株式会社デジタルガレージ (4819) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
フィンテック
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 481/649位
D
安定性
業種 573/657位
D
成長性
業種 508/637位
E
効率性
業種 635/657位
E
CF健全性
業種 608/656位
売上高
410億円
粗利率
67.6%
営業利益率
7.2%
純利益率
3.1%
ROE
1.7%
ROIC
1.5%
自己資本比率
34.6%
D/Eレシオ
0.82
有利子負債
621億円
ネットキャッシュ
-216億円
NC/時価総額
-24.0%
運転資本余剰*
-474億円
運転資本余剰/時価総額*
-52.7%
フリーCF
-122億円
FCFマージン
-29.8%
キャッシュ化率
-3.85倍
PBR
1.19倍
EV/EBITDA
21.5倍
PER
69.8倍
想定株価
1951.6円
想定時価総額
899億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 410億円 56億円 22億円 30億円 52億円 30億円 13億円
2025年3月期 383億円 45億円 21億円 -102億円 -81億円 -102億円 -72億円
2024年3月期 379億円 46億円 20億円 63億円 83億円 63億円 58億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2187億円 1325億円 879億円 531億円 756億円
2025年3月期 2263億円 1444億円 976億円 511億円 754億円
2024年3月期 2314億円 1521億円 1044億円 349億円 893億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 405億円 3億円 357億円 621億円 535億円 78億円 -474億円
2025年3月期 564億円 4億円 305億円 616億円 549億円 80億円 -412億円
2024年3月期 496億円 4億円 302億円 673億円 696億円 70億円 -548億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 3億円 148億円
2025年3月期 3億円 129億円
2024年3月期 3億円 150億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 -49億円 -73億円 -34億円 -122億円
2025年3月期 317億円 -100億円 -149億円 217億円
2024年3月期 -110億円 -88億円 159億円 -198億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 28.0円 1645.8円 47.0円 168.1% -468.6円 69.8倍 1951.6円 899億円 47,714,532株 1,649,300株
2025年3月期 -155.3円 1645.5円 53.0円 - -114.7円 - - - 47,650,900株 1,649,200株
2024年3月期 126.8円 1883.7円 40.0円 31.6% -375.0円 26.2倍 3321.4円 1574億円 47,619,100株 239,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 1.7% 0.6% 1.5% 67.6% 7.2% 12.6% 3.1% -29.8% 34.6% 0.82
2025年3月期 -9.5% -3.2% -5.2% 66.2% -26.7% -21.2% -18.8% 56.7% 33.3% 0.82
2024年3月期 6.5% 2.5% 2.8% 71.8% 16.6% 21.9% 15.3% -52.3% 38.6% 0.75

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 7.0% -71.0% -82.2% 10.9% 0.2% - -
2025年3月期 1.2% -262.2% -223.8% -19.3% 0.7% - 代表取締役 兼社長執行役員グループCEO林郁
2024年3月期 25.9% -54.6% -35.9% -2.2% 1.2% -23.9% 代表取締役 兼社長執行役員グループCEO林郁

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社デジタルガレージ業種中央値
ROE1.7%11.2%
ROA0.6%6.6%
営業利益率7.2%8.6%
純利益率3.1%6.5%
自己資本比率34.6%62.0%
売上成長率7.0%9.2%
PER69.8倍17.2倍
PBR1.19倍2.29倍
EV/EBITDA21.5倍7.8倍
NC/時価総額-24.0%20.5%
運転資本余剰/時価総額-52.7%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ウェザーニューズ (4825) 883億円 235億円
カバー株式会社 (5253) 878億円 493億円
グリーホールディングス株式会社 (3632) 934億円 571億円
株式会社オークネット (3964) 950億円 641億円
株式会社東北新社 (2329) 845億円 477億円
ウイングアーク1st株式会社 (4432) 954億円 309億円
株式会社三菱総合研究所 (3636) 831億円 1215億円
さくらインターネット株式会社 (3778) 1000億円 353億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2025年3月期: 極端なFCFマージン
2024年3月期: 極端なFCFマージン
2023年3月期: 極端なFCFマージン

AI分析(2026年3月期)

フィンテック
キャッシュレス決済市場の拡大DX推進支援次世代決済プラットフォーム「NESTA」スタートアップ投資・育成オフバランス化推進

見通し: 2025年度は売上高7.0%増、営業利益は前期の赤字から黒字転換し30億円見込み。決済事業のKDDIグループ向け大型案件稼働や、DX推進によるロングタームインキュベーション事業の損失縮小が牽引。M&Aや投資事業のオフバランス化も進む。

強み: 決済プラットフォームを軸に、DX支援や集客支援まで包含する多層的なビジネスモデル。KDDI等戦略パートナーとの協業でインフラ基盤を強化。

懸念: 投資事業におけるスタートアップ企業の業績変動リスク、及びM&Aによる減損損失の可能性。また、サイバー攻撃や個人情報漏洩リスクへの継続的な対策が必要。

リスク: 1. 決済市場の競争激化や技術革新への対応遅れによる競争力低下リスク。2. スタートアップ投資における市場変動や地政学リスクによる投資回収の不確実性。3. サイバー攻撃による情報漏洩やシステム障害発生時の信用失墜・損害賠償リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

同社グループは、「持続可能な社会に向けた“新しいコンテクスト”をデザインし、テクノロジーで社会実装する」をパーパスに掲げ、「コンテクストカンパニー」として、企業と人、情報を有機的に結びつける事業を展開しています。インターネット黎明期からの実績と最新のネットワーク技術を駆使し、複雑な情報を結びつけることで、企業、人、情報の価値を相互に高める機能開発を主眼としています。事業は主に「プラットフォームソリューションセグメント」と「ロングタームインキュベーションセグメント」、「グローバル投資インキュベーションセグメント」の3つで構成されています。プラットフォームソリューションセグメントでは、決済代行サービスを中心に、QRコード決済やクレジットカード決済など多様な電子決済手段を提供し、金融フィンテック領域でのエコシステム構築を目指しています。ロングタームインキュベーションセグメントでは、戦略的な新規事業開発を通じてDX化やキャッシュレス化を支援し、中長期的な企業価値向上に繋がる次世代事業の創出に取り組んでいます。グローバル投資インキュベーションセグメントでは、国内外のスタートアップ企業への投資と育成を通じて、グループ事業との連携によるシナジー創出と企業価値最大化を図っています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高が410億円(前期比7.0%増)と増収を達成しました。しかし、営業利益は-74億円と赤字となりました。一方で、経常利益は30億円(前期比129.0%増)、当期純利益は13億円(前期比117.8%増)と大幅な黒字転換および増益を記録しました。この特異な損益構造は、営業利益の項目に影響を与えた一時的な要因や、投資事業における評価損益の変動などが影響していると考えられます。プラットフォームソリューション・セグメントでは、決済取扱高が前期比21.1%増の9.1兆円に拡大し、税引前利益も前期比3.6%増と堅調でした。ロングタームインキュベーション・セグメントでは、複数事業の成長フェーズ移行により事業損失が縮小し、税引前利益は前期比80.8%増となりました。グローバル投資インキュベーション・セグメントでは、外国為替相場の円安傾向もあり、税引前損失が前期比で大幅に減少しました。純資産は756億円(前期比0.2%増)とほぼ横ばいでしたが、総資産は2,187億円(前期比3.4%減)となりました。現金及び預金は405億円(前期比28.2%減)と減少しており、営業活動によるキャッシュ・フローも-49億円(前期比115.6%減)とマイナスに転じています。

強みと競争優位性

同社グループの強みは、インターネット黎明期から培ってきたノウハウと、最新のネットワーク技術を融合させた「コンテクストデザイン」能力にあります。特に、決済事業を中核に据えつつ、集客支援やDX化支援までを一体で提供する多層的なビジネスモデルは、顧客である事業者のバリューチェーン全体を支援し、売上最大化に貢献する点でユニークです。KDDIグループとの連携による次世代決済プラットフォーム「NESTA」の導入加速やりそなホールディングスとの資本業務提携は、社会インフラとしての決済基盤を強固にする上で重要な役割を果たしています。また、北米、日本、アジア、欧州に及ぶ独自のディールソース「グローバルインキュベーションストリーム」は、世界中の有望なスタートアップ企業への早期アクセスを可能にし、次世代技術の取り込みや、自社事業への知見還流という点で競争優位性を確立しています。さらに、決済・マーケティング事業における成長投資や株主還元を両立させる「キャッシュフロー・アロケーション」戦略は、持続的な成長と企業価値向上に向けた着実な経営姿勢を示しています。

リスク要因

同社グループが認識している主要なリスク要因としては、まず事業環境の変化が挙げられます。決済市場やeコマース市場は拡大傾向にあるものの、個人消費動向や景気変動による市場規模の停滞、または急速な技術進歩による競争環境の激化は、業績に影響を与える可能性があります。特に、価格競争や広告宣伝費の増加、新たな技術を持つ競合他社の出現は、収益性に懸念材料となります。また、事業展開している各種法令の制定・改正、新たなガイドライン等の導入は、事業活動を制約し、業績に重大な影響を与える可能性があります。セキュリティ及びシステム関連では、顧客情報漏洩やシステム障害が発生した場合、社会的信用の失墜や損害賠償リスク、事業継続への影響が懸念されます。さらに、人材の流動化や優秀な人材の確保・育成の遅れ、経営人材の不足は、事業拡大や継続性に影響を及ぼす可能性があります。投資事業においては、スタートアップ企業の将来性における不確実性や、市場変動、地政学リスクなどが、投資リターンの変動要因となり得ます。

投資テーマとの関連

同社グループは、DX(デジタルトランスフォーメーション)およびキャッシュレス化といった、現代の主要な投資テーマに深く関わっています。特に、日本経済産業省が推進するキャッシュレス社会への移行は、同社グループの主要事業である決済プラットフォーム事業にとって追い風となっています。2024年時点のキャッシュレス決済比率が目標を前倒しで達成し、さらなる上昇が見込まれる中、同社グループは決済取扱高の拡大を通じて、このトレンドの恩恵を受けることが期待されます。また、生成AIやWeb3といった最先端技術領域への投資も積極的に行っており、これらの技術の社会実装を支援することで、新たなコンテクストをデザインするというパーパスを実現しようとしています。グローバルなスタートアップ投資を通じて得られる最先端技術に関する知見やネットワークは、AI、フィンテック、IoTといった将来性の高い分野への展開において、同社グループの競争優位性をさらに高める可能性があります。これらのテーマとの関連性は、同社グループの将来的な成長ポテンシャルを示す重要な要素と言えます。

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