さくらインターネット株式会社 (3778) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
クラウドAIデータセンター生成AI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
E
収益性
業種 565/649位
E
安定性
業種 586/657位
D
成長性
業種 484/637位
E
効率性
業種 626/657位
E
CF健全性
業種 631/656位
売上高
353億円
粗利率
22.5%
営業利益率
-1.1%
純利益率
0.6%
ROE
0.7%
ROIC
-0.4%
自己資本比率
36.5%
D/Eレシオ
1.19
有利子負債
358億円
ネットキャッシュ
-204億円
NC/時価総額
-20.4%
運転資本余剰*
-185億円
運転資本余剰/時価総額*
-18.5%
フリーCF
-184億円
FCFマージン
-52.2%
キャッシュ化率
-
PBR
3.32倍
EV/EBITDA
16.4倍
PER
459.6倍
想定株価
2481.8円
想定時価総額
1000億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 353億円 80億円 77億円 -4億円 73億円 1億円 2億円
2025年3月期 314億円 112億円 48億円 41億円 89億円 41億円 29億円
2024年3月期 218億円 57億円 31億円 9億円 40億円 8億円 7億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 825億円 263億円 339億円 183億円 301億円
2025年3月期 814億円 417億円 403億円 108億円 301億円
2024年3月期 302億円 106億円 106億円 103億円 91億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 154億円 5億円 48億円 358億円 8億円 - -185億円
2025年3月期 295億円 6412万円 76億円 236億円 7億円 - -109億円
2024年3月期 53億円 1675万円 32億円 124億円 7億円 - -53億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 62億円 -246億円 43億円 -184億円
2025年3月期 58億円 -83億円 268億円 -25億円
2024年3月期 29億円 -20億円 -4億円 9億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 5.4円 752.1円 5.0円 92.6% -507.1円 459.6倍 2481.8円 1000億円 41,890,700株 1,598,500株
2025年3月期 75.2円 751.4円 4.0円 5.3% 145.0円 48.9倍 3678.8円 1482億円 41,890,700株 1,618,200株
2024年3月期 18.3円 255.8円 3.5円 19.2% -198.4円 311.1倍 5680.7円 2044億円 37,620,700株 1,638,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 0.7% 0.3% -0.4% 22.5% -1.1% 20.8% 0.6% -52.2% 36.5% 1.19
2025年3月期 9.8% 3.6% 5.4% 35.8% 13.2% 28.4% 9.3% -8.1% 36.9% 0.79
2024年3月期 7.1% 2.2% 2.9% 26.3% 4.0% 18.4% 3.0% 3.9% 30.2% 1.36

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 12.4% -109.7% -92.7% 19.6% 9.8% - -
2025年3月期 43.9% 368.7% 350.7% 16.2% 7.5% 75.8% 代表取締役社長 兼最高経営責任者田中邦裕
2024年3月期 5.8% -19.1% -2.2% -0.5% 2.3% -13.6% 代表取締役社長 兼最高経営責任者田中邦裕

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標さくらインターネット株式会社業種中央値
ROE0.7%11.2%
ROA0.3%6.6%
営業利益率-1.1%8.6%
純利益率0.6%6.5%
自己資本比率36.5%62.0%
売上成長率12.4%9.1%
PER459.6倍17.2倍
PBR3.32倍2.29倍
EV/EBITDA16.4倍7.8倍
NC/時価総額-20.4%20.5%
運転資本余剰/時価総額-18.5%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社アルゴグラフィックス (7595) 1006億円 715億円
ウイングアーク1st株式会社 (4432) 954億円 309億円
株式会社オークネット (3964) 950億円 641億円
グリーホールディングス株式会社 (3632) 934億円 571億円
株式会社テレビ東京ホールディングス (9413) 1093億円 1649億円
株式会社デジタルガレージ (4819) 899億円 410億円
Appier Group株式会社 (4180) 1102億円 437億円
株式会社ウェザーニューズ (4825) 883億円 235億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2026年3月期: 極端なFCFマージン

AI分析(2026年3月期)

クラウドAIデータセンター
生成AI向けGPUサービスガバメントクラウドパートナーエコシステムデータセンターAI活用

見通し: 2025年度は、GPUインフラ・クラウドサービスを中心に売上高10%増を見込む。生成AI需要拡大を捉え、パートナー戦略強化とAI活用で顧客獲得・LTV最大化を目指す。利益率は先行投資で一時的に低下するが、中長期的成長に繋がる。

強み: 国内データセンターを自社運営し、クラウド・GPUインフラ・物理基盤・その他サービスをワンストップ提供。ガバメントクラウド採択実績も強み。

懸念: 競合他社との資本力・販売力・知名度の差。電力・設備関連コスト上昇分を価格転嫁できないリスク。GPU等一部機器の海外調達遅延。

リスク: 競合激化による競争力低下。大規模自然災害やサイバー攻撃によるサービス停止リスク。電力・設備関連コスト上昇と調達遅延による業績への影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、国内データセンターを基盤としたクラウド・インターネットインフラサービスの提供を主軸として事業を展開しています。主要なサービスカテゴリーは、パブリッククラウドサービスである「さくらのクラウド」や「さくらのレンタルサーバ」などを個人、法人、文教・公共分野に提供する「クラウドサービス」、生成AI開発や機械学習などに用いられるGPUリソースを提供する「GPUインフラストラクチャーサービス」、顧客所有の機器設置スペースとネットワーク環境を貸与する「ハウジングサービス」や専用サーバーを提供する「物理基盤サービス」、そして官公庁からの受託案件やシステムインテグレーション、セキュリティ関連サービスなどを包括する「その他サービス」の4つで構成されています。特に、ガバメントクラウドへの採択や生成AI関連サービスへの注力が、近年の成長戦略における重要な要素となっています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、当社グループは売上高353億円(前期比12.4%増)と、前年度からの順調な成長を達成し、過去最高収益を更新しました。この成長は、主力のGPUインフラストラクチャーサービスやクラウドサービスが堅調に推移したことに加え、官公庁向けの大口案件受注が「その他サービス」の売上を押し上げたことが寄与しました。しかしながら、利益面では、中長期的な成長を見据えたGPU・データセンター・人材への積極的な先行投資、および「その他サービス」の売上原価増加などにより、営業利益は4億円の赤字(前期比109.7%減)、経常利益は1億円(前期比97.4%減)、当期純利益は2億円(前期比92.6%減)となりました。売上総利益率は22.5%、売上高対経常利益率は0.3%と、目標水準を下回りましたが、これは将来の企業価値向上に資する戦略的投資の結果であると認識しています。

強みと競争優位性

当社の強みは、国内に自社で運営するデータセンターを保有している点にあります。これにより、インフラ基盤の安定性と柔軟なサービス提供体制を構築しており、特に昨今の経済安全保障の観点から高まる国産パブリッククラウドへの期待に応えることができます。また、ガバメントクラウドへの正式採択は、公共・エンタープライズ領域における信頼性の高さを証明するものです。GPUインフラストラクチャーサービスにおいては、最新GPUの提供やHPCクラスタ計算機を用いたサービスなど、生成AIやディープラーニングといった最先端分野で求められる高度な計算資源を提供できる体制を整えています。さらに、システムインテグレーションから開発、保守、運用、顧客サポートまでをグループ内でワンストップで提供できる体制は、顧客の多様なニーズに迅速かつ包括的に対応できる競争優位性となっています。

リスク要因

当社グループは、激しい競争環境下での他社との競合リスクに直面しています。特に、大手競合他社が有する潤沢な経営資源や高い知名度に対して、差別化とシェア拡大を図る必要があります。また、データセンターの安全性維持には万全を期していますが、大規模自然災害やサイバー攻撃、パンデミックといった予期せぬ事象発生時は、サービス提供停止による業績への影響が懸念されます。さらに、データセンターの賃借契約における予期せぬ解消リスクや、個人情報保護法遵守の徹底、電気通信事業法をはじめとする各種法令遵守が求められます。これらの法令違反や、知的財産権侵害訴訟、ネットワークセキュリティインシデントは、企業イメージの毀損や損害賠償責任発生、サービス提供の一時停止など、業績に多大な影響を及ぼす可能性があります。加えて、電力価格の高騰やサーバー・ネットワーク機器の調達遅延、建設・工事費の上昇なども、コスト増加要因としてリスクとなります。

投資テーマとの関連

当社グループは、AIやデジタルインフラといった、現代の主要な投資テーマに深く関連しています。特に、生成AIの発展に伴うGPUコンピューティングリソースへの需要増加は、当社の「GPUインフラストラクチャーサービス」にとって大きな成長機会となっています。最新GPUの提供やHPCクラスタを用いたサービスは、AI研究開発や大規模言語モデル(LLM)開発を推進する企業にとって不可欠なインフラとなります。また、DXの加速と経済安全保障の観点から重要性が増している国内デジタルインフラ、特に国産パブリッククラウドの分野においては、ガバメントクラウドへの採択実績が、公共およびエンタープライズ市場における信頼性の基盤となっています。これらのテーマへの貢献と、それに伴う継続的なサービス拡充は、中長期的な企業価値向上に繋がるものと考えられます。

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