株式会社PKSHA Technology (3993) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AISaaS
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 222/649位
C
安定性
業種 387/657位
A
成長性
業種 89/637位
D
効率性
業種 519/657位
E
CF健全性
業種 500/656位
売上高
218億円
粗利率
49.8%
営業利益率
24.3%
純利益率
12.3%
ROE
7.8%
ROIC
8.2%
自己資本比率
63.4%
D/Eレシオ
0.32
有利子負債
109億円
ネットキャッシュ
85億円
NC/時価総額
7.1%
運転資本余剰*
49億円
運転資本余剰/時価総額*
4.1%
フリーCF
-10億円
FCFマージン
-4.7%
キャッシュ化率
1.93倍
PBR
3.48倍
EV/EBITDA
18.3倍
PER
44.6倍
想定株価
3856.6円
想定時価総額
1201億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年9月期 218億円 108億円 8億円 53億円 61億円 47億円 27億円
2024年9月期 169億円 85億円 6億円 32億円 39億円 19億円 21億円
2023年9月期 139億円 69億円 6億円 17億円 23億円 18億円 8億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年9月期 544億円 249億円 144億円 52億円 345億円
2024年9月期 417億円 197億円 51億円 43億円 322億円
2023年9月期 369億円 192億円 51億円 30億円 287億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年9月期 194億円 6億円 43億円 109億円 非該当 129億円 49億円
2024年9月期 153億円 6億円 26億円 47億円 非該当 70億円 102億円
2023年9月期 155億円 4億円 20億円 30億円 37億円 57億円 104億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2025年9月期 2937万円 41億円
2024年9月期 - 51億円
2023年9月期 - -

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年9月期 52億円 -62億円 49億円 -10億円
2024年9月期 23億円 -31億円 8億円 -8億円
2023年9月期 24億円 17億円 -11億円 41億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年9月期 86.5円 1110.8円 - - 272.1円 44.6倍 3856.6円 1201億円 31,948,000株 793,800株
2024年9月期 67.8円 1040.3円 - - 338.7円 49.9倍 3382.2円 1053億円 31,948,000株 801,700株
2023年9月期 24.8円 927.4円 - - 400.2円 109.6倍 2720.3円 847億円 31,948,000株 804,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年9月期 7.8% 4.9% 8.2% 49.8% 24.3% 28.0% 12.3% -4.7% 63.4% 0.32
2024年9月期 6.5% 5.0% 6.1% 50.5% 19.1% 22.9% 12.4% -4.6% 77.3% 0.15
2023年9月期 2.6% 2.1% 3.8% 49.8% 12.4% 16.6% 5.5% 29.5% 77.8% 0.11

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年9月期 28.9% 63.4% 27.8% 23.7% 24.1% 50.0% 代表取締役 上野山勝也
2024年9月期 21.5% 88.2% 176.2% 24.6% 40.7% 65.5% 代表取締役 上野山勝也
2023年9月期 20.8% 9.8% -9.1% 23.4% 56.0% 39.4% 代表取締役 上野山勝也

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社PKSHA Technology業種中央値
ROE7.8%11.2%
ROA4.9%6.6%
営業利益率24.3%8.6%
純利益率12.3%6.5%
自己資本比率63.4%62.0%
売上成長率28.9%9.1%
PER44.6倍17.2倍
PBR3.48倍2.29倍
EV/EBITDA18.3倍7.8倍
NC/時価総額7.1%20.5%
運転資本余剰/時価総額4.1%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
Appier Group株式会社 (4180) 1102億円 437億円
サイボウズ株式会社 (4776) 1303億円 374億円
株式会社テレビ東京ホールディングス (9413) 1093億円 1649億円
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 (3765) 1368億円 932億円
株式会社アルゴグラフィックス (7595) 1006億円 715億円
さくらインターネット株式会社 (3778) 1000億円 353億円
ウイングアーク1st株式会社 (4432) 954億円 309億円
株式会社オークネット (3964) 950億円 641億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2020年9月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2019年9月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2018年9月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2017年9月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)

AI分析(2025年9月期)

AISaaS
AI Research & Solution事業AI SaaS事業自然言語処理技術深層学習技術生成AI

見通し: AI技術、特に生成AIの進化を追い風に、AI Research & Solution事業とAI SaaS事業の二輪駆動で事業拡大を見込む。人材確保と開発体制強化が成長の鍵。M&Aによる規模拡大も継続。120字以内

強み: 機械学習・深層学習・自然言語処理技術を核としたアルゴリズム開発力。顧客ニーズに合わせたソリューション提供と汎用SaaSプロダクト展開の二面性。80字以内

懸念: 優秀なエンジニアの獲得・育成の遅延リスク。急速な技術革新への対応遅れや汎用競合商品の出現による競争力低下の可能性。80字以内

リスク: 優秀な人材の獲得・育成が計画通りに進まない場合、事業拡大やサービス提供に影響。生成AI等の技術革新や代替技術の出現により、競争力が低下するリスク。クラウドサービスへの依存によるシステム障害発生リスク。120字以内

AI詳細分析(2025年9月期)

事業概要

PKSHA Technologyは、「未来のソフトウエアを形にする」をミッションに掲げ、機械学習、深層学習、自然言語処理といったアルゴリズム技術を核とした研究開発と社会実装を行う企業です。事業は大きく「AI Research & Solution事業」と「AI SaaS事業」の二つで構成されています。AI Research & Solution事業では、顧客企業のニーズに応じた共同研究開発やソリューション提供を行っており、IoTデータ活用や人事・フリーランス領域でのAI活用も推進しています。AI SaaS事業では、研究開発で得られたアルゴリズム成果を基に、自動応答エンジン「PKSHA ChatAgent」や「PKSHA VoiceAgent」、FAQシステム「PKSHA FAQ」、RPAソフトなどを提供し、顧客接点や社内業務の効率化・高度化を支援しています。同社は、テキスト理解、対話、画像解析、推薦、予測、異常検知、強化学習といった多様なアルゴリズムモジュールを開発しており、これらを顧客のソフトウェアやハードウェアに組み込んだり、自社SaaSプロダクトとして提供したりしています。収益構造は、初期設定時のイニシャルフィーと月額のライセンスフィーで構成されており、顧客継続率の高さが特徴です。

直近決算ハイライト

2025年2月期(連結)は、売上収益が前年度比28.9%増の217億7139万円と大幅な成長を遂げました。これは、AI Research & Solution事業におけるソリューション案件の獲得拡大と、AI SaaS事業におけるプロダクト導入社数および年間経常収益の着実な積み上げによるものです。事業利益も同25.6%増の39億2217万円と増加しました。特に、AI Research & Solution事業は28.8%増収、AI SaaS事業も28.7%増収と、両事業ともに堅調な成長を示しています。親会社の所有者に帰属する当期利益は同28.8%増の26億8307万円となりました。これは、事業利益の増加に加え、関係会社株式売却益や残存持分の評価益を計上したことが寄与しています。資産合計は前連結会計年度末比で125億8326万円増加し543億6852万円となりました。増加の主な要因は、のれん、現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権の増加です。負債合計も101億9923万円増加し196億6875万円となりました。これは主に借入金(流動)の増加によるものです。

強みと競争優位性

PKSHA Technologyの競争優位性は、独自性の高いアルゴリズムモジュール開発力にあります。機械学習、深層学習、自然言語処理といったAI技術分野で、テキスト理解、対話、画像解析など多岐にわたるモジュールを自社開発しており、これらを組み合わせることで顧客の多様なニーズに対応できるソリューションを提供しています。特に、大規模言語モデルの進化を捉えつつ、独自の技術を組み合わせることで、競争優位性を維持しています。また、同社は「AI Research & Solution事業」と「AI SaaS事業」の二軸で事業を展開しており、研究開発で得られた知見をSaaSプロダクトに迅速に反映できるエコシステムを構築しています。これにより、顧客接点や社内業務といった領域で、業務効率化や能力拡張を実現するソフトウェアを提供し、高い顧客継続率を維持している点も強みと言えます。さらに、プロシェアリング事業の株式会社サーキュレーションを子会社化するなど、M&Aも活用し、事業基盤の拡充と新たな価値提供を目指す戦略も、将来的な成長に向けた競争優位性を高める要素となっています。

リスク要因

同社の事業運営におけるリスクとして、まず景気動向および業界動向の変動が挙げられます。企業のIT投資意欲は景気の影響を受けやすく、経済情勢の悪化は業績に影響を与える可能性があります。また、AI・アルゴリズム分野は技術革新のスピードが速いため、急速な技術革新や代替技術、汎用的な競合商品の出現により、サービスが競争力を失うリスクも存在します。優秀な機械学習・ソフトウェアエンジニアの確保と育成も重要な課題であり、計画通りに進まない場合は事業拡大に支障をきたす可能性があります。さらに、クラウドサービス提供の性質上、システム障害やインターネット通信網の切断によるサービス停止リスクも潜在しています。機密情報を取り扱うため、情報漏洩による信用失墜や損害賠償責任のリスクも考慮が必要です。法的規制・制度動向の変化も、事業展開を制約する要因となり得ます。特定の人物への依存リスクや、新規事業への投資に伴う利益率低下、新株予約権行使による株式価値の希薄化リスクも存在します。

投資テーマとの関連

PKSHA Technologyは、AI(人工知能)という最重要投資テーマに直接的に合致する企業です。同社は、機械学習、深層学習、自然言語処理といったAIの中核技術を駆使し、アルゴリズムモジュールの開発と社会実装を進めています。特に、近年注目を集める大規模言語モデル(LLM)の飛躍的な性能向上を経営環境の追い風と捉え、自社の独自技術と組み合わせることで、より高度なソリューションを提供しています。提供するAI SaaSプロダクトは、顧客接点の自動化・高度化や社内業務の効率化・自動化に貢献しており、これらの領域は「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という広範な投資テーマとも深く関連しています。また、労働人口減少という社会課題への対応としても、AIによる業務効率化・自動化は注目されており、同社の事業はこうした構造的なトレンドとも強く結びついています。将来的には、AI技術のさらなる進化や社会実装の広がりとともに、同社の事業機会も拡大していく可能性があります。

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