株式会社アイ・ピー・エス (4390) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
クラウドAIデータセンター5GヘルスケアIT
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 20/649位
D
安定性
業種 548/657位
B
成長性
業種 141/637位
C
効率性
業種 451/657位
E
CF健全性
業種 567/656位
売上高
170億円
粗利率
58.1%
営業利益率
31.6%
純利益率
24.7%
ROE
22.3%
ROIC
11.9%
自己資本比率
37.0%
D/Eレシオ
0.67
有利子負債
126億円
ネットキャッシュ
-91億円
NC/時価総額
-24.3%
運転資本余剰*
-154億円
運転資本余剰/時価総額*
-40.9%
フリーCF
-25億円
FCFマージン
-14.7%
キャッシュ化率
1.09倍
PBR
1.99倍
EV/EBITDA
7.4倍
PER
8.9倍
想定株価
2869.4円
想定時価総額
375億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 170億円 99億円 9億円 54億円 63億円 58億円 42億円
2025年3月期 153億円 83億円 10億円 44億円 54億円 41億円 25億円
2024年3月期 141億円 71億円 6億円 39億円 44億円 44億円 28億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 510億円 260億円 189億円 65億円 188億円
2025年3月期 420億円 236億円 167億円 43億円 152億円
2024年3月期 335億円 179億円 125億円 58億円 113億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 35億円 2億円 162億円 126億円 - 1300万円 -154億円
2025年3月期 39億円 1億円 113億円 101億円 - 2800万円 -128億円
2024年3月期 42億円 5300万円 55億円 101億円 - 3800万円 -83億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 46億円 -71億円 20億円 -25億円
2025年3月期 7億円 -25億円 14億円 -18億円
2024年3月期 -6億円 -47億円 23億円 -53億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 322.4円 1440.5円 40.0円 12.4% -695.8円 8.9倍 2869.4円 375億円 13,082,400株 400株
2025年3月期 197.1円 1175.7円 40.0円 20.3% -474.5円 10.8倍 2129.1円 276億円 12,963,300株 400株
2024年3月期 225.1円 878.3円 37.0円 16.4% -455.9円 11.1倍 2498.4円 321億円 12,867,800株 300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 22.3% 8.2% 11.9% 58.1% 31.6% 37.1% 24.7% -14.7% 37.0% 0.67
2025年3月期 16.7% 6.0% 12.2% 54.2% 28.9% 35.4% 16.7% -12.0% 36.3% 0.66
2024年3月期 25.1% 8.5% 12.7% 50.1% 27.6% 31.5% 20.1% -37.6% 33.7% 0.89

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 11.4% 21.7% 64.9% 11.3% 12.3% 17.5% -
2025年3月期 8.1% 13.3% -10.3% 12.5% 18.6% 21.6% 代表取締役 宮下幸治
2024年3月期 14.3% 17.6% 23.7% 14.1% 19.6% 26.6% 代表取締役 宮下幸治

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社アイ・ピー・エス業種中央値
ROE22.3%11.1%
ROA8.2%6.6%
営業利益率31.6%8.6%
純利益率24.7%6.5%
自己資本比率37.0%62.0%
売上成長率11.4%9.1%
PER8.9倍17.2倍
PBR1.99倍2.29倍
EV/EBITDA7.4倍7.8倍
NC/時価総額-24.3%20.5%
運転資本余剰/時価総額-40.9%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
データセクション株式会社 (3905) 376億円 336億円
株式会社ギフティ (4449) 374億円 141億円
株式会社菱友システムズ (4685) 372億円 432億円
株式会社ソリトンシステムズ (3040) 382億円 198億円
株式会社セゾンテクノロジー (9640) 368億円 219億円
BASE株式会社 (4477) 367億円 207億円
NSW株式会社 (9739) 364億円 524億円
AnyMind Group株式会社 (5027) 363億円 573億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

クラウドAI
Candle海底ケーブルプロジェクトPDSCN国内海底ケーブル網キャリアズキャリア事業AI・DX関連通信需要5G無線ブロードバンドサービス

見通し: 国際通信事業と国内通信事業の成長が牽引し、売上高170億円、営業利益54億円と堅調な業績見通し。Candle海底ケーブルプロジェクトの進展が将来の成長ドライバーとなる。

強み: フィリピンにおける国際通信キャリアとしての地位確立と、国内海底ケーブル網PDSCNの完成によるインフラ基盤強化。AI・DX需要増も追い風。

懸念: フィリピン国内の通信事業における競合激化。大手通信事業者との価格競争や、Candleプロジェクトの遅延・未完成リスク。

リスク: フィリピンの通信規制変更やInfiniVANのCPCN仮免許失効リスク。Candle海底ケーブルプロジェクトの遅延・未完成による投資資金回収への影響。大手通信事業者との価格競争激化による収益悪化。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当期決算期である2026年3月期において、同社は「Open Door」という企業理念のもと、社会に密着した未開拓の分野で事業機会を創造し、産業構造の変革を目指しています。主要な事業セグメントは国際通信事業、国内通信事業、そしてメディカル&ヘルスケア事業の3つです。国際通信事業は、フィリピンを基盤とした国際通信回線および国内通信回線の提供、マニラ首都圏での法人向けインターネット接続サービスが中心です。売上高の76.1%を占めるこの事業では、C2C回線やPDSCN、Candleといった国際・国内海底ケーブル網の整備・拡充を進めています。国内通信事業では、コールセンターソリューションやIP電話網移行に対応した新サービスを提供。メディカル&ヘルスケア事業では、レーシック手術や人間ドック・健診センターの運営を通じて、フィリピンの医療・予防医療分野でのサービス提供を行っています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は170億円となり、前期比+11.4%の増加を達成しました。利益面では、営業利益が54億円(前期比+21.7%)、経常利益が58億円(前期比+42.1%)、当期純利益が42億円(前期比+64.9%)と、いずれも大幅な増益を記録し、収益性の向上が顕著です。特に当期純利益の伸びは目覚ましく、積極的な事業展開が利益に結びついたことを示唆しています。総資産は510億円(前期比+21.3%)と増加傾向にあり、純資産も168億円(前期比+29.8%)と堅調に積み上がっています。営業キャッシュフローも46億円(前期比+551.3%)と大きく改善しており、事業活動によるキャッシュ創出力が高まっていることが伺えます。一株当たり利益(EPS)は322.41円(前期比+63.5%)と大幅に増加し、株主価値の向上に寄与しています。

強みと競争優位性

同社の強みは、フィリピンにおける国際通信インフラへの先行投資と、それらを活用したキャリアズキャリアとしての地位確立にあります。C2C回線やPDSCN、そして参画するCandleプロジェクトといった強固な通信基盤は、競合他社に対する参入障壁となり得ます。特に、フィリピン国内で3番目の国際通信キャリアとしての地位や、国内海底ケーブルネットワークの整備は、広範な地域へのサービス提供能力とネットワークの優位性をもたらしています。また、通信事業が外資規制の対象から外れたことで、先行して参入しインフラを構築してきた同社は、新規参入企業に対するアドバンテージを有しています。メディカル&ヘルスケア事業においても、日本の技術やノウハウを導入した高品質なサービスは、顧客からの評価が高く、競争環境下でも優位性を保つ要因となっています。

リスク要因

同社は、事業展開の大部分をフィリピンに依存しているため、同国の経済動向、政治情勢、自然災害、為替変動などのカントリーリスクの影響を直接的に受けやすい構造にあります。国際通信事業においては、主要な仕入れ先への依存や、競合他社との価格競争、規制の変更(特にInfiniVANのCPCNのPA更新など)が業績に影響を与える可能性があります。また、Candleプロジェクトのような大規模な設備投資においては、建設遅延や想定通りの顧客獲得ができない場合、財務状況に負荷がかかるリスクがあります。メディカル&ヘルスケア事業においても、レーシック市場の競争激化は収益に影響を与える可能性があります。さらに、国際通信事業の売上比率の高さは、当該事業におけるリスクが連結業績全体に与える影響を大きくしています。

投資テーマとの関連

同社は、デジタル化の加速とDX推進の恩恵を受ける通信インフラ分野において、重要な役割を担っています。特に、AIやデータセンターへの投資活発化に伴う通信需要の増加は、同社の国際通信事業にとって追い風となります。5G無線ブロードバンドサービスの提供に向けた周波数帯の割当や実証実験は、将来的な成長ポテンシャルを示唆しており、次世代通信インフラへの投資テーマとも関連が深いです。また、国際海底ケーブル「Candle」への参画は、グローバルな通信ネットワーク強化という、より広範な投資テーマに貢献するものです。フィリピン国内の通信インフラ整備は、同国の経済成長とデジタル化を支える基盤となり、その成長ストーリーに投資妙味があると捉えられます。

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