株式会社クレスコ (4674) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AISaaS生成AI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 223/649位
B
安定性
業種 216/657位
B
成長性
業種 264/637位
A
効率性
業種 82/657位
B
CF健全性
業種 266/656位
売上高
647億円
粗利率
20.3%
営業利益率
10.2%
純利益率
8.2%
ROE
15.8%
ROIC
13.3%
自己資本比率
69.9%
D/Eレシオ
0.04
有利子負債
14億円
ネットキャッシュ
139億円
NC/時価総額
24.0%
運転資本余剰*
50億円
運転資本余剰/時価総額*
8.7%
フリーCF
40億円
FCFマージン
6.2%
キャッシュ化率
1.01倍
PBR
1.72倍
EV/EBITDA
6.3倍
PER
11.0倍
想定株価
1428.0円
想定時価総額
577億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 647億円 131億円 3億円 66億円 69億円 70億円 53億円
2025年3月期 588億円 118億円 3億円 60億円 63億円 63億円 44億円
2024年3月期 528億円 103億円 3億円 51億円 54億円 57億円 37億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 479億円 308億円 103億円 41億円 335億円
2025年3月期 433億円 285億円 90億円 35億円 308億円
2024年3月期 397億円 279億円 86億円 34億円 277億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 153億円 3億円 108億円 14億円 90億円 27億円 50億円
2025年3月期 152億円 4億円 101億円 17億円 81億円 28億円 63億円
2024年3月期 149億円 4億円 98億円 24億円 74億円 11億円 63億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 53億円 -13億円 -40億円 40億円
2025年3月期 48億円 -23億円 -21億円 25億円
2024年3月期 32億円 15億円 -7億円 47億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 129.8円 828.8円 64.0円 49.3% 343.1円 11.0倍 1428.0円 577億円 42,000,000株 1,605,500株
2025年3月期 106.9円 747.3円 32.5円 30.4% 327.9円 11.1倍 1186.5円 489億円 42,000,000株 762,200株
2024年3月期 90.1円 671.9円 26.0円 28.9% 302.8円 11.8倍 1062.7円 438億円 44,000,000株 2,800,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 15.8% 11.0% 13.3% 20.3% 10.2% 10.7% 8.2% 6.2% 69.9% 0.04
2025年3月期 14.3% 10.2% 12.9% 20.1% 10.2% 10.7% 7.5% 4.2% 71.1% 0.06
2024年3月期 13.5% 9.4% 11.9% 19.6% 9.7% 10.3% 7.1% 8.8% 69.7% 0.09

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 10.1% 10.4% 19.8% 10.2% 10.3% 9.7% -
2025年3月期 11.4% 16.8% 18.2% 9.8% 8.4% 10.3% 代表取締役 社長執行役員冨永宏
2024年3月期 9.1% 2.5% 12.0% 9.9% 8.4% 13.7% 代表取締役 社長執行役員冨永宏

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社クレスコ業種中央値
ROE15.8%11.1%
ROA11.0%6.6%
営業利益率10.2%8.6%
純利益率8.2%6.5%
自己資本比率69.9%62.0%
売上成長率10.1%9.1%
PER11.0倍17.2倍
PBR1.72倍2.29倍
EV/EBITDA6.3倍7.8倍
NC/時価総額24.0%20.4%
運転資本余剰/時価総額8.7%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社アバントグループ (3836) 571億円 282億円
ベース株式会社 (4481) 582億円 218億円
株式会社SRAホールディングス (3817) 583億円 533億円
株式会社ボードルア (4413) 587億円 174億円
株式会社フィックスターズ (3687) 591億円 96億円
株式会社イーエムシステムズ(商号 株式会社EMシステムズ) (4820) 550億円 237億円
株式会社スマレジ (4431) 605億円 111億円
株式会社ゼンリン (9474) 531億円 643億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

AISaaS
中期経営計画2026デジタルソリューション事業生成AI活用人的資本経営共創型モデル

見通し: 中期経営計画2026では、2026年度に売上高700億円、営業利益率11.5%を目指す。今期は売上・利益ともに好調に推移し、目標達成に向け順調。AI・クラウド・セキュリティ分野のデジタルソリューション事業の成長が牽引役。

強み: 「クレスコ固有の強み」と呼ぶ高い技術力と品質への責任感、顧客事業戦略成功を第一とする企業文化が、AI時代においても模倣困難な競争優位性を築く。

懸念: 生成AIによるIT・ソフトウェア業界への影響(アンソロピックショック)や、 ITエンジニアの獲得・育成競争の激化は、事業継続的な成長の足かせとなる可能性がある。

リスク: ①サービスリスク:不採算や納品不具合による損害賠償リスク。②情報漏洩・システムリスク:サイバー攻撃等による情報漏洩リスク。③開発人材獲得リスク:計画通りの人材獲得・連携不足による事業支障。④事業投資・資金運用リスク:M&Aや金融市場変動による損失。⑤災害等リスク:大規模災害・疫病による事業継続困難。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E04988は、ソフトウェア開発・保守を主軸としたITサービス事業を展開する企業です。事業はITサービス事業とデジタルソリューション事業の二つに大別されます。ITサービス事業は、エンタープライズ(情報・通信・広告、その他)、金融、製造といった幅広い業種に対し、システム開発、運用、保守などのサービスを提供しています。デジタルソリューション事業では、AI、クラウド、セキュリティ、データアナリティクスといった先進技術を活用したソリューションの提供に注力しており、近年その売上高が急速に拡大しています。同社は「CRESCO Group Ambition 2030」という長期ビジョンを掲げ、中期経営計画を通じて持続的な成長を目指しています。特に、顧客の課題解決を支援する「共創型モデル」への転換、品質リーダーシップの発揮、人的資本経営の推進、技術・デジタルソリューションの拡張、事業連携促進、グループ内デジタル変革、グループ一体経営を7つの戦略の柱として、顧客とともに持続的に成長し、社会を前進させることをミッションとしています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、E04988は増収増益という堅調な業績を達成しました。売上高は前期比10.1%増の647億円となり、総資産も同10.5%増の479億円へと増加しました。営業利益は同10.4%増の66億円、経常利益は同11.0%増の70億円と、利益面でも着実な成長が見られます。特に、親会社株主に帰属する当期純利益は同19.8%増の53億円と大きく伸びており、EPS(1株当たり当期純利益)も129.82円と、前期比21.5%の成長を遂げました。これは、デジタルソリューション事業の目覚ましい拡大(売上高99.1%増、セグメント利益488.1%増)が大きく貢献した結果であり、AI・クラウド・セキュリティ関連の受注が堅調だったことが示唆されます。ITサービス事業全体でも売上高は2.4%増、利益は4.7%増と底堅く推移しました。株主還元においては、1株配当を64.00円と、前期比52.4%の大幅増配を実施しており、株主還元の意欲も高まっています。

強みと競争優位性

E04988の強みは、創業以来培ってきた「高い技術力と品質への責任感」そして「顧客の事業戦略成功を第一とする業務知見と企業文化」にあります。これらの「クレスコ固有の強み」は、競合他社による模倣やAIによる代替が容易ではなく、参入障壁となっています。さらに、これらの強みを生成AI技術と融合させることで、AI時代の新たな品質基準の確立や、顧客戦略の実現を加速させる「共創」を推進しており、競争優位性をさらに強化しています。中期経営計画2026では、従来の受託型からプロダクト型・課題解決型・未来創造型へと提案スタイルを広げ、顧客の成長を支える「戦略パートナー」としての地位確立を目指しており、これが同社のビジネスモデルの進化を物語っています。また、M&Aやアライアンスも積極的に活用し、事業領域の拡大や技術力の強化を図っており、変化の速いIT業界において柔軟に対応できる体制を構築しています。

リスク要因

同社が認識している主要なリスクとしては、まずサービス提供における「サービスリスク」が挙げられます。これは、不採算プロジェクトの発生や納品物の不具合による損害賠償リスクを指します。仕様変更や予期せぬ技術的問題により追加工数が発生した場合、収益に影響を与える可能性があります。また、サイバー攻撃等による「情報漏洩・システムリスク」も、信用の失墜や損害賠償につながる潜在的リスクです。さらに、大規模自然災害や疫病といった「災害等リスク」は事業継続に影響を及ぼす可能性があります。IT業界特有のリスクとして、高度なスキルを持つ「開発人材の獲得に関するリスク」も存在し、計画通りの人材確保ができない場合、プロジェクト遂行に支障が出る恐れがあります。加えて、積極的なM&Aや資金運用に伴う「事業投資(M&A・アライアンス)及び資金の運用に関するリスク」も、投資効果の未達や金融市場の変動による影響が懸念されます。

投資テーマとの関連

E04988は、AI、クラウド、セキュリティ、データアナリティクスといったデジタルソリューション分野に経営資源を集中しており、これらの分野は現代の主要な投資テーマと深く関連しています。特に、同社は生成AIを「成長を加速するドライバー」として位置づけ、その研究・活用に積極的に取り組んでいます。これは、AI技術の進化と社会実装が進む中で、同社がその恩恵を享受し、新たなビジネス機会を創出する可能性を示唆しています。また、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の観点からも、顧客企業のシステム刷新や生産性向上を支援する同社のサービスは、多くの企業にとって不可欠なものとなっています。さらに、同社が強化している品質管理や人的資本経営の推進は、持続可能性やESG投資といった観点からも注目される要素であり、長期的な企業価値向上への期待につながります。

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