株式会社カーリット (4275) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
宇宙半導体EV
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 69/215位
B
安定性
業種 90/215位
C
成長性
業種 108/214位
C
効率性
業種 118/215位
E
CF健全性
業種 194/215位
売上高
362億円
粗利率
26.3%
営業利益率
9.5%
純利益率
8.2%
ROE
7.5%
ROIC
5.5%
自己資本比率
69.0%
D/Eレシオ
0.12
有利子負債
46億円
ネットキャッシュ
-8億円
NC/時価総額
-1.4%
運転資本余剰*
-77億円
運転資本余剰/時価総額*
-13.5%
フリーCF
-18億円
FCFマージン
-5.0%
キャッシュ化率
0.56倍
PBR
1.43倍
EV/EBITDA
10.9倍
PER
19.1倍
想定株価
2492.6円
想定時価総額
570億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 362億円 95億円 18億円 35億円 53億円 38億円 30億円
2025年3月期 369億円 93億円 17億円 30億円 48億円 33億円 26億円
2024年3月期 366億円 95億円 18億円 34億円 51億円 36億円 26億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 577億円 215億円 115億円 64億円 398億円
2025年3月期 530億円 229億円 99億円 56億円 375億円
2024年3月期 551億円 235億円 111億円 72億円 368億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 38億円 59億円 95億円 46億円 111億円 - -77億円
2025年3月期 48億円 62億円 96億円 11億円 86億円 - -52億円
2024年3月期 28億円 61億円 120億円 18億円 110億円 - -84億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 17億円 -35億円 9億円 -18億円
2025年3月期 47億円 -10億円 -17億円 37億円
2024年3月期 22億円 -14億円 -18億円 8億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 130.5円 1775.0円 42.0円 32.2% -34.8円 19.1倍 2492.6円 570億円 22,940,600株 92,300株
2025年3月期 109.1円 1590.2円 36.0円 33.0% 151.8円 9.7倍 1058.0円 253億円 24,050,000株 92,200株
2024年3月期 109.9円 1560.3円 33.0円 30.0% 39.9円 10.1倍 1110.1円 266億円 24,050,000株 92,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 7.5% 5.2% 5.5% 26.3% 9.5% 14.6% 8.2% -5.0% 69.0% 0.12
2025年3月期 6.9% 4.9% 5.5% 25.1% 8.3% 12.9% 7.0% 10.0% 70.7% 0.03
2024年3月期 7.1% 4.7% 6.1% 26.0% 9.2% 14.0% 7.1% 2.1% 66.7% 0.05

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -1.8% 13.6% 15.8% 0.2% -4.5% 9.4% -
2025年3月期 0.9% -9.1% -1.1% 2.9% -5.8% 6.7% 代表取締役兼社長執行役員 金子 洋文
2024年3月期 1.6% 27.0% 15.7% -7.0% -7.5% 28.7% 代表取締役兼社長執行役員 金子 洋文

業種比較(化学、214社中央値)

指標株式会社カーリット業種中央値
ROE7.5%6.4%
ROA5.2%3.9%
営業利益率9.5%7.3%
純利益率8.2%5.2%
自己資本比率69.0%64.2%
売上成長率-1.8%2.2%
PER19.1倍13.1倍
PBR1.43倍0.85倍
EV/EBITDA10.9倍6.2倍
NC/時価総額-1.4%4.9%
運転資本余剰/時価総額-13.5%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
第一稀元素化学工業株式会社 (4082) 555億円 358億円
大倉工業株式会社 (4221) 549億円 867億円
松本油脂製薬株式会社 (4365) 591億円 411億円
綜研化学株式会社 (4972) 546億円 480億円
ダイキョーニシカワ株式会社 (4246) 546億円 1657億円
未来工業株式会社 (7931) 545億円 457億円
株式会社ジェイエスピー (7942) 594億円 1455億円
ステラケミファ株式会社 (4109) 595億円 368億円
化学の企業一覧(全215社)→

異常検知フラグ

2022年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

宇宙
中期経営計画「Challenge2027」過塩素酸アンモニウムボトリング事業シリコンウェーハ宇宙ロケット・防衛関連製品

見通し: 2025年度は売上微減見込みも、営業利益は2桁増益を予想。中期経営計画「Challenge2027」に基づき、宇宙ロケット・防衛関連原料の過塩素酸アンモニウム等重点領域への投資を加速し、収益拡大を目指す。

強み: 4つの事業セグメントによる多角化経営。化学品、ボトリング、金属加工、エンジニアリングサービスを柱にリスク分散を図る。

懸念: ボトリングセグメントで製造ライン改造工事による一時的な売上・利益の減少が見込まれる。シリコンウェーハ分野の在庫調整による稼働率低下も継続。

リスク: 中東情勢に起因する原燃料調達の不透明さやコスト上昇。技術革新による既存製品の陳腐化リスク。自然災害や事故による事業中断リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、株式会社カーリットを中核とし、11社の連結子会社、1社の持分法適用関連会社、1社の持分法非適用会社と共に、化学品、ボトリング、金属加工、エンジニアリングサービスの4つの主要セグメントで事業を展開しています。化学品セグメントでは、産業用爆薬、過塩素酸アンモニウム(ロケット・防衛用推進薬原料)、電子材料、セラミック材料、シリコンウェーハなど多岐にわたる製品群を持ち、化薬、化成品、電子材料、セラミック材料、シリコンウェーハの各分野で事業を展開しています。ボトリングセグメントは清涼飲料水のボトリング加工・販売を、金属加工セグメントは耐熱炉内用金物やスプリングの製造・販売を手掛けています。エンジニアリングサービスセグメントでは、工業用塗料販売・塗装工事や上下水道・排水処理施設の設計・監理などを提供しています。これらの多角的な事業ポートフォリオを通じて、社会に貢献することを目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結売上高は362億円となり、前期比1.8%の減少となりました。しかし、営業利益は35億円(前期比13.6%増)、経常利益は38億円(前期比13.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は30億円(前期比15.8%増)といずれも増益を達成しました。売上高が微減となった一方で、増益に転換できた背景には、化学品セグメントの化薬分野や電子材料分野、ボトリングセグメント、金属加工セグメントが堅調に推移したこと、そして価格適正化や一般管理費の削減といった営業努力が寄与したことが挙げられます。特に、化学品セグメントの営業利益は18.6%増と大幅な改善を見せており、これは同セグメントにおける価格反映やコスト削減努力が奏功したことを示唆しています。一方、エンジニアリングサービスセグメントでは、競争激化などにより減益となりました。

強みと競争優位性

当社の強みは、多岐にわたる事業セグメントを有することによる事業ポートフォリオの多角化です。これにより、特定の市場や製品への依存度を低減し、リスク分散を図っています。特に、過塩素酸アンモニウムのようなロケット・防衛分野で使用される特殊化学品や、電子材料分野における高付加価値製品への注力は、技術力とニッチ市場での競争優位性を示唆しています。また、100年以上の歴史を持つ企業として培われた信頼と、現代の経営理念「信頼と限りなき挑戦」に基づく継続的な研究開発への投資、M&Aや海外進出を含む新規事業への積極的な姿勢は、持続的な成長基盤の確立と技術革新への対応力を高めています。さらに、資本コストを意識した経営やPBRを指標とした企業価値向上への取り組みは、株主価値の最大化を目指す経営姿勢の表れと言えます。

リスク要因

当社の事業運営には、技術革新のスピードの速さや市場動向の変動、原材料の調達中断や価格変動、為替相場の変動といった外部環境の変化に伴うリスクが存在します。特に、中東情勢に起因する原燃料調達の不透明さやコスト上昇は、継続的な下振れリスクとして認識されています。また、化学品セグメントでは危険物を扱うことから、事故・災害リスクや品質に関するリスクも潜在しています。さらに、法規制の変更、訴訟リスク、資産評価の変動、自然災害、情報セキュリティ、金利変動、海外拠点のガバナンス、人員不足なども、業績や財務状況に影響を与える可能性があります。ボトリングセグメントでは、製造ラインの改修工事による一時的な売上・利益の減少が見込まれており、これも短期的なリスク要因となります。

投資テーマとの関連

当社の事業は、複数の投資テーマと関連性を持っています。特に、防衛関連製品の原料となる過塩素酸アンモニウムの製造・販売は、地政学的なリスクの高まりとともに注目される防衛産業テーマとの直接的な関連性を示唆しています。また、電子材料分野では、AI需要を背景としたサーバー向け高効率回路用コンデンサ材料などが成長の下支えとなると予想されており、これはAI・半導体関連テーマとの結びつきを示しています。さらに、中長期的な視点では、社会課題解決に貢献する企業として、持続可能性やDXといったメガトレンドへの対応も期待されます。中期経営計画「Challenge2027」における「事業ポートフォリオの最適化」や「研究開発による事業成長」への注力は、これらの投資テーマへの適応力と将来的な成長ポテンシャルを示唆しています。

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