Appier Group株式会社 (4180) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AISaaS
財務プロファイル(全4181社中の相対位置)
C
収益性
業種 418/659位
C
安定性
業種 398/666位
B
成長性
業種 173/641位
C
効率性
業種 468/666位
D
CF健全性
業種 473/666位
売上高
437億円
粗利率
53.8%
営業利益率
6.8%
純利益率
5.9%
ROE
6.9%
ROIC
4.3%
自己資本比率
61.4%
D/Eレシオ
0.30
有利子負債
111億円
ネットキャッシュ
6億円
NC/時価総額
0.6%
運転資本余剰*
-38億円
運転資本余剰/時価総額*
-3.4%
フリーCF
-11億円
FCFマージン
-2.4%
キャッシュ化率
1.28倍
PBR
2.97倍
EV/EBITDA
16.0倍
PER
43.0倍
想定株価
1081.0円
想定時価総額
1102億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 437億円 235億円 39億円 30億円 69億円 27億円 26億円
2024年12月期 341億円 178億円 29億円 20億円 49億円 21億円 29億円
2023年12月期 264億円 137億円 20億円 8億円 28億円 11億円 10億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 605億円 366億円 155億円 79億円 371億円
2024年12月期 446億円 280億円 87億円 17億円 343億円
2023年12月期 379億円 249億円 65億円 22億円 299億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 117億円 - 106億円 111億円 - 84億円 -38億円
2024年12月期 55億円 - 64億円 38億円 - 31億円 -32億円
2023年12月期 61億円 - 37億円 33億円 - 28億円 -4億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2025年12月期 61億円 5億円
2024年12月期 58億円 4億円
2023年12月期 49億円 5億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 33億円 -43億円 70億円 -11億円
2024年12月期 19億円 -22億円 -8億円 -3億円
2023年12月期 22億円 20億円 -23億円 42億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 25.1円 364.4円 2.3円 8.9% 6.1円 43.0倍 1081.0円 1102億円 102,589,177株 653,600株
2024年12月期 28.7円 337.6円 2.0円 7.0% 16.9円 51.0倍 1463.7円 1488億円 102,289,998株 653,500株
2023年12月期 9.8円 285.5円 - - 27.4円 188.0倍 1851.8円 1887億円 101,882,216株 200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 6.9% 4.2% 4.3% 53.8% 6.8% 15.7% 5.9% -2.4% 61.4% 0.30
2024年12月期 8.5% 6.6% 3.6% 52.3% 5.8% 14.4% 8.6% -0.9% 76.9% 0.11
2023年12月期 3.4% 2.6% 1.7% 51.9% 3.0% 10.7% 3.8% 15.9% 79.0% 0.11

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 28.4% 50.2% -12.6% 31.1% 37.3% 289.7% 代表取締役CEO 游直翰
2024年12月期 28.9% 147.4% 192.2% 39.1% - - 代表取締役CEO 游直翰
2023年12月期 36.0% 1492.6% 4598.1% 43.3% - - 代表取締役CEO 游直翰

業種比較(情報・通信業、665社中央値)

指標Appier Group株式会社業種中央値
ROE6.9%11.1%
ROA4.2%6.5%
営業利益率6.8%8.7%
純利益率5.9%6.6%
自己資本比率61.4%62.1%
売上成長率28.4%9.1%
PER43.0倍16.8倍
PBR2.97倍2.17倍
EV/EBITDA16.0倍7.5倍
NC/時価総額0.6%20.8%
運転資本余剰/時価総額-3.4%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全666社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社テレビ東京ホールディングス (9413) 1093億円 1649億円
フリー株式会社 (4478) 1192億円 424億円
株式会社アルゴグラフィックス (7595) 1006億円 715億円
株式会社PKSHA Technology (3993) 1201億円 218億円
さくらインターネット株式会社 (3778) 1000億円 353億円
ウイングアーク1st株式会社 (4432) 954億円 309億円
株式会社オークネット (3964) 950億円 641億円
株式会社タイミー (215A) 1262億円 210億円
情報・通信業の企業一覧(全666社)→

異常検知フラグ

2021年12月期: 極端なFCFマージン

AI分析(2025年12月期)

AISaaS
AaaS(Agentic AI as a Service)AIエージェントファーストパーティーデータオムニチャネルマーケティングROI向上

見通し: AI SaaS市場はIDC推計で2026年に1,234億ドル規模へ拡大。同社はAIネイティブ企業として、自律型AIによるオムニチャネルマーケティングでROI向上に貢献。今後はAIエージェントへの進化で、さらなる事業拡大が見込まれる。

強み: 世界レベルのAIサイエンティストを擁し、機械学習技術やオンラインリアルタイム学習、転移学習等に強み。プラットフォームのネットワーク効果も競合優位性。

懸念: AIマーケティング市場は急速な発展段階にあり、個人情報保護規制の厳格化や、AI技術の進化に追いつけないリスク、競合激化による価格競争の可能性。

リスク: AIマーケティング市場の成長性 uncertainty、AI技術の進化への対応遅延、個人情報保護規制強化による事業影響、激化する競争環境下での価格競争やシェア低下リスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

同社は、マーケティング領域におけるAaaS(Agentic AI as a Service)ソリューションを提供するAIネイティブ企業です。ミッションは「自律型AIでROIを向上させる」こと。インターネット及びモバイルデバイスの普及によるデータ爆発、AI活用への認識の高まり、専門人材不足による外部プラットフォーム利用の拡大といった経営環境を踏まえ、顧客企業のROI向上に貢献するAIソリューションを提供しています。具体的には、自律型AIが顧客接点の全領域を支援し、事業戦略の立案から実行までをサポートすることで、明朗で説得力のある意思決定を可能にします。近年のAI SaaSソリューションからAIコパイロット、AIエージェントへと進化しており、業務の自動化・効率化、インサイト生成、さらには自律的な目標設定・計画・実行・改善までを担うモデルへと進化しています。2025年12月期は、売上高437億円、営業利益30億円を記録しました。

直近決算ハイライト

2025年12月期の決算は、売上高が前期比+28.4%の437億円と大幅な増加を達成しました。営業利益も同+50.2%の30億円と、売上増加を上回る伸びを示し、収益性の改善が見られます。経常利益も同+29.7%の27億円となりました。一方で、当期純利益は同-12.6%の26億円と減益に転じました。これは、一時的な特別損益の影響や、投資フェーズにおける研究開発費・販売促進費の増加などが要因として考えられます。純資産は同+8.3%の371億円、総資産は同+35.5%の605億円と、資産規模が拡大しています。特に現金及び預金は同+113.5%と大きく増加しており、財務基盤の強化がうかがえます。営業キャッシュフローも同+69.7%の33億円と堅調でした。EPSは前期比-12.4%と純利益の減少と連動しましたが、1株配当は同+12.5%の2.25円に増配されており、株主還元への意欲も示されています。

強みと競争優位性

同社の強みは、機械学習を用いたAI技術における継続的なイノベーションです。深層表現学習技術、自動化された機械学習、オンラインリアルタイム学習、転移学習といった先進技術を基盤としたプラットフォームは、競合他社との差別化要因となっています。AI分野での数々の受賞歴や、国際的なデータ・マイニング・コンテストでの実績は、その技術力の高さを裏付けています。また、AIエキスパートとビジネス経験豊富な人材による経営陣も強みです。世界レベルのAIサイエンティストや大規模システム開発の経験者、科学的アプローチを事業運営に取り入れる人材などが経営を牽引しています。さらに、顧客の利用拡大に伴いAIの学習データが増加し、アルゴリズム精度が向上するというネットワーク効果は、プラットフォームの価値をさらに高め、他社が短期間で再現困難な競争優位性を築いています。エンタープライズ顧客にフォーカスし、顧客あたりの売上総利益を増加させる戦略も、営業生産性の向上と収益循環に寄与しています。

リスク要因

同社が直面するリスクとして、まず市場の成長性に関するものがあります。AaaSソリューションの需要が期待通りに伸びない可能性や、クラウド型ソフトウェアへの移行の不確実性が挙げられます。また、AIマーケティング市場の未成熟さと季節性、マクロ経済の変動、地政学的リスクも業績に影響を与える可能性があります。顧客企業の維持・獲得も重要な課題であり、競合他社の戦略やブランド力、eコマース・デジタルコンテンツ業界への依存度、顧客単価の維持がリスクとなります。さらに、市場規模の推計の限界、事業のグローバル展開に伴う各国の法規制や文化の違い、先行投資から期待通りの効果が得られないリスク、技術革新への追随、顧客ニーズへの対応遅延、競合激化による価格競争なども懸念されます。代理店への依存や外部クラウドサーバー、インターネット接続への依存、個人情報保護規制の厳格化、情報管理体制の脆弱性も潜在的なリスクとして存在します。

投資テーマとの関連

同社は、AI(人工知能)という成長性の高い投資テーマに直接的に関連しています。特に、マーケティング領域におけるAI活用、すなわち「AIマーケティング」や「AaaS(Agentic AI as a Service)」に特化しており、AIによる顧客分析、パーソナライズされたマーケティング、マーケティングROIの向上などを支援するソリューションを提供しています。AI技術の進化、特に自律型AIエージェントへの進化は、今後の企業の業務効率化や意思決定支援において重要な役割を果たすと期待されます。また、ファーストパーティーデータ中心の世界におけるAIの重要性の高まりというトレンドにも合致しており、顧客企業が保有するデータを最大限に活用できるプラットフォームを提供しています。デジタル化の加速や、AI人材不足による外部プラットフォーム利用の拡大といった経営環境も、同社の事業成長を後押しする要因となるでしょう。AIによる予測がマーケティング・セールス投資の中心になるという将来像は、同社の提供価値を明確に示しています。

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