化学医療機器ヘルスケアIT再生可能エネルギー化粧品環境技術バイオテクノロジーESG
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 28/215位
A
安定性
業種 38/215位
C
成長性
業種 131/214位
C
効率性
業種 108/215位
A
CF健全性
業種 21/215位
売上高
338億円
粗利率
33.0%
営業利益率
15.8%
純利益率
13.1%
ROE
8.6%
ROIC
7.3%
自己資本比率
78.5%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
133億円
NC/時価総額
25.3%
運転資本余剰*
39億円
運転資本余剰/時価総額*
7.5%
フリーCF
46億円
FCFマージン
13.6%
キャッシュ化率
1.54倍
PBR
1.03倍
EV/EBITDA
5.7倍
PER
12.0倍
想定株価
2430.6円
想定時価総額
527億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 338億円 111億円 16億円 53億円 69億円 56億円 44億円
2025年3月期 357億円 109億円 14億円 49億円 63億円 52億円 39億円
2024年3月期 335億円 99億円 14億円 42億円 56億円 45億円 33億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 654億円 322億円 94億円 36億円 514億円
2025年3月期 598億円 322億円 74億円 33億円 482億円
2024年3月期 595億円 320億円 94億円 25億円 466億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 133億円 87億円 81億円 - 139億円 - 39億円
2025年3月期 126億円 93億円 82億円 11億円 109億円 - 52億円
2024年3月期 109億円 98億円 92億円 - 119億円 - 15億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 68億円 -22億円 -40億円 46億円
2025年3月期 41億円 -18億円 -6億円 23億円
2024年3月期 63億円 -6億円 -25億円 56億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 202.4円 2369.5円 98.0円 48.4% 615.2円 12.0倍 2430.6円 527億円 23,822,000株 2,137,400株
2025年3月期 172.1円 2140.6円 74.0円 43.0% 512.8円 11.6倍 2001.1円 450億円 25,372,000株 2,873,600株
2024年3月期 146.4円 2074.1円 70.0円 47.8% 486.3円 17.5倍 2560.5円 576億円 25,372,000株 2,881,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.6% 6.8% 7.3% 33.0% 15.8% 20.4% 13.1% 13.6% 78.5% -
2025年3月期 8.0% 6.5% 7.0% 30.5% 13.7% 17.6% 10.8% 6.5% 80.5% 0.02
2024年3月期 7.1% 5.6% 6.3% 29.6% 12.5% 16.8% 9.9% 16.8% 78.5% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -5.2% 9.1% 14.4% -2.8% 2.1% 1.8% -
2025年3月期 6.4% 16.6% 16.3% 2.2% 4.2% 0.1% 代表取締役執行役員社長 矢野浩史
2024年3月期 -9.0% -17.0% -18.4% 3.2% 3.6% 2.1% 代表取締役執行役員社長 矢野浩史

業種比較(化学、214社中央値)

指標日本精化株式会社業種中央値
ROE8.6%6.4%
ROA6.8%3.9%
営業利益率15.8%7.3%
純利益率13.1%5.2%
自己資本比率78.5%64.2%
売上成長率-5.2%2.2%
PER12.0倍13.2倍
PBR1.03倍0.85倍
EV/EBITDA5.7倍6.2倍
NC/時価総額25.3%4.4%
運転資本余剰/時価総額7.5%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
堺化学工業株式会社 (4078) 529億円 814億円
未来工業株式会社 (7931) 545億円 457億円
ダイキョーニシカワ株式会社 (4246) 546億円 1657億円
綜研化学株式会社 (4972) 546億円 480億円
大倉工業株式会社 (4221) 549億円 867億円
第一稀元素化学工業株式会社 (4082) 555億円 358億円
株式会社カーリット (4275) 570億円 362億円
新日本製薬株式会社 (4931) 484億円 411億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

機能性化学医療機器ヘルスケアIT再生可能エネルギー
医薬品用リン脂質化粧品原料(機能性油剤、リン脂質)ペロブスカイト型太陽電池用素材フードビジネス・医療介護分野向け衛生製品グローバル市場へのマーケティング強化

見通し: 2025年度は売上高338億円、営業利益53.4億円の見込み。機能性製品のビューティケア分野は流通在庫調整で減収も、ヘルスケア・ファインケミカル分野の成長でカバー。環境衛生製品は新製品拡販で増収増益と、全体として堅調な成長が期待される。

強み: 医薬品用リン脂質や化粧品原料など、ニッチな分野で独自技術と高い品質を強みに、グローバル市場で安定した需要を獲得。受託製造や新素材開発も注力。

懸念: 機能性製品のトレーディング事業からの子会社離脱による大幅な減収。また、ビューティケア分野における海外向け流通在庫の調整遅れが業績の重石となる可能性。

リスク: 原材料価格変動リスク(動植物系油脂)。調達先との関係強化やコスト低減、価格転嫁で対応。また、海外事業展開リスク(法規制、為替、商慣習の違い等)には、現地対応やリスク管理体制の整備で対応。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

日本精化株式会社は、機能性製品と環境衛生製品の製造販売を主軸とする企業グループです。機能性製品分野では、ビューティケア、ヘルスケア、ファインケミカルの3領域で事業を展開しています。ビューティケア領域では、化粧品原料としてリン脂質素材や機能性油剤、生理活性物質などをグローバルに提供しており、サステナブル製品の開発にも注力しています。ヘルスケア領域では、医薬品用リン脂質や医薬品中間体の受託製造、医薬品用ウールグリース誘導体の販売を行っています。ファインケミカル領域では、工業用ウールグリース誘導体の製造販売に加え、ペロブスカイト型太陽電池用素材の開発・量産化に取り組んでいます。環境衛生製品分野では、株式会社アルボースが主力となり、感染症対策商品やフードビジネス、医療介護分野向けの製品を提供しています。その他、不動産業も営んでおり、多角的な事業ポートフォリオを構築しています。2026年3月期の連結売上高は338億円、営業利益は53億円を記録しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が前期比5.2%減の338億円となりました。これは、中期経営計画における商事子会社1社の離脱によるトレーディング分野の売上減少が主な要因です。一方で、利益面では増収増益を達成しました。営業利益は前期比9.1%増の53億円、経常利益は前期比6.9%増の56億円、当期純利益は同14.4%増の44億円と、いずれも増加しました。特に、ヘルスケア分野での医薬品中間体のスポット受注増加や、ファインケミカル分野の収益性改善が利益を押し上げました。また、投資有価証券売却益の計上も当期純利益の増加に寄与しました。セグメント別では、機能性製品セグメントの売上高は同7.4%減となったものの、営業利益は同8.7%増と改善しました。環境衛生製品セグメントは、原材料価格上昇の影響を受けながらも、価格改定や新製品の拡販により売上高が同3.1%増、営業利益が同10.2%増となりました。

強みと競争優位性

日本精化の強みは、長年にわたり培ってきた独自の機能性素材開発力と、それらを応用した多様な事業展開力にあります。特に、リン脂質やウールグリース誘導体といったニッチながらも高い付加価値を持つ素材に関する技術力は、ビューティケアやヘルスケア分野において強力な競争優位性となっています。医薬品用リン脂質においては、大手製薬企業との取引実績があり、安定した供給体制と品質管理能力が評価されています。また、ペロブスカイト型太陽電池用素材のような将来性のある新規分野への研究開発投資も積極的に行っており、次世代の成長ドライバー育成にも余念がありません。さらに、品質管理体制の強化やBCP(事業継続計画)の策定など、製品の安全性と安定供給に対する取り組みも、顧客からの信頼獲得に繋がっています。グローバルな販売網も有しており、海外市場への製品展開力も強みの一つです。

リスク要因

同社グループの事業は、マクロ経済や市場動向の影響を受けやすいというリスクを抱えています。景気後退は製品・サービスへの需要減少に直結する可能性があります。また、類似製品を提供する競合企業との競争も激しく、市場ニーズへの迅速な対応や価格競争力維持が課題となります。特定の顧客への依存度が高い場合、その顧客の業績悪化や取引条件の変更が経営成績に影響を与えるリスクも存在します。主要原材料である動植物系油脂の価格変動や調達リスク、さらに製品の品質に起因する事故やクレーム発生によるコスト増、信頼失墜のリスクも考慮すべき点です。為替相場の変動は、輸出入取引や海外子会社の業績に影響を及ぼす可能性があります。加えて、法規制の強化や環境問題への対応、情報セキュリティ対策の不備なども、経営に影響を与える潜在的リスクとして挙げられます。

投資テーマとの関連

日本精化は、ヘルスケア分野において医薬品用リン脂質や医薬品中間体の製造・販売を手掛けており、医薬品・バイオ関連の投資テーマと関連があります。特に、リポソームやリピッドナノパーティクルといった製剤化技術への注力は、mRNAワクチンのような先端医薬品開発への貢献も期待されます。また、ファインケミカル分野で開発を進めているペロブスカイト型太陽電池用素材は、再生可能エネルギーやクリーンテックといったテーマに合致しており、今後の社会実装が進めば、新たな成長の柱となる可能性があります。サステナブル製品への注力も、ESG投資の観点から注目される要素です。これらの分野における技術開発と事業展開は、長期的な視点での投資テーマとの関連性を深めるものと考えられます。

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