株式会社アイ・ピー・エス (4335) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaS
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 246/649位
C
安定性
業種 409/657位
B
成長性
業種 198/637位
A
効率性
業種 125/657位
B
CF健全性
業種 225/656位
売上高
37億円
粗利率
29.6%
営業利益率
9.7%
純利益率
7.3%
ROE
16.5%
ROIC
15.4%
自己資本比率
56.5%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
12億円
NC/時価総額
44.2%
運転資本余剰*
4億円
運転資本余剰/時価総額*
15.8%
フリーCF
3億円
FCFマージン
7.7%
キャッシュ化率
1.98倍
PBR
1.69倍
EV/EBITDA
4.1倍
PER
10.2倍
想定株価
1214.5円
想定時価総額
28億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年6月期 37億円 11億円 1562万円 4億円 4億円 4億円 3億円
2024年6月期 31億円 10億円 1045万円 3億円 3億円 3億円 2億円
2023年6月期 28億円 9億円 1190万円 3億円 3億円 3億円 2億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年6月期 29億円 24億円 8億円 4億円 16億円
2024年6月期 26億円 22億円 7億円 4億円 15億円
2023年6月期 23億円 20億円 6億円 3億円 13億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年6月期 12億円 1億円 8億円 - 654万円 - 4億円
2024年6月期 10億円 1億円 8億円 - 495万円 - 3億円
2023年6月期 12億円 1億円 5億円 - 332万円 - 6億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年6月期 5億円 -3億円 -8824万円 3億円
2024年6月期 -7637万円 -1238万円 -7362万円 -8874万円
2023年6月期 5億円 -1055万円 -8793万円 5億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年6月期 119.1円 719.6円 38.0円 31.9% 536.3円 10.2倍 1214.5円 28億円 2,466,000株 178,000株
2024年6月期 99.4円 637.8円 35.0円 35.2% 451.0円 11.5倍 1143.2円 26億円 2,466,000株 188,000株
2023年6月期 92.2円 568.0円 30.0円 32.6% 522.3円 13.4倍 1235.2円 28億円 2,466,000株 188,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年6月期 16.5% 9.3% 15.4% 29.6% 9.7% 10.1% 7.3% 7.7% 56.5% -
2024年6月期 15.6% 8.8% 15.8% 30.4% 10.5% 10.8% 7.2% -2.8% 56.1% -
2023年6月期 16.4% 9.3% 16.4% 32.5% 10.7% 11.1% 7.5% 17.0% 56.8% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年6月期 19.3% 10.5% 20.1% 11.0% 6.9% 14.5% 代表取締役社長 渡邉寛
2024年6月期 10.5% 8.4% 6.4% 7.8% 3.8% 5.7% 代表取締役社長 渡邉寛
2023年6月期 3.8% 25.3% 19.9% 1.9% 6.7% 82.3% 代表取締役社長 渡邉寛

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社アイ・ピー・エス業種中央値
ROE16.5%11.1%
ROA9.3%6.6%
営業利益率9.7%8.6%
純利益率7.3%6.5%
自己資本比率56.5%62.0%
売上成長率19.3%9.1%
PER10.2倍17.2倍
PBR1.69倍2.29倍
EV/EBITDA4.1倍7.8倍
NC/時価総額44.2%20.4%
運転資本余剰/時価総額15.8%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社アスマーク (4197) 28億円 44億円
株式会社ネオマーケティング (4196) 28億円 23億円
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン (334A) 27億円 14億円
ポーターズ株式会社 (5126) 28億円 21億円
株式会社Fusic (5256) 27億円 20億円
株式会社プロディライト (5580) 29億円 28億円
株式会社ディ・アイ・システム (4421) 29億円 72億円
サークレイス株式会社 (5029) 26億円 45億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2025年6月期)

SaaS
SAP ERP導入クラウドERPDX生成AIEasyOneテンプレート

見通し: SAP ERP導入事業が堅調に推移し、売上高19.3%増。クラウドERPやDX、生成AIへの対応強化で、今後も中堅・成長企業へのサービス提供を通じた成長を目指す。

強み: SAP専業ベンダーとして中堅・準大手企業に特化。EasyOneテンプレートやグローバルアライアンスが強み。プラチナパートナー認定。

懸念: SAP社製品への依存度が高く(売上高の78.3%)、SAP社の契約変更や製品競争力の動向が業績に影響するリスク。

リスク: 1. SAP社との契約条件変更や解消による業績への重大な影響。2. SAP社製品の競争力低下や自社対応力の不足による業績への影響。3. 優秀な技術者の確保・定着ができない場合、事業拡大が制約されるリスク。

AI詳細分析(2025年6月期)

事業概要

当社の主力事業は、SAP ERPパッケージソフトウェアの導入および保守サービスです。SAP SE社が提供するERPパッケージは、グローバル展開する日本企業にとって不可欠な基幹業務システムであり、特に年商100億円から2,000億円規模の中堅・準大手企業市場において、同社は20年以上にわたりSAP導入元請け企業として確固たる地位を築いています。プラチナパートナーとして、長年培ってきたノウハウ、顧客業務への深い知見、独自の導入方法論、そして独自開発のAdd-onプログラムを統合した「EasyOneテンプレート」を強みとしています。このテンプレートは、SAPの最新ソリューションを取り込みながら継続的に成長しており、特にパブリッククラウドへの移行に注力しています。また、グローバルな顧客サポート体制を構築するため、約70カ国のSAPベンダーとアライアンスを結ぶUnited VARsにも参画しています。保守その他事業では、SAP ERP導入済み顧客に対し、運用保守、周辺アプリケーションのインターフェイス保守、SAP ERPのバージョンアップサービス、および個別企業ニーズに合わせた機能改善プログラムの開発などを提供しています。これにより、顧客のシステム投資効果を最大化し、自律的なIT活用組織の構築を支援しています。

直近決算ハイライト

当連結会計年度において、当社は売上高37億32百万円(前期比19.3%増)を達成し、好調な業績を記録しました。これは、本番稼働を迎えた大型案件の売上寄与が大きく貢献した結果です。損益面では、営業利益3億63百万円(前期比10.5%増)、経常利益3億58百万円(前期比9.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2億71百万円(前期比20.1%増)となりました。この増収増益は、SAPが推進するパブリッククラウドに対応するためのテンプレート改修といった研究開発費や、コンサルティング部門強化のための採用費用を吸収した上での達成であり、収益性の改善がうかがえます。セグメント別の内訳を見ると、ERP導入事業は売上高29億21百万円(前期比24.0%増)と大幅な伸びを示し、保守その他事業も売上高8億10百万円(前期比5.0%増)と堅調に推移しました。当期の売上高経常利益率は9.6%、自己資本比率は56.5%であり、経営上の指針である売上高経常利益率15~20%、自己資本比率70%にはまだ距離がありますが、着実な成長軌道に乗っていると評価できます。

強みと競争優位性

当社の最大の強みは、SAP ERP導入における20年以上にわたる豊富な実績と、それによって培われた中堅・準大手企業(年商100億円~1,000億円規模)に特化した深いノウハウです。このニッチ市場においては、SAP社と共に市場を開拓してきた経験を持ち、顧客のビジネス特性や課題を深く理解した上で、最適なソリューションを提供できる専門性を有しています。独自の「EasyOneテンプレート」は、標準機能だけでなく、独自開発のAdd-onプログラムや導入方法論を体系化しており、導入期間の短縮と品質向上に貢献しています。また、パブリッククラウドへの対応を早期から進めており、SAP S/4HANA Cloud Public Editionの導入方法論開発や、新しい開発環境への対応、顧客のIT活用力育成といった課題に積極的に取り組んでいる点は、競争優位性を高める要因となっています。さらに、グローバルなSAPベンダーネットワークであるUnited VARsへの参画により、国際的なプロジェクトへの対応力も確保しており、多様化する顧客ニーズに応える体制を整えています。

リスク要因

当社の事業運営における主要なリスクとして、SAP社との契約関係が挙げられます。SAP社との「SAP Japan PartnerEdgeチャネル契約VAR」は非独占契約であり、契約条件の変更や解消が発生した場合、事業に重大な影響を及ぼす可能性があります。また、ERP導入事業の売上高に占めるSAP製品への依存度が78.3%と非常に高く、SAP製品の市場競争力の動向や、同社の新製品開発への対応が遅れると、業績に直接的な影響を与えるリスクがあります。さらに、ERP導入プロジェクトにおけるカットオーバー時期の遅延や、請負契約に伴う瑕疵担保責任による追加コスト発生のリスクも存在します。人材確保も重要な課題であり、事業拡大には優秀な技術者の養成、確保、定着が不可欠ですが、IT市場全体の人材不足は当社にとっても大きな制約となる可能性があります。これらのリスク要因は、事業の安定性と成長性に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

当社の事業は、デジタルトランスフォーメーション(DX)やクラウドコンピューティングといった、現代の主要な投資テーマと深く関連しています。特に、SAP ERPのパブリッククラウド化への対応は、企業のDX推進に不可欠な要素であり、当社の「SAPパブリッククラウドへの対応の強化」という戦略は、このトレンドに直接的に合致しています。また、生成AIを活用した業務自動化への取り組みは、AI技術のビジネス応用という投資テーマとも繋がっており、将来的な成長ポテンシャルを示唆しています。働き方改革や生産性向上といった顧客企業のニーズに応えるERP導入支援は、企業の持続的な成長をIT面から支えるものであり、間接的にではありますが、経済全体の効率化・高度化に貢献しています。これらのテーマへの注力は、当社の競争力を高め、将来的な市場拡大の恩恵を受ける可能性を示唆しています。

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