㈱ティムス (4891) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
創薬バイオテクノロジー医療機器
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
E
収益性
業種 54/81位
A
安定性
業種 2/85位
E
成長性
業種 64/83位
E
効率性
業種 60/84位
売上高
-
粗利率
-
営業利益率
-
純利益率
-
ROE
-26.2%
ROIC
-17.8%
自己資本比率
95.5%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
28億円
NC/時価総額
-
運転資本余剰*
27億円
運転資本余剰/時価総額*
-
フリーCF
-8億円
FCFマージン
-
キャッシュ化率
-
PBR
-
EV/EBITDA
-
PER
-
想定株価
-
想定時価総額
-

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 - - 26万円 -7億円 -7億円 -7億円 -7億円
2025年2月期 - - 371万円 -9億円 -9億円 -6億円 -7億円
2024年2月期 - - 695万円 -9億円 -9億円 -9億円 -10億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 29億円 29億円 9415万円 3583万円 27億円
2025年2月期 30億円 30億円 2億円 2360万円 28億円
2024年2月期 36億円 36億円 9769万円 1173万円 34億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 28億円 - - - - - 27億円
2025年2月期 29億円 - - - - - 27億円
2024年2月期 34億円 - - - - - 33億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 -8億円 -254万円 6億円 -8億円
2025年2月期 -5億円 -3084万円 92万円 -5億円
2024年2月期 -8億円 -336万円 7億円 -8億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 -16.1円 60.1円 - - 61.1円 - - - 45,485,767株 -
2025年2月期 -16.4円 69.2円 - - 72.5円 - - - 40,330,067株 -
2024年2月期 -26.0円 85.5円 - - 85.5円 - - - 40,304,367株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 -26.2% -25.0% -17.8% - - - - - 95.5% -
2025年2月期 -23.7% -21.8% -22.8% - - - - - 92.1% -
2024年2月期 -27.9% -27.0% -19.2% - - - - - 96.9% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 - -176.8% -208.4% - - - -
2025年2月期 - -196.2% -168.8% - - - 代表取締役社長 若林拓朗
2024年2月期 - -281.3% -211.5% - - - 代表取締役社長 若林拓朗

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標㈱ティムス業種中央値
ROE-26.2%2.4%
ROA-25.0%1.6%
営業利益率-8.2%
純利益率-6.8%
自己資本比率95.5%69.4%
売上成長率-4.9%
PER-16.6倍
PBR-1.15倍
EV/EBITDA-9.3倍
NC/時価総額-3.6%
運転資本余剰/時価総額--4.2%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
武田薬品工業株式会社 (4502) - 4.5兆円
大塚ホールディングス株式会社 (4578) 4.7兆円 2.5兆円
アステラス製薬株式会社 (4503) 4.6兆円 2.1兆円
第一三共株式会社 (4568) 5.1兆円 2.1兆円
中外製薬株式会社 (4519) 13.6兆円 1.3兆円
エーザイ株式会社 (4523) 1.4兆円 8254億円
小野薬品工業株式会社 (4528) 1.2兆円 5158億円
塩野義製薬株式会社 (4507) 3.0兆円 4997億円
医薬品の企業一覧(全85社)→

異常検知フラグ

2025年12月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2025年2月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2024年2月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2023年2月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)

AI分析(2025年12月期)

創薬バイオテクノロジー医療機器
TMS-007(急性期脳梗塞治療薬)CORXELとの提携sEH阻害剤(TMS-008)高血圧治療薬(JX09)脊髄損傷治療薬(TMS-010)

見通し: リードパイプラインTMS-007のグローバル第Ⅱ相/第Ⅲ相臨床試験「ORION」が進行中であり、日本パートの準備も進む。TMS-008、JX09、TMS-010も開発段階にあり、パイプライン拡充と事業開発活動を通じて収益化を目指す。

強み: 独自性の高い作用機序に基づく新規医薬品開発力。海外大手製薬会社との提携実績は日本のバイオベンチャーで希少。

懸念: リードパイプラインTMS-007の臨床試験結果や提携先CORXELの開発・事業戦略への依存度が高い。競合他社の開発先行リスクも存在する。

リスク: 医薬品開発の不確実性: 臨床試験の失敗、当局承認の遅延・却下、予期せぬ副作用発現による開発中止・事業中断リスク。提携依存リスク: 提携先の戦略変更や開発中止による収益機会の喪失リスク。知的財産リスク: 特許の有効期間や範囲、第三者による侵害リスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

当社は、アンメット・メディカル・ニーズに応える画期的な医薬品を開発・提供することを目的とした医薬品開発型バイオベンチャー企業です。革新的な作用機序に基づく新規化合物探索から、臨床試験、そして上市までを一貫して手掛けることを目指しています。現在の事業の中心は、可溶性エポキシドヒドロラーゼ(sEH)阻害による抗炎症作用に基づく医薬品開発ですが、将来的には複数の作用機序を持つ多様なパイプラインを構築していく戦略です。

事業モデルとしては、自社で創出した医薬品候補物質を初期段階から開発し、海外大手製薬会社との提携(導出)を通じて開発リスクを低減しつつ、契約一時金、マイルストーン収益、そして上市後のロイヤリティ収入を得ることを基本としています。これは、創薬ベンチャー企業にとって、限られたリソースで効率的に開発を進めるための重要な戦略です。特に、TMS-007(急性期脳梗塞治療薬)の開発においては、CORXEL社との提携により、日本国内での事業化権と、日本を除く全世界での開発・販売に対するマイルストーン一時金及びロイヤリティ受領権を確保しています。このような実績は、日本のバイオベンチャー企業の中でも稀有なものであり、今後の事業展開における強みとなります。

直近決算ハイライト

当事業年度(2025年3月1日~2025年12月31日)は、10ヶ月決算となります。この期間において、当社の経営成績は、主にパイプラインの開発進展と、社内外からのパイプライン拡充への取り組みに注力しました。リードパイプラインであるTMS-007(JX10)は、CORXEL社主導によるグローバル第II相/第III相臨床試験「ORION」が2025年5月に中国で最初の患者投与(FPI)を開始し、その後、被験者登録が順調に進んでいます。日本国内においても、治験計画届出書の提出や臨床研究データベースjRCTへの登録を行い、日本パートの着実な進捗を目指しています。

また、別の臨床開発段階にあるTMS-008については、第I相臨床試験を完了し、次相臨床試験(前期第II相臨床試験)のデザイン検討を進めました。この試験では、急性腎障害(AKI)の抑制効果を評価する予定です。JX09についても、CORXEL社との提携により日本国内での事業化権を獲得しており、オーストラリアで実施中の第I相臨床試験の進捗と連携し、日本国内での臨床試験開始に向けた準備を進めています。さらに、脊髄損傷を適応症とするTMS-010を北海道大学とのライセンス契約によりパイプラインに追加し、臨床試験開始に向けた非臨床試験やGMP製造レベルの製剤検討を進めました。これらのパイプライン開発の進展は、将来的な収益基盤の確立に向けた重要なステップとなります。

強みと競争優位性

当社の競争優位性は、新規作用機序に基づいた革新的な医薬品候補物質を創出し、それをグローバル大手製薬会社との提携につなげるという、医薬品開発における「創薬力」と「事業開発力」にあります。具体的には、オリジナルの作用機序に基づく新規化合物を単独で臨床試験に持ち上げ、海外大手製薬会社との提携実績を有している点は、日本のバイオベンチャー企業の中でも非常に限られた企業にしか見られない強みです。このノウハウと経験を活かし、独自の科学的ブレークスルーをグローバル医薬品産業へと橋渡しすることで、持続的な成長を目指しています。

また、リードパイプラインであるTMS-007(JX10)は、急性期脳梗塞治療において、従来のt-PA製剤が有する頭蓋内出血のリスクを低減しつつ、発症後4.5時間以上経過した患者にも投与可能な可能性を示唆する前期第II相臨床試験の結果を得ています。これは、血流再建と虚血再灌流障害抑制という二つのメカニズムを併せ持つというユニークな特性によるものであり、既存治療法に対する明確な優位性を示す可能性があります。さらに、TMS-008やJX09など、炎症性疾患や高血圧といった多様な疾患領域への展開も進めており、ポートフォリオの幅を広げている点も強みと言えます。

リスク要因

当社の事業は、医薬品開発という性質上、固有のリスクを複数内包しています。最も重要なリスクは、医薬品開発の不確実性です。新薬開発には多額の研究開発費と長い年月を要し、前臨床試験や臨床試験の成功が必ずしも当局の承認や上市に繋がる保証はありません。開発の中止や延期、予期せぬ副作用の発現、あるいは規制当局との合意形成の遅れなどが、業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。特に、リードパイプラインであるTMS-007は、脳梗塞治療薬市場において、すでに承認されているt-PAや、開発が進む複数の競合製品との競争に直面しています。競合他社が先行したり、より優れた薬剤が登場したりした場合、TMS-007の優位性が低下し、期待される収益が得られないリスクがあります。

また、当社は事業の成長を提携先に大きく依存しており、収益の変動と不確実性が存在します。提携先の開発進捗や戦略変更、あるいは契約不履行などが、マイルストーン収入やロイヤリティ収入の減額、あるいは喪失に繋がる可能性があります。さらに、経営陣や一部の専門人材への依存度が高く、これらの人材の流出や確保が困難になった場合、事業活動に支障が生じるリスクも考慮する必要があります。知的財産権に関するリスクも重要で、特許の取得・維持の失敗や、第三者による知的財産権侵害の可能性も、事業継続に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

当社は、医薬品開発、特にアンメット・メディカル・ニーズに応える革新的な治療薬の創出を目指しており、これは「ヘルスケア」「バイオテクノロジー」といった投資テーマと強く関連しています。特に、急性期脳梗塞治療薬であるTMS-007は、脳卒中という国民病に対する新たな治療選択肢を提供することを目指しており、高齢化社会の進展とともに需要が見込まれる分野です。また、TMS-008がターゲットとする急性腎障害(AKI)や、JX09がターゲットとする治療抵抗性高血圧といった疾患領域も、医療ニーズが高く、新たな治療法が求められている分野です。

さらに、当社の研究開発においては、新規作用機序の探索や、天然由来化合物からの知見を活かすといったアプローチを取っており、これは「創薬イノベーション」という側面からも注目される可能性があります。大手製薬会社が注目する標的分子に依存せず、独自性の高い作用機序に取り組む姿勢は、将来的なゲームチェンジャーとなる可能性を秘めています。AIやデジタル技術を活用した創薬プロセスにおいては、現時点では直接的な言及はありませんが、将来的にはこれらの先進技術を取り込むことで、開発効率の向上や新たな発見に繋がる可能性も考えられます。

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