株式会社イーエムシステムズ(商号 株式会社EMシステムズ) (4820) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
ヘルスケアIT
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 184/649位
A
安定性
業種 170/657位
D
成長性
業種 512/637位
B
効率性
業種 274/657位
D
CF健全性
業種 448/656位
売上高
237億円
粗利率
50.2%
営業利益率
15.5%
純利益率
10.4%
ROE
12.1%
ROIC
12.3%
自己資本比率
73.9%
D/Eレシオ
0.03
有利子負債
6億円
ネットキャッシュ
73億円
NC/時価総額
13.2%
運転資本余剰*
21億円
運転資本余剰/時価総額*
3.8%
フリーCF
-2億円
FCFマージン
-0.9%
キャッシュ化率
0.82倍
PBR
2.70倍
EV/EBITDA
10.0倍
PER
22.4倍
想定株価
793.9円
想定時価総額
550億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 237億円 119億円 11億円 37億円 48億円 43億円 25億円
2024年12月期 248億円 136億円 14億円 45億円 58億円 52億円 24億円
2023年12月期 204億円 99億円 12億円 23億円 36億円 29億円 20億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 275億円 129億円 58億円 13億円 203億円
2024年12月期 317億円 183億円 91億円 20億円 205億円
2023年12月期 294億円 148億円 56億円 32億円 205億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 78億円 5億円 32億円 6億円 10億円 21億円 21億円
2024年12月期 119億円 9億円 43億円 14億円 9億円 13億円 28億円
2023年12月期 94億円 11億円 31億円 26億円 10億円 15億円 38億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 20億円 -22億円 -38億円 -2億円
2024年12月期 58億円 2億円 -36億円 60億円
2023年12月期 16億円 -20億円 10億円 -5億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 35.4円 293.8円 39.0円 110.0% 104.9円 22.4倍 793.9円 550億円 70,514,800株 1,293,700株
2024年12月期 34.5円 297.0円 35.0円 101.3% 151.1円 22.6倍 780.6円 540億円 70,514,800株 1,384,800株
2023年12月期 27.8円 289.5円 14.0円 50.4% 97.3円 25.1倍 696.8円 493億円 74,514,800株 3,818,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 12.1% 8.9% 12.3% 50.2% 15.5% 20.1% 10.4% -0.9% 73.9% 0.03
2024年12月期 11.8% 7.7% 14.2% 54.6% 18.0% 23.4% 9.8% 24.0% 64.8% 0.07
2023年12月期 9.6% 6.7% 7.1% 48.7% 11.5% 17.6% 9.6% -2.2% 69.6% 0.13

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 -4.8% -17.6% 1.1% 11.8% 19.6% 15.3% 代表取締役社長執行役員 國光 宏昌
2024年12月期 22.0% 91.6% 23.6% 19.8% 12.1% 33.7% 代表取締役社長執行役員 國光 宏昌
2023年12月期 20.3% -2.7% 3.6% 28.2% 9.2% 31.0% 代表取締役社長執行役員 國光 宏昌

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社イーエムシステムズ(商号 株式会社EMシステムズ)業種中央値
ROE12.1%11.1%
ROA8.9%6.6%
営業利益率15.5%8.6%
純利益率10.4%6.5%
自己資本比率73.9%62.0%
売上成長率-4.8%9.2%
PER22.4倍17.2倍
PBR2.70倍2.29倍
EV/EBITDA10.0倍7.8倍
NC/時価総額13.2%20.5%
運転資本余剰/時価総額3.8%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ゼンリン (9474) 531億円 643億円
株式会社アバントグループ (3836) 571億円 282億円
株式会社クレスコ (4674) 577億円 647億円
株式会社ミロク情報サービス (9928) 519億円 489億円
ベース株式会社 (4481) 582億円 218億円
株式会社SRAホールディングス (3817) 583億円 533億円
HENNGE株式会社 (4475) 513億円 109億円
株式会社ボードルア (4413) 587億円 174億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2025年12月期)

ヘルスケアIT
医療DXオンライン資格確認システム電子処方箋調剤システム医科システム

見通し: 2025年12月期は売上高23,658百万円(前期比4.7%減)と減収。電子処方箋の集中需要一巡が主因。しかし、2027年度ROE17%目標に向け、調剤・医科・介護/福祉各事業の収益性向上とシェア拡大を目指す。

強み: 医療・介護DX推進を背景としたシステム開発・提供能力。40年以上のノウハウと、行政対応やM&Aによる事業ポートフォリオ構築力。

懸念: 医療保険制度・介護保険制度の改正に伴うシステム改修の負担増。新製品開発遅延やソフトウェア減損リスク。中国子会社のコスト増と地政学リスク。

リスク: ① 医療保険制度改正による設備投資意欲減退リスク。② 制度改正に伴うプログラム変更の複雑化による業務量増加リスク。③ ソフトウェア開発遅延・中止による減損リスク、中国子会社のコスト増、国際情勢の影響。④ 個人情報漏洩による信用失墜リスク。⑤ 優秀人材の確保・育成難による事業影響。⑥ 新大阪ブリックビルの賃料収入・減損・自然災害リスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

EMシステムズは、医療・介護・福祉業界向けに特化したシステム開発・販売・保守サービスを提供する企業です。調剤薬局向けの調剤システム事業、クリニック向けの医科システム事業、介護・福祉サービス事業者向けの介護/福祉システム事業を主力としています。調剤システム事業では、PC導入型の自社開発ソフトウェア販売に加え、インターネット経由で利用するASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)形式のシステムも提供し、薬局間の情報共有や本部統括管理を支援しています。医科システム事業では、電子カルテシステムなどが主力製品であり、クリニック向けに開発・販売しています。介護/福祉システム事業では、介護・福祉サービス事業者向けシステムや医療介護連携ソリューションを展開しています。その他の事業としては、薬局経営、クリニック・薬局向けキャッシュレス決済及び経営支援、人材派遣なども手掛けており、多角的な事業展開を行っています。これらの事業を通じて、同社は医療・介護現場のDX推進と業務効率化に貢献し、地域住民へのサービス向上を支援することを目指しています。

直近決算ハイライト

2025年12月期連結決算では、売上高は23,658百万円(前期比4.7%減)となりました。これは、オンライン資格確認システムの医療扶助への対応やWindows10サポート終了に伴うハードウェアリプレイスは堅調に進捗したものの、前連結会計年度に活発であった電子処方箋の集中需要が一巡した影響を受けたことが主因です。営業利益は3,676百万円(同17.6%減)、経常利益は4,313百万円(同16.8%減)と、売上高の減少に加え、ハードウェアリプレイスに伴う仕入額の増加などが影響し、減益となりました。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は2,452百万円(同1.1%増)と微増を確保しました。これは、前期に計上した医科システム事業および介護/福祉システム事業における減損損失の反動があったためです。セグメント別では、調剤システム事業は売上高7.1%減、営業利益24.5%減と減収減益となりました。医科システム事業は、売上高12.3%増、営業利益は前年の営業損失から黒字転換しました。介護/福祉システム事業は、売上高0.6%減とほぼ横ばいでしたが、コスト削減効果により営業損失は改善しました。

強みと競争優位性

EMシステムズの強みは、長年にわたり培ってきた医療・介護・福祉業界に特化したシステム開発・販売・保守のノウハウと、広範な顧客基盤にあります。特に、調剤薬局およびクリニック向けのシステムにおいては、業界特有のニーズを深く理解し、きめ細やかなサービスを提供することで高い顧客満足度を維持しています。「医療DX令和ビジョン2030」など、国が進める医療DXの社会実装を強力に推進しており、オンライン資格確認システムや電子処方箋システムへの対応を迅速に行うことで、顧客のDX推進を支援し、事業機会を捉えています。また、ASP形式のネットワークシステム提供や、クラウドを活用した製品開発は、初期投資を抑えたい顧客層や、グループ内での情報共有を求める顧客にとって魅力的な選択肢となっています。さらに、カンパニー制の導入による組織再編や、インサイドセールスの強化、デジタルマーケティングの活用など、変化する市場環境に対応するための組織体制・営業戦略の強化にも積極的に取り組んでおり、これが将来的な競争優位性の維持・向上に繋がる可能性があります。M&Aやアライアンスの活用も視野に入れ、持続的な成長を目指す姿勢も強みと言えます。

リスク要因

同社の事業運営におけるリスクとしては、まず医療保険制度および介護保険制度の改正が挙げられます。制度変更の規模や内容によっては、クリニック・薬局の設備投資意欲の減退や、プログラム変更の複雑化による業務量増加、さらにはソフトウェアの減損処理につながる可能性があります。また、新製品開発におけるリスクも存在します。最新技術を活用したシステム開発は競争優位性の源泉ですが、開発の遅延や中止、陳腐化のリスクも伴い、ソフトウェアの減損処理が発生する可能性があります。特に、中国での開発委託費用の高騰や国際情勢の不透明感もリスク要因です。個人情報保護も重要なリスクであり、万が一情報漏洩が発生した場合は、社会的信用の失墜と甚大な不利益を招く恐れがあります。優秀な人材の確保・育成も、IT人材獲得競争の激化により、事業継続上の課題となる可能性があります。さらに、本社ビルである新大阪ブリックビルの賃料収入の変動や減損リスク、自然災害による毀損リスクも、財政状態や経営成績に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

EMシステムズは、現代社会における重要な投資テーマである「医療DX」や「ヘルスケア」分野に直接的に関連する事業を展開しています。政府が推進する「医療DX令和ビジョン2030」におけるオンライン資格確認システムや電子処方箋システムの普及は、同社にとって事業拡大の大きな機会となっています。同社はこれらのインフラ構築へのシステム導入支援を強化しており、医療・介護現場のデジタル化を促進する重要なプレーヤーとしての役割を担っています。少子高齢化社会の進展に伴う医療・介護需要の増加は、同社が提供するシステムの需要を長期的に下支えする要因となります。また、同社はAIツールのコールセンターへの導入や、社内業務へのAI活用を推進するなど、AI技術の活用にも意欲的であり、将来的な生産性向上やサービス品質向上に繋がる可能性を秘めています。これらの点から、同社は「医療DX」「ヘルスケア」「AI活用」といった投資テーマとの関連性が深く、これらのテーマの進展とともに成長が期待できる企業と言えます。

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