アステラス製薬株式会社 (4503) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
創薬バイオテクノロジーがん治療再生医療ヘルスケアIT
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 7/81位
C
安定性
業種 62/85位
A
成長性
業種 2/83位
C
効率性
業種 11/84位
A
CF健全性
業種 5/74位
売上高
2.1兆円
粗利率
80.9%
営業利益率
17.9%
純利益率
13.6%
ROE
15.9%
ROIC
11.2%
自己資本比率
51.3%
D/Eレシオ
0.31
有利子負債
5660億円
ネットキャッシュ
-2843億円
NC/時価総額
-6.2%
運転資本余剰*
-9368億円
運転資本余剰/時価総額*
-20.5%
フリーCF
4935億円
FCFマージン
23.1%
キャッシュ化率
1.92倍
PBR
2.50倍
EV/EBITDA
-
PER
15.5倍
想定株価
2522.9円
想定時価総額
4.6兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2.1兆円 1.7兆円 - 3826億円 - 3766億円 2915億円
2025年3月期 1.9兆円 1.6兆円 - 410億円 - 312億円 507億円
2024年3月期 1.6兆円 1.3兆円 - 255億円 - 250億円 170億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 3.6兆円 1.4兆円 1.2兆円 5178億円 1.8兆円
2025年3月期 3.3兆円 1.2兆円 1.1兆円 7647億円 1.5兆円
2024年3月期 3.6兆円 1.2兆円 1.3兆円 6879億円 1.6兆円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 2816億円 3310億円 非該当 5660億円 非該当 4412億円 -9368億円
2025年3月期 1884億円 2973億円 非該当 8314億円 非該当 4152億円 -8732億円
2024年3月期 3357億円 2487億円 非該当 9200億円 非該当 4187億円 -9500億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 96億円 1383億円
2025年3月期 299億円 1062億円
2024年3月期 288億円 1087億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 5602億円 -667億円 -4048億円 4935億円
2025年3月期 1945億円 -894億円 -2614億円 1051億円
2024年3月期 1725億円 -8458億円 6141億円 -6733億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 162.8円 1021.0円 78.0円 47.9% -157.2円 15.5倍 2522.9円 4.6兆円 1,809,663,000株 471,800株
2025年3月期 28.4円 845.3円 74.0円 261.0% -355.4円 51.0倍 1445.8円 2.6兆円 1,809,663,000株 490,200株
2024年3月期 9.5円 890.1円 70.0円 736.1% -323.0円 172.9倍 1644.3円 3.0兆円 1,809,663,000株 587,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 15.9% 8.2% 11.2% 80.9% 17.9% - 13.6% 23.1% 51.3% 0.31
2025年3月期 3.4% 1.5% 1.2% 81.7% 2.1% - 2.6% 5.5% 45.3% 0.55
2024年3月期 1.1% 0.5% 0.7% 81.8% 1.6% - 1.1% -42.0% 44.7% 0.58

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 11.9% 832.4% 474.5% 12.1% 11.3% 42.2% -
2025年3月期 19.3% 60.8% 197.7% 13.8% 8.0% -35.9% 代表取締役社長 岡村直樹
2024年3月期 5.6% -80.8% -82.7% 8.7% 4.2% -42.8% 代表取締役社長 岡村直樹

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標アステラス製薬株式会社業種中央値
ROE15.9%2.4%
ROA8.2%1.4%
営業利益率17.9%8.0%
純利益率13.6%6.5%
自己資本比率51.3%69.7%
売上成長率11.9%4.7%
PER15.5倍16.9倍
PBR2.50倍1.12倍
EV/EBITDA-9.3倍
NC/時価総額-6.2%4.2%
運転資本余剰/時価総額-20.5%-3.9%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)エーザイ株式会社(4523)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
大塚ホールディングス株式会社 (4578) 4.7兆円 2.5兆円
第一三共株式会社 (4568) 5.1兆円 2.1兆円
塩野義製薬株式会社 (4507) 3.0兆円 4997億円
エーザイ株式会社 (4523) 1.4兆円 8254億円
協和キリン株式会社 (4151) 1.3兆円 4968億円
小野薬品工業株式会社 (4528) 1.2兆円 5158億円
住友ファーマ株式会社 (4506) 8229億円 4533億円
参天製薬株式会社 (4536) 5760億円 2916億円
医薬品の企業一覧(全85社)→

異常検知フラグ

2024年3月期: extreme_payout_ratio

AI分析(2026年3月期)

創薬バイオテクノロジーがん治療再生医療ヘルスケアIT
重点戦略製品(PADCEV, IZERVAY, VYLOY, VEOZAH, XOSPATA)パイプライン主導による成長経営計画2026米国薬価政策AI規制対応

見通し: 重点戦略製品の売上倍増とパイプライン強化により、2030年度売上1兆円超を目指す。2026年度からの新経営計画「経営計画2026」に基づき、高い収益成長によるキャッシュ創出と規律あるキャッシュアロケーションで企業価値向上を図る。

強み: 5つの重点戦略製品を中心に、がん、再生・細胞医療、神経疾患、希少疾患領域での強固なパイプラインとグローバルな販売網を持つ。

懸念: 米国の薬価政策変更、データナショナリズム、医薬品関税導入は収益に影響を与える可能性があり、AI規制への対応も課題。

リスク: 1. 米国の薬価政策変更(最恵国待遇薬価政策等)は、米国市場での収益減少や他国市場戦略への影響。2. データナショナリズムやプライバシー規制の分断化は、ビジネスプロセスやITシステムの修正、追加費用、イノベーション阻害のリスク。3. AI規制の進化への対応は、コンプライアンス体制強化と継続的な体制整備が必要。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、医薬品の研究開発、製造、販売を中核事業とする製薬企業です。米国、日本、欧州、中国などグローバルに事業を展開しており、単一の医薬品事業セグメントとして報告されています。研究開発においては、米国などに研究開発拠点を持ち、革新的な医薬品の創出を目指しています。製造機能はアイルランドや中国の拠点が担い、販売は各地域の連結子会社が担当しています。2026年3月期においては、売上収益は2兆1,392億円を記録し、前期比11.9%増と堅調な成長を示しました。これは、尿路上皮がん治療剤PADCEV、黄斑変性治療剤IZERVAY、胃がん治療剤VYLOY、血管運動神経症状治療剤VEOZAHといった重点戦略製品の売上伸長や、前立腺がん治療剤XTANDIの販売拡大が寄与した結果です。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比11.9%増の2兆1,392億円と大幅な増収を達成しました。特に、コア営業利益は同41.6%増の5,557億円、コア当期利益は同43.5%増の4,244億円と、利益面でも目覚ましい成長を遂げました。これは、重点戦略製品の売上拡大に加え、Sustainable Margin Transformation (SMT) によるコスト最適化が奏功したことが要因です。フルベースでの営業利益は、前期の410億円から832.4%増の3,826億円と、驚異的な回復を見せました。当期純利益も前期比474.5%増の2,915億円となり、堅調な収益基盤を確立しています。株主還元としては、1株配当は前期比5.4%増の78.00円となりました。

強みと競争優位性

当社の強みは、革新的な医薬品を創出する強力な研究開発能力と、グローバルに展開された販売網にあります。特に、5つの重点戦略製品(PADCEV、IZERVAY、VYLOY、VEOZAH、XOSPATA)を中心としたポートフォリオは、高い収益性と成長性を兼ね備えています。2026年度から2030年度を対象とする「経営計画2026」では、これらの重点製品の売上を2025年度比で2倍に拡大することを目指しており、パイプライン主導による成長加速を強力に推進しています。また、株主還元の強化と規律あるキャッシュアロケーションを両立させる経営方針も、投資家からの信頼を得る基盤となっています。コア営業利益率30%達成や、研究開発費控除前のコア営業利益累計4.3兆円超の創出といった目標は、その財務戦略の健全性を示唆しています。

リスク要因

製薬業界特有のリスクとして、研究開発の不確実性、副作用や安全性問題の発生、競合品との競争激化などが挙げられます。また、グローバルに事業を展開する中で、サイバーセキュリティの脅威、米国薬価政策の変化、データナショナリズムやプライバシー規制の分断化、医薬品関税の導入、自然災害や異常気象の影響、AI規制への対応といった、多岐にわたるリスクに直面しています。特に、米国での最恵国待遇薬価政策や、2026年4月からの医薬品関税導入は、収益に直接的な影響を与える可能性があります。これらのリスクに対し、当社はグローバル・リスク&レジリエンス委員会などを設置し、エンタープライズ・リスク管理プロセスを通じて、リスクの監視と低減活動に積極的に取り組んでいます。

投資テーマとの関連

当社の事業は、ヘルスケア分野におけるイノベーション、特にアンメットメディカルニーズに応える新薬開発という点で、長期的な成長テーマと強く関連しています。AIの活用は、製薬業界全体で研究開発の効率化や個別化医療の推進に貢献する可能性があり、当社もAI規制への対応を進めつつ、その活用を模索しています。また、医薬品の安定供給は社会インフラとしての側面も持ち合わせており、地政学リスクや気候変動リスクへの対応は、事業継続性の観点からも重要です。重点戦略製品の成長やパイプラインの拡充は、将来の収益成長を期待させる要素であり、ヘルスケアセクターへの投資を検討する上で、注目すべき企業と言えます。

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