保土谷化学工業株式会社 (4112) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
電子材料機能性化学医療機器DXESG環境技術EV核酸医薬
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 106/215位
B
安定性
業種 114/215位
D
成長性
業種 181/214位
D
効率性
業種 168/215位
C
CF健全性
業種 145/215位
売上高
480億円
粗利率
39.1%
営業利益率
7.7%
純利益率
6.4%
ROE
5.8%
ROIC
4.2%
自己資本比率
60.9%
D/Eレシオ
0.18
有利子負債
95億円
ネットキャッシュ
-14億円
NC/時価総額
-3.4%
運転資本余剰*
-55億円
運転資本余剰/時価総額*
-13.6%
フリーCF
11億円
FCFマージン
2.2%
キャッシュ化率
1.99倍
PBR
0.77倍
EV/EBITDA
5.9倍
PER
12.9倍
想定株価
2477.7円
想定時価総額
403億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 480億円 188億円 34億円 37億円 71億円 42億円 31億円
2025年3月期 486億円 192億円 30億円 49億円 79億円 48億円 32億円
2024年3月期 443億円 171億円 24億円 40億円 63億円 47億円 25億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 864億円 372億円 136億円 92億円 526億円
2025年3月期 799億円 364億円 139億円 74億円 486億円
2024年3月期 812億円 387億円 148億円 89億円 477億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 81億円 134億円 116億円 95億円 119億円 - -55億円
2025年3月期 76億円 130億円 106億円 88億円 102億円 700万円 -63億円
2024年3月期 107億円 126億円 111億円 98億円 109億円 2200万円 -41億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 61億円 -50億円 -7億円 11億円
2025年3月期 57億円 -65億円 -19億円 -9億円
2024年3月期 83億円 -40億円 -21億円 44億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 192.1円 3305.7円 50.0円 26.0% -83.9円 12.9倍 2477.7円 403億円 16,827,000株 551,700株
2025年3月期 200.0円 3058.0円 90.0円 45.0% -72.8円 7.8倍 1560.3円 254億円 16,826,000株 550,600株
2024年3月期 156.3円 3007.4円 37.5円 24.0% 104.8円 11.6倍 1813.3円 148億円 8,413,000株 274,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 5.8% 3.5% 4.2% 39.1% 7.7% 14.8% 6.4% 2.2% 60.9% 0.18
2025年3月期 6.5% 4.0% 5.9% 39.5% 10.0% 16.2% 6.5% -1.8% 60.9% 0.18
2024年3月期 5.2% 3.1% 4.8% 38.6% 8.9% 14.3% 5.6% 9.9% 58.8% 0.21

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -1.1% -23.9% -3.9% 3.5% 3.1% 0.1% -
2025年3月期 9.8% 23.4% 28.1% 5.1% 5.2% -8.8% 取締役社長 松本祐人
2024年3月期 2.2% 6.8% 11.6% 2.4% 3.3% -10.1% 取締役社長 松本祐人

業種比較(化学、214社中央値)

指標保土谷化学工業株式会社業種中央値
ROE5.8%6.5%
ROA3.5%4.0%
営業利益率7.7%7.3%
純利益率6.4%5.2%
自己資本比率60.9%64.4%
売上成長率-1.1%2.2%
PER12.9倍13.2倍
PBR0.77倍0.85倍
EV/EBITDA5.9倍6.2倍
NC/時価総額-3.4%4.9%
運転資本余剰/時価総額-13.6%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
コタ株式会社 (4923) 392億円 94億円
北興化学工業株式会社 (4992) 420億円 491億円
ニチバン株式会社 (4218) 379億円 505億円
レック株式会社 (7874) 377億円 683億円
東リ株式会社 (7971) 375億円 1123億円
大日本塗料株式会社 (4611) 350億円 938億円
群栄化学工業株式会社 (4229) 349億円 313億円
株式会社パーカーコーポレーション (9845) 347億円 733億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

電子材料機能性化学
機能性色素有機EL材料機能性樹脂基礎化学品アグロサイエンス

見通し: 2025年度は売上高480億円、営業利益37億円と前期比減収減益。中期経営計画「SPEED 25/30」は未達。次期「コード2030」で変革期を経て成長を目指す。

強み: 機能性色素、機能性樹脂、基礎化学品、アグロサイエンス、物流関連の多角的な事業ポートフォリオ。長年の技術蓄積と研究開発力。

懸念: 有機EL事業への過度な依存による事業ポートフォリオの硬直化。新製品創出から利益貢献への転換の遅れ。

リスク: 景気変動、為替変動、原材料価格高騰、地政学リスク、競合激化による製品価格下落、自然災害、環境規制強化、情報セキュリティ事故。特に中東情勢や朝鮮半島情勢の不安定化は海外事業に影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

保土谷化学工業株式会社は、「化学技術の絶えざる革新を通じ、お客様が期待し満足する高品質の製品・サービスを世界に提供し、環境調和型の生活文化の創造に貢献する」ことを経営理念に掲げ、機能性色素、機能性樹脂、基礎化学品、アグロサイエンス、そして物流関連事業を展開する化学メーカーです。特に、有機EL材料やアクリル酸エステル系樹脂、過酸化水素、除草剤などを主力製品としています。これらの製品は、スマートフォン、健康食品、半導体、建築材料、農業など、幅広い産業分野で活用されています。同社は、研究開発・生産・販売部門が一体となり、顧客の多様なニーズに応える高品質な製品・サービスの提供を目指しています。また、連結子会社を含め国内外に拠点を持ち、グローバルな事業展開を進めていますが、その海外売上高比率は約5割に達しており、国際的な事業環境の変化に影響を受けやすい構造となっています。2026年3月期においては、売上高480億円、営業利益37億円を計上しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期における保土谷化学工業の業績は、売上高が前期比1.1%減の480億円となりました。営業利益は同23.9%減の37億円、経常利益は同11.4%減の42億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同3.9%減の31億円と、減収減益で着地しました。営業利益の減少要因としては、販売増減や販管費の増加が挙げられます。セグメント別に見ると、機能性色素は売上高が3.6%増加したものの、営業利益は8.5%減少しました。機能性樹脂は売上高が8.8%減少し、営業利益は赤字に転落しました。基礎化学品は売上高が3.4%減少し、営業利益は21.9%減となりました。アグロサイエンスも売上高が7.3%減、営業利益は78.4%減と大幅な落ち込みが見られました。一方、物流関連セグメントは売上高は微減にとどまりましたが、営業利益は3.0%増加しました。財政状態としては、総資産が8.2%増加し864億円、純資産も6.3%増加し433億円となりました。自己資本比率は60.8%と、前期から0.1ポイント減少しました。

強みと競争優位性

保土谷化学工業の強みは、長年にわたり培ってきた有機合成技術やノウハウを基盤とした、独自性の高い製品開発力にあります。特に、機能性色素分野においては、有機EL材料やイメージング材料などで、顧客との共同開発を通じて市場ニーズを的確に捉え、高い競争力を維持しています。また、基礎化学品分野における過酸化水素の半導体向け用途への展開や、アグロサイエンス分野での新規市場開拓への取り組みも、将来的な成長ドライバーとなり得ます。グローバルな販売網と、Samsung Display Co., LTD.のような主要顧客との強固な取引関係も、事業の安定性を支える要因です。さらに、研究開発・生産・販売が一体となった事業運営体制は、変化の速い化学品市場において、迅速な意思決定と実行を可能にする強みとなっています。

リスク要因

同社が直面するリスクとして、まずグローバル経済の動向、特に主要市場である日本・欧米・アジアの景気変動や、中東情勢に端を発する地政学リスクによる実体経済への影響が挙げられます。また、海外売上高比率が約5割に達するため、為替レートの変動も経営成績に影響を与える可能性があります。原材料調達においては、調達先の情勢や物流網の混乱、さらには中東紛争による供給制限や輸送困難が、生産・出荷活動に支障をきたすリスクがあります。競争環境においては、機能性色素や機能性樹脂分野における価格競争の激化や、新規参入による環境変化が利益率を圧迫する可能性があります。加えて、研究開発における予期せぬ開発方針の変更、知的財産権に関するリスク、製品の品質問題、製造設備における事故、自然災害、環境規制の強化、サイバー攻撃を含む情報セキュリティ事故なども、経営成績に重要な影響を与える可能性のある要因として認識されています。

投資テーマとの関連

保土谷化学工業は、その事業内容から複数の投資テーマとの関連性が考えられます。機能性色素事業における有機EL材料は、ディスプレイ技術の進化やスマートフォンの高性能化に不可欠な部材であり、成長著しいエレクトロニクス分野との関連が深いです。また、基礎化学品事業で扱う過酸化水素は、半導体製造プロセスにおいて洗浄剤などとして使用されており、半導体産業の拡大と連動する可能性があります。アグロサイエンス分野は、食糧問題や持続可能な農業への関心の高まりから、注目されるテーマです。さらに、同社が環境調和型の生活文化の創造に貢献することを経営理念に掲げている点は、ESG投資の観点からも評価される可能性があります。ただし、現時点ではAI、EV、防衛といった特定の成長テーマとの直接的な関連性は限定的であり、既存事業の競争力強化や新製品開発が今後の成長の鍵となります。

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