株式会社アルゴグラフィックス (7595) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AIクラウドSaaS自動車部品半導体
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 40/649位
C
安定性
業種 369/657位
C
成長性
業種 287/637位
B
効率性
業種 187/657位
A
CF健全性
業種 32/656位
売上高
715億円
粗利率
26.3%
営業利益率
15.0%
純利益率
26.8%
ROE
39.3%
ROIC
15.4%
自己資本比率
60.3%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
322億円
NC/時価総額
32.0%
運転資本余剰*
65億円
運転資本余剰/時価総額*
6.5%
フリーCF
176億円
FCFマージン
24.6%
キャッシュ化率
0.24倍
PBR
2.06倍
EV/EBITDA
6.3倍
PER
5.4倍
想定株価
1423.1円
想定時価総額
1006億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 715億円 188億円 1億円 107億円 109億円 114億円 192億円
2025年3月期 695億円 179億円 8029万円 102億円 103億円 109億円 74億円
2024年3月期 595億円 160億円 6877万円 92億円 92億円 97億円 65億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 810億円 601億円 257億円 39億円 488億円
2025年3月期 865億円 618億円 202億円 67億円 572億円
2024年3月期 751億円 539億円 169億円 57億円 501億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 322億円 26億円 209億円 - 127億円 2億円 65億円
2025年3月期 359億円 26億円 166億円 - 212億円 3億円 157億円
2024年3月期 318億円 22億円 131億円 - 191億円 5億円 149億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 47億円 129億円 -214億円 176億円
2025年3月期 65億円 -2億円 -23億円 63億円
2024年3月期 97億円 -9億円 -19億円 87億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 263.5円 710.0円 65.0円 24.7% 455.8円 5.4倍 1423.1円 1006億円 80,000,000株 9,320,700株
2025年3月期 87.4円 671.0円 27.5円 31.5% 412.6円 14.8倍 1293.4円 1126億円 89,416,000株 2,396,400株
2024年3月期 76.5円 588.3円 22.5円 29.4% 365.8円 14.1倍 1078.4円 938億円 89,416,000株 2,396,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 39.3% 23.7% 15.4% 26.3% 15.0% 15.2% 26.8% 24.6% 60.3% -
2025年3月期 13.0% 8.6% 12.5% 25.7% 14.7% 14.8% 10.7% 9.0% 66.1% -
2024年3月期 13.0% 8.7% 12.8% 26.9% 15.4% 15.5% 11.0% 14.7% 66.8% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 2.9% 5.3% 157.7% 10.3% 10.5% 11.4% -
2025年3月期 16.9% 11.2% 14.2% 14.6% 7.6% 15.6% 代表取締役 会長執行役員(CEO)藤澤義麿
2024年3月期 11.6% 18.0% 20.3% 11.1% 5.7% 17.6% 代表取締役 会長執行役員(CEO)藤澤義麿

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社アルゴグラフィックス業種中央値
ROE39.3%11.1%
ROA23.7%6.6%
営業利益率15.0%8.6%
純利益率26.8%6.5%
自己資本比率60.3%62.0%
売上成長率2.9%9.2%
PER5.4倍17.2倍
PBR2.06倍2.29倍
EV/EBITDA6.3倍7.8倍
NC/時価総額32.0%20.4%
運転資本余剰/時価総額6.5%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
さくらインターネット株式会社 (3778) 1000億円 353億円
ウイングアーク1st株式会社 (4432) 954億円 309億円
株式会社オークネット (3964) 950億円 641億円
グリーホールディングス株式会社 (3632) 934億円 571億円
株式会社テレビ東京ホールディングス (9413) 1093億円 1649億円
Appier Group株式会社 (4180) 1102億円 437億円
株式会社デジタルガレージ (4819) 899億円 410億円
株式会社ウェザーニューズ (4825) 883億円 235億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

AIクラウドSaaS自動車部品
PLMソリューションDXAIデータセンター自動車関連業界

見通し: 今期は売上高2.9%増、営業利益5.3%増と堅調。特にPLMソリューションが自動車業界のIT投資拡大に支えられ4.8%増。来期は自己資本比率低下が見込まれるものの、投資効果の発現が期待される。

強み: ダッソーシステムズ社「CATIA」を主力とするPLMソリューションが強み。製造業顧客基盤を活かし、ITインフラ、DX、AI分野へ事業拡大を図る。

懸念: 主力製品の仕入先であるダッソーシステムズ社の経営方針変更リスク。また、顧客のIT投資縮小や、専門人材の採用・育成競争激化も懸念される。

リスク: 主力製品の仕入先であるダッソーシステムズ社の経営方針変更リスク。顧客である製造業のIT投資縮小リスク。専門人材の確保・育成競争激化による事業拡大への影響リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

同社グループは、PLM(Product Lifecycle Management)事業とEDA(Electronic Design Automation)事業を主力として展開するITソリューション企業です。PLM事業では、製品の企画から設計、製造、保守、廃棄に至るまでの全工程を管理する手法に基づき、顧客の経営目標達成に向けたソリューションを提供しています。「3次元設計システムCATIA」を核としたPLMソリューションは、自動車、航空機、電機、機械といった製造業を中心に、CAE、CAM、BOM、PDMといった応用技術と組み合わせて、企業の事業戦略に不可欠な工程短縮やコスト削減、グローバル開発体制の整備に貢献しています。また、「システム構築支援」では、クラウドやPCクラスター等の先端技術を活用し、ビッグデータ処理や業務効率化に資するシステムを構築。ハードウェア販売に付随する保守・その他サービスも提供し、顧客満足度向上に努めています。EDA事業では、半導体や電子部品の設計を自動化・支援する電子系CADソフトウェアを自社開発・販売・サポートしており、特に大規模集積回路やFPD、微細加工部品の設計分野で強みを持っています。2026年3月期においては、PLM事業が売上全体の約97%を占め、その中でもPLMソリューションが約58%と中心的な役割を担っています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高が前期比2.9%増の715億円となり、好調な自動車関連ビジネスを中心に堅調に推移しました。営業利益も同5.3%増の107億円と増益を達成し、営業利益率は15.0%と前期から0.3ポイント改善しました。これは、システムエンジニアの稼働率向上への継続的な取り組みや、案件増加に対応するための外注費増加を吸収した結果と言えます。経常利益は同4.6%増の114億円となりました。特筆すべきは、親会社株主に帰属する当期純利益が同157.7%増と大幅に増加し192億円に達した点です。これは、投資有価証券売却益160億円を特別利益として計上したことが大きく寄与しています。一方で、純資産は同4.4%減の452億円、総資産は同6.4%減の810億円となりました。これは、自己株式取得により191億円を支出した影響が財務諸表に反映されたものと推察されます。営業活動によるキャッシュ・フローは47億円で、前期比27.8%減となりましたが、これは主に売上債権の増加や法人税等の支払いが主な要因として挙げられます。

強みと競争優位性

同社グループの強みは、製造業、特に自動車・航空機業界における長年にわたるPLMソリューション提供で培われた専門性と、フランスのダッソーシステムズ社製「CATIA」を中心とした強力な製品ポートフォリオにあります。この主力製品は、高度な3次元設計能力を持ち、自動車業界などで不可欠な存在となっています。さらに、CAE、CAM、PDMといったCAD応用技術を幅広く提供することで、顧客の設計・開発プロセスの最適化を支援し、単なるソフトウェア提供に留まらない付加価値の高いサービスを提供しています。また、半導体・電子部品設計分野における自社開発EDAソリューションも、専門性の高い市場での競争優位性を築いています。製造業のIT投資動向に精通し、顧客の事業戦略と密接に連携したソリューション提案力は、参入障壁を形成しています。主要顧客であるホンダグループへの売上比率が19.8%と高いことも、長年の信頼関係と密接な連携の証であり、安定した収益基盤となっています。

リスク要因

同社グループの事業は、主要顧客層が製造業に集中していることから、製造業全体のIT投資動向に大きく左右されるリスクを抱えています。特に、自動車業界においてはEV化・自動運転への対応、半導体・精密機器分野では生成AIやデータセンター需要の拡大といった投資拡大の機会がある一方、市況変動による投資抑制リスクも内在しています。また、主力製品である「CATIA」の仕入先であるダッソーシステムズ社の経営方針や製品評価の変更は、事業に直接的な影響を与える可能性があります。さらに、高度な専門性を要する分野での事業展開は、人材獲得競争の激化や人件費上昇といった人的資本に関するリスクも伴います。サイバー攻撃等による顧客機密情報の漏洩リスクも、ソリューション提供事業者としての責任を鑑みると、経営上の重要な課題となります。これらのリスクは、同社グループの財政状態や経営成績に重要な影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

同社グループは、製造業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するソリューション提供企業として、現代の主要な投資テーマである「DX」や「インダストリー4.0」と深く関連しています。特に、自動車業界におけるEV化・自動運転、半導体・精密機器分野における生成AIやデータセンター需要の拡大といったトレンドは、同社が提供するPLMソリューションやシステム構築支援、EDAソリューションへの需要を直接的に喚起する要因となります。これらの先端技術分野への投資拡大は、同社にとって事業成長の機会となります。また、中長期成長の源泉として人材投資や人的資本経営を重視し、AIやITインフラといった高度専門分野での事業展開を強化する姿勢は、テクノロジー関連の投資テーマとも親和性が高いと言えます。顧客の事業戦略とIT投資を密接に結びつけることで、持続的な成長を目指しており、今後の技術革新や産業構造の変化に対応していくことで、さらなる投資テーマとの関連性を深めていくことが期待されます。

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