堺化学工業株式会社 (4078) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
AI車載半導体機能性化学電子材料DXM&A環境技術ヘルスケアIT
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 141/215位
B
安定性
業種 110/215位
D
成長性
業種 182/214位
D
効率性
業種 171/215位
A
CF健全性
業種 27/215位
売上高
814億円
粗利率
25.4%
営業利益率
7.9%
純利益率
3.4%
ROE
3.5%
ROIC
4.8%
自己資本比率
66.3%
D/Eレシオ
0.21
有利子負債
160億円
ネットキャッシュ
-6億円
NC/時価総額
-1.1%
運転資本余剰*
-98億円
運転資本余剰/時価総額*
-18.6%
フリーCF
98億円
FCFマージン
12.1%
キャッシュ化率
5.26倍
PBR
0.68倍
EV/EBITDA
5.2倍
PER
19.6倍
想定株価
3457.8円
想定時価総額
529億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 814億円 207億円 37億円 65億円 102億円 65億円 28億円
2025年3月期 844億円 203億円 36億円 61億円 97億円 63億円 50億円
2024年3月期 821億円 169億円 44億円 29億円 73億円 31億円 -71億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1172億円 654億円 253億円 130億円 777億円
2025年3月期 1233億円 714億円 279億円 160億円 783億円
2024年3月期 1254億円 760億円 318億円 182億円 744億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 154億円 239億円 209億円 160億円 62億円 7億円 -98億円
2025年3月期 162億円 270億円 228億円 219億円 51億円 8億円 -118億円
2024年3月期 165億円 287億円 296億円 270億円 62億円 9億円 -153億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 145億円 -46億円 -106億円 98億円
2025年3月期 120億円 -57億円 -69億円 63億円
2024年3月期 69億円 -40億円 13億円 29億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 176.4円 5073.0円 145.0円 82.2% -36.3円 19.6倍 3457.8円 529億円 16,000,000株 688,800株
2025年3月期 309.2円 4825.3円 135.0円 43.7% -355.5円 8.8倍 2721.1円 441億円 17,000,000株 782,300株
2024年3月期 -437.6円 4586.9円 70.0円 - -651.6円 - - - 17,000,000株 789,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 3.5% 2.4% 4.8% 25.4% 7.9% 12.5% 3.4% 12.1% 66.3% 0.21
2025年3月期 6.4% 4.1% 4.3% 24.0% 7.2% 11.5% 5.9% 7.4% 63.5% 0.28
2024年3月期 -9.5% -5.7% 2.0% 20.5% 3.6% 8.9% -8.6% 3.5% 59.3% 0.36

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -3.5% 5.9% -45.1% -1.0% -0.8% 13.6% -
2025年3月期 2.8% 107.1% -29.3% 1.8% -0.6% -6.7% 代表取締役社長 矢倉敏行
2024年3月期 -2.1% -33.2% -402.6% -1.1% -1.7% -11.9% 代表取締役社長 矢倉敏行

業種比較(化学、214社中央値)

指標堺化学工業株式会社業種中央値
ROE3.5%6.5%
ROA2.4%4.0%
営業利益率7.9%7.3%
純利益率3.4%5.2%
自己資本比率66.3%64.2%
売上成長率-3.5%2.2%
PER19.6倍13.1倍
PBR0.68倍0.85倍
EV/EBITDA5.2倍6.2倍
NC/時価総額-1.1%4.9%
運転資本余剰/時価総額-18.6%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日本精化株式会社 (4362) 527億円 338億円
未来工業株式会社 (7931) 545億円 457億円
ダイキョーニシカワ株式会社 (4246) 546億円 1657億円
綜研化学株式会社 (4972) 546億円 480億円
大倉工業株式会社 (4221) 549億円 867億円
第一稀元素化学工業株式会社 (4082) 555億円 358億円
株式会社カーリット (4275) 570億円 362億円
新日本製薬株式会社 (4931) 484億円 411億円
化学の企業一覧(全215社)→

異常検知フラグ

2022年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

AI車載半導体機能性化学
電子材料(AIサーバー・車載向け)有機化学品(高屈折レンズ材料)化粧品材料(海外展開・メイク用途)顔料級酸化チタン事業終了Smart Material認定製品・サービス開発

見通し: 2026年3月期は売上高3.5%減、純利益45.1%減と減収減益。しかし、営業利益は5.9%増と堅調。中期経営計画「変革・BEYOND2030」に基づき、高付加価値品シフトとM&Aによる事業拡大で持続的成長を目指す。AIサーバー・車載向け電子材料、高屈折レンズ材料、化粧品材料(海外展開強化)などが成長ドライバー。

強み: 創業以来培ってきた化学技術を基盤に、多岐にわたる事業分野で特徴ある製品・技術ノウハウを保有。グループシナジー発現による効率化と、成長事業へのリソース集中が強み。

懸念: 顔料級酸化チタン事業の撤退(2026年3月期終了予定)による売上減、化粧品材料事業での想定外の販売数量減少、医薬品原薬・中間体事業における減価償却費負担増などが利益を圧迫。

リスク: 1. 原燃料価格高騰・調達難: 輸入依存度が高く、中東情勢悪化等によるサプライチェーン断絶リスク。2. 環境規制強化: 化学素材事業のため、設備投資負担増の可能性。3. 品質・安全問題: 過去の重大事故を踏まえ、再発防止策の徹底と信頼回復が急務。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E00780は、化学技術を基盤とした素材(マテリアル)メーカーであり、多岐にわたる産業分野に製品とソリューションを提供しています。主要な事業セグメントは、電子材料、化粧品材料、有機化学品、衛生材料、受託加工、酸化チタン・亜鉛製品、樹脂添加剤、触媒、無機材料、そして医療事業です。それぞれのセグメントが特徴的な製品や技術ノウハウを有しており、多様なビジネスモデルを展開しています。特に、電子材料分野ではAIサーバーや車載向け製品が好調であり、有機化学品分野ではレンズ向けやセメント添加剤向けの販売が堅調です。化粧品材料分野ではUVケアやメイクアップ関連製品、医薬品原薬・中間体なども手掛けています。グループ全体としては、製造子会社が中心となり、堺商事およびその海外子会社が販売機能を担う体制となっています。持続可能な社会の実現に貢献することを使命とし、「わくわくカンパニー」を目指して、社員の創造性と躍動感を重視した企業文化の醸成にも努めています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比3.5%減の814億円となりました。これは、主に顔料級酸化チタン事業の終了や、化粧品材料分野における主要顧客および中国向け出荷数量の減少などが影響したためです。一方で、営業利益は前期比5.9%増の65億円、経常利益は前期比4.2%増の65億円と増益を達成しました。これは、電子材料、触媒、無機材料などの事業における収益改善や、一部事業における価格是正などが寄与した結果です。しかしながら、当期純利益は前期比45.1%減の28億円と大幅な減少となりました。これは、減損の兆候が認められた一部固定資産に対して29.8億円の減損損失を計上したことが主因です。セグメント別では、電子材料が13.6%増収、化粧品材料が35.7%減収、有機化学品が8.2%増収、衛生材料が4.8%減収、受託加工が4.0%増収、酸化チタン・亜鉛製品が21.9%減収、樹脂添加剤が11.9%減収、触媒が8.6%増収、無機材料が1.4%減収、医療事業が0.8%増収となり、各事業で明暗が分かれる結果となりました。

強みと競争優位性

E00780の強みは、長年培ってきた化学技術を基盤とした多様な製品ポートフォリオと、各事業領域における特徴的な製品・技術ノウハウにあります。電子材料分野では、AIサーバーや車載向けといった成長市場で需要を取り込める技術力を有しており、有機化学品分野でもレンズ材料や医薬品原薬・中間体などで強みを発揮しています。また、国内唯一の硫酸バリウムメーカーであることや、高屈折材料向け酸化ジルコニウム分散液、放熱材料向け酸化亜鉛などの戦略製品への注力は、ニッチ市場における競争優位性につながっています。さらに、M&Aも活用した事業拡大戦略は、成長ドライバーの強化や新たな収益源の確保に寄与する可能性があります。グループ全体でシナジーを発揮し、業務効率化を進めることで、最大のパフォーマンスを目指す姿勢も競争力を高める要因です。品質・安全問題の再発防止策を徹底し、人的資本経営を推進するなど、持続的な成長に向けた基盤強化にも注力しています。

リスク要因

E00780が直面するリスク要因は多岐にわたります。まず、原燃料や特殊原料の価格高騰や供給逼迫は、調達先の限定性から業績に影響を及ぼす可能性があります。また、為替レートの変動は、海外事業展開に伴う収益に影響を与えます。公的規制やコンプライアンス違反のリスクも存在し、法令遵守体制の維持が重要です。環境規制の強化による追加的な設備投資負担や、自然災害・事故による事業活動の一時停止リスクも懸念されます。さらに、医薬品等における製造物責任リスクや、訴訟リスクも潜在的な経営課題です。株式相場の変動による政策保有株式の評価損も業績に影響を与える可能性があります。直近決算では、減損損失の計上が当期純利益を大きく押し下げましたが、これは一部固定資産の価値低下を示唆しており、将来的な資産効率の改善が求められます。

投資テーマとの関連

E00780は、AIサーバーや車載向けといった成長分野に注力している電子材料事業を展開しており、これはAIや次世代自動車といった主要な投資テーマと関連が深いです。特に、AIサーバー市場の急成長は、同社の誘電体材料や誘電体の需要拡大に寄ち、今後の収益成長のドライバーとなる可能性があります。また、有機化学品分野での高屈折タイプのメガネレンズ材料や、医薬品原薬・中間体の受託製造などは、ヘルスケアや高度情報化社会の発展といったテーマとも結びついています。Smart Material認定製品・サービスの開発目標は、環境・エネルギー、エレクトロニクス、ライフサイエンス・ヘルスケアといった分野での社会貢献を目指しており、これらのテーマへの貢献度合いが、将来的な企業価値向上につながる可能性があります。中期経営計画における高付加価値品シフトやM&Aによる事業拡大戦略は、これらの投資テーマへの対応力を強化するものと考えられます。

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